MLBがSan Diego Padresの売却を承認してます。シーズン中なのにって感じもありますが売却の背景を聞くとまあそんなものなのかという感じでもあります。売却額はMLB史上最高額の$3.9 billion。
それまでの最高額は2020年のNew York Metsの$2.4 billion。New York市の第2チームではあっても巨大な都市圏であるNew Yorkを地元とするMets。それを6年後で1.6倍の額で市場規模の限られるSan Diegoで売れるというのですから景気の良い話です。
ちなみについ最近NBAの名門Los Angeles Lakersが売却された額は$12.5 Billionですからチームの資産価値はMLB PadresとNBA Lakersではかなりの差があります。Lakersは特別高いでしょうが。
Padresが売却に至った事情はこうです。
オーナーが3年前に63歳で死去。アメスポのオーナーは長寿の方が多いですからその年令で死ぬつもりはなくまだ10年20年とPadresを経営していく気持ちがあったのかもしれません。
余談ですがスポーツオーナーに限らず世界のビリオネアの方々はHGHや成分輸血はじめ最先端のアンチエイジング治療などを日常的に受けているはずで、63歳での死去はかなり早いのは確かです。
オーナーの死後、相続人の意思統一ができず球団経営に支障をきたして売却して換金することになり売りに出た物件です。端的に言えば明確な経営後継者を定めていなかったとも言える。その辺もまだ死ぬ気がなかった傍証かも。
そんな状態ですからシーズン中の売却でも球団に愛着もないステークホルダーは気にもしなかったということかなと推測できます。タイミングより金額の大きさにホクホクというところでしょう。今年の12月に労使協定が切れて労働争議が始まる前に決着できたのもステークホルダーにとっては満足なところのはずです。
それにしても景気の良い話です。San Diegoは西海岸の南端、メキシコ国境沿いの都市。北はLos Angelesまで1時間半。LAにはカネに糸目をつけないDodgersがある(Angelsもありますが)。つまり北にも南にもファンを開拓しにくい窮屈な土地柄なのに、New York Metsより遥かに高く売れちゃうんですね。その辺はさすがにMLBということになるのか。ピッチクロック導入以来各種の数字も伸びてるしPadres自体も地元の支持は高いようですから。
いまSan Diegoに残ってる4大スポーツのチームはこのMLB Padresだけ。元San Diego Chargers(NFL)もSan Diego Clippers(NBA)も手狭なSan Diegoから商圏の大きいLAに移転しています。ChargersはともかくClippersなんてLAに移転して長いですがいまだにLakersの陰のまま、どんなにカネをかけても強くならない。
San Diegoには他にはサッカーMLSの30番目のチームとして$500 Millionの参入金を支払ってSan Diego FCがSan Diegoに近年入ってきてます。
この判断はなかなか微妙です。外国人資産家オーナーがMLSの「最後の拡張チーム」として購入したチームです。MLSとしては史上最高額の参入金で手狭なSan Diego商圏で事業を始めてみようというのがさすが外国人って感じですけどね。アメリカ人投資家なら手を出したくなかったのでは。
それに最後の拡張というのはMLSの詐欺みたいなもんで、過去何度もその殺しセリフで参入金ゲットビジネスを展開してきたのは過去当ブログでも何度か書いています。
San Diego FCの$500 Millionの参入金のおかげで他のMLSチームの近い将来の予想売却最低額もそれ以上まで上がってるんで他のMLSのオーナーにとっては悪いことばかりではないんですが、San Diego FCはほぼ確実に単年赤字でスタート。San Diegoでサッカー専用スタジアムもなく(地元大学のフットボールスタジアム間借り)そのキャパも動員実力以上に大きいのでチケット価格も上げられない。転売価格も上がらないのでシーズンチケットの売上も伸びない。この$500 MillionはMLS全体がよほど人気を上げて資産価値のゲインが出ないと回収できない金額でしょう。外国人の方はねー、毎度毎度ですが「アメリカのサッカーはこれからビッグビジネスになってこの投資も回収できるはず」っていう、50年前から同じことを繰り返してるんですけど、さあSan Diego FCはどうか。
それまでの最高額は2020年のNew York Metsの$2.4 billion。New York市の第2チームではあっても巨大な都市圏であるNew Yorkを地元とするMets。それを6年後で1.6倍の額で市場規模の限られるSan Diegoで売れるというのですから景気の良い話です。
ちなみについ最近NBAの名門Los Angeles Lakersが売却された額は$12.5 Billionですからチームの資産価値はMLB PadresとNBA Lakersではかなりの差があります。Lakersは特別高いでしょうが。
Padresが売却に至った事情はこうです。
オーナーが3年前に63歳で死去。アメスポのオーナーは長寿の方が多いですからその年令で死ぬつもりはなくまだ10年20年とPadresを経営していく気持ちがあったのかもしれません。
余談ですがスポーツオーナーに限らず世界のビリオネアの方々はHGHや成分輸血はじめ最先端のアンチエイジング治療などを日常的に受けているはずで、63歳での死去はかなり早いのは確かです。
オーナーの死後、相続人の意思統一ができず球団経営に支障をきたして売却して換金することになり売りに出た物件です。端的に言えば明確な経営後継者を定めていなかったとも言える。その辺もまだ死ぬ気がなかった傍証かも。
そんな状態ですからシーズン中の売却でも球団に愛着もないステークホルダーは気にもしなかったということかなと推測できます。タイミングより金額の大きさにホクホクというところでしょう。今年の12月に労使協定が切れて労働争議が始まる前に決着できたのもステークホルダーにとっては満足なところのはずです。
それにしても景気の良い話です。San Diegoは西海岸の南端、メキシコ国境沿いの都市。北はLos Angelesまで1時間半。LAにはカネに糸目をつけないDodgersがある(Angelsもありますが)。つまり北にも南にもファンを開拓しにくい窮屈な土地柄なのに、New York Metsより遥かに高く売れちゃうんですね。その辺はさすがにMLBということになるのか。ピッチクロック導入以来各種の数字も伸びてるしPadres自体も地元の支持は高いようですから。
いまSan Diegoに残ってる4大スポーツのチームはこのMLB Padresだけ。元San Diego Chargers(NFL)もSan Diego Clippers(NBA)も手狭なSan Diegoから商圏の大きいLAに移転しています。ChargersはともかくClippersなんてLAに移転して長いですがいまだにLakersの陰のまま、どんなにカネをかけても強くならない。
San Diegoには他にはサッカーMLSの30番目のチームとして$500 Millionの参入金を支払ってSan Diego FCがSan Diegoに近年入ってきてます。
この判断はなかなか微妙です。外国人資産家オーナーがMLSの「最後の拡張チーム」として購入したチームです。MLSとしては史上最高額の参入金で手狭なSan Diego商圏で事業を始めてみようというのがさすが外国人って感じですけどね。アメリカ人投資家なら手を出したくなかったのでは。
それに最後の拡張というのはMLSの詐欺みたいなもんで、過去何度もその殺しセリフで参入金ゲットビジネスを展開してきたのは過去当ブログでも何度か書いています。
San Diego FCの$500 Millionの参入金のおかげで他のMLSチームの近い将来の予想売却最低額もそれ以上まで上がってるんで他のMLSのオーナーにとっては悪いことばかりではないんですが、San Diego FCはほぼ確実に単年赤字でスタート。San Diegoでサッカー専用スタジアムもなく(地元大学のフットボールスタジアム間借り)そのキャパも動員実力以上に大きいのでチケット価格も上げられない。転売価格も上がらないのでシーズンチケットの売上も伸びない。この$500 MillionはMLS全体がよほど人気を上げて資産価値のゲインが出ないと回収できない金額でしょう。外国人の方はねー、毎度毎度ですが「アメリカのサッカーはこれからビッグビジネスになってこの投資も回収できるはず」っていう、50年前から同じことを繰り返してるんですけど、さあSan Diego FCはどうか。