アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NHL/Ice Hockey

CapitalsファンがWNBAの会場を占拠へ

NHL Stanley Cup Finalで王手をかけているWashington Capitals。今プレーオフが進む中、アウェイの試合の際に本拠地のCapital One Arenaをパブリックビューイング会場として満員のファンを動員してきています。第5戦はアウェイのLas Vegasで。その試合に合わせて今度もパブリックビューイングをやりたかったようですが、実は同日同時刻に女子プロバスケWNBAの試合が同会場では組まれていたため当初はそれができないかもとなっていました。

それがWNBAの試合の方を4PMから開始に繰り上げ、その後Capitalsのパブリックビューイングに会場を空けるということになったようです。NHLの方は8PM試合開始予定。平日4時の試合開始ではもともとWNBAの試合のチケットを持っていた人で観戦できない人もでたはずですが、同市のメジャースポーツにとっては26年ぶりの優勝の瞬間を大々的に祝う方が大事だという判断でしょう。さらにその後WNBAの試合は無料開放ということに決まった。既にチケットを持っている人は払い戻しまでして無料化するのだと。
そうなると会場での席取りを考えればWNBAの試合をやっている最中からCapitalsファンが大挙集結して満員になることが予想されます。そうなると記録上はWNBAの史上最大の試合動員記録になるかも。

これ、会場は優勝すればその場でグッズが飛ぶように売れる可能性が高く、また夕方から優勝決定まで長時間会場内にいる人たちは確実にメシ酒その他でかなりのカネを落とすというソロバンを弾くとWNBAの試合をまるごと買い取って押しのけるぐらいは構わないということなんでしょうね。それに素直に応じたWNBAもそれなりに儲かる条件が提示されたのでしょうからwin-winか。

それでもこの状況で大損をした人もいるようです。というのはWNBAの試合が無料開放となるという話が決定する前に、先にWNBAの試合が4PM開始となるというニュースが流れた。その段階でWNBAの試合のチケットが転売市場で暴騰、$500とか$1000とかで売られていたというのです。それを高値で買っちゃった人が若干名いたようなのです。パブリックビューイングで良い席を確保したかった人が。その後試合は無料開放と決まり、そういう席を高値づかみした人も額面分は払い戻しされることになりますが、WNBA Washington Mysticsの試合の券面価格は$20とか高くても$44とか。焼け石に水ですね。それでも良席は確保できたのだからいいのでしょう。そもそも一席に$1000を投じようと思う(それも本当の試合ではない)人はお金の余っている方でしょうしね、そういう方にとっては大損というほどの損でもないのでしょう。
いろいろおもしろいです。

NBA・NHLともにFinals/Finalの放送好調

NHL、NBAのFinalsの視聴率が発表になっています。
NBAの方は第1戦が1740万人、第2戦が1850万人の視聴者を集めています。第1戦は木曜日、第2戦は日曜日だったのが数字のアップの要素かと。
NHLの方では祝日の地上波放送だった5/28の第1戦が520万人、第2戦は有料チャンネルのNBCSNに移行して380万人となってます。第3戦は現時点では数字が出てません。(週末放映分は集計が遅い傾向)

NBAの方は順調昨年並。NHLは昨年より好調な出だしとなってます。
NHLが好調な理由はそれぞれの地元での熱狂的な支持が効いている面もあります。特に第1戦のLas Vegas地区ではなんとオンになっていたTVの半数がNHLにチャンネルを合わせていたという大反響。Vegas Golden Knightsがシリーズを逆転できるかにかかわらずスポーツファンという枠を超えた注目を地元Vegasでは浴びているようです。これはすごい。NHL史上に残る成功物語となることでしょう。
対するWashington Capitalsの地元DC地区でもNFL Redskinsを除くスポーツ放送で最高に迫る視聴率を集めたとされます。それまでの最高は2012年のMLB NLDS第5戦のWashington Nationals x St. Louis Cardinals戦の16.7%。今年のNHL Stanley Cup Finalの第1戦は16.0%。
地区別に見ると両チームの地元以外だとPittsburghが10%以上と高視聴率。これはたぶん元Penguinsの長年の正ゴーリーだったMarc-Andre Fleuryのファンが擬似Vegasファンになって見ていたってことでしょうか。

NBAの方は四年連続の同一カードによるFinalsですがここまで2戦とも終盤まで点差が離れなかったこともありまずまずの数字となっています。NBA Finalsは全戦地上波放送となります。

Stanley Cup Final第3戦Capitals快勝

Stanley Cup Final第3戦は地元に帰ったWashington Capitalsがスコア以上の快勝、3-1でシリーズを2勝1敗とリードしてます。
Alex Ovechkinが地元では4月以来のゴールを決めてます。なんとプレーオフの熱戦の続いていた5月中はホームの試合では1本もゴールできていなかったのです。Capitalsはこのプレーオフ、ホームでの成績がふるわなかったのはOvechkinが決定打をホームで打てていなかったから、ということにもなるか。そのOvechkinが先制点を決めた。さらに前戦試合途中で手のケガで離脱したEvgeny Kuznetsovが第2ピリオドにゴール、とキープレーヤーにゴールが続いてCapitalsも快勝。ホッケーの場合、試合ごとに流れが変わるので今日の快勝ぶりがそのままシリーズを左右はしないでしょうがチーム初のStanley Cup獲得まであと2勝となってます。

リードしていたCapitalsが失点したのは第3ピリオド前半。G Braden Holtbyがゴール裏のパックを取りに行って相手が来ているのにリスキーなクリアをしようとしたのが相手選手のスティックに当ってゴール前へこぼれたのを詰められました。その時点でCapitalsの2-0リードの場面。試合もCapitalsの方が押し気味という場面でもありゴーリーとしては無理をするべきではない場面。あそこは軽率のそしりを避けられないプレーでした。これで2-1と一気に試合の緊張感が高まってしまいました。
ああいうゴール裏へ周るプレーは敵Vegas Golden KnightsのG Marc-Andre FleuryがPittsburgh時代によくやっていてハラハラさせられたプレーですが、それをHoltbyがやってしまったか、という感じでした。そしたらその1分後ほどに今度はFlueryが同じようなプレーをやって(触発された?)点数をお返ししそうになったのはご愛嬌。

その後Devante Smith-Pellyのゴールが決まる。この場面はVGKのディフェンスの戻りが極端に遅くプレー内容としてガッカリの失点でした。この怠慢プレーが事実上の勝敗確定の場面というのはいただけません。
3-1となって時間も短くなったところでエンプティネット。6人攻撃のVGKからCapitalsは再三パックを奪うのですけれど空のゴールにパックを打ち込めなかったため3-1のままCapitalsの勝利。

おもしろかったのは第1戦のときにダーティなブラインドからのぶちかましをしてVGKの恨みをかっていたCapitals Tom Wilsonが最終盤の時点でパックの奪い合いの最中にパックの上にかぶさって倒れたとき。VGKの選手がこれ幸いと2人がかりでパックをWilsonの身体の下から弾き出そうと(いう言い訳で)Wilsonを散々スティックで攻撃していたところですね。明らかに報復ですが、それに対して後で立ち上がったWilsonは文句も言わずに引き上げたところが、ホッケーぽいなと。

VGK快勝発進 Stanley Cup第1戦

この試合はエキサイティングで素晴らしかったです。Stanley Cup Finalで私の記憶にある中で最高にエンタメ度の高い好試合となりました。地元開幕となったVegas Golden Knightsが6−4でWashington Capitalsを下しています。

まず試合前の盛り上げがすごいです。芸能の都であるLas Vegasということもあり、VGKの試合前の演出は以前から凝っているんですけれどこの日は地上波放送NBCで祝日の夜放送(NBAより1時間試合開始が早い)。見たことのないひとたちと一緒に見ていたんですけれど「これはすごい」「行ってみてみたい」と大変に好評。ボクシングの名司会者Michael Bufferを特別に招待して例の「Let's Get Ready To Rumble〜!!!」とやらかして選手紹介などもさらなるスペシャルなムードを提供。盛り上がってました。
この時点で私の唯一の心配は試合の方がこのプレゲームショーに負けてしまうこと。

その心配は杞憂でした。第1ピリオドから両軍スピードの乗った激しい試合となり10分にVGKが先制した試合が動き始め2-2でインターミッション。この第1Pは稀に見る好ピリオドだったと思います。その後はWashingtonが勝ち越し、VGKが追いつくの繰り返しとなり地元ファンをハラハラさせました。
第3ピリオド、4-4の同点の場面で試合が荒れてきて、VGKの攻撃のエース格Jonathan Marchessaultが無防備な状態でブラインドからショルダータックルを食って倒される。脳震盪プロトコルで引っ込まざるを得なくなり、VGKピンチ。
この勝負どころをしのいでVGKの第3攻撃ラインがこの日2ゴール目を見事なtick-tackで決めて1-0以来のやっとのリード!最後はエンプティネットゴールを追加して最終スコアへ。

この試合Alex Ovechkinはトレードマークの猛爆スラップショットを打てずその部分ではほぼVGKの完封勝ち。VGKに西決勝で敗れたWinnipeg JetsのRW Patrik Laineが敗退後「シリーズを通してシュートをまるで打たせてもらえなかった」と嘆いたそのVGKディフェンスはこの日も有効だったと言えます。
より変幻自在型のT.J. OshieとNicklas Bäckströmのラインには手こずっていたわけですが。

Harper ブレずにGolden Knights支持

今夜からNHL Stanley Cup Finalが始まります。第1戦は西のVegas Golden Knightsが東のWashington Capitalsを迎え撃って開幕します。

この両軍はGMつながりがあります。VegasのGMのGeorge McPheeは1997年から2014年までをCapitalsで過ごし、現在のCapitalsの主力のスターたちの多くはMcPheeが指名してきた選手たちで占められています。Capitalsの大エースであるAlexander Ovechkinもその一人。そしてMcPheeがGMになった初年度にCapitalsはStanley Cup Finalに進出しています。そして現職のVegasはリーグ参戦初年度にこれまたFinal進出に成功と、McPheeはGMとしてのキャリアで二度までのスタートアップの大成功を遂げたことになってます。
GMはあくまで背広組なのでCapitalsの多くの選手の特徴を事細かく知っているGMがいてもVGKが有利につながるとは言えませんが、どこかで微妙にシリーズの帰趨にこのことが影響してきたらおもしろいかもしれません。

表題の件。MLBのスーパースターWashington Nationalsの主砲Bryce HarperがStanley Cup FinalでVegas Golden Knightsを応援すると公言しました。Harperは生まれ育ちがLas Vegasなんですね。それでメジャースポーツ初のVegasのチームであるVGKのファンになるとシーズン前から言っていたわけです。HarperはWashingtonでMLBの若手スターになって7年目。Harperの出身地を知らないと当然WashingtonつながりでCapitalsの応援にまわることになるわけですが、リーグ参戦初年度のVGKと、レギュラーシーズン番長のCapitalsが勝ち進んでHarperにはつながりの深い二都市のFinalのカードになっちゃったわけですね。それでHarperがどちらを応援すると言い出すのか、それとも日和見でどっちも応援したいとか言い出すのか注目されていたんですが、その結論としてVegas推しするということを公言したわけです。
出身地とは言え新設チームで日本語風に言えばニワカファンです。WashingtonではCapitalsと同居して7年お世話になっているわけでVGKよりも所属選手同士で触れあう機会などは多かったんですが、Vegasと。

これうがった見方をすると今季終了後にFAとなるHarper。どうせFAでWashingtonからは出ていって縁が切れる可能性もあるので今Capitalsの応援なんてしても先がない。Vegasなら初年度から応援していたとずっと言える。だからVegasにしておこうという感じではないのか、もうNationalsから出ていくのはHarperの頭の中では既定路線なのでは、という話にもなるわけです。

最終第7戦でも殴り合うのがNHL

まず試合の結果の方を。NHL東カンファレンス優勝戦最終第7戦をWashington Capitalsが4-0で快勝、Stanley Cup Finalに進出を決めてます。Finalのカードはプレーオフで過去苦杯を舐め続けてきたWashington Capitalsと、リーグ拡張1年目でFinalに乗り込んでくるVegas Golden Knightsというカードとなりました。過去Capitalsの前に立ちふさがってきたPittsburgh Penguinsの正ゴーリーだったMarc-Andre Fleuryが新チームのメンバーとして再びCapitalsの敵として現れることになりました。

試合開始僅か1分でAlex Ovechkinの超豪快スラップショットがTampa Bayゴールに突き刺さり先制。続いてTampaの反則でショートハンドとホームアイスアドバンテージを活かせないままに試合はWashingtonペースに。
今シーズンのNHLのホームアドバンテージのなさは異常なレベルになってきてます。同時進行のNBAの方のホームアドバンテージが効きまくっているのとの差がすごい。

表題の件。勝てばStanley Cup Final進出という試合でも殴り合うんですねえ。こんな大事な試合でもやり始めたら止まらない。当事者はLightningのD Braydon CoburnとCapitals RW Tom Wilson。荒れて二人ともにペナルティボックス入りさせられたんですが、同時に入れられれば出てくるのも同時。ボックスから出たら二人がいきなりそのまま再度乱闘へ。
これ、まあ他のスポーツだと大顰蹙ものなんですが、ホッケーだとこれは武勇伝になっちゃいますね。特に身体のサイズで明らかに劣るTom Wilsonの方は。

緊迫の接戦を制して最終第7戦へ

NHLプレーオフ東カンファレンス第6戦。緊迫の0-0無得点の続いていた試合の均衡を破ったのはWashington CapitalsのNicklas BäckströmからT. J. Oshieへのズバリのパスからのシュート。これは爽快な一撃。4人のTampa Bayのディフェンダーに囲まれていたOshieへのパスのスピードそして位置、それをものすごい素早さで叩き込みました。ただ合わせただけではない。見えない速さで振り上げたスティックからのショットが短距離からゴールに突き刺さってます。
2015年にOvechikinが全盛期のうちにどうしても勝ちたかったCapitalsがOvechikinの相棒にと乞うてSt. Louisから獲得してきたOshie。少々時間はかかってあれ以来3シーズン目ですが遂に彼を獲得したその意義を形にしたようなゴールだったんじゃないでしょうか。崖っぷちだったWashingtonをリードに導き、最終スコアは3-0でCapitals。第7戦、敵地での勝負となりました。

迫力の追撃も3連敗

NHL Stanley Cupプレーオフ東カンファレンス決勝シリーズ第5戦。Washington Capitalsが迫力ある攻めで終盤に追い込んだものの届かず2-3、Tampa Bay Lightningに敗れています。これでシリーズ序盤に敵地で2連勝後3連敗。Tampa Bayの3勝2敗となって第6戦は@Washingtonとなります。
第2ピリオドにやっと1点返して1-3としたWashingtonはそこからの試合残り時間を支配。迫力の攻めで再三Tampa Bayゴールを脅かしましたがスコアは第3ピリオド終盤の1点にとどまって届かず。ホッケーの場合こういう試合を支配しているように見えても得点にならないことはよくあることですから、それが良いだの悪いだの言えませんが、結果から見ればエンジンがかかるのが遅かったということなのでしょう。OvechkinのNHL随一の豪快ワンタイマーが定位置の左からだけでなく意外な角度からもゴールに飛ぶのですがTampa Bay G Andrei Vasilevskiyが守りきってTampa BayがFinal進出へ王手をかけてます。

NHLカンファレンス決勝出場チームが出揃う

昨夜NHLプレーオフの二回戦の最後のカードの最終第7戦が行われ、Winnipeg JetsがNashville Preditorsを5-1で下して西カンファレンス決勝へ駒を進めました。Jetsにとっては移転後7シーズン目で大きな躍進のシーズンとなってます。今週末から始まるカンファレンス決勝シリーズでの地元の熱狂が楽しみです。この試合、第6戦から2日空いたんですが、理由はNashvilleのホームアリーナが前日はJustin Timberlakeのコンサートの予定で使えなかったからでした。

昨夜の第7戦は試合早々に2本の華々しくないゴールでリードしたのが大きかったです。先制ゴールはゴールポストとゴーリーのスケートの隙間からコロっとパックが入ってしまった。とても悔いの残りそうなゴール。続いて2本目も入って試合開始10分強で2-0。NashvilleはここでゴーリーPekka Rinne交代。プレーオフ最終第7戦での交代時間としては史上最速だったようです。Rinneが悪いというよりは2-0となったチームが浮足立つのを抑えて檄を飛ばしたいけれどタイムアウトはとりたくないから、というように見えました。明らかに地元アリーナ全体が2点目でショックを受けていましたから。NHLでは各チームにタイムアウトの権利は1つのみ。そしてタイムアウトの手持ちがないと残りの試合中にビデオチャレンジもできません。だからあの時点でタイムアウトがとりたくないというのはわかる。
追うPreditorsの15分にこの試合で最も鮮やかなゴールで2-1に。パワープレーで見事なセットプレー。それも一度ほぼ同じ感じでパックを回して見せ餌撒きをした直後に、ノールックドロップパスを攻撃自軍側のディフェンスマンP.K. Subbanに流してそれを見事にスラップショット、ゴール。なかなかいまのNHLでこんなにきれいに狙った通りにハマるゴールはないでしょう。このゴールで息を吹き返してここからはせめぎあいの接戦が続きました。
第2ピリオドもそのせめぎあいのまま終わるかという終盤、Nashvilleが相手ゴールに続けざまに襲いかかったんですが、その攻めが途切れたところからJetsの逆襲ゴールが決まって3-1。再び2点差となった第3ピリオドはJetsの徹底した守りでNashvilleは攻めきれず、遂にこの日初めてのペナルティを犯す。Jetsにとってのこの日最初のパワープレーで4-1として試合が決まりました。Nashvilleの数少ないミスをきっちり咎めて得点に結びつけたのが勝因。

これで今夜はじまる東カンファレンス決勝はWashington Capitals@Tampa Bay Lightning、西は土曜日にVegas Golden KnightsがWinnipegに乗り込んでの第1戦となります。なかなか目新しい顔ぶれになりました。西はどちらが勝っても初のStanley Cup Final登場となります。休養十分となったGolden Knightsとホッケー国カナダの期待を背負って登場するJetsの金銀対決は楽しみです。カナダ勢がFinalに登場すれば2011年のVancouver Canucks以来7年ぶりとなります。
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