アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

ゴールラインでOPI2連発でしのいでSteelers今季の勝ち越し確定

Pittsburgh Steelers@Detroit Lions。ともに7勝7敗で試合に入った試合。終盤にもつれて大いに楽しめる試合となりました。Steelersが12点差リード、第4Q両軍の点の取り合いで白熱。Steelers側の最後のドライブでのFGがアップライトに当たって失敗。5点差でLionsボールに。

両軍のせめぎあいでそのドライブの中だけでもドラマが数々展開。Steelers側にパス妨害やらトリッピングやらがでてLionsのドライブを助けてしまいSteelers陣内へ。

しかしLionsの1st & Goalになって、時間もあるし押し込んで大逆転かというところから、オフェンス側のパス妨害(OPI)でLionsが10ヤード罰退。さらにfalse startで5ヤード罰退。
そこから気を取り直しもう一度ゴール前へ迫りましたが、最後の時間切れ間際の4thダウンのパスプレーが再びOPIをとられて、長い長い審判団の協議の後に「プレーの結果はTD。ただしOPI on Lions。規定上リプレーはなく試合終了」と判定でSteelersが首の皮がつながっての逃げ切り、29-24。
最後の部分のTDはレシーバーはエンドゾーン直前でパスを受けたのですが、前進できず、ゴールラインから遠ざかる方向へ倒されるところで、必死でラテラルパスを出し、それを受け取ったQB Jared Goffがエンドゾーンに飛び込んでTD。周りのSteelers守備もプレーは終わったかのような挙動で、木曜日のRams@Seahawks戦での誰も気づかず2ポイントコンバージョン成功ってのを連想さしました。そのバックパスの前にレシーバーの前進フォワードプログレスが止まったとして笛が鳴ったかにも聞こえたのですが、OPIの事実があるのでどこで笛が鳴ったかの部分は審判団は深堀りせず、LionsのTDは成立しかし反則で無効=試合終了であると結論づけたということでしょう。
この場面の審判団の仕事ぶりは筋が通っていて大変良かったと思います。

結果的には最後のLionsのドライブは両軍の反則多発も含めてドラマチックで楽しめましたが、OPIをゴールラインで2つ立て続けにとられたLionsは、目をつけられていた感じでもありますね。昨今は確かに過去よりもOPIがコールされる場面は多いですよね。

Steelersは19シーズン連続の勝率5割以上を確保。SteelersファンでTomlinの首をとりたい方々は応援してるのか、負け越してクビになって欲しかったのかどうなんでしょうね。

James Madison、最後に賭けに勝つ

CFP一回戦の最後の試合No. 24 James Madison@No. 5 Oregonが予想通りの大勝となっています。但し前半を34−6でOregonがリードした以降はJames Madisonが徐々に得点を重ね、試合終了間際の最後のドライブでTD+2ポイントコンバージョンで、最終スコアはOregon 51-34 James Madison。34失点は今季のOregonの最多失点であり、かつスポーツ賭博で概ね21.5点差のハンデの設定だったので17点差での敗戦なのでJames Madisonの方に賭けた方々が勝利ということになってるはずです。
FBS最弱カンファレンス(今季に限ってはPac-12が最弱だったかもですが)のSun Beltの王者として登場。見るからに選手のサイズが小さい中、最後まで闘いきってリスペクトを得た試合になったと私は評価したいです。

OregonのQB Dante MooreはきたるNFLドラフト全体1位も可能という意見もあるトップ5プロスペクト。それを止められなかったのは仕方ないとしてそれで身体も心も潰されずに最後まで戦った姿勢も好ましいです。
これで今後CFP12校制にまた細かいルール変更はあるでしょうが、いわゆるマイナーカンファレンスの中の序列がJames Madisonの健闘で緩んでプレーオフ枠への争いが来季はより激しくなるんではないでしょうか。特にJames Madisonは下位ディビジョンの名門からFBSに昇格して間もなく、トランスファーポータルから利益を得られるわけでもなく恥ずかしくないスコアでシーズンを終われる。カレッジフットボールの異なるアングルの楽しみのうちでしょう。


これで8強戦はSECとBig Tenから3校ずつ、ACCとBig XIIから1校。2強カンファレンスとミッドメジャー2カンファレンスへの配分はほぼ完璧となったか。
Big Tenの3校はばらけているので可能性としては4強に3校が進める可能性もあります。1校も進めない可能性もあります。
SECの方はOle MissとGeorgiaが対戦するので準決勝に進めるのは最大2校、最少でも1校となります。

12校制の初年度だった昨季は一回戦を勝って二回戦=準々決勝に進んだ4校が全勝=一回戦を回避したシード組が全敗したのでした。今年の年末年始の準々決勝はどんな結果になりますか。ここからは実力校同士ばかりでどこが勝ち進むか想像しがたいです。

幻のSEC最強校 惨敗

私は過去たぶん1000試合を超えるカレッジフットボールの試合を見てきていると思いますが、これほどボロボロの両軍ともまともに進めない、キックもまともに飛ばない試合を初めて見たと思います。
試合開始前にホームのNo. 7 Texas A&Mがフィールドに走って入場してくるときにその外に設置されていた特殊効果火炎噴射がものすごく横に火が流れていて近くに立ってるチアリーダーたちは危険じゃないのかなと思えるほどで、強風はわかったし、試合にも影響しそうだなというのはわかっていたんですけど、その心の準備をさらに下回るレベルで試合はグダグダ。前半終了時で0-0。第3Q終了時点でNo. 10 Miami-FLが3−0でリード。
この試合の勝者はNo. 2 Ohio Stateと大晦日にCotton Bowlで対戦するのでOhio Stateの選手たちも見ていて、あまりの試合のひどさに呆れて飽きて寝ちゃったんじゃないかと想像したりもしました。

ESPNの表現を借りると最もグダグダで最も風の影響が強く、第3Q時点でFGを外した数(4本)の方が総得点より多い試合だった。その通りでした。これ、プレーオフの試合だから私も最後まで見ましたけどそうでなければあまりのひどさにチャンネルを変えたくなったでしょう。

最終的には第4QにMiami-FLのランオフェンスが中央突破に成功しだして、それで最後は新1年生のカレッジフットボール界の来季のスーパースター候補の
Malachi ToneyのスピードがついにTDを産んで、10-3でMiami-FLが勝ち進み。前夜のAlabamaに続いてアウェイチームが勝ち進んでます。12校制が始まった昨年は一回戦は全部ホームチームが勝ったのですが、今季はアウェイチームの2連勝となりました。
Miami-FLはオフェンスのコールが奇をてらったコールが多すぎ。正当なランで勝負に最初からいくべきだったのに。試合の最終局面でその原点回帰でなんか堂々勝ったかのようなTDドライブでした。

Texas A&Mは最強カンファレンスのSECで最終週まで全勝だった。最終週に州内ライバルのTexasに敗戦しただけの11勝1敗でプレーオフに乗り込んできたんですが、実態はTexasに敗戦する前から怪しかったのです。11月15日、当時3勝6敗だったSouth Carolinaに前半30-3でリードされ大苦戦。なんとか立て直して31-30と逆転勝ちして全勝を守りました。正直South Carolina@Texas A&Mの試合は注目の試合ではなかったのでその試合ぶりを実際に見た人は少なかったはずで、ランクでも当時のNo. 3ランクから落とされることもなく、大苦戦もなかったことのようになってました。

しかしながらその翌週はSEC恒例の弱小校をボコボコにして最上級生を送り出す試合で圧勝したのはいいとして、その翌週の当時No. 16だったTexasに27-17で敗戦。SEC優勝戦出場を逃しました。そして今日のぼろぼろの試合。ここ1ヶ月ろくな試合をしていないのです。

最強SECで全勝だからと安易にNo. 3まで上り詰めていたんでしょうが、あとからTexas A&Mのスケジュールを眺めると、AlabamaともGeorgiaともOle MissともOklahomaとも対戦していない。この4校とA&Mの計5校がSECからプレーオフに進んでるんですけど、もののみごとに上位4校全部を避けたスケジュールで、SEC内でここまで強度の低いスケジュールは引けないぐらい。SEC全勝という思い込みだけでA&Mは強いと皆騙されていたかのような最後の一ヶ月。South Carolinaにはなんとか勝ってその幻想を継続したし、Texasに敗戦したことでSEC優勝戦に進まず、GeorgiaなりAlabamaなりとの勝負もなく、そこでも幻想が崩れないままでプレーオフに入った。
でも結局はほとんど前に進めないままでの第4QにFGを入れるのが精一杯という、あとから見たらいやファン・関係者・CFP選抜委員会、全員幻の「SEC最強チーム」を評価していたってことになりそうです。

勝ったMiami-FLもそうとうに酷い試合でしたが、それをさらに下回ったTexas A&Mの敗戦という試合だったと思います。

0−17からAlabamaが12校制時代初のアウェイ勝利

両軍のキッカーとパンターがぼろぼろの試合だったため、カレッジっぽいというか拙い感じの試合になってしまいました。昨年から始まったカレッジフットボールのプレーオフ12校制。昨季は一回戦は4試合ともホームチーム=上位シードが圧勝したので、今日のNo. 9 Alabamaの@No. 8 Oklahomaでの勝利が現行制度で初のアウェイチームの勝利となってます。

勝利後Alabamaの選手・監督は薔薇の花を受け取ってました。次戦は全勝No. 1 Indianaと@Rose Bowlで。

序盤はOklahomaが一方的で17-0とリード。このまままたホームチームの圧勝劇かとも危ぶまれたところからAlabamaが息を吹き返す。Oklahomaエンドゾーン前まで迫りながら4thダウン&2ヤード。ここでFGなんか蹴っていたらどんどん離されるかもという危機感のある時間帯だったのもあったので勝負に行って、結果はそれがTD。まだ早い時間帯でしたがこのプレーが試合の流れを変えるキープレーになったかと思います。

最終スコアは34-24,このAlabamaの最初のTD部分からだと34-7でAlabamaが圧倒したことになります。

冒頭にも書きましたがパンターがまともに蹴れていないとか、最後のOklahomaの追い上げの場面で10点差を7点差に縮めようというFGが2本も外れるなど、締まらない感じの残る試合。AlabamaのパンターはあんなだとIndiana相手に大きなボロを出して大敗して転校を余儀なくされるんじゃないかといまから心配してしまいます。

SeahawksがNFC首位を2ポイントコンバージョンでもぎ取る

Thusday Night Football、NFC西地区のトップかつNFCのトップとして11勝3敗で並んでいた2チーム、Los Angeles Rams@Seattle Seahawksの首位攻防戦。延長戦にもつれこみ、Ramsが先攻でTDを決めましたが、後攻のSeahawksがTD→2ポイントコンバージョンで激戦にケリをつけてます。最終スコアSeahawks 38-37 Rams。これは大きいです。Seahawksが12勝3敗でRamsに1ゲーム差をつけて一回戦回避のNFC全体首位に。

これは2ポイントに行くのは絶対に正しい判断だった。もしPATを蹴って同点になると3分ほど残りでRamsのポゼションに戻る。FGで良い。その上もしそのFGを防いで引分となっても、SeahawksはRamsとの一度目の対戦で負けているので2チーム間の戦績はRamsの1勝1分。Ramsの首位は変わらない。
今日を過ぎると2試合しかなく、Ramsの残り試合は5勝9敗Atlanta Falconsと3勝11敗Arizona Cardinalsが相手で、いずれも既にプレーオフ進出の可能性のない相手。Ramsが負ける可能性は低いと見積もれる。Seahawksの方は7勝7敗@Carolina Panthersと10勝4敗@San Francisco 49ers、どちらもプレーオフの望みあり、それどころか49ersはレギュラーシーズン最終戦でSeahawksと1ゲーム差で激突。一度目の対戦は49ersが勝ってるので最後に49ersが逆転一回戦回避というドラマな展開もある。つまりはSeahawksは今日、今、今まさにこの2ポイントコンバージョンの1プレーで勝つしかNFC西の首位通過の望みがほぼないってことなんですね。

ここは2ポイントプレー一発で勝つ以外はRams有利な条件ばかり。勝ってもまだ49ersもべったりくっついてくる。そういう事情ですから延長戦でRamsが先制TDを決めた時点でSeahawksは2ポイントで行くところまで決まっていたはず(ちゃんとモノを考える役目の人がいるなら。いるべき)。

そしてそれをやってのけちゃうのが素晴らしい。Sam Darnoldで、ですよ。NFLから消えていても不思議じゃなかったあのDarnoldで。見る側の思い込みもあるんでしょうが顔つきが以前と違うと思います。

NBA Cup決勝 Knicks快勝

Emirates NBA Cupの決勝。Amazonプライム・ビデオでの放送です。日本でも見られるんですかね。New York Knicks x San Antonio Spursのカード、終盤にKnicksがオフェンスの火力が弱まったSpursを突き放して快勝。遠いLas Vegasでの平日の開催で動員はどんなもんかと思いましたが公式発表は18,609人。まずまずではないでしょうか。
Knicksは昨季のプレーオフでもそうでしたが勝つときの勝ち方がなんとも力強くて良いです。試合途中脛を痛めたとかでKarl-Anthony Townsが引っ込んでしまって危ぶまれましたが、その後再出場したので大丈夫そう。

今日の試合もまずまずだったんですが、準決勝でSpursがOklahoma City Thunderに競り勝ったのも良かった。Thunderは準決勝の前の段階で24勝1敗勝率.960の好成績。あまりの好成績ハイペースでエースのShai Gilgeous-Alexanderは記者の質問に答えて「シーズン記録はもちろん塗り替えたい」と公言してます。
NBA記録は2015−16シーズンにGolden State Warriorsが記録した73勝9敗、勝率.890。あれだけ勝ちまくったあのシーズンでも勝率は9割には届いてないんですね。
ファンはご存知の通りあの全盛期の王朝Warriorsはその最多勝のシーズンは優勝を逃してます。もちろんSGAもそれは知っての上で発言しているでしょう。

そのThunderがSpursと激戦で敗戦、24勝2敗となってもまだ勝率は.923、ペースはWarriorsのNBA記録を上回ってます。敗戦後にSGAは「すぐに再戦するからそのときにカタをつける」と気合の入ったコメントを残してます。
Spursの方は長身ガードを揃えてきてチーム編成も良い具合になってきてるし、エースのVictor Wembanyamaも首や肩のあたりのラインもデビュー当時と比較すると逞しくなってきていていよいよNBAの顔に上がってこようとするところでしょうか。

ThunderとSpursは恒例のクリスマス決戦で対戦予定の他、その2日前12月23日にも対戦する2連戦の予定。NBAがどういうつもりでこのカードを2連戦で組んだのかはわかりませんが、楽しみ。予定外だったそのNBA Cupの準決勝を含めるとほぼ3連戦で擬似プレーオフみたいなもんです。

いま好調なのはThunderとSpursに加えて、Houston Rocketsが良い感じでテキサス・オクラホマのトライアングルゾーンがNBA最強を争う気配です。チームとしてはまだ出遅れてますがDallas Mavericksではドラ1 Cooper Flaggが42得点をつい最近叩き出したばかり。Flaggは昨年Dukeに入学する前に高校を飛び級しているので、昨季カレッジでトッププレーヤーでしたが本来ならこれが高校生だった。で今は42点をNBAで叩き出して、本来ならカレッジの1年生のはずの18歳。来週やっと19歳になります。18歳でのNBA最多得点記録はLeBron Jamesの37得点だったのを更新したことに。最年少での40点超えでもあります。

NBAのMVPって最後にアメリカ人選手が獲ったのはJames Hardenです。HardenのMVPっていったいいつの話だというぐらい外国人選手に獲られ続けているんですけど、今年はともかく次のアメリカ人MVPはやはりCooper Flaggでしょうか。昨季のSGAは喋りその他ではアメリカ人との差異はわかりにくいでしょうがカナダ人なので外国人ですね。
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