アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

ところで米代表 対欧州チーム10連敗継続中

昨夜の対トルコ戦に逆転負けしたため米代表は対UEFA所属チームに10連敗継続となってます。引分を含めると12戦で未勝利でもあります。最後に欧州チームに勝ったのは2021年12月の対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦での1-0が最後。
そういわれて見れば昨年の親善試合でも欧州チームには負けまくりでした。米代表が修行で欧州遠征しても良いところがない試合が多かった記憶がある。でも2021年以来ですか。たかが親善試合ですから10連敗でも大した話じゃないと言えばそうですが、4年以上にわたってひとつも勝てないっていうのはいかがなものか。
日本はWembleyに行ってイングランドに勝ってるのに。

そして来週の米代表のノックアウトラウンド一回戦=32強戦での相手がその最後に勝った欧州の相手のボスニア・ヘルツェゴビナという巡り合わせになりました。一回戦は勝って貰わないとホーム大会としては失敗ってことになっちゃいます。


もし勝った場合の二回戦ですが、G組の1位が勝ち上がってくる可能性がある。それでレイトゲームだったのですが今夜のG組の試合を見てました。イラン x エジプトの試合を主に。イランの試合を観るのは今大会初ですが試合前の紹介のところでスタジアムからけっこうブーイングが飛ぶんですね。

大会前のG組の本命とみなされていたベルギーがニュージーランドに圧勝で逆転グループ首位になろうという展開。エジプトとイランは1-1で同点で推移。途中ニュージーランドが1点を返してその瞬間、エジプトは引分でも1位通過という場面もありましたが、すぐにベルギーが追加点を入れてまたベルギーが首位に。ほんの数分の間のこと。

米代表から見るとベルギーが首位だとまたベルギーと16強戦を戦うスケジュールになる。2014年のブラジル大会でもベルギーと米代表は16強戦で対戦、ベルギーが2−1で勝利してます。
同点でもイランは3位で通過になりそうなので韓国のファンがやきもきしてるんだろうなあと見ていたら、イランがロスタイムにセットプレーから決勝点。と思ったらVARで同点へ逆戻り。最後のイランの猛攻は1AM頃でしたが楽しかったです。

たぶんこれでイランはG組3位、勝点3得失点差0。韓国の上になることが確定してますが、明日の3組の結果次第でイランが脱落する可能性は残ってます。
イランはノックアウトラウンド進出の場合でもカナダでの試合になるようです。イランの試合はアメリカ側との安全保障の問題もあったので、次戦があるならカナダでの試合の方がアメリカにとってもイランにとってもカナダ開催は良いことでしょう。アメリカ政府のように当日会場入りしろなどの強硬なやり合いが避けられるだけでも良い。

小さくなるTimberwolves

ドラフトが終わって次はトレードとFAと忙しいNBA。Minnesota TimberwolvesがCharlotte HornetsからLaMelo Ballを獲得とか。WolvesのエースのAnthony Edwardsのバックコートのコンビにもう一人スター選手を持ってきてAntの負担軽減ということになるんですけど、問題はその代わりに出した資産。

直接出したのはF Naz Reidと2033年の1巡目指名権その他指名権スワップ多数。LaMeloってそこまでして欲しい選手でしょうか。悪い選手ではないでしょうし、若いファンに人気でもありますが、なにせ稼働率が悪い。終わったばかりの2025-26シーズンこそ72試合出場しましたが、その前の5年間でまともに稼働したのは1年だけ。あとは51試合が最多、30試合台20試合台とケガがち。6年間の平均出場が50試合。プレーオフの出場経験なし。
NBAはプレーオフでの強度の強い試合の連戦でのスタミナこそがその選手の真価と言えると思うんですが、LaMeloにそんなものはない、ように見えます。

Wolvesはその上PF Julius Randleを放出するという話もあります。RandleはKarl-Anthony TownsとのトレードでKnicksから来た選手。KnicksがTownsを活かしきってVictor Wembanyamaを制して優勝したいまとなってはKnicksが得したことになってます。Wolvesもなんらかトレードの成果を出したいところですがRandleを出すという話がある。さらにRandleと一緒にそのトレードで来たDonte DiVincenzoもLaMeloが来たとなると出場機会が激減する可能性があります。

DiVincenzoも残してガードを厚めにするのもけっこうですが、Wolvesがいる西カンファレンスではツートップのSan Antonio SpursとOklahoma City Thunderがフロントコートのさらなる強化に励んでいるところ。その西でWolvesがガードにお金かけて勝てるようになるもんなのか、Wolvesの見識が問われます。

Wolvesには高さだけなら守備型のセンターのRudy Gobertはいますが、Gobertはオフェンスでは威力にならないどころか負債と呼んで差し支えないレベル。今どき外がまったく打てないセンターならインサイドで圧倒的な存在感がないと。その上サラリーが高く始末に悪い。スタッツで言ったらGobertはPortland TrailblazersのDonovan Clingan並の選手なのにスター扱い。契約はあと2年(2年目は選手オプション)。
まあWolvesがGobertの契約を消化するために2年我慢すると決めてるのかもしれません。その頃にはThunderはサラリー面でBig 3以外は今のメンバーたちは維持できなくなって弱体化するはずで、少しはチャンスは回ってくるのかもしれません。Spursの方はそうはならないかもですが、2028-29シーズン以降に焦点を合わせてるという意味なんでしょうか。

そう言えばDallas Mavericksも今の時点ではドラフトでもフロントコートの高さに走っていない。FAでの動きも見ないと確定的には言い難いですが、MavericksもWolvesも来年再来年ぐらいはThunderとSpursのトップ争いに本気で対抗できる時期ではなく、チーム構成を整える時期だということなのか。でも諦めてますとはAnthony Edwardsに面と向かって言えないのでLaMelo加入でお茶を濁したって感じかなと。

米代表 史上初のグループ全勝に臨むも

FIFA W杯D組グループ最終戦。先発を9人変えて臨んだ米代表。第1戦から3試合連続で先発するのはWeston McKennieだけかな。

第2戦を終了した時点でD組の1位通過が決定していたし、今日の第3戦が始まる前に(日本のF組の結果で)ノックアウトラウンド一回戦の相手もB組3位のボスニア・ヘルツェゴビナに確定。昨日のA/B/C組が終わった時点で既に32強の相手はB組の3位=ボスニア・ヘルツェゴビナかI組の3位しか可能性がありませんでした。正直I組の3位(たぶんセネガル)よりボスニア・ヘルツェゴビナの方が与し易いでしょう。

今大会の米代表が成功だったかどうかの評価の分水嶺になる二回戦はアップセットがなければG組の1位=スペインが見込まれます。そこがアメリカサッカーの将来を変える戦いになることになります。今回のスペイン、あんまり迫力がないんですけど、個人のスキルの差はいかんともし難く厳しい戦いになるのでしょう。
勘違いしまくりでした、今G組ってエジプトが1位なんですね。スペインはH組でした。G組はベルギーが勝つはずの組なのが今3位。エジプト相手でアメリカサッカーの命運の分水嶺ではちと感激が薄いですがどうなるか。


で控え組で始まった試合。開始2分で先制点を奪った。これで3試合連続で序盤での先制。そこまでは良かったんですが、その後はトルコのプレスが激しくなりミッドフィールドでボールを失う場面が増えました。10分には同点ゴールも献上。それよりも痛かったのは中心選手の一人であるSebastian Berhalterが早々にイエローカードを貰ってしまう。Berhalterは先発はしなくともほぼ毎試合出場するし、コーナーキックも蹴る選手。

この試合、グループ首位が確定しているからという理由で第2戦まででイエローカード持ちの選手4名は使わないことは早くから決めていたわけです。どんな偶然でイエローカードを貰ってノックアウトラウンド一回戦に出場停止処分になるかわからないから。
その理屈で言うならBerhalterが試合の序盤でイエローを貰っちゃったのなら早めに下げるべきなのでは。Berhalterは他の次の試合に出場の可能性の低い選手とは意味が違うからです。

ノーゴールで2連敗で敗退の決まってるトルコが意地を見せて逆転2−1。その後もBerhalterが足を削られたり、やーこれはBerhalterは早く下げた方が良いよという展開の前半でした。

後半は出だしから両軍とも気合入れ直して走り回る。Berhalterが決めて2-2となってからの58分頃に最初のサブで入ったリハビリ出場のChristian Pulisicが決定機を何度か作る。やっぱりPulisicがいないと米代表は威力が全然違うかということに。
いいからBerhalterを交代させてやってくれよというのが気になる。こんな勝っても負けても良いような試合でBerhalterやらMcKennieを90分走りまくらせるつもりか。85分にMcKennieはやっと下げましたがBerhalterは完走。トルコが意地になっているので終盤になっても2-2で激しい攻め合いが続いて、試合としてはおもしろくないわけじゃないんですが、こんなことで消耗して良いのかよという気持ちもある。

入れるサブもDestとか攻撃型の主力選手で、米代表、そんなに3連勝したいんか。アメリカサッカーの振興という意味では史上初のグループ全勝突破というのは宣伝にはなるかもですが、90分の段階になっても?という感想。おまけにその時間帯に米代表側でAuston Trustyが腿を押さえて倒れる。Alejandro Zendejasが金玉直撃弾を至近距離で食う。この2人はこんな試合じゃなければ出場しない選手だからまあ良いようなものの、最後まで熱戦やってるとなにが起こるかわかんないからトルコの意地に付き合うのやめてドン引きでも良いからもう流した方が良い、と見ていて心配になる終盤。

その挙句に最後の最後にトルコの決勝ゴールが突き刺さり、トルコ 3-2 米代表。ホームW杯で全勝で通過という目論見は霧散。試合後の円陣での顔が暗い。よほど勝つぞ、歴史に刻む初の3戦全勝でのグループ通過だと事前に気合いれていたのでしょうが、そうならず。

ThunderとSpursの長身選手ドラフト合戦

NBAドラフトが終了。Oklahoma City ThunderがAday Mara=全米制覇校Michiganの7フィート3のセンターを指名。Victor Wembanyama(7フィート4)を意識しまくり。西カンファレンス優勝シリーズでChet Holmgren(7フィート1)が1対1でWembanyama相手に惨敗したのがよほどこたえたのでしょう。高さよりも運動能力でWembanyamaとChetの差が大きいのが露呈。Thunderは昨オフに(契約上は必要がなかったのに)既にChetと長期契約をしてしまっており、ここからChetを改造してWembanyamaに対抗できる、少なくとも抵抗できる選手になってもらわないと困る。しかし見通しがあるとは言い難い。こんなことになるならChetの契約を今オフまでひっぱっておけば方向展開も可能だったのに優勝してうかれて大盤振る舞いしたツケになりかねない状況です。
とにかくそれでカレッジで無双状態だった長身センターを手当した。全体12番目の指名です。

一方WembanyamaはThunderのもう一人のフロントコートIsaiah Hartensteinには苦戦。体重のあるHartensteinとの押し合いに相当に体力を削られた様子が伺えました。
またFinalsではKarl-Anthony Townsに苦戦し、さらに控えのMitchell Robinsonもあしらいかねてペイントエリアに入れなかった。Wembanyamaの課題はこれで明らかになった。新人で入ってきたころに比べればずいぶんと肩周りなど鍛え上げているのは目に見えるのですがまだ足りない。しかしあまりのバルクアップでスピードが落ちるのも怖いし、どういう強化を目指すのかも興味のあるところです。

それとともにWembanyamaが休憩中の代わりのアップグレード目標かSpursはJayden Quaintance(6フィート10)を全体20番目で指名。さらに同じ1巡目でTarris Reed(6フィート11)も指名。C/PFをダブル指名した形になってる。この2人選手は横もサイズがあるのでWembanyamaと併用時に相手の体重のあるディフェンダーを任せる、いわばWembanyamaのボディガード的に使われる可能性があります。
今季のCのバックアップのLuke Kornetは背はありましたがジャンプ力もなく手も不器用でリバウンドを引き摺り下ろせていませんでした。Spursは1番から3番までは若く攻守で今季以上に育っていくことが期待できる選手を抱えているのでドラフトでWembanyamaのバックアップないしボディガードに全振りしたのは正しいのでしょう。

これでThunder x Spursのライバル関係はさらに(物理的に)高みにいって7フィート前後を両軍が揃えて意識しまくり。レギュラーシーズンでの双方の新しいフロントコートの戦力がどれほど有効かが見られるのが楽しみです。早ければすぐに開催されるSummer Leagueでも新人メンバーたちの戦いぶりが見られる。楽しみですね。

ところでMichigan HCからDallas MavericksのHCに栄転したDusty Mayですが、Michiganの全米制覇メンバーのPF Morez Johnson Jr.を全体9番目で指名。その時点では同じくMichiganの優勝メンバーの長身C Aday Maraは残っていたのにJohnsonの方を選んだ。西カンファレンスに所属するMavericksはThunderとSpursに拮抗できるようにならないと西の上位にいけないんですけど、現時点ではMara指名で西の長身選手の取り合いに参戦する場面ではないという判断でしょうか。
どちらの選手も身近に指導してきたMayがJohnsonの方が良いと言うのならきっとそうなのでしょう。

ただポジションでMavericksのフランチャイズ選手のCooper Flaggとかぶるような気もしますが、よくわかりません。Thunderは来季まではほぼ2025年の優勝時の主力が全部残る。Thunderのサラリーキャップでの衰退は2027-28シーズンからの見込みで、Mavericksはその辺りに代わってという感じで焦点を合わせてチーム作りをしていけば良いのでしょうから、いま慌ててThunderとSpursの覇権争いと長身選手の取り合いに割って入る必要もない。なんならその頃にFAになるHartensteinを獲得なんてのもあるかもしれません。

Giannis、Heatへ移籍して強力フロントコート形成へ

ドラフト前に大きな動きが来ました。Milwaukee Bucksが元MVPで優勝をBucksにもたらしてくれた功労者でもあるGiannis Antetokounmpoと遂に袂を分かつことになったようです。Giannisに加えてMilwaukeeの地元ファンに人気の高かったこれも優勝時のメンバーのF Bobby PortisをMiami Heatへ送ることに。

対価は明日のドラフト分を含めてHeatのドラフト1巡目を3枚と、Tyler Herro他4名の選手、さらに2巡目指名権・スワップなどの大型ディールとなってます。現時点での報道ではHeatとBucksの2チームによるトレードですが、契約事情でこれが正式に行われるのは7月6日だそうです。動くパーツが多く、日数もあるのでそれまでの間に他のチームが加わって多チームによる複雑なトレードに発展する可能性もあります。

もし他のチームが加わらずこのままでチームを編成するならばHeatは昨季83得点試合をやってのけてオフェンスに開眼したかもしれないBam Adebayoを維持したままでGiannisとPortisという優勝経験のあるベテランフロントコートが加わることになる。東カンファレンスで高さとフロントコートの得点力ではトップの戦力になりうる。
さらにその先を見据えてVictor Wembanyamaが先日終わったばかりのプレーオフのCFとFinalsで圧力の強い体重のあるセンターに苦戦したのも見て押し負けないフロントコートの手当をしたというようにも見えます。

Tyler Herroはプロデビュー年のプレーオフで大活躍をしながらプロ2年目からトレードで出されると毎年候補に名前が上がって気の毒でしたが、やっと本当に出ていくことになったようです。行先は中西部Milwaukee。GiannisとPortisが去って、その前にKhris Middletonも出てっちゃってますからほんの数年でほとんどの優勝メンバーが去って完全に代替わりへと舵を切ったことに。

Heatからもらう1巡目指名権は明日=2026年以外に2031年と2033年分とか。いずれもプロテクトなし。2031年って丸5年先の話ですよね。ここ毎年NBAは優勝チームがいれかわり過去8年?9年?の間に2度の優勝したチームはない、毎年のようにシーズンの主役チームが変わっていく中、5年後の指名権と7年後の指名権をプロテクトなしで貰ってもその頃にHeatが強いのか弱いのかなんて予想がつかないですよね。よしんば良い指名順に化けたとしてもBucksの戦力になるのは2030年代。その時期までBucksはタンクでもするつもりか。

NBA大本営がタンク防止策を強く打ち出しているので人為的にタンクはしづらい方向にどんどん変わって行く。タンクしそこないでWachington Wizardsみたいなチームになってしまうかもしれません。いまのイメージはGannisと優勝したコンテンダーだった数年のイメージが残ってますが、あれが始まる前はBucksもWizardsも似たような誰も日々の勝敗も順位も誰がいるのかも知らない地味なチームだった。Bucksはそこへ戻ってしまう恐れはないのか。

Mavericksの新HCに全米制覇校HCが就任

NBA Dallas MavericksがJason Kiddを解任して空席となっていたHCに、カレッジで全米制覇に成功したばかりのDusty Mayを採用してます。カレッジで全米制覇でそのまますぐにNBAのHC職に栄転というのはあまり例は多くないはず。

近年だとBilly DonovanはFlorida Gatorsで2連覇を含む3度の全米制覇をして、その後Oklahoma City ThunderのHCになってますが、優勝即ではない。Billy Donovanの場合はGatorsが2連覇を達成して本当に当日だったか翌日だったかにOrlando MagicのHCに転任するというニュースが出て、事後の話を総合すると事実だったらしいのですがDonovanが翻意してGatorsに留任したというちょっと変な事情がありました。
Donovanはプロ転任後にかなり苦戦しました。初年度は良かったのが、その後は戦術面で引き出しが足りず、あーやっぱりカレッジで優勝してもプロの複雑なシステムでフルシーズン戦うのは難しいんだなと思って見てました。引くに引けずDonovanはプロで修行を積んで今もChicago Bullsでも負け続けてますがなかなか首になりません。

Dusty MayはMichiganを率いたのは2年だけ。その前はFlorida Atlantic Owlsを6年指揮。HCとして実績はそれだけ。Michiganに栄転できたのはマイナー校であるFAUをFinal Fourまで連れて行った2022–23年シーズン(35勝4敗)が大きかった。それでNIL時代となりカネで選手を大型予算校が買える時代となって復活を目指したMichiganがその指揮に当たらせるべくスカウトしてきたのがDusty Mayだったという流れです。

そのMayをDallas Mavericksが次世代のNBAのスーパースター候補生であるCooper Flaggの育成とFlaggを中心にして優勝を目指せるチーム作りを早急に任せようというわけです。Mayは3シーズン前は群小ミッドメジャーFAUのHCだったのが3シーズン後にはNBAのHC職。サラリーも移動のたびに爆上がりでしょう。
Mavericksから見るとFAUという目立たない学校をFirst Fourへ変身させ、Michiganを2年で全米制覇校に変えたそのスピード感も魅力だったかもしれません。

Michiganでの優勝はNILのカネに物を言わせて多くの転校生をトランスファーポータルからかき集めたという事情もありますが、カネに物を言わすのと、どのタイプの選手を組み合わせると強くなるかの眼力はもうひとつ別ものです。いくらカネがあっても昨季のMichiganのように集めた選手が効果的なユニットになるかはわからない。でもMichiganはそれができた。過去の実績から言ってMichiganのADにその手の才能があったとは思えず、1オフシーズンでのトランスファーポータルでの選手獲りで急に強くなったのですから、選手の特性の見極めの眼力はMayにあったと見て良い。その能力に期待をかけてFlaggを中心のチーム作りに腕を振るってもらおうということなのでしょう。

MavericksにはベテランのKlay ThompsonやKyrie Irvingもいます。プロ転任の初年度から彼らをいきなり切りにいくかどうかはわかりませんが、Mavericksが夢見るのはFlagg中心の未来なのは確実。May自身もそれが目標でしょう。
NBAの西カンファレンスは若くて既にピークに届いたOklahoma City Thunder、一歩及ばずもポテンシャルの高さは示したSan Antonio Spursという向こう数年強そうなチームがいる。そこにMavericksが割って入る未来を築けるか。カレッジとは勝手の違うNBAバスケでカレッジコーチの手腕が通用するのか、注目です。
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