アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

カナダ勢はESPN2で放送

NHLのプレーオフ一回戦が進行中。今日月曜日に4カード、明日火曜日に4カードで、全8カードがESPN系列で放送されます。
今季のプレーオフにはカナダ勢は3チームが出場。Ottawa Senators、Montreal Canadiens、Edmonton Oilers。この3チームが出場するカードはすべてサブ局であるESPN2での放送予定となっています。米国勢同士ではUtah Mammoth@Vegas Golden Knights戦のみがESPN2で放映。
他の4カードは全て米国勢同士で本局であるESPNでの放送予定です。きれいに揃ってるなあという感じです。

先日も書きましたが今季のNHLプレーオフは東の人気チームが大量に進出に失敗しており、米国勢だとNew York Rangers、New York Islanders、New Jersey Devilsとニューヨーク都市圏の3チームが揃って討ち死に、メトロ地区で最下位に3チームの並んでフィニッシュ。2年連続優勝のFlorida Panthers、ベテランAlexander Ovechkinのラストランに近いWashington Capitals、古豪Detroit Red Wingsも敗退。カナダの全国区最大の人気チームのToronto Maple Leafsも出場しておらず、とNHL本部が視聴率で気をもむような落選組のリストとなってます。アメリカの人口の1/2は東部時間帯に集中しておりこと全国区での視聴率では東カンファレンスのチームが趨勢を決める面が強いです。

一方西ではUtah Mammothというホッケーファン以外からは名前を初めて聞いたと言われるチームが進出。疑似移転(同時にArizona Coyotesが活動停止)があった新フランチャイズなのでおなじみの名前じゃないのは仕方ないのですが、なんというかマイナーリーグホッケーのチームっぽい名前。それで全国区の視聴率は期待できず上述のようにESPN2送りってわけですね。

西カンファレンス所属では中部時間帯の大都市のChicago Blackhawksも地区最下位に沈んでプレーオフに進出できておらず、NHL本部はこれから出てくる週末の数字にやきもきということになるはず。だいたいの話、NHLの視聴率は一回戦が強く、二回戦になると低調となる傾向が強い。要はチームが振り落とされて地元ファンが減るにつれて二回戦で減るという傾向がある。この傾向が同時期に行われているバスケットボールNBAよりはっきりしているのです。

それが今季については人気チームや大都市圏チームが一回戦にも進出できずというスタートなので例年のように一回戦は視聴率を稼げるというパターンすら達成できないかもってことです。

Cunningham、全快っぽい

NBAプレーオフ、東のトップシードDetroit Pistonsの初戦、対Orlando Magic戦。例の65試合の賞規定に4試合届かなかった(しかし特例として受賞可能と裁定された)Cade Cunninghamは元気に出場してます。ケガ上がりという感じではなく全快のようにも見える。

もう一人の特例措置で65試合に出場が満たなくても受賞対象とされたLos Angeles LakersのLuka DoncicはLakersのプレーオフ初戦を欠場。ケガをほんの少しでも早く治すためにスペインに飛んでなんらかの特別な治療を受けたとかなんとか。そんな状態だったのでLukaが不足した僅か1試合を出場できなかったのも理解できます。

でもCunninghamの方は今日めっちゃ元気です。40分出場、39得点、フル出場です。ケガをした時点でPistonsの残り試合数は10試合、不足試合数が4試合でしたが、出場試合とカウントされる20分以上の出場を3試合。ただムリに65試合到達にはこだわらなかった。あの感じからすると選手会を通じてNBAから内々に1試合不足は不問にすると連絡が来ていた可能性を感じます。

しかしながら第1戦の結果はPlay-inから勝ち上がってきたOrlando Magicが試合を通じてリードを保っての快勝。Magic 112-101 Pistons。

Jordanオーナー歓喜 今季9戦5勝目

裏でやっていたNBAのプレーオフが点差が開いた一方的な試合になってしまったのでNASCARの観戦に身が入りました。まだシーズンの序盤9戦目ですが、Michael Jordanが共同オーナーを務める23XI Racingの45番車体Toyota Camryに乗るTyler Reddickが終盤の接戦での強豪ドライバーたちとの抜き合いを生き残って勝利。開幕3連勝を含む今季5勝目。

9戦目での5勝目というのは1987年のDale Earnhardt以来(Earnhardtは8戦で6勝、開幕戦のDaytona 500には勝てず)。昔と違って今のNASCARは車体のレギュレーションも統一されてテクノロジーもほぼ各陣営同じ装備・研究・検証を経て圧倒的に優位な陣営はない時代です。その中でのこの勝ちまくりぶりはすごい。
23XI Racingのもう一人のオーナーであるDenny Hamlinが乗る11番車体がReddickとの抜きつ抜かれつの競り合いを制して逃げ切りになりそうなホワイトフラッグ直前の時点でスピンした車が出てイエロー、再スタートへ。
上位各車が2タイヤ交換で最後の勝負に賭けての再スタートはHamlinのスタートは遅れてはいないのですが後続車(Kyle Larson)からのプッシュはなく、あっという間に上位4台(あと1台はChase Briscoe)が幅の広いコースを各車が接触ぎりぎりのプレー、斜行での出し抜きの戦術が絡み合う乱戦モードへ。その乱戦を制したのがReddick。
これだけ勝ちまくるのと、こういう最後のReddickの腕ということになりそう。Hamlinは4位に沈みました。Hamlinは23XIのオーナーでもありますからReddickを相手に接触上等というような荒いレースは挑めないという部分を見越された面もあったですかね。

Hamlinの下には23番、同じく23XIのBubba Wallaceが入ってます。一昨年までならMichael JordanオーナーはBubbaが5位入賞ならそれで健闘で満足そうというチームだったのが、エースドライバーが完全に入れ替わってReddickがエースで優勝、Wallaceの5位はオマケぐらいのシーズンになってます。
Hamlinも今季既に1勝を挙げていてドライバーとしてプレーオフ進出できるのはそうですし、自身がオーナーでReddickが歴史的好調スタート、Bubbaもまずまずで全体としては幸せでも良いようなもんですが、競り負けの悔しさの方が勝ってレース後のコメントも苦笑が精一杯。

昨季の最終戦のオーバータイムで痛恨のピット戦術失敗で初のシーズン優勝を逃したHamlin。年齢的にも昨季がドライバーとしてのキャリア最後のチャンスだったかもしれないのをあの形で逃して、迎えた今季。オーナーとして飼っているReddickが絶好調で、もしこのまま突っ走ってまたHamlinが優勝できなかったら。JordanオーナーはNBAのオーナーとしては果たせなかった優勝でご満悦になるでしょうが、共同オーナーのHamlinは喜び半分というか半分以下になっちゃいそうです。
まだシーズンは長いです。Reddickおよび23XIの優位はどこまで継続するのか。他陣営が23XIの優位点がどこにあるのかここから見抜けるのか。

Moses Malone時代以来のスター欠場試合

NBAプレーオフがスタート。今日は久しぶりにMoses Maloneの名前を試合放送中に聞くことになりました。皆さんMoses Maloneご存知でしょうか。名前は知ってるけど試合は見たことがないという方がほとんどかと思います。1980年代のパワーフォワードの名選手です。当時にしては異例なほどの長寿選手でピークを過ぎてからも長くプレーした方です。

どういう文脈でMoses Maloneが出てきたかというと、今日のプレーオフ一回戦第1戦Houston Rockets@Los Angeles Lakers戦が、両軍のトップスコアラーが両方とも出場しないプレーオフの試合だという話で。Moses Maloneともう一方の方の名前は聞き落としましたけど、その2人が欠場して以来の初のトップスコアラー抜きのプレーオフなんだそうです。

Lakersの方はLuka Doncic、Houstonの方はKevin Durantとそれぞれトップスコアラーが欠場。それがMoses Malone時代以来という話です。さらにLakersはチーム得点平均2位のAustin Reavesも欠場。

しかしLakersは先発の5人が長時間出場でスコアラーの不在をカバー。41歳LeBron Jamesも38分出場で超人ぶりを発揮してます。最終スコアはLakers 107-98 Rockets。ほぼLakersがリードし続けての勝利。LeBronがいるしLakersだしっていう華やかさでなんとか見られましたが、そうでなければLakersのターンオーバーも多く華麗な試合ではない。No. 4シード対No. 5シードの試合だなあ、上位相手だとこんなだとボコボコにされちゃうんだろうなあという感じの試合ではありました。

こんなでも最後まで見させるのはやっぱりプレーオフだから、なんですよね。このプレーオフ偏重のアメスポの構成がレギュラーシーズンの意義を減らしているという、何十年も言われていることをぶつぶつ言ってみたくなる、でもやっぱ見ちゃうよね、という麻薬性の仕組みです。

LaMelo Ballは罰金のみで今夜のPlay-in最終戦へ

LaMelo BallのNBA Play-in第1戦での行為が試合後事後的に問題視されました。相手のMiami HeatのBam Adebayoへの第2Qの足掛け行為が試合中は反則ととられず。Adebayoはそのまま負傷退場。LaMelo BallのCharlotte Hornetsが延長戦の末に1点差でCharlotteの勝利。Heatのエース格83得点男のAdebayoを欠いて1点差負け。
Heatの視点からすればLaMeloは即退場になるべきだった試合でBamを一方的に失っただけで1点差負けは気持ちの良いシーズンエンドではありません。

ただしそれが試合後に事後的に問題となりNBAが慎重に検討の末にBallのフレーグラントファールが認定されて罰金処分となってます。出場停止はない。よって今夜の対Orlando Magicとの東カンファレンスのプレーオフ最後の枠争いの試合には出場できます。

この裁定は様々な面を考えると落とし所としてはこんなものかなという気もします。LaMeloを出場停止にしてCharlotteを弱体化させての試合をすることが誰得ということをNBAは考えたのでしょう。LaMelo抜きでのCharlotte x Magic戦でMagic完勝とかにしても(大金を払ってくれる新参Prime Videoにとって)イベントとして価値が下がるだけで、実際の被害者のHeatの救済にはならない。前の試合の結果を変えることはないからです。罰金って言ってもLaMeloのような高額サラリーの選手に数万ドルの罰金なんて交通切符を切られるぐらいのものでしょう。


他でもNBAは例の65試合出場問題でもなかなかに玉虫色な裁定を出してます。Luka DoncicとCade Cunninghamは65試合の年間賞選出への最低出場試合数に足りないものの特例として可。同時に60試合に出場したAnthony Edwardsは不可、と確定しました。

Cunninghamは61試合に出場、Lukaは64試合に出場。なぜに1試合差のAnthony Edwardsは不可でCunninghamは可か。今年の活躍の出色ぶりということを言えばMVPにもなろうかというCunninghamを救済したいという気持ちは理解できる。救済しないとMVPどころかAll-NBAにも選ばれる権利がなくなるからです。Antの方はMVP候補ではない。
でもそれを理由にして1試合差で扱いに差をつけるのはどんなもんかなとも思います。

良く言えばどちらの裁定もNBAは柔軟だなとも言えるし、その裁定が前例になったら来季以降の悪例になるよなという気もします。

Jackie Robinson DayのESPN放送

昨日は毎年MLB恒例の全選手が42の背番号を付けて試合をするJackie Robinson Dayでした。東部時間では遅いスタートでしたがNew York Mets@Los Angeles Dodgers戦がESPNで特別態勢で放映されていました。平日なので両軍の先発投手が降板する辺りで深夜になり視聴離脱、結果はさっき知りました。Dodgersが8-2で勝利、Mets3連戦をスイープ。14勝4敗で2桁勝ち越し今季一番乗りになってます。

ESPNはMLB放送の放映権料を下げろ、でなければ放映から離脱すると大騒ぎしたのがつい昨年の2月の話です。当時「ESPNがMLBとの放映権契約を解除・撤退」という記事を当ブログでも書きました。それが廻り廻って昨夜のJackie Robinson Dayの放映となってます。大騒ぎしたのですが結局戻ってくんのかよという。
放映態勢も特別試合っぽい。実況はJoe Buck。過去にあれはFOXでだったと思いますがMLBポストシーズンで実況をして名場面をアナウンスしてきた方です。現在はNFL実況がメインの仕事となっている中でのESPNでのMLB放送。解説陣はMets OB代表でRon Darling、Dodgers OB代表でOrel Hershiserのコンビ。この2人は現役時代も重なる旧知の間柄でそれぞれのチームのレギュラーシーズンの試合の放送を地元放映分で解説している現役の解説者。毎日の試合や試合外の動向も日々追っている両軍のエキスパートと言える方々で、それらしく細かな部分にも解説も入るとても良い試合放送になりました。

この試合が全国放送でJackie Robinson DayでESPNで、そして特別放映メンバーで、というのですからESPNも気合が入ってる。カードも東西の大都市のチーム、最も予算をかけてる両チームということでNLのトップカードとして予定・準備しての放送だったと思います。但し現実はディフェンディングチャンピオンのDodgersはシーズンのスタートダッシュに成功してますが、Metsはこの日も敗れて7連敗。Juan Sotoが欠場中もありますが貧打でここ4試合で3得点。東西の巨頭対決という部分ではMetsの出だし失敗が多少水をさした部分も。

試合内容については日本ではDodgersは事実上のホームチームとして詳細に報道されているかと思うでここではさらっと。2021年以来投手専業での先発となったShohei Ohtaniが10奪三振6イニング1自責点で好投。相手となったMetsの先発のClay Holmesは今季4度目の先発で、試合前の時点で防御率1.50。Ohtani、Yoshinobu Yamamotoと2名のCy Young賞狙いの投手を持つDodgersの打線がHolmesを捉えればそっちの面でもアシストになるという試合でもありました。2回裏にHyeseong Kimの先制2ランホームランが出た瞬間ではHolmesの防御率が2.10まで悪化。まだまだシーズンの序盤ですから賞レースで一喜一憂すべき時期でもないですが、直接対決で大量失点してライバルを消したらそれはそれでおもしろいよな、という展開。しかしHolmesはその後に踏ん張り5回2失点でまとめています。Holmesはプロでリリーフ投手から先発投手に転向した変わり種ですが、しぶとい投球で見ていてなかなか楽しめました。

Cy Young賞関連では今季開幕戦で昨年のNLCy Young賞投手Paul Skenesが1回もたず5失点の炎上。その後の登板では各1自責点ずつで回復してるんですが開幕戦分の負債をまだ返せていない状況で4.00。長いシーズンですからいずれはまた2点台に収束してくるかとは思いますけど出だしにハンデを背負ったのは事実。本命が後ろからスタート、差し返しを目指す展開になります。野球ってこういう試合を見なくても数字で様子がうかがえるところは利点のひとつです。

Metsの方に戻りますが、HolmesもいてWorld Baseball Classicで決勝戦の先発も担ったNolan McLeanもMetsに戻って好調。なのにチームの戦績は7勝12敗。個々を見てるとスター1番打者Francisco Lindorは数字はあがっていないですけど、打席の状態はそんなに悪いようにも見えなかったこの@Dodgers三連戦。特にOhtaniに11球を投げさせて粘った打席。結果は三振でしたがボールの見えていない調子の悪い打者の打席ではなかったです。Dodgersに次ぐ資金を投入していて、メンバーも揃っているかにも見えるのに地区最下位で苦しんでます。
5つの負債ぐらいは長いシーズンですからいくらでも返せますけど、他にもNL東の優勝候補のPhiladelphia Philliesも負けが先行。そんな他のコンテンダーチームを尻目にMookie Bettsが離脱、クローザーのEdwin Diazも先日3点差をセーブ失敗して以来登板もしてない。元Cy Young賞投手のBlake Snellはまだ一度も投げてないなどメンバーがかなり欠けてるのにあっさり貯金10のDodgersは出来すぎにも見えます。Snellがいない間にJustin Wrobleski(3試合、先発2度、防御率2.12)まで先発で独り立ちさせてしまったら、長いレギュラーシーズンでのエース格たちへの疲弊も避けられるでしょう。三連覇を目指すポストシーズンでの投手陣のフル回転へ寄与しそう。
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