アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

3%の確率に賭けてはイケナイ

どうせ負けなのでさほどあげつらうことでもないのかもしれませんが今週のNFLで疑問のある同じタイムマネジメントを2度見てしまいました。

タイムアウトを3つ持っていて2ポゼションを追う展開で、1ポゼッション差に縮めようという最終盤のドライブでサイドライン際を攻めずど真ん中に行って止められて3つのタイムアウトの1つを使わざるをえなくなる攻め。これを今日やったのがDetroit Lions。

あれってゴールライン直前になるとやりたくなるもんなんですかね。その前まではhook & Lateralを混ぜたりしてサイドライン際を攻めて時間節約に努めているのにゴールライン前でTDを叩き込もうかというプレーで中央への攻撃をしてしまうのは、逆を突いたつもりなのかなんなのか知りませんがギャンブル確率が悪い。

3つタイムアウトを残しているということは相手を3 & outで退けられれば時間はほとんど消費されずにボールが戻って来る可能性が残ります。ところがタイムアウトを1つ消費してしまうとこれはスコア後にオンサイドキックに行くしかない。キックオフルールが変更になった今季のNFLではサプライズオンサイドキックは許されずキック側が申告する必要がある。申告制でなくても近年のNFLでのオンサイドキックの成功率は3%程度です。つまりはほとんど成功しない。相手オフェンスを3&outに仕留める確率がどれほどか数字では存じませんがこの3%という数字と比較すれば10倍程度の期待値はあるんじゃないのかなあと思えます。ほぼ確実に相手はランプレーでくるのが見えているから普通のドライブより止めやすい。それと比較して3%に賭けなくてはいけない状況に自身を追い込むのは大変な愚策だと思うんですが、けっこう見かける。

昨今はアメスポは各ジャンルともアナリティクスがどうこう言う割にこういう平凡で確率の悪いプレーに行ってみたくなるという気持ちがよくわからない。

Lionsはその後のオンサイドキックがかなりいい形になってどちらが抑えたか不明となりましたが結局はレシーバー側のBuffalo Billsがポゼッションを確保して試合終了となってます。

このBills@LionsはSuper Bowlプレビューかとも言われている好カードでした。Lionsの積極果敢な戦術はけっこうですがこういう明らかに愚策を蛮勇で突っ込むのは白けるような。もうちょっと丁寧にやってほしいなあと。

Belichick 失敗必至なのか North Carolina HC就任

一体BelichickさんやNorth Carolinaの体育局はこの実験がどの程度の確率で成功すると考えているんでしょうか。前NFL New England PatriotsのHCであるBill Belichickがカレッジに転職。ACC所属のNorth Carolina Tar HeelsのHCに就任しています。

これはさすがに失敗必至なんではないのかと私には見えるんですが、それでもやるんですね。カレッジの名コーチがNFLに行って失敗した例はさまざまありますが、その逆のNFLでHCを経験した方がカレッジに行って失敗したケースはさらに多い。成功した例の方が珍しいみたいなものです。Pete Carrollぐらいしか思いつかない。あ、あとLane Kiffinも成功の部類かな。カレッジで各地を放浪してますが。

Belichickは現在72歳。North Carolinaとの新契約は5年契約なんですが、その契約にはBelichickは来季終了後にNFLのHC職の口があればペナルティなしでBelichickは契約から離脱できる条項が含まれていると報じられています。腰掛け感満載。NFLへの復帰の口がなくても本当に77歳で迎えるシーズンまでNorth Carolinaで指揮をとる可能性は高くないように思えます。

そもそもの話、Belichickにはカレッジでの指導歴がありません。HC職だけでなくアシスタントとしてもカレッジで働いたことがない。今のカレッジフットボールはトランスファーポータルがあるので高校生をリクルートすることだけがカレッジチームの人材獲得の方法ではなくなってはいますが、それでもリクルート活動を一切しないわけにはいかない。あのBelichickさんが高校生1年生2年生辺りの少年選手を相手にどんなトークをして彼らのハートを掴めるものなのか。Belichickの強力なネームバリューは彼らの親へのアピールはあるにしてもです。
その親達にしても上述のNFL復帰条項がBelichickの契約に含まれていることや高齢からして優良高校生選手が選手として3-5年間所属する間、Belichickに指導してもらえるのか当然疑問は持つはずです。

Belichickは無職となった今季、意識的にでしょう各種のトークショーなどに多数登場してPatriotsでの強面無愛想なイメージの払拭に勤しんでますが、その効果はよくわからない。今の時点で既にNFLでは来季のHC探しに入っているチームはいくつかありますがそれでもNorth Carolinaへの就任へ舵を切ったということはそのNFLチームからのBelichickへのアプローチはなかったという意味のようにもとれます。昨オフにも採用に至らず今の時点でも見込みがない。
そういうBelichickが来季以降のNFL復帰を果たすためにはNorth Carolinaでの成功、それも1年目2年目の早い時点での成功が必要のはずです。その見通しはどうか。

トランスファーポータルでどれぐらい好選手をかき集められるかが勝算を変えそうです。North Carolinaは今季6勝6敗、ACC内では3勝5敗。FCSからFBS最下層のSun Belt Conferenceに昇格したのが2022年のJames Madison。そのJames Madisonを相手に前半だけで53失点をしたNorth Carolinaです(最終スコアは後半なんとか盛り返して70-50での敗戦。70失点!)。指導者が名コーチに変わればあっという間に強くなるのか。

いやあ若い選手たちは戦術的なことでプロのようには反応できない。すべてのポジションで能力がはるかに劣るからです。それよりも人たらし的な人間的な魅力で選手のやる気をmaxに引き出すことの方が成功に近い。Belichickさんとは真反対な方向が求められる気がするんですよね。

戦術的な能力ではNew England Patriots王朝時代に証明されいてたのにカレッジのHCでは失敗した例だとCharlie Weisがいます。主にPatriotsでWRコーチなどから叩き上げてOCとして成功。その実績を買われてカレッジの名門Notre DameのHCに迎えられました。しかしリクルートで冴えず、肝心のオフェンス戦術でもWeisが思った通りに選手たちは動けず。5シーズンで35勝27敗、勝率にして.565。名門校としてはまったく受け入れられない成績に終わってます。

Weisと長くサイドラインを共にしたBelichickがWeisの失敗を超えられるか。Weisよりは顔は売れてますが、WeisはNotre Dame就任当時で50代。Belichickは73歳でNorth Carolinaの初シーズンを迎える。年齢的には問題の少なかったWeisでもリクルートで苦戦してます。先の見えているBelichickにリクルートなんて本当にできるのか。
Weis当時のNotre Dameの選手たちを覚えているわけじゃないですが、ざっと考えてもロースターの選手の質はカレッジフットボールの名門のNotre Dameの方がバスケ校のNorth Carolinaよりは質が良かったのではないかと想像できます。

などなどBelichickが成功する要素は相当に少ないように私には見えるんですけど、今はトランスファーポータルとNILで金を突っ込んで選手を獲得できる可能性はゼロではない。Belichickの初年度に賭けてNorth Carolinaも学校を挙げてロースター構築に走るのか。North Carolinaからすればどうせフットボールは強くない学校なので話題性で目立つだけでも意味はあるのかもしれません。

No. 1 OregonはOhio Stateとの再戦コース

CFP最終ランクが出ています。Oregonが損な山を引き当てたのが目立ちます。

まず前日に注目点としておいた2点ですが、Big XIIチャンピオンとなったArizona Stateが一回戦回避をゲット、先週分ランクでの圏外から一気に昇進してます。ACCチャンピオンとなったClemsonは一回戦で@No. 3 Texasとのカードになってます。Texasは昨日のGeorgiaとのSEC優勝戦でも、前週の@Texas A&M戦でもオフェンスが着火しないままの試合。QB Quinn Ewersのふわぁっとしたパスはコントロールは良いしレシーバーはキャッチしやすそうではあるものの迫力不足。Clemsonにもチャンスありとしておきたいです。
Clemson@Texasの勝者はArizona Stateとの二回戦となり、都合よくMiami-FLが敗戦してACC優勝戦に滑り込んだのも含めてClemsonめっちゃうまいことイージーなルートを得たようにも見えます。ポストシーズンの経験値の高いClemsonのコーチ陣でもあり注目です。

もう一つの選抜の焦点だったAlabamaとSMUの最後の枠争いはSMUに軍配が上がってます。後述するPenn Stateの順位とも共通しますが今週のカンファレンス優勝戦での敗戦はかなり割引いて最終ランクはランク付けられているかのように見えます。SMUが引き当てたのはNo. 4 Penn State。Big Ten優勝戦で2敗目を食って、Ohio Stateと負け数で並んだのですがPenn StateはNo. 4、Ohio StateはNo. 6。Ohio StateはPenn Stateとの直接対決で勝っていたのでOhio Stateの方を上にするのかなと思っていたのですが、SMUのACC優勝戦での敗戦や、TexasのSEC優勝戦での敗戦で敗戦チームを罰しないというポリシーが今年に関しては共通しています。そういう一貫性は大事です。
SMU@Penn Stateの勝者は二回戦でNo. 9 Boise State(第3シード)との対戦となります。可能性としてはSMU x Boise Stateという二回戦=全米準々決勝がありうるってことですね。

その一貫性はけっこうなんですがそのせいでOhio Stateを二回戦で引き当てることになったのが全勝No. 1 Oregon。No. 7 Tennessee@No. 6 Ohio StateというカードなんでOhio Stateが上がってくるとは限りませんが他のカードと比較してOregonは損しているように見えます。

一回戦の残りの1試合はインディアナ州内対決でNo. 8 Indiana@No. 5 Notre Dame。地元は十分に盛り上がるのでしょう。この勝者は二回戦でNo. 2 Georgiaと対戦。

ホームチームのスタジアムが大きいところが多くなったのは経営面では良かったのでしょう。動員を考えれば収容10万人超のTennesseeをホストにできれば美味しかったんですがそうはならず。それでも例えば収容52,626のIndianaがホスト校になっていたら単純に動員半分になっちゃうわけですからそういうところは避けられて良かった方なのでしょう。一回戦で一番スタジアムの収容が小さいのはNotre Dame Stadiumの77,622人です。あとのOhio State、Penn State、Texasはいずれも収容10万人超の巨大スタジアムです。

今季と来季は現行の一回戦をキャンパスサイトでやるという仕組みですが、それをやってしまうと上述のような小さいスタジアムでの開催になる可能性が残る。なのでまだ形式未定の2026年シーズン以降も12校制を続けるなら中小のボウルを巻き込んで小型スタジアムにならないように工夫するかもしれません。

元本命Clemson、Georgiaがカンファレンスを制す

カレッジフットボールのチャンピオンシップウィークの土曜日。Big XIIからArizona State、SECからGeorgia、ACCからClemson、Big TenからOregonがそれぞれカンファレンス優勝戦を制してプレーオフ進出を確定させています。
GeorgiaとClemsonはシーズン前のそれぞれのカンファレンスの本命でしたが大きく遠回りをしながら最終的にはカンファレンスチャンピオン。Georgiaは負けたりしながらも試合中継はよく見てましたけど、Clemsonは先週Miami-FLが逆転敗戦で急に脱落するまで注目されないままのシーズンでしたがまたACC優勝。一回戦回避ができるのかどうかは今日日曜日のCFPランク最終版の発表を待たなくてはならないですが。

先週のランクでClemsonはNo. 17、Arizona StateがNo. 15。カンファレンス優勝戦で勝った相手はClemsonはNo. 8 SMU、Arizona StateはNo. 16 Iowa State。昨日の試合内容はArizona Stateの方が良かったかなとは思いますが南部の学校に甘い傾向のあるCFP選考委員会の判断ですからどちらが一回戦回避を得るかは予断を許さない、今日の最終ランク発表の焦点のひとつでしょう。

Big Ten優勝戦で全勝Oregonに追いすがったものの敗戦となったPenn Stateはたぶん直接対決で敗戦しているOhio Stateの下になりそう。それでもPenn Stateもホームでの一回戦は確保しそう。一回戦のホームチームはTexas、Notre Dame、Ohio State、Penn Stateか。

一回戦のビジターチームとなるのは上述のArizona StateかClemsonのいずれかがまず1校。TennesseeとIndianaは確定であと1枠。No. 11だったAlabamaとNo. 8でACC優勝戦に敗戦したSMUの争い。先週時点でAlabamaの下となっていたNo. 12 Miami-FLは陣営が先週のランク発表後に「Alabamaとのポジションの再考を選抜委員会に求める」とか恨み言を言ってましたがClemsonが逆転当選してしまったのでもうMiami-FLなんて話は出ようがない。AlabamaとSMUの最後の枠争いが今日の最終ランク発表の最大の焦点です。

先週までは選抜委員会は気にしていなかったでしょうが最終的には一回戦では同じカンファレンス同士のカードは避ける方向に行く可能性もあります。そうするとIndianaを@Texasか州内対決で@Notre Dameか。

今日の発表番組はNFLの真裏で4時間という長時間番組として放送されます。4時間っていうと出場12校全部と、あとは惜しくも落選した2校ぐらいがそれぞれ取材対象になる感じでしょう。思い切ってひっぱるなあという。Alabama/SMU、 Clemson/Arizona Stateの2点の焦点を番組1時間目では明かさないというようなことをしてくるのかもしれません。

MLB 7年越しの改革ルール案を公開

2023年はMLBにとっては画期的なルール変更が様々された年でした。守旧派というかなんでも現状維持しか支持しない守旧派セクトの方は放っておいて、ざっとの話としては2023年の各種ルール変更はポジティブな効果があったというのが私の実感です。
今年2024年のMLBポストシーズンやその後のストーブリーグで普段野球を見ていたとは思えない友人から「Sotoはどこと契約すると思う?」なんてメッセージが届いたりしました。「Mets」と即答したらとてもウケてくれたりしましたが。彼にもピッチクロックについての感想を聞いたところほぼ私の個人の感想に近く、とにかく見やすくなったという好意的な反応でした。いまだにピッチクロックにも反対しているような層はまったく相手にする必要はないでしょう。ボールをこねこねしていつまでも投げないバカ投手を完全排除できただけでこれだけ見やすくなります。
でもそれって過去10年20年はびこっていた悪習を排除しただけでまだ以前よりよくはなってないという言い方も可能です。

守備シフト禁止であるとか、ベースのサイズ変更なんかはカジュアルなファンは差に気づくこともなかったでしょう。ピッチクロックの次に目立ったのはたぶん牽制球制限だったでしょうね。

さてその各種改革からMLBは2シーズンを消化。次の課題はロボ審判によるボール・ストライクの自動判定の導入かなと思っていたら、それを韜晦するような改革案がMLBから出てきたようです。題して「Golden At-Bat」ルール。1試合に1打席だけ打順に関係なく打者を投入できるというそういう話だそうです。あまり熱心でないファンからすれば寝耳に水ってところなんでしょう。

当ブログでは2018年2月時点で「MLBを面白くするにはこんな案だってある」という記事を書いています。ざっと7年前のMLBの手持ちTV局であるMLB Networkが流した噂です。当時も指摘してますがMLB Network発なので噂の域ではあってもどこかのよくわからないYouTuberが言ったとか視聴数を上げるためにおもしろおかしく適当なことを書いたというのとは微妙に違う信憑性がありました。

当時の話は9回に負けている方が登場打者3人を自由に選べるという案だったので今になって浮上したGolden At-Bat改革案は当時の案よりかなり控えめな案です。

意味はよくわかりますよね。NFLでもNBAでもNHLでもまたはサッカーでも負けている最後の勝負どころでは各チームのベストプレーヤーがベストのプレーを突っ込んで勝負を競っていることでエンタメになっているわけですが、野球ではそうはならない。たまたまなるときもありますがなるとは限らない。ざっと1/3強の確率でしか最強打者には打順は回ってこない。
7回にOhtaniが凡退してイニングが終わると、あーあと3人も塁にでないともう回ってこないなあと思って見てることはよくあることでしょう。

それが野球の基本仕様なのでそれで良いじゃないかとか絶対拒否とかという方が出るのは当然予想できたはず。それでもなおかつこの手の案が7年の熟考を経て浮上したんですからMLBとしては採用する気満々と考えるべきでしょう。知らない人が今騒いでもMLB内部では少なくとも7年も温めた案です。

個人的には元の打者3人選べる方がスター性は高まるし最終回まで見る気が起きるという意味では悪くないとは思います。球場の居残る人も増えるでしょうし。1人の突出した選手がいるチームならともかくそうでなければ3人選びたいところ。
別の角度で言うとGolden At-Bat案で1人だけの起用ではいくらそれが好打者でもせいぜい打率3割ちょっと。相手はクローザーなんですから3割も見込めないのが実態でしょう。伝統的な試合の基本フローを壊す抵抗の大きな変更な割にはあまり効果がなさそうで中途半端な気がしますね。
逆に中途半端にも思える案が最終案に近い形で公に表明されたってことはそのまま採用の可能性はかなりあるとも読めそうです。

CFP選抜委員会のAlabama愛に揺るぎなし

ラス前となるCFPランキングが発表となっています。プレーオフ12枠の最終枠に入ったのは3敗No. 11 Alabama、Alabamaにも抜かれて圏外転落となったのはACC2敗 No. 12 Miami-FL。今季のしくみではプレーオフ枠は12枠ですがBig XIIの優勝校がどこになっても第5のカンファレンスチャンピオンとしてプレーオフに加わる。Big XII優勝戦に出場するNo. 16 Iowa StateでもNo. 15 Arizona Stateの勝者がプレーオフ当選してNo. 12のMiami-FLは弾かれることになってます。

最終選考前の次週は試合のあるチームが限られていて、試合のない学校同士の順位は今週から次週にかけては動きようがない。よって当落線上のNo. 11 Alabama > No. 12 Miami-FLはもう動かないと考えてよい。
Miami-FLよりランクが上で次週試合があって敗戦するとMiami-FLを下回る可能性があるのはNo. 5まで上げた2敗Georgiaしかなさそうですが、よほど惨敗しない限りGeorgiaがそこまで落ちてくるかは疑問で、概ねプレーオフに出場するat largeの7校はほぼ決まったと考えても良いように思います。

各カンファレンスの優勝戦の都合でNo. 10 Boise StateがMountain West優勝戦の相手のNo. 20 UNLVに差し替わったり、ACC優勝戦でNo. 17 Clemsonが勝ってしまうとカンファレンスチャンピオンとしてプレーオフに当選してその代わりにNo. 8 SMUが去るという具合に入れ替わりはあってもat largeの方の7校はほぼ固まったという見方です。

あるとすれば1敗SMUや1敗Boise Stateがカンファレンス優勝戦で惜敗の場合に2敗でat large圏内にとどまる場合。現在最後のat large枠に選抜委員会の偏愛で当選の位置にいるNo. 11 Alabamaとの争いがどうなるかということになります。

ただ先週末に快勝だったSouth Carolinaの順位も上がらず、1敗の1回戦回避の立場から4点差敗戦での僅差で落ちてきたMiami-FLをあっさりAlabamaの下にしたところからして2敗SMUや2敗Boise StateがAlabamaの上にとどまるのは至難と考えるべきか。
またGeorgiaが3敗目を喫して落ちてきた場合に、Georgiaとの直接対決で辛勝ながら勝っているAlabamaをGeorgiaの上にするなどということもやるかもしれません。

他では2敗目を喫したOhio StateがNo. 6にとどまったのが目立ちます。これでOhio Stateは一回戦のホームゲーム開催も固めたのではないか。今週Ohio StateやNo. 4 Notre Dameのホーム辺りは極寒。2週間先の気象はまだわかりませんが、以前に書いた南の学校が極寒のプレーオフで凍死というのが実現する可能性が高まってます。
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