アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

格闘技

PPVをESPNが売る場合のメリット

昨夜のボクシングPPVですが、翌日=今日のESPNのSports Centerで試合をビデオを見せて報道していました。ダウンシーンも含めてまずまず流れのわかる内容の報道。
過去格闘技のPPVの試合は放映権の都合もあって静止画または画像なしで試合の報道を余儀なくされていたのが、放映権をESPNが持ってるのでSports Centerで自由に流すことが可能になったわけですね。これは消費者側にとっては大きなメリットと言えましょう。

14年ぶりのESPNによるPPV

今夜ボクシングTerence Crawford対Amir Khan のWBOウェルター級タイトルマッチが行われます。Crawfordはパウンドforパウンドで現在最強ともされる選手でボクシングファンには注目の試合。場所はニューヨークMadison Square Gradenで。

この試合の放送はESPNの制作で同社としては14年ぶりのボクシングのPPVイベントなんだそうです。ボクシングは強い選手の試合はPPVでしか見られないので蛸壺化が激しく、いくらPound-for-poundのベストだと言っても一般の知名度はほとんどないに等しい。

この試合をESPNはSports Centerで連日取り上げるなどしてバックアップしてますが、どんな売上の数字が出るのかが楽しみです。Sports Center自体のアメスポにおける発信力が14年前からは大きく低下しているはずで、どんなもんか。裏番組にはNBAおよびNHLのプレーオフ一回戦、MLBのレギュラーシーズンシーズンの試合が各地で展開するので視聴者争奪の強敵はいないですが難敵は多数という感じですか。

WrestleMania 35、Sports Centerで番宣

ESPNのSports Centerに2週間後に迫ったWWE WrestleMania 35でメインを張るRonda Rousey、Charlotte Flair、Becky Lynchの3人が出演。番宣とともに女性のスポーツ進出について語るなどしてます。WrestleManiaが女子の試合をメインとするのは史上初です。場所はニューヨーク市郊外収容8万人を超えるMetLife Stadiumで。

Sports Centerは普段はプロレスは扱っていないので、これはWWEによる枠買いでのインフォマーシャルだと私は判断しましたが、内容は至極まっとうなものでした。Rondaはアメスポファンお馴染み。Charlotteは偉大な父のネームバリューがあるのでプロレス界では特別な存在。

WWEを格闘技とするかどうかは毎度微妙なところもありますが、同じ格闘技界ではUFCは既に女子によるメインイベントの大会は開催済み。WWEのWrestleManiaは大会の格としてはUFCの番大会より上でしょうから、タイミングは少々遅れましたが女性の地位向上の時代の動きにはそれほど乗り遅れてない感じでしょうか。ESPNに登場した3人もほぼ口々にその件について言及してました。
他の話題ではBekcy Lynchは日本にも行ったと言及してました。知りませんでした。日本の女子プロレスはその特殊な発展が立派に世界に爪痕を残していると感心させられます。

Professional Fighters League、ESPNと2年契約

MMA団体であるProfessional Fighters League(以下PFL)がESPNと独占放映権契約を結んだようです。期間は2年。
PFLの最大の特徴はシーズン制です。レギュラーシーズンを勝ち抜いた8名(x 6階級)がプレーオフに進出し、そこからノックアウトラウンドを展開して年間チャンピオンを決めるという仕組み。各階級優勝者はそれぞれ$1 Millionの賞金を獲得。

忙しいスポーツ局の年間スケジュールにはまるためにはこのシーズン制というのは良いのかもしれません。これまではボクシングにせよUFCにせよ、各選手の陣営の思惑その他で不定期に試合が行われるのが常態。ESPNのように多数の放映契約を抱えて翌年までの年間のスケジュールを組む側からすると、いつになるかわからない格闘技界のイベントスケジュール設定は少なからず面倒なもの。
そういう過去の格闘技界の常識を覆して、シーズン制とプレーオフ制でTV局の都合に合わせる格闘技団体ということです。
実験としてはおもしろいのでは。既存の有力選手たちはUFCと高額で契約しているわけですから、PFLが引き抜けるのはUFC以外の団体の選手まででしょうから、選手のレベルがこれからの2年間でどうなるかはわかりませんが、MMAのアメスポカレンダーへの組み込みの実験としてはアリかなと。

Wrestle Kingdom 13同日放送

新日本プロレスの正月興行Wrestle Kingdom 13が米国内でAXSにて放送予定。今回は初めて日本での興行と同日(時差を考慮してディレイですが)に米国側で放送することになるようです。メインはKenny OmegaにHiroshi Tanahashiが挑戦するIWGPヘビー級選手権試合。力が入ってるなあという感じです。こちらでの放映日となる1月4日はただの金曜日。日本のようにお正月休み内ということもない日ですが、AXSにとっては局にとっての最大のイベント番組であるかのような番宣がなされています。

AXSでは2019年から女子プロレス団体Women Of Wrestling = WOWの定時番組も始まることになっており同局にとってはプロレス番組が局存続の生命線化してきています。以前にもご紹介しましたがAXSは元々は音楽番組の専門局。いまでも長尺のライブ番組、ミュージシャンのインタビュー番組などを通常コンテンツとして放映していますが、音楽コンテンツは他にも視聴方法が増えておりAXSでなくてはいけない理由にならなくなっており、独自のコンテンツとしてNew Japan Pro Wrestlingを数年前に採用したのが当たって今に至ります。

女子WOWの方は1月19日に初放送が予定されてます。同団体はNBA Los Angeles Lakersの女性社長であるJeanie Bussがオーナー。AXSでの放送が始まることで配信家庭数が一気に増える。新日本プロレスの定時番組が既に定着しているAXSでの放送なので視聴者のプロレス番組への親和性は高い。たぶん当然のように新日本プロレスの番組中のCMでWOWの番宣も重点的にするはず。
Lakersというアメスポ有数の資産価値の高いチームの社長が後見する女子プロレス団体が化けるかどうかはちょっとした見ものではあることでしょう。

UFC on ESPN

11月末の感謝祭近辺からESPNで、来年1月からUFCの放映を開始する旨の予告CMを流すようになってます。5年契約。いよいよUFCがスポーツメディア最大手ESPN系列での放送になってメインストリーム化が進行するのか注目です。
契約ではESPN系列で年間10試合放送。それ以外に20試合を有料サービスであるESPN+でも放送で計30戦ということです。ESPN+の加入の促進の一環でもあるのでしょう。ESPN+未加入者からみると月一放送というところか。単に推測ですがアメスポメニューが混み合う秋冬は放送が少なめの配分になるのかなと想像します。

ネット放送では日本でも名の知れたDAZNが今年夏に遂に米市場参入を発表。格闘技のネット放送ではESPN+と正面衝突必至というところか。格闘技ではDAZNはMMAでBellator、ボクシングでGolden Boy、Matchroom Boxingとの放映権契約を締結済みです。他ではMLBとの契約を数週間前に発表したばかり。

消費者からするとDAZNにESPN+にとあちこちに少額の視聴契約をバラバラと持つのはなかなか鬱陶しいものでその普及がどうなるのかの予想がつきません。DAZNがスポーツの最大市場であるアメスポ市場への参入が他国と比べて大きく遅れた理由も少々気になるところです。

なにがMayweatherを駆り立てているのか

この件は昨年から気になっていたんですが、好き嫌いの範疇の話のようでもあり、ブログに書くのを控えていました。

端緒はボクシングFloyd Mayweather Jr.とUFC Conor McGregorの試合です。引退したボクサーとアマチュアボクサーの試合なんて見たくないな、というのが当時の私個人の感想で、実際PPVも購入しませんでしたし、今に至っても見てないです。ボクサーの側がハードパンチャーならMcGregorがボコボコにされるところが見られるかもと言う意味でもう少し期待値は上がったかもしれませんが、ポイント稼ぎの天才・無敗がアイデンティティのMayweatherでは優勢になるのは確実、優勢になってしまったら踏み込まないであろうことも想像できる。Mayweatherの生涯記録の無敗勝利数を史上最多にするだけの結果になるかと予想。Mayweather/McGregorは二人連れ添ってプロモーションツアーで全米各都市を廻りさまざま露出があったのに個人的にはまったくムードに乗れず。

その試合後はMcGregorは例の大暴れでUFCの選手の乗ったバスを襲撃事件を起こしました。ケガをしたとされるバス車内にいた選手の試合がUFCイベント直前に中止になるという問題も発生。襲撃の様子がビデオに撮られていてそれが拡散。警察沙汰・裁判沙汰になり、最悪McGregorは二度とアメリカ入国ができなくなる可能性もあったわけです。それがほとぼりが冷めるとあっという間にUFC復帰して試合。なんだそりゃ?という感じです。これは昭和のプロレスか?という節操のなさ。
冷静に考えれば格安ギャラでMcGregorを復帰出場させることで、出場したイベントの利益が試合中止になった分のUFCへの損害賠償になっているんでしょうが。

さらに最近になって出てきたのがサンボ出身のロシア人UFCチャンピオンKhabib NurmagomedovがMayweatherと対戦するという話。スポーツファンはそれぞれ違う好みがお有りでしょうからこれをおもしろいと感じる人もいるかと思うのですが、私の好みとしてはたいがいにしてよ、という気持ちです。これはもうボクシングですらないだろう、できそこないのプロレスのまねごとか、と。プロレスなら当日の試合でちゃんとオチもつけてくれるし楽しいはずですが、こんな相手ではまたしょうもない試合になるんではないのでしょうか。

プロの興行なので話題性は大事です。派手なプロモ活動も良いでしょう。多少やらせ臭い演出も許容範囲かと思います。しかしですね、その肝心の試合が塩試合というのはどうなんですか。Mayweatherの試合は塩試合になる可能性はとてつもなく高い。塩漬けにした相手が例えばManny Pacquiaoならお互い旬を過ぎた対戦でも、あああのPacquiaoですら塩漬けにされてしまうのねすごいな、とMayweatherペースを称賛する向きもあっても良いですが、ボクシングで実績なしの選手を塩漬けにしてどうすんの?と私には思えるんですが。

MayweatherがKOで勝ったのは2011年が最後。その2011年のは対戦相手が試合再開を認識しておらずまだガードをしていなかった瞬間に不意打ちでぶっ倒した例のダウンです。まともに打ち合った中でのKO勝ちは1999年まで遡らないとない。最後に相手からダウンを奪ったのすらいつなのか、という方ですからね。現行ルール下でのボクシングの名人かもしれませんが、相手を倒すことに関してはまったく期待できない。

お金は十分以上に持っているはずですが、なにがMayweatherを駆り立ててこんな試合を次々と企画するんでしょうか。チキンだ、ペチペチパンチだといった外野の揶揄が耳に届いていて(今の時代、届いてしまうんでしょう)それが効いてるんですかね?それで常に自己肯定を表現しないではいられないとかですか。ただ単に静かに余生を送れるようなタイプではないだけでしょうか?

ボクシングというジャンルにとってこれが良いことかどうかは、私には判断できませんが、現役のどんなボクサーの情報よりもMayweatherネタの方が何十倍も影響力・露出力があるのは確実な事実です。

似たものを探すとゴルフ界におけるTiger Woodsがちょっと似ていたか。ただTigerが沈んでいた時期にはゴルフ界には新しいヒーローがちゃんと誕生していてゴルフ界は回っていたので、誰も他の選手の名前が一般に知られていないボクシング界とは違う。さらに今年のTigerがPGAツアー優勝で復活したのも立派。よくあれだけ落ち込んだところから帰ってこられたなという称賛も納得。来月感謝祭の時期のテレビマッチとしてTiger x Phil Mickelsonのマッチプレーイベントがあります。お互い旬をとうに過ぎていて、Mayweather x Pacquiaoぽいですが、Tigerが先日優勝したことで説得力を獲得したといえるのでしょう。全米各地で感謝祭の七面鳥ディナーを終えたの団らんのリビングルームでTiger x Philの試合が見るともなしに流れるのでしょう。


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とここまでを下書きとして既に書いていたところへ、Mayweatherが日本でキックボクサー那須川天心と大晦日に戦うという話が出てきました。試合形式もわからない。実現するのかどうかも懐疑的な話ではありますが、Mayweather本人が出席しての記者会見もあったのですから本人は何かはやる気はあるのでしょう。
現時点での米側のマスコミ報道によれば3ラウンド程度のボクシングマッチになりそうだとされます。Mayweatherが不利なルールを飲む可能性はないので、まあそんなところなのでしょう。なぜにそんな試合をMayweatherがやりたいのかは不明です。まずはニックネーム通りMONEYが理由でしょうが、ある種のMMAへのコンプレックスもあるのでRIZINへの参加を画策したということなんでしょうか。Mayweatherのサイズよりさらに小さい選手がいて、お金も出せるというと日本しかないというのはそうかも。でもなあアマチュアボクサーと引退したポイント獲得名人の試合ではなあ。

Conor McGregorご乱行 逮捕

あまりにもくだらない話です。UFCの元王者(タイトル剥奪)Conor McGregorが、UFCの選手が乗っているバスを襲撃したかどで逮捕されています。現場のビデオも見ましたがあまりにもくだらない。ギャラでUFCとモメてタイトルを剥奪された腹いせかと思われますが、なにをやっているのか。
事件後(自首逮捕前)にUFCの代表であるDana White は取材に問われて今後McGregorがUFCで試合をする可能性があるかを問われて、わからない、と全否定せず。
アメリカの裁判はとにかくタイミングが早い。既にMcGregorは初回公判を済ませています。最悪の場合11年の禁錮とか。実際にはそれよりも短い刑期になったとしても彼は外国人なので今後の米国入国ビザの取得が困難になることが予想できます。

McGregorというとFloyd Mayweather Jr.とのボクシング戦を昨年実施。個人的には引退したボクサーとアマチュアボクサーの試合にどういう価値があるか理解できず、フォローしてませんでしたがとにかく両選手とも儲かったはず。柳の下のどじょうを狙ってか最近はMayweatherがMMAで戦う準備があるとか盛んにマスコミにコメントを出しておりMcGregorとの再戦でもするんだろうとは思ってましたが、試合自体は茶番になること必至かと思ってました。
しかし今回の事件でMcGregorが自由の身になるのがいつのことか見通しがつかないし、もし保釈されたとしてもニューヨーク州から出ることはできないという措置になるはず。アメリカの裁判はとにかくペースが早く、McGregor側が有罪を認めれば裁判自体は長引かない。しかし前述の通り外国人であるMcGregorがアメリカ入国が今後も可能なのかどうかが大いに疑問です。
またそれとは別に民事でUFCの興行に与えた損害、ケガをしたという選手たちへの補償で大きな裁判を背負うことも確定的。McGregorがカネを持っているのは訴える側もわかっているのですから相当の金額をふっかけられるのも決定的です。昨年あれだけ大騒ぎしてMayweather戦で稼いだカネも刑務所では持ち腐れ、服役中に訴訟でむしり取られ、という事態にもなりそうです。


WrestleManiaの番宣 Triple HがFirst Takeに登場

ESPNのスポーツトークの人気番組First TakeにWWEのTriple Hが出演するというので録画してまで見ました。タイミングとしてはあと10日ほどに迫ったWrestleMania 34の番宣なんでしょう。Stephen A SmithもMaxも牙を抜かれた呆けた内容で、わざわざ見た私にとっては物足りない内容でしたが、まあ仕組まれた番宣ですからこんなもんか。
以前にもご報告した通りCBS SportsがWWEのニュースをスポーツニュースの範囲内としてWWEの試合結果なども報道するようになっているわけですが、今回はスポーツ報道最大手のESPNもこのようにWWEの番宣とは言え取り上げている。なんていうんでしょうか、純粋なスポーツに飽き足らない視聴者が増えてるっていうことでしょうか。

ひとつだけおもしろかった内容としては「WWEの歴代のレスラーで誰が最大のスターでしたか」という質問への回答でしょうか。一緒に出演していたStephanie McMahon(Vinceの娘、Triple Hの嫁)はAndre The Giantを挙げ、Triple HはThe Undertakerという回答でした。

私、個人的にはThe Undertakerには思い出があります。私が渡米して最初期の頃にWCWの興行が近所に来たので見に行ったことがありました。そのときのメインはRic Flairで、ほとんどの出場スター選手は日本のプロレス雑誌その他で知っていたお馴染みの選手だったんですが、一人だけ見たこともない名前も聞いたことのない、しかし異形の大型選手がいたのです。それがその後WWEに移ってThe Undertakerになる彼だったんですよね。当時のリングネームは思い出せません。
その時代はスポーツも音楽もチケットが日本の感覚だとすごく安くて、そのWCWの興行もリングサイド最前列・フェンスに肘を乗せて見るような席でも安かったのでそれを買って見たんですけどなんか陰惨な顔したでかいのが来たなあ‥って見てたのです。まさに眼の前、汗の匂いもかげるような距離に立ってくれて見得を切る若き日のThe Undertaker。やーいまから考えたらあのとき写真の一枚でも撮っておけば良かったという。当然ながらその当時にはスマホなんて素敵なものはこの世に存在してません。
それが1年経ったか経たないかの頃にWWEデビュー。あ、こいつ見たじゃん、と。最初の頃はあの変なマネージャーが一緒であんまりキャラはかっこよくなかったのが、本人の圧倒的な存在感でいつしかスーパースターに。そしてTriple HをしてWWEの史上最大のスターに名前を挙げさせるような選手になったのですね。

ちなみにその夜のメインのRic Flairは場外戦を散々やってくれて我が目の前のフェンスを飛び越えそうな大立ち回り。どさくさに紛れてFlairの汗まみれの背中をペタペタ触ることができました。いやー最前列にして良かったなあと。
興奮冷めやらぬまま試合が終わって車に乗って帰ろうとしたときになぜか車内にいい香りがするのです。あれ?こんな香りのモノは私も同伴者も使っていない。どこからこの香りが‥ とそこで気づきました。それはハンドルを握る私の手から匂っているのです。つまり!Flairのコロンの香りってことですよ!触ったときは汗で濡れていたのが車内のエアコンで乾いて香りを発していたのです。これは盛り上がりました。そっかーこれがFlairのコロンなんだー!と。そして再びいやー最前列にして良かったなあと。
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