アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NFLドラフト予習2

ドラフトまであと10日。そろそろ各チーム、ファン、新聞、賑やかになってきました。
前回も指摘した通り全体一位のReggie Bushは動かないので一位指名権を持つHouston Texansは落ち着いているのですが、様々な憶測が飛び交っているのが二位。

指名権を持つNew Orleans Saintsに明瞭な優先事項の補強スポットがないことと、三位でTennessee TitansがQBを指名することが確定的と考えられていることで、このドラフトでQBが取りたい他チームがNOと指名順を交換してTennesseeに先んじてNo.1QBを獲得しようとするのではというのが基本の憶測。
NOとドラフト順トレードを敢行する可能性のあるチームとしてはNew York JetsとOakland Raidersがもっぱら評判です。JetsのQB Chad Penningtonは大学時代から好きな選手でクレバーな選手でもありますが怪我が多いのがネック。元々スポーツマスコミを大学時代から専攻しており引退後にTV行きがはっきり見込まれる選手だけにぼろぼろになる前に選手生活に別れを告げる可能性が否定できないという事情もあり。

でもそれ以外にも狙っているチームがないとは言えないです。Arizonaあたりもきな臭い。それらのチームに先を越されそうな三位指名権のTennessee自身も座してJetsやRaidersに先を越させるほどおとなしくしているかどうか。二位と三位を交換して確実に求めるQB(それが誰になるかはまた議論のあるところですが)を取りにいくということもあり得そうで、New Orleansにとっては引く手あまたな感じで高く二位指名権が売れそうです。

逆にここまで取引の噂が高まったNew OrleansのGMあたりからすれば、チームにとっておいしい取引をまとめないと非難されかねない。または取引をせずにニーズに従ってだれかを指名するにしても相当の活躍を期待される選手になるわけで、そこまでの期待に応えるだけのインパクトのある選手が今回のドラフトいるか。

New Orleansは例のハリケーン被災後、初の市長選がいまたけなわでどの候補に市の復興を任せるのか全国的に注目を集めているところなのですが、そういう面でのイメージリーダーにも祭り上げられる可能性の高い今年のドラフト生、どの選手になりますか。


他方、一巡目下位に回ったプレーオフ進出チームですが、RB Jerome Bettisを引退で欠くことになるSuper Bowl Champions = Pittsburgh SteelersはUSCのRB LenDale Whiteに行くとの観測があります。
USCの二連覇&ニア三連覇を支えた功労者ですがドラフトエントリー宣言後はあまりろくな評判が聞こえてこず。同僚のReggie Bush, Matt Leinartが5位までに消えると目されるなか取り残された感があったのですが。確かにPittsのスタイルにはBettis的なパワーランナーの存在が必要で、LenDaleなら後継者にはもってこい。元々Steelersには別に正RBはいるので一巡目指名とはいえLenDaleに一年目から過重な期待をかける必要もない。
LenDaleにとっても実現すればいい指名だと思われます。
前回も指摘しましたがSteelersは変幻型WR/QBのAntwaan Randle Elをフリーエージェントで失っていますのでMarcus Vickを下位で指名することもありうる。
戦力が充実しているSteelersとしてはこの二人の大学スターを指名することになれば指名順が悪いのにずいぶんと華のあるドラフトということになるでしょうね。

New York Cosmosの遺産

ところで、サッカーがアメリカで三大スポーツ(=football, basketball, baseball)の領域まで行くにはよほどの社会的変化がないとありえないなあとますます思うわけですよ。極端な話、今年アメリカがW杯を制してもダメ。上向きにはもちろん寄与するでしょうが三大スポーツの領域は遠い。
なにせサッカーは観戦する側に観戦術の技量を要求する面が強いのに、それが育つ場所がないし。

というか三大スポーツ並の人気は決して出ないのだ、という前提でアメリカの国内リーグは投資/運営するのが正しいと思う。そういう意味でMLSの堅実主義の運営には賛意を感じているという話をしたいと思います。


伝説のサッカーチーム=New York Cosmosが最盛期に試合平均45,000を超える驚くべき観客動員を達成した1970年代でもCBSでの全国放送の視聴率はまったく振るわず早々に打ち切り。当時はケーブルTVの普及もなく、地上波でダメ出しされると即TVなしのじり貧局面へ。

あとから振り返ってみればもともと当時のCosmos人気というのは「アメリカでのサッカー人気」ではなかったんでしょうね。移民の多いNYの特殊現象だったと。Comosの成功をみて全米で新規参入チームが相次ぎ最大で24チームまで増えたNASL。
でも現実はCosmosの一極人気であって同じリーグ=NASLの各チームは試合あたり1万人にまったく届かない動員で当然赤字。

さらにPele、Beckenbauerと言った世界的スター選手の獲得で盛り上がっていたCosmosの成功をまねようとした意欲あるチームは札束で外国人スターの獲得に走って(例えばオランダのエースJohan CruijffがLos Angeles Aztecsへ)それがさらにチーム財政を苦しくさせ、途中で新規参入したチームなどは参入もすばやかったが撤収でも素早く次々1~2年で撤退。その後のリーグ破綻消滅へと向かってしまったわけ。
またまがいなりにも10年以上リーグが継続したのに実際にフィールド上でプレーしていたのは外国人選手ばかりで、その期間がほとんど米国の選手のレベルアップに貢献しなかった。国内リーグが移民ファン&外国人スター選手のために行われていたわけ。アメリカ人選手がいない国内リーグ。

ただ当時Cosmos、国内プロサッカーを見た子どもたちが90年代に米代表がW杯常連へと復活してきたときには主力世代となって、一応歴史としてはつながっているんですね。いわばあれはアメリカへのサッカーの啓蒙期、まさに種まきの時代であったと。すべてが無意味ではなかったわけです。

そしてその世代を主力選手として立ち上がった国内リーグであるMLSの経営というのはまさにNASLの失敗を糧に運営されているリーグということになるわけです。

・最初からきついサラリーキャップ(チーム全体で$2M=他のメジャースポーツのスター一人分ですらない)をはめて財政の破綻を防止。札束攻勢でスターを輸入することを不可能にしていると同時に赤字幅が読める経営。
・選手の分散でプレーレベルの低下を招かないようにチーム数を制限。同時期にNHLが拡張主義に走って行ったのと真っ向反対の動き。
・外国人選手の獲得でチームが競合して札束のはたき合いになり財政的体力を失うことがないようにMLSが一括して交渉・獲得、その後各チームに配分。
・外国人選手の数も制限することで米国人選手の出場機会を確保、国としてのプレーレベルアップに寄与。
・リーグ拡大に慎重。新規参入投資家の財政健全度を慎重にチェック、むやみに全国に手を広げることをしない。極端な話、向こう10年20年赤字垂れ流しになっても潰れないオーナーだけに新規参入を認めているという感じ。(実際は現状黒字のチームが半数、と言われています。)
・リーグ拡大の際に地域的に対抗意識を持てるライバルチームを作ることを優先事項とする。長いシーズンにアクセントをつけるためにはライバルチームがディビジョンの中にいることが効果的。これはMLBから学んだ点でしょうか。

などなど様々な教訓が生かされた経営となっています。今度の米代表選考でも国内組からもDempseyとかTwellmanとか純国産組で代表先発レベルの選手たちが育っている(Johnsonも海外チーム経験していないけれど、アカデミー出身のエリート養成経由だからちょっと意味合いが違うか)
現在の代表主力の海外組でもMLSでの活躍を買われて移籍していった選手多々。


他方NASLの時代にはなかったMLSの現在のコアの戦略がサッカー専用スタジアムの確保ですね。
これは行ってみればわかりますが観戦の感激の度合いがまったくちがう。フィールドに近い席の臨場感はすばらしいもので、選手たちのはぁはぁいう息づかいが本当に聞こえるんですよ。その他の席でも陸上競技場での最前列より近いものがほとんどという特上の席がスタジアムの半分近い。あれを一度体験すると何度も行きたくなります。

日本と違うのは建築基準法の違いなどもあるのでしょうが突貫工事でスタジアム建て始めると速い。鉄骨むき出しコンクリート塗装なしなどのコスト軽減は当然ですが、それにしても安く速く作る。
アメリカのスタジアムやアリーナ(どのスポーツでもいいですが)行くとすぐにわかるのは席の傾斜が日本基準よりもずっときつい。確かに災害時のことや、通常時でも安全性を重視すれば日本型の傾斜のほうがいいのでしょうが、こと観戦ということではアメリカ型の方に圧倒的に優位。あれがあるからこそ上の方の席でもけっこう楽しめる。
まあ日本のように地震国ではないアメリカならではでしょうか?
そういえば米国内でも地震どころのカリフォルニアは他のエリアよりも客席傾斜がゆるいんでしょうかね?カリフォルニアで行ったことのあるのは古いRose Bowlだけなのですが、あそこは古いせいもあって傾斜はかなり緩めに建設されていますね。

プレーオフ注目のマッチアップ 1

UtahとPhiladelphiaがあっさり落選、プレーオフ進出チームは最終日近くまでもつれることもなく。今年は最後の1チームを決めるという局面でも、上位のHCA争いでも近いところがほとんどなく消化試合ばかり目立つ終盤になってしまいましたね。

営業上そうしたのでしょうがNBAのプレーオフ一回戦が四戦先勝制になってからは間延びがして勢いが出ない。試合数が多ければTVマネーはより入って来るでしょうが緊張感は低下。上位チームが3-0でリードした一回戦の第四戦なんて見る気がしないんですけど。
以前はCNNグループ(TNT/TBS)による独占放送で一回戦から一夜に4試合同日放送で盛り上がったものですが、ここ数年はESPNとの分散になり一回戦の間延びもありなんか冷めちゃうんですよね。
まあなにせマネーゲームの世界ですからいまさら試合数を減らす方向には動くことはありえないのでしょうが、当時の多くの熱い一回戦を知るものとしては残念な話です。


さて一回戦の好カードはと見るとPhoenix Suns x Los Angeles Lakersがなんと言っても目立ちます。Kobe Bryant率いるLakers、序盤はKobe以外何もないようなチームだったのがLamar Odomがもう一方の核になってきたことで幅が出てきたのが強み。OdomはSFにもかかわらずリバウンドにも強い。これがPhoenixにとっては悩みのタネになる可能性があるのがこのマッチアップが注目される点。
元々Phoenixには強力なフロントコートがいないのでLakersのC Chris Mihmの攻撃力が他の試合よりも利く可能性も強く、また前述のOdomも参加してくるリバウンド取り合戦ではLakersに圧倒的に有利に運ぶ可能性が指摘できるからですね。

この週末の直接対決ではLakersが快勝したけれどこれはもう消化試合に入ったSunsがエースNashを休ませたからで試合結果自体は直接参考にはならないものの、リバウンドではやはりLakersにはっきり優位なのが伺える内容でした。

Lakers x Sunsの勝者は二回戦、Los Angeles Clippers x Denver Nuggetsの勝者との対戦だとするとLakers、7位でのすべりこみにも関わらずカンファレンスファイナルも狙える絶好の位置につけたことになります。
もしカンファレンスファイナルにたどりつければKobeにとってもPhil Jacksonにとっても上出来のシーズンということになるでしょうね。

Barry Bonds Saga

去年はBondsがシーズンをほぼ丸ごと棒に振ることで沈静化したステロイド疑惑問題、またぞろ動きが激しくなってきていますよね。今度は偽証罪での訴追というのが出てきました。

結局これってBondsにホームラン記録を作らせたくない、Babe Ruthを越えさせたくないAaronを越えさせたくないということで意図的なタイミングで出てきているネタなんでしょう。
だっていま言われている偽証なんて問題は昨シーズン前の段階でも問題化できた話だし、MLBが今シーズン前になってから調査強化をまた持ち出しているし、疑惑解明が焦点ではなく、Bondsを止めることが焦点になっているように見えてしょうがない。昨季はBondsが自主的にプレーしなかったのだけれど、そのときには出てこないネタ。プレーし始めると出て来るネタ。どうみても意図的に捜査操作調査が行われているように見えます。

MLBにとってはステロイド時代に大記録が作られてそれ以降破られることがないなんていう事態は避けたいことであるのは確か。でもここまで恣意的にやってもいいものなんですかね。

Baseball Hall of Fame=野球の殿堂の投票でBondsには将来、絶対投票しないと明言する投票権を持つ解説者もすでに出ていて、もしBondsが強行出場を続け記録を更新して最多ホームランに辿り着いたとしてもHall of Fameに入れないかもしれない可能性が現実的にある。

これはMLBにとっては大問題。なぜならすでにMLBの最多安打記録を持つPete Rose(Cincinnati Reds)も賭博疑惑で野球界追放処分を受けてHall of Fame資格を剥奪されており、Bondsがホームラン記録保持者となっても入れないとすると、最多安打、最多ホームランというに二大バッティング記録の記録保持者が二人してHall of Fameに入ることができない事態になってしまうんですね。長くベースボールの汚点として残ってしまう。

それを避けるために少なくともホームラン記録だけはきれいなまま守りたいMLBによるBonds落としが進行しているという風に見えます。なにせBondsはBabe Ruthの記録まで僅か6本に迫っているだけにMLBとしてはもう余裕がない。Hank Aaronの755まででも47本、Bondsの能力ならばこのシーズンで一気に決められる射程範囲内。

一方たぶんBondsサイドもMLBの意図はもう十分に分かっているはずで、ここで斬り捨てられるぐらいならなにもしないで斬られるよりは先に6本なり7本なり打ってしまう対決の道を選ぼうということなんでしょう。

今季はここまで6試合に登場、ホームランなし。ステロイド切れで飛距離ががた落ちになっている可能性もありますが、それはまあこの先の試合を見てみないと分かりません。
過去Mark McGwierはステロイド切れで完全に失速し引退したけれど、Jason GiambiやSammy Sosaはそこまでの激落はしなかったし。

Bondsの時間とMLB首脳部との対決。これから熱いシーズンになるんじゃないでしょうか。

NBA レギュラーシーズン最後の追い込み

NBAは各チーム残り3~5試合を残した追い込みの時期に入ってきました。
西ではMemphis, Denver, LA Clippersといった伝統的に強いとは言えないチームが早々とプレーオフ進出を決めているのがフレッシュな感じか。でもまあ結局はSan Antonio, Phoenix, Dallasの三強の力が抜けているとは思われますがプレーオフでのフレッシュなカードが期待できます。
東部時間帯に住んでいることもあるし、Memphis, Denver, Clippersの試合なんていうのはめったにお目にかからないから若手中心のこれらのチームがどれだけ常連チームを相手にやってくれるか楽しみです。

東はDetroitがシーズン通して独走のまま1位確定。現在は西トップのSan Antonioにも3勝差をつけて決勝シリーズでのホームコートアドバンテージも固めようというところ。
Detroitはホームで強い(今季36-3)だけにここを固めて再び優勝を狙おうという風情。但し今年のDetroitはすでにアウェイの勝利数でチーム記録を更新するなどホームでもアウェイでも勝ってますが。

Detroitは今季HCが替わっても不動のスターティング5+1がまったく崩れず、シーズン通して安定して勝ち続けたのが印象的。ここを見ているとteam unityという言葉がこれほど似合うチームもないと思いますね。
それに6人の中心選手たちにけが人が出てこないのも強い。これほど毎年けが人が出ないチームも珍しいのではないのかな。2003-04シーズンにトレードでRasheed Walleceが加入して現在のスターター5人になって3シーズン目、怪我でここから欠けた時期がほぼ皆無の健康度。熟成された安定感と自信に漲ったプレーぶりは独特の味わいと感慨を受けますね。

東でDetroitの対抗と目されるのはMiamiとCleveland。
あとはNew Jerseyはともかく5位以下は勝率五割に手が届く届かないのレベルで難渋しています。以前のようにプレーオフ一回戦が三戦先勝=五試合制ならその時期のたまたまの調子の良さでシリーズの流れが変わることもあるでしょうが、四つ勝つとなると安定感抜群のDetroitを出し抜ける力のあるチームは下位にはいるとは思えず、もっぱらMiamiとCleavlandが直接対決で叩くしかなさそう。

MiamiはWadeとO'Nealの二枚大看板に加えてAntoine Walker、"White Chocolate"Jason Williamsと言った有力選手をサイドに抱えているんだけど、チームとしての安定度ではかなり見劣りがする。
もちろんO'NealやWadeが爆発する試合になればNBAのどこを相手にしても勝てる力はあるんでしょうが、それ頼みでは長い長いNBAのプレーオフは勝ち抜けないんですよね。
O'Nealのプレー時間が年々低下しているのも顕著で、それにつれて得点力もダウン。今季は20得点平均。来シーズンあたりは怪我や不振があると引退の時期を取りざたされることになるように思われます。

ClevelandはKing JamesがいよいよNBAの超一流選手となってきたことで爆発力はありますけどいいにつけ悪いにつけJamesの出来いかん。LakersのKobeほどではないにしてもワンマンチームではNBAのプレーオフは勝ち抜けません。それはJordanでさえそうだったのだからね。

下位に目を移すと私のひいき=Allen Iverson率いる76ersはわずかにプレーオフ圏外。まあ出ても一回戦がDetroitだといいようにやられて終わりという気がします。このオフは76ersはIverson放出の可能性も含めてチーム一から組み直しモードに行くんじゃないでしょうか。

最終選考試合 Jamaica戦

本戦ロースター発表は明日から五月二日に延期になりました。理由不明。
その日のロースター発表はESPNのSports Centerで独占発表するということなのでTVでの盛り上げショーアップが理由でしょうか。きっとその日は他のスポーツのネタの少ない日なのでしょう。


さてJamaicaを相手にしての本戦代表選出前の最後の試合。米国先発は

GK Meola
DF Albright Pope Mastroeni Hejduk
MF Olsen
MF Ralston Noonan Donovan
FW Wolff Twellman

ほぼ決まりの選手でスタートするのはDonovanとTwellmanだけ。Meolaは実質代表引退試合で例外としてそれ以外の8名のテスト開始。

というかJamaicaがすごくいいんですが。どうもメンバーを大幅に若手に切り替えたらしいのですがこれがなかなか。大きなサイドを変えるパスを織り交ぜ、運動量もあり球際にも強く、前半はまったくの互角。オーストラリアに0-5と完敗した時のメンバーとは違うのでしょうか。

米国の失点はカウンターで米ディフェンスがかなり崩れているところからJamaica側のきれいな球出しがミッドフィールドから通ってのスコア。ディフェンスの最終ラインのPope & Mastroeniはスコアラーの30m以内にいないという具合でこのコンビにとっては減点要因の失点。このときよく戻って最後までスコアラーに絡んだのはHejduk。
ベテランPopeちょっと動きが悪いか。こんな絶好のサッカー日和のコンディション下でジャマイカ相手にここまで戻りの遅さがちょろちょろ目立つとなると、夏場にチェコやらイタリアをいった世界の一流FWを相手に戦わなくてはいけない本戦では使いづらいのでは。
Mastroeniは本職はMFでもDFとしても使えるという売り文句だったのだけれど、今日のようなできではちょっと任せにくい。
センターバックの動きが悪いのをカバーしていたのは右(後半は左側へスイッチ)のHejduk。Hejdukは攻撃でも押し上げが何度か効果的なシーン。他の攻撃陣が目立たなかったのもあってHejdukの動きのよさが目立つ結果に。当確マークでしょうか。まあせっかくボールを前に効果的に運んでも最後ゴール前へのボールの供給ということになるといつも通り精度悪くその役目ではアテにならないんですが。

米代表の得点はボックス左外からDonovanのクイックリスタートで虚を突いてそのまま得点。試合前からBruce Arenaから速いリスタートを指示されていたのがまんまと当たっての得点。本戦でもクイックリスタートをひとつの武器にしようということなんでしょう。
それ以外ではDonovanが個人技ドリブルスルーを何回か見せたのが目立った程度で、FWへのボールの供給は少なくテスト組にとってはあまりいい試合とは言いがたい。


後半最初からFWをChing-Johnsonのコンビに変更。試合前からの予定通り。
前半同様ボールの供給がなく見せ場は少ない。それでもJohnsonはone-on-oneで抜いて自力でチャンスを作るなどやはり今日登場の4人のFWの中では明らかに抜き出ていますね。

55分にDempseyがRalstonに替わって入ってからはぐっと中盤でのぐっ支配率が上昇、ジャマイカ陣1/3での試合時間が長くなる。Dempseyは文句なしの本戦先発候補。切れよし。あいかわらずぎりぎりまで球際でのつばぜり合いで粘るため倒されること多数、もうこれはDempseyのトレードマークになってきましたな。
当落線上のMF二名=Noonan, RalstonはDemseyとの差が顕著なのが今日もはっきりさせられてしまったし、本戦ではBeasleyもいるわけでまあどっちがロースターに入っても本戦での出番は少なそう。

Olsenは得点はあげたもののいまひとつか。
怪我がちのためつい先日まで無職だったJohn O'Brien、特にいいところがあったとも思わないですが解説の元代表のBalboaもDonovanもO'Brienの能力にはやたら評価高いんですね。正直よくわかりません。
Albrightは終盤に連続したセットプレーからのゴール前での空中戦では存在感あり。DFとしてはいまひとつ目立たない試合。攻撃面で貢献できることで滑り込めるか。AlbrightとHejdukはともに右バックスが本職なのでポジションがかぶる。前半はHejdukが右、Albrightが左。後半はそこを左右入れ替えていたので適性検査がされたと見るべき。なのでたぶん両名とも合格か。

またそのうち詳細に検討しますが最後まで埋まらなかった米代表の穴は守備の底、Onyewuと組むもうひとりの人選がむずかしそうです。
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