アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

No. 1 Oregon遠征で苦戦しながら全勝キープ

今季のカレッジフットボールのテーマの一つとして図らずも浮上したのが西海岸に急拡張したBig Tenの東西への遠距離移動がビジター校の負担になっているらしいこと。全勝No. 1 OregonがBig Tenの旧西地区の雄であった@Wisconsinでの試合。

今季のOregonのスケジュールでは遠く東に遠征するのは今日の@Wisconsinと既に勝利を収めている@Purdueと@Michigan戦。シーズン前にはMichiganがこんなに弱いとはわからなかったので特に軽いスケジュールとは見えなかったのですが結果的にはOregonが対戦したorする時点でのランク校はホームでの当時No. 2 Ohio State戦と当時No. 20 Illinois戦。事後的にはプレーオフ進出が期待される現No. 13のBoise Stateとも対戦してますがそれもホームでの試合。アウェイで今季一番難しい相手が今日のWisconsinということになりそうです。

最後まで3点リードのOregon側がフェイク4thダウンプレーで試合を決めに来て失敗、1分半以上残してWisconsinボール。16-13のFG差、Wisconsin側はまだタイムアウトも残していたのでまたもつれそう、というところだったのですがWisconsinのパスがDラインの手に当たったのがINTとなってやっと決着。

今季のOregonの勲章勝利はもちろんOhio State戦ですがあれもギリギリ。Boise Stateの試合もBoise Stateにリードされて苦戦の末の3点差逆転勝ち。きっちり勝ち切ることこそが強さであるのはその通りだし、積極的なプレーコールが奏功してここまでなんとか勝ち続けてますが、プレーオフの一発勝負を一回戦を回避しても3試合勝ち続ける必要のある今季の新形式。強いのかなあという気持ちも抑えきれません。

ひょっとして今季に関してはBig Tenが全体があんまり強くないからではないのかというのも思います。二大カンファレンスのもう一方のSECは成績がカンファレンス中頃のSouth Carolinaやさらにその下のFlorida Gators辺りも勝敗の成績はともかくかなりしぶといように見える。Big Tenの中堅校よりはよほど強いのではないのかという風に見えてしまいます。


他のプレーオフ関連では前週分でプレーオフ圏外に下がったNo. 12 GeorgiaがNo. 7 Tennesseeを最後は力強く下して圏内に復帰。Georgiaはこの試合がカンファレンスの最終戦。最終戦の州内ライバル対決Georgia Tech戦は、Georgia Techはランク外の学校ですが先週全勝だったMiami-FLをアップセットしているんで油断していると今季の試合ごとのブレの大きいGeorgiaが当確とは言えませんが。

TennesseeがSEC内2敗となったのでSEC内1敗はNo. 3 TexasとNo. 15 Texas A&Mのみですがその両校は直接対決をレギュラーシーズン最終戦に残しているので、SEC内の1敗は1校以上残らない=SEC内2敗校がSEC優勝戦に進むことが確定してます。現時点でSEC内2敗校は4校、プラスTexasかTexas A&Mが落ちてくるので最大5校の2敗校が複雑なタイブレーカーの規定を経て上位を争うことになります。(この件はまた別途)


前週分でNo. 13ながらプレーオフ圏内となっていたNo. 13 Boise StateはSan Jose Stateを相手に苦戦。後半にやっとオフェンスが点数を積み重ねて最終スコアは42-21と苦戦が目立たない形で終えてますがいただけない試合になってます。ハイズマン賞候補RB Ashton Jeantyは前半50+ヤードラン。普通の選手ならそんな程度でも悪くないでしょうがほぼ毎試合ランで200ヤードを叩き出そうというJeantyとしては抑え込まれた前半でした。
Boise Stateの場合は中身はどうでもこの先負けなければ第5のカンファレンスチャンピオンの位置からは落ちにくく=プレーオフ進出は確保できるということです。

正確に言うならば以前にも書きましたが現在全勝のNo. 24 Armyが全勝のままAmericanのチャンピオン校となるとBoise Stateの地位が脅かされる可能性は否定しきれません。ただプレーオフ選抜委員会が露骨にArmyのランクを下位にとどめているのでもしArmyが次週の@Yankee Stadiumでの対No. 8 Notre Dameに勝ってもランクは上がらなさそうです。

12枠もあってもGeorgiaは選外へ転落

今CFPランクの発表を見たところです。Georgiaが選外になったのを見ておーっと声が出てしまいました。先週の初回ランクでは一回戦回避だったのが今週分ではNo. 12。Ole Missに惨敗したのが効いたにしてもプレーオフに出られない位置まで落ちましたか。

GeorgiaはNo. 12ですが、No. 13のBoise Stateが第5カンファレンスの優勝校扱いのため12番目のプレーオフ枠が保証ということですね。それでGeorgiaがはみ出したと。
こういうダイナミックなことが起こる制度ということですね。

ということは。例えばもし今後Miami-FLが2敗目を喫したり、BYUが敗戦したりすると末席のBoise Stateが一気に一回戦回避になる可能性があります。Miami-FLと同じACCのSMUや、BYUのBig XIIの第2チームよりもBoise Stateは上だからです。

一回戦の組み合わせは今週分のままだとBoise State@Ohio State、Ole Miss@Penn State、Alabama@Indiana、Notre Dame@Tennessee。Alabamaは12月に中西部インディアナ州での試合になる可能性があるってことですね。今週分のランクではトップ5のうち4校がBig Ten校なので12月の寒い時期に@Big Ten校のホームでの試合が増える。Alabamaなんかは普段から恵まれていて最後に寒冷地で試合をしたのっていつのことなのか。Nick Saban時代はシーズン序盤のアウェイの試合は中立地のビッグマッチだけであとはホームとアウェイの地は南部SEC校のホームで。ボウルゲームも上位ボウルへしか行かないので寒冷地の野外の試合なんてしていないはずです。

IndianaはOhio Stateとの対決が2週間後に待っているのでまだまだランクはこれから動きますから今の一回戦の組み合わせに拘泥することはすべきでないですが、Big Ten校がランキング上位を固めていたらSEC校が12月中旬の寒冷地へ行かなくてはならないという全体のシナリオは変わりません。

なお今週分でもプレーオフ枠外ですがNo. 15 Texas A&MはSEC内のタイブレーカーで優位な立場なので残り試合を全部勝てば自力でプレーオフ一回戦回避まで行けることになってます。

CFPランク二回目発表 Cooper Flaggとセットのタイミングでお得感

先週の初回のCFPランクは大統領選挙に重なっていたので夜早い時刻の発表でしたが、今週はカレッジバスケのChampions Classicの2試合の間に発表になってます。第1試合はNo. 1 Kansas x Michigan State戦、第2試合は来季のNBAドラフト全体1位ほぼ確定と言って良いCooper FlaggのNo. 6 Duke x No. 19 Kentuckyという好カード。カレッジのシーズンがフットボールからバスケットボールへ移行するこのタイミング。NFLよりもカレッジフットボールを好む層は、カレッジバスケットボールを好む層と重なる傾向は強いんでしょうし良いCFPランク二回目の発表の場でしょう。

上位校に敗戦がありCFPランクが揺れる回で敗戦校がどこまで下がるのか、どこが上に来るのか読みにくいので見る気が湧くランク発表ですし、そのすぐあとでNBAファンも見たいCooper Flaggも対Kentuckyで見られるというカレッジスポーツファンには逃せないという一粒で二度美味しい予定。第1試合の試合終了時刻もはっきりしてないので視聴者は早めにチャンネルを合わせてしまうのでESPNにとってもおいしい。

Notre DameはNorthern Illinioisに負けた傷があっても一回戦回避まで行けるのか、1敗Miami-FLとSECの2敗校クラスターAlabama/Ole Miss/Georgiaとの上下関係辺りが個人的には注目点です。Miami-FLってぎりぎりの試合で全勝キープしてきてばっかりで遂に先週末は悪運尽きて負けたという感じなので最悪Boise Stateの下ってこともあるのか。Boise Stateから見ればこのタイミングで圧勝しておけばという先週末でした。Nevadaとは歴史的にBoise Stateは相性悪いんですよね。10-15年前ぐらいにBoise Stateが全勝で全米優勝戦争いに届きそうな年にColin KaepernickのNevadaに痛恨の1敗を食ったことがあったと思います。

初回ランクの一回戦回避校Georgia, Miami-FLが敗戦

火曜日に出た今季初回のCFPランクでNo. 3となっていたGeorgiaとNo. 4 Miami-FLが敗戦。第2回ランクは大きく揺れ動くことが確定的です。

一方初回ランクでNo. 9に留められた全勝IndianaはMichiganを破って10戦全勝。100年以上の歴史の同校フットボール部史上初の2桁勝利だとか。2週間後の@No. 2 Ohio Stateとの一戦がシーズンの帰結を左右する大一番となることになりました。シーズン前に誰がこんなことを想像できたでしょうか。インディアナのHC Curt Cignettiは今季の最優秀コーチ賞最有力ではないでしょうか。

SECでランク最上位だったGeorgiaの敗戦で2敗目。No. 5と甘めの初回ランクだったTexasが今日は大勝したことからSECの優勝校推定枠にはTexasが繰り上がって一回戦回避対象になるのでしょう。
ACCの優勝校枠だったMiami-FLはどこまで落ちるか。独立校のNotre Dameが今日のナイトゲームを勝ったのでNotre Dameが一回戦回避のポジションへアップか。

初回ランクでNo. 12となっていたBoise StateはNevadaを相手に苦戦。ハイズマン賞候補のRB Ashton Jeantyが今季初のファンブル。先々週辺りから腕や手首を各種のサポーターでがちがちに固めていますからその辺にケガを持っているのは確実。それが今日のファンブルにつながったか。それでも出場は続けて彼のノルマとも言える200ヤード以上のラッシュはこの試合でも達成してます。ひょっとしたらハイズマン賞が視野になかったら休んだ方が良いぐらいのコンディションなのかも。

他ではNo. 11 AlabamaとNo. 15 LSUの2敗同士の一戦はAlabamaが勝ち残り。LSUは3敗となって完全脱落。Alabamaは初回ランキングでの優遇傾向も目立ちこのままSEC優勝戦線にからめなくてもプレーオフ進出が有望ということになります。その昔のコンピュータランクならGeorgiaの敗戦がAlabamaの成績計算で負に働いて順位を下げる局面ですが、いまはいろいろ思惑を持ったプレーオフ選抜委員会の面々が選ぶランクですから順位を下げることはないでしょう。場合によってはNo. 4から落ちてくる1敗Miami-FLに肉薄というのもありそうですし、Alabamaが直接対決で勝利しているGeorgiaが同じく2敗になったことでAlabamaがGeorgiaの上にランクされる可能性も否定できません。

Big TenとSECがスーパーリーグ化したことで名門校でも負けが込むシーズンが発生することは予想できました。その初年度からそれに該当することになったのが前年優勝のMichiganとOklahoma。ともに敗戦して5勝5敗となってます。Michiganの方は残りがNorthwesternとOhio State。6勝6敗フィニッシュで一応ボウル参加可となりそうですが、Oklahomaの方は残りの2試合がAlabama、 LSU。5勝7敗フィニッシュで負け越しの可能性が高い。プライドの高いOklahomaの地元ファンはこの現実をどう受け止められるものか。それとも最後のホームゲームとなるAlabama戦で一矢報いてプレーオフ選考に爪痕を残せるのか。

WNBAがストをするかもという話

Dodgers関連でチャーター機の話が出たときに思い出したのですが、女子バスケのWNBAが先日終了したばかりのシーズンの途中から全チームがチャーター機で移動することになったという話がありました。選手たちがチャーター機内でご満悦みたいな写真も多数ネット上に流れていました。

ということはそれ以前、今季序盤までは一般客と同じように移動していたってことですよね。直行便がある都市間ならともかく全ての移動が直行便でまかなえていなかったとしたらビジターチームは相当に不利な気がします。そういう接続の悪い移動だけはチャーターがあったかもしれませんが。バスケは少人数なのでチャーター機と言っても小型機。カレッジバスケでも有力校はどこもチャーター機で移動している。WNBAも例のCaitlin Clark効果で潤ってカレッジ上位に追いついて全チームが快適な移動ができるようになったってことです。

シーズン中にも何回か触れましたが今年のルーキークラス、特にCaitlin Clarkに対しての嫉妬らしきごちゃごちゃした状況が何度か発生したりもしましたが、とにかくWNBAとしては過去27シーズンで売上TV視聴者数その他で最高のシーズンになったことは間違いないわけです。それで移動の待遇が向上したって話なわけですが、それだけでは満足せずWNBA選手会が現行の労使協定から離脱を画策、サラリーアップを目指して来季ストライキをするかもという話が出てます。
WNBAのシーズンは基本的に男子NBAのシーズンの行われていない5月から9月がシーズンとなります。

コート上では目立ったルーキー選手たちに嫉妬丸出しのような行動も多かったのにそのルーキーたちの露出力で儲かったとなったらそれを皆に回せとストを企画、という風に表現するとちゃっかりしてんなとか負のイメージにもなりかねない。

以前にも解説してますがWNBAのサラリーは安い。ルーキーは最高額が$64,154、3年目以降だと$76,535が最低保証額。普通にオフィスワークしていても稼げる金額です。シーズンは短いので多くの選手はオフシーズンに海外リーグでプレーしたりしてますがその席も限られるので関係ない仕事をオフシーズンにしている末端の選手も多いんでしょう。カレッジではNIL制度が開始されたためカレッジのスター選手の方がWNBA選手のサラリーより稼げているはずです。

WNBAが過去単体赤字(詳細非公表ですが)潰れずに存続できたのは経営母体を同じとする男子NBA側が稼ぐカネからの補填があったからなのは事実。2024年のリーグ創設四半世紀を経てのブレイクで収入増だからと言ってそれを即選手への分配に回せるのかというのは経営側も言いたいことはあるはずです。


前例としては男子サッカーのMLSが創設以来赤字続きでもオーナーが赤字をかぶりリーグ活動を継続してほぼ20年を経てやっと単年赤字から脱出したと推定されています。しかし長年多額の累積赤字があることを理由にMLSは経営環境が改善した時期の選手会からの大幅な賃上げ要求を突っぱねたということがありました。MLS選手会も労働争議には踏み切れず。

MLSの場合は経営環境が大きく好転したのはリーグ拡張がブームとなり後から参入したオーナー(及びそれを後援した都市)が支払った加盟金が高騰したことが大きい。なのでそれでMLS全体は潤ったのは確かですが一時的な収入であることも事実。現行29チーム、2025年にSan Diegoが参入して30チーム化予定。拡張は限界にそろそろ近くなってきています。

その後AppleTV+が後発で放映に参入したのでこれも収入増としては大きかったですが、加盟金もAppleTV+の放映権料もビジネス主導、ファンが増加しているかとかTV視聴者が増えているかという部分だとあまり増えていないのが特徴となります。つまり消費者主導での黒字転換ではないという脆弱さがあります。
そんなこんながあってMLSの若手の最低保証額は今も$89,716。25歳以上なら$71,401。年齢が行くと最低保証額が低くなるというのはなかなかエグいです。MLSはレギュラーシーズンが2月から10月、プレーオフは12月まで。拘束期間がレギュラーシーズンだけで9ヶ月以上と長い(アメスポ最長)ことを勘案すると安い安いと言われる女子バスケWNBAより安いとも言えます。

バスケはチームの人数が少ないので経営効率が良くサラリーを上げやすいという構造上の差はあり、男子でもNBA選手のサラリーは他のメジャースポーツより高くなりがち。ほぼ30人を抱えるサッカーMLS。サラリーキャップもあり、MLS自体が1つの会社という仕組みもあってオーナー側の結束は構造上これ以上ないほど固くMLSの選手会は賃上げ闘争で強気に出られないままになっていると言えます。

そういう先例があるところで出てきたWNBAの待遇改善要求問題。風向きはどうでしょうか。外部環境で言うとまた女性大統領候補が敗退するという事態が発生して女性の権利向上という面では風向きは良くない時期でもあります。たった1年のブレイクでいきなりストかよというのは2024年に急にWNBAを見るようになった層には興ざめでもありましょう。ただでさえシーズンが短いWNBAがストなんてやっていて良いのかという事情もあります。

MLSの先例に倣うなら労働争議でごちゃごちゃやってるよりも今の勢いをWNBAのリーグ拡張の好機と捉えてより強固なネットワークを築いたほうが得には見えますがどうなりますか。

ヒスパニックも世代を重ねればアメスポファンか

昨日の大統領選挙の結果を受けてメディアでは様々なトランプ返り咲き勝利の要因が語られています。現政権化の4年間でインフレが進行したことや移民排斥というわかりやすいポイントはあったものの、私から見るとそれらの政策云々以前に、有権者の一般市民と同じ言語を話すトランプのコミュニケーションスキルが深い部分で共感を得ていたことが最大のポイントだと思うんですよね。政治家たちの使う特殊なもっともらしい言い回し自体が不信任を受けていると思うわけです。ところがそれを指摘する政治メディアは私が耳にした限りでは一つもない。

敗戦したハリスの演説の下手さを指摘するメディアもないのもちょっとした驚きです。候補が入れ替わった時点での勢いがその後全部消えたのは彼女の喋りがおそまつだったからだと思うんですけど。同じ民主党の大統領候補でもオバマとかビル・クリントンとかやたらディベートや聴衆を乗せる演説がうまかったものですが。ヒラリー・クリントンでもハリスよりはずっと喋りはうまかった。


どうもあまりピンとこない結果解説が続いていたんですが、その中でひとつおもしろいことを言っていたのが気になりました。ここからスポーツの話題につなげます。

ヒスパニック住民は過去は民主党支持者が多数を占めていたのが今サイクルではトランプ支持に流れているという分析結果が出てます。トランプの最初大統領選挙は8年前なので多産のヒスパニック住民の若い人(生まれながらの米国籍かつ英語教育バイリンガル)はその頃はまだ有権者年齢でなかった人も多いはず。ヒスパニックは大半はカソリックなので妊娠中絶反対に流れるという面での共和党との親和性はあるんですが、他の部分では人種マイノリティに手厚い民主党支持者が伝統的に多かったはず。それが今回はそうならずそれでトランプの快勝の一因となったという。

ではなぜそうなったかという話なんですが、米国生れで情報を取るのも英語で取ると人種がヒスパニックでも考え方は他の従来のアメリカ人とあまり変わらなくなるからだという解説がされてました。ああそれはあるかもなと。ヒスパニックは多産かつ子どもを産み始める年齢も早いので生まれながらの米国籍のヒスパニック人口って日に日に増えているはずなんですよね。約20%のヒスパニック有権者は今サイクル初めて有権者になった若者だとされ人種内構成も他の人種よりも早く変わっている。なので今回に限らず次のサイクルでも民主党はヒスパニック人口をアテにできなくなりそうだという推測にもつながります。

で。それを聞いていて、あーそれだとヒスパニック移民一世二世辺りはサッカーを見ている割合が高いのが世代が下がるとアメスポの方に取り込まれていく可能性もやっぱりありそうだなということを改めて思いました。過去にもその可能性は当ブログで書いたことがありますが、政治でもスポーツでもありそうな話。政治では今回の選挙ではっきりそれが結果として出たということになってます。
別の記事でサッカーMLSの消費者レベルでの人気が伸びないのはなぜかという話を下書きをしているんですけど、そういうのも米国生れのヒスパニックのアメスポ傾倒が理由のうちかもです。
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