アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NHL/Ice Hockey

Penguins、激戦の同州内ライバル対決シリーズを突破

第3ピリオド後半に語り尽くせないほどの事がいろいろ起こった大熱戦を制してPittsburgh PenguinsがNHLプレーオフ一回戦の対Philadelphia Flyersとのシリーズを4勝2敗で勝ち抜け。大変な試合になりました。最後はPhiladelphiaのファンからビール缶その他物がリンクに投げ込まれたりと若干後味の悪い部分もありましたが、それ以上の好試合でした。最終スコアは8-5。

ドラマはこう展開しました。4-4の同点で第3ピリオド開始。開始早々にPittsburghがJake Guentzelのこの日2ゴール目が決まって5-4。その前から追いつ追われつで激戦でここまで来ていた試合でPittsburghがこの試合二度目のリード。
ピリオド中盤に差し掛かったところでダブルファールをとられて4人対4人になったところから次々と事件が起こります。4人対4人になって再開して僅か30秒後Pittsburghのベテラン人気ディフェンスマンKris Letangが相手ゴールの裏でブチギレてFlyersの選手にクロスチェック3連発。相手をゴールに押し倒してゴールがズレてしまうという勢いで、これでは審判も当然反則の笛を吹きました。その直前にLetangが壁際でボディチェックを受けたせいなんですけど、なぜこんなメチャメチャ大事な場面でそこまでキレちゃうんだ?という荒れっぷり。だって最小得点差でリードしていてあと10分ほど耐えれば一回戦突破という状況。それが負ければ3勝3敗で第7戦行き。こんな大事なところで4人対3人のパワープレーを与えるなんてとんでもない場面。それをベテランのLetangが唐突なまでのキレっぷり、見ていて笑ってしまうほどでした。
この絶好の同点のチャンスを得たFlyersなんですが、その攻めが遅い。もの凄く遅い。ゴール前に収縮したPittsburghの3人の選手を一度も乱せないままで4人対3人の時間終了。これがあまりももったいなかった。
続いて先にペナルティボックスに入っていた選手が出てきて5人対4人のパワープレーが30秒ほど続きますがここでもFlyers見せ場を作りきれない。
そしてさっきキレてペナルティボックスに入っていたKris Letangがボックスから出た、そのタイミングでPittsburgh側からFlyers側ゾーンへパックがスーッと流れる→ノーマークのLetangがパックに突進→それをFlyersのディフェンスマンが阻止→パック争いなったところでLetangのスティックでそのディフェンスマンが足を払われてまっ逆さまに転倒→笛は吹かれずそのまま試合続行→3秒後Guentzelがゴール!ハットトリック、6-4!
結果的にはブチギレしてペナルティボックスに入っていたのが怪我の功名ということになり、その上反則スレスレのプレーがコールされず、そのまま試合を決定づける6点目になっちゃったんですよね。私の説明が悪くわかっていただけないかもしれませんが、このあたり数分の試合の流れは波乱だらけ。Flyersの地元アリーナはreferee sucksの大合唱。
さらに試合再開後にもPhil Kesselからの我慢の横パスに合わせてGuentzel4ゴール目で7-4。ほんのちょっと前までは5-4でパワープレーで追いつこうという状態だったのがあっという間に3点差。
その後Flyersはゴーリーを引き上げ最後の攻撃、Sean Couturierのこの日3ゴール目が決まって追い上げ、帽子がアイスに投げ込まれて中断。その後Pittsburghのエンプティネットが決まって最終スコアの8-5に。でもLetangのあの微妙なノーコールの反則の余韻からエンプティネットゴールが決まり勝敗が確定した時点で物が投げ込まれだして試合中断。まあ気持ちはわかりますね。

勝ち進んだPittsburgh Penguins、いろいろありました。この日はEvgeni Malkinが負傷欠場。第5戦を欠場していたPatric Hornqvistがトップラインに復帰したのがMalkin欠場を補ってあまりあったことに。Sidney Crosbyの相棒としてHornqvistは既に欠かせない選手になっていることを証明した試合にもなったかと思います。
第2ラインは先日から改変でMalkinとKesselが同居していたのが、Malkinの欠場でKesselのラインに。結果的にはこれが当ってGuentzelの大爆発をKesselが次々と演出したことに。第2ラインをKesselとMalkin同居にするに当ってPittsburghのHCは嫌々このラインにしたような変なことを先日語っていたのです。曰くあの二人を一緒にするとeast-westの攻め(横にパックをパスする攻め)ばかりになってnorth-southにならないから、と。そのHCのコメントを聞いたときはイマイチ意味がよくわかりませんでしたが、今日のKessel-Guentzelのハマり具合を見るとGuentzelはnorth-southの動きができていてKesselの横パスのセンスにうまく合っていたということになるんでしょうか。
二回戦以降Malkin復帰時にどういうライン組みにしてくるのかも弱注目かもしれません。












Party time in Winnipeg!

NHL Stanley Cup Playoff西一回戦でWinnipeg Jetsが完勝5-0でMinnesota Wildを下して4勝1敗でシリーズ勝利。チームとして初のプレーオフ勝利となってます。3勝1敗で王手をかけての試合とあって地元は試合前からオーバーヒート気味。アリーナはもちろん満員の上、アリーナの近所3ブロックが試合前からファンで埋まる大盛況。試合が第1ピリオドにあっという間にWinnipegが4-0とリードしたのもあってお祭りは試合途中から始まり、金曜の夜ということもあってこれから夜中過ぎまでパーティが続くことでしょう。おめでとうございますと言いたくなるJetsの勝利となりました。

Winnipeg Jetsは公式には1999年にリーグ拡張で新設されたAtlanta Thrashersが2011年に移転してきたチームですが、同名の旧Winnipeg Jetsが1972年(NHL加盟は1979年)から1996年まで同地で活動。公式の扱いはともかく地元のホッケーファンにとっては今のチームは旧Jetsの帰還として捉えられています。旧Jetsのロゴのアパレルを着たファンも目立ちます。
同市のプロスポーツとしてはCFLのWinnipeg Blue Bombersがありますが、やはりNHLのチームだとその求心力が違うみたいですね。

Vegas Golden Knightsに続き西は話題性のあるチームが二回戦進出決定というところか。

Capitals崩壊危機の連敗スタート

唸ってしまうような敗戦。NHL Washington Capitalsが第1戦に続いてプレーオフ一回戦第2戦も延長戦の末逆転負けしています。ホームでの二連敗となり追い込まれました。
2-0、3-1と試合をリードしていた試合を第2ピリオドに3連続失点でひっくり返される。第3ピリオドは相手のColumbus Blue Jacketsが軽率な反則を連発。Capitalsのパワープレーをやっとのことで切り抜けた直後に、全く切迫していない場面でパックを客席に放り込んでしまう無意味な反則で再びWashingtonのパワープレー。いただけない試合。このパワープレーでCapitalsはなんとか追いつき4-4の同点へ。その後もまたColumbusはイライラなのかなんなのか意味があるとも思えないスラッシングで第3ピリオドの最終2分間もCapitalsのパワープレー。なんとか延長戦へ。勝ったもののColumbusも問題がありそうです。

延長戦でのBlue Jacketsの決勝ゴールはオフサイドが疑われましたがビデオ判定の結果、Columbusのゴールが認められて5−4でColumbusの勝利。

レギュラーシーズンは強いがプレーオフになると二回戦を突破できない、と散々非難されてきたWashington Capitalsですが、今季は一回戦突破が苦しくなってきました。まだまだ勝負が決まるまでは遠いですが、それにしてもこの逆転負けの連続はなあ‥という。これ、一回戦を突破できないとコーチ陣に粛清がされそうなチーム崩壊の危機ではないでしょうか。うーん。

Maple Leafsは過渡的な成功?

NHLプレーオフの方、Toronto Maple Leafs@Boston Bruinsの第2戦を見ましたのでその感想を。結果は7-3でBostonの快勝、2戦2勝となってます。試合早々からBostonが得点を重ねて完勝。第1戦の後半と合わせてBostonが8連続ゴールで圧倒しています。

どこで差がついているというと、私見ではMaple Leafsが得意としてきたスピードのある攻撃を封じられていることでしょう。ブルーライン辺りでディフェンスに身体を合わされるとふわっとそらされてスピードに乗った攻撃にならない。Maple Leafsのオフェンス陣はスピードに特化しているようでとにかく皆小さい。Bostonのディフェンス陣は超大型のZdeno Charaを筆頭にフィジカルなのにそれをスピード特化のはずのLeafsオフェンスがBruinsディフェンスを出し抜けない。Leafsオフェンスで比較的大型なのはAuston MathewsやJames van Riemsdykですが、彼らはサイズを生かしてフィジカルに相手ゴールを脅かすタイプでもない。オフェンス全体が軽いように見受けます。
ブルーラインを突破できないと見てとってダンプインを多用してもBostonはパック争いに遅れをとらないし、壁際でのパックの掘りあいになったときにはサイズの差で掘り負ける場面が目立ったように思います。

Torontoのホームに帰っての第3戦でどうMapler Leafsが盛り返すのかは見たいところですが、基本的にはこのオフェンスの軽さはチーム構成として片手落ちというかバランスが悪いように思います。サイズのある攻撃ラインの手持ちも必要なのでは?という感想を持ちました。
BabcockがHCを引き受けてまだ3年。意外と早く勝ち星を重ねてきたと思っていたんですけれど、この陣容だと苦手なチームがはっきり出てしまうような。まだ3年目、成績はでき過ぎで、いまはまだチーム改造改革道半ばっていうことなのかな、という風にも感じました。どうでしょうか。

Flyers 大敗の第1戦の借り返す

意地の見える試合でおもしろかったです。NHLプレーオフ一回戦Philadelphia Flyersが同州内ライバルPittsburgh Penguinsを5-1で下してシリーズを1勝1敗のタイに戻しています。
第1戦で0-7と完敗を喫したPhiladelphiaが試合開始からタフでフィジカルな試合を仕掛け、その勢いと圧力でPittsburghに思い通りの試合をさせずに第1戦の借りを返す試合に。
PenguinsのキャプテンSidney Crosbyにとっては悔いの残るところのある試合になったか。まだ2-0だった第2ピリオドに独走ファストブレイクでのゴーリーとの対決で読まれてバックハンドの右上隅を狙ったショットを弾かれ、同ピリオドの終了間際にもゴール右から絶好の機会を逃してパックはゴール前を横切るショットに。イライラからステックをゴールに叩きつけて折ってました(ピリオド終わりなのはわかっていてやったんですけど)。浅いアングルでしたけどNHLプレーヤーはあまりあれは逃さない。
結局はあの第2ピリオドが勝負どころで、第3ピリオド開始早々にFlyersが再び得点、試合の流れが確定していきました。

Flyersのラフプレーの肘でKris Letangが倒されたときはヒヤッとしました。自力ですぐ起きてましたけど手のひらを深く切ったみたいでしたね。

Capitals 逆転負けで黒星スタート

NHLプレーオフ一回戦の残り5試合が開催、すべての一回戦がスタートしています。Columbus Blue Jackets@Washington Capitals戦を観戦。メジャーペナルティからの先制2連続得点で先手を取ったCapitalsでしたが踏ん張ったBlue Jacketsに延長戦の末逆転負け。メトロポリタン地区3年連続優勝しながら毎年プレーオフで惨敗してきたCapitals、今年も初戦でまたこれかという感じの敗戦になってしまいました。
Capitalsが押し気味の0-0で迎えた第1ピリオド終盤にBlue Jacketsがボーディングのメジャーペナルティ。反則した本人は退場、5分間のパワープレー。メジャーペナルティは通常のマイナーと違って人数の多い側のチームに得点が入ってもパワープレーは継続します。このパワープレーでCapitalsはパワープレー開始早々にあっさり先制点を得て1-0。なおもパワープレーは継続。ここでCapitalsは手持ちのセットプレーを繰り出して自陣深くでなにやらごねごねとパック廻し。いくら先制点を取ったからってせっかくのパワープレーの時間をこんなふうに使うのは‥なんて思っていたらそこから一気に攻め上がると10秒もしないうちに鮮やか2点目。2点目が決まった時点で5分間のパワープレーをまだ1分も消化していない、という状態に。ここは押せ押せで一気に試合の流れを引き寄せるか、という流れ。
このピンチをBlue Jacketsが切り抜けたのが結果的には大きかった。メジャーペナルティがピリオド跨ぎになって、立て直したJacketsが失点を食い止め、逆に第2ピリオド5分で1点返した。これでもう流れはどちらに行くかわからない試合に。結果は第3ピリオド後半に追いついたJacketsが逆転勝ちに。
ざっとの話ですが、Ovechkin、迫力ない試合だったなあという感想です。

前日はNBAとNHLをチャンネル変えながら見ていたんですけど、チャンネル変えながらだとホッケーは見づらいですね。両軍の攻防のベクトルを感じながら見ないとホッケーは試合の流れが感じにくい。バスケはその点ぶつ切りで見ても大丈夫。この辺は各スポーツの特性ですね。

Penguins大勝、VGK1-0でプレーオフ発進

NHLのプレーオフが始まってます。初日から今プレーオフの注目チームが勝ってますね。3連覇を目指すPittsburgh Penguinsは7-0の圧勝で初戦勝利。新加入Vegas Golden Knightsは1-0の最小得点ゲームを制してます。前者は中盤の2ゴールを見られました(NBA Nuggets x Timberwolvesのプレーオフ最終枠争いの裏番組だったので)。Sidney Crosbyのハットトリック。後者は1-0の第2ピリオドまで見ましたが平日ということで離脱。あのまま最小得点差で逃げ切ったのですね。
ホッケーは腰を落ち着けて見ないとあまりコメントが書けないですが、話題性のある方が勝ったということになります。

NHLプレーオフ今夜開幕

いろいろ忙しいアメスポシーン。今夜からNHLのプレーオフが開始。今年の新基軸はプレーオフの全試合をNBC系列のチャンネルを総動員して放送することです。昨年まではメイン局であるNBC Sports Networkを軸に週末には地上波NBC、NHL Netwrok、USA、CNBCでカバーしていたのを今年は増強してGOLF Channelまで動員して全試合放送を予定してます。好みのカードが自由に見られるのはありがたいです。

様々切り口はありますが基本線はPittsburgh Penguinsが3連覇するのか、どこが止めるのか、というところでしょう。Penguinsの前に立ちはだかるのは一回戦は州内ライバルPhiladelphia Flyers、二回戦はたぶんメトロポリタン地区優勝Washington Capitals。Capitals x Penguinsは過去の様々な戦いもあって期待大です。そして東優勝戦は東カンファレンストップのTampa Bay Lightningかそれともカナダからの刺客古豪Toronto Maple Leafsか。

西は太平洋地区の1〜2回戦が気になります。新参入チームVegas Golden KnightsがLos Angeles Kingsを迎え撃つ金銀黒対決。NHL史上最高の拡張新チームとなったVegasがそのマジカルランをプレーオフでも発揮できるのか。ここを勝ち抜けるとSan Jose SharksとAnaheim Ducksとの二回戦へ。
心情的にはWinnipeg Jetsの活躍に期待してます。やはり1チームぐらいカナダのチームが勝ち進んでくれないとなんとなく寂しいので。Leafsでも良いんですが、Leafsの地区はなかなかレベルが高いのでWinnipegかなと。

NHLのプレーオフはNBAと形式こそ同じですが一回戦からどちらが勝つかわからない、どのチームにも勝ち進める可能性が十分あるという意味でエキサイティングです。

NHLのシーズン前のオッズ

NHLはレギュラーシーズン終了目前。各チームが2〜4試合を残すのみ。全16チームのプレーオフの枠のうち東西カンファレンスでそれぞれ5チーム=計10チームがプレーオフ進出を確定させています。

今季シーズン前の優勝オッズと見比べるとおもしろいです。スポーツ賭博は様々ありますが例えばここですと、本命に2連覇中のPittsburgh Penguinsなのは良いとして、オッズ2位にEdmonton Oilersが挙げられているのが目を引きます。Edmontonは西の13位に沈んでおり既にプレーオフの望みなし。若きスターConnor McDavidを擁して上位進出が見込まれStanley Cupコンテンダーと見なされていたということでしょう。しかし結果はMcDavidがやってくる前までの定位置の西の最下位近辺に戻ってしまってます。McDavid個人は期待を裏切らない好プレーぶりで頻繁にハイライト場面を毎週のように見かけますが、チームはまるで冴えず。
McDavidと同期ドラフト全体2位で入ってきたJack EichelのBuffalo Sabresは東の最下位16位。オッズを見るとこちらはシーズン前から期待はされてなかったのをさらに下回ったという感じでしょうか。McDavidもEichelも個人はドラフト時の期待に応えていると思いますがチームは彼らがドラフトされる前と同じ定位置に戻っちゃってますね。どうしたものか。

逆に悪オッズを見事に裏切って既にプレーオフ進出を確定させているのがVegas Golden Knights。Vegasに関しては文句のつけようのない創設初年度。Knightsの地元Las Vegasの賭け屋さんもGolden Knightsを当初オッズ単独最下位の200分の1の確率として予想していた。これ、おふざけだかご祝儀だかでVegasに賭けている人は楽しいシーズンでしょうね。
VGK以外ではWinnipeg Jetsも良い方に期待を裏切ったことに。VGKがいるので目立ちませんが移転フランチャイズが新しい土地で新たにプレーオフの歴史を刻めるか。

Pittsburghは既にプレーオフ進出は確定させているものの現在東カンファレンス全体で5位相当の成績。決して本命らしくレギュラーシーズンを圧倒したというような成績ではない。
もちろんNHLのプレーオフは毎年のことながらトップシードであることの優位性はほとんどありません。NHLを連覇した2016-17シーズンも2015-16シーズンもPittsburghはメトロポリタン地区2位でのプレーオフ出場でした。今年も同地区2位につけている。なんら問題なしということか。
問題があるのは毎年メトロポリタン地区首位ながら毎度二回戦でPittsburghに負けるWashington Capitalsの方です。今年も同地区1位通過するCapitals。NHLの現行のプレーオフの組み方は同地区内の相手とプレーオフ二回戦を戦うフォーマットなのでどうしてもPittsburgh超えをしないことには栄冠への道が開けないのです。今年こそWashingtonの年になるのかどうか。
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