アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

Sports Business/ジャンル比較

NHL来季の野外試合のスケジュール発表

夕べのNHL Washington Capitals@Los Angeles Kingsの試合はNHLのレギュラーシーズンの試合としてはかなりおもしろい試合でした。NHL全体で断トツの成績のWashingtonを相手に西2位のKingsが3−0とリード、それを第3ピリオドにCapitalsが一気呵成に追い上げて3-3で延長戦突入。最後はKingsが制したんですが、Capitals、ダテにトップ独走ではないと唸らせる試合。このカードがStanley Cup Finalのカードになったらと期待させる内容でした。この好試合を現地で観戦していたのがNBA Los Angeles LakersのKobe Bryant。へーKobeがホッケーに来るんだという感じでした。肩の調子が悪く先日のWarriors戦には出場したものの前後出場回避中。その合間に奥さんと観戦に来ていたわけです。会場のKiss Camに捉えられてキス強要もされたんですが、それも含めて楽しそうで良かったです。その前にはKobeとCaptialsのAlex Ovechkin、さらにテニスのNovak Djokovicの三人で並んだ写真がSNSに出回ったりもしていました。NBA, NHLそしてテニスのNo. 1プレーヤー(Kobeは「元」ですが)の勢揃い、なかなかに良い感じでした。

そんなこんなのNHL。来季の野外試合の発表がありました。元旦恒例のWinter Classicは2017年は1月2日にスライド、元旦はDetroit Red Wings@Toronto MepleleafsをMLS Toronto FCのホームBMO Fieldで開催。Winter ClassicはChicago Blackhawks@St. Louis BluesをMLB St. Louis Cardinalsの本拠Busch Stadiumで。そしてStadium SeriesとしてPhiladelphia Flyers@Pittsburgh Penguinsの州内ライバルがNFL Pittsburgh SteelersのホームHeinz Fieldで対決。さらに来季開幕早々10月にはカナダでHeritage Classicとして Edmonton Oilers@WInnipeg Jets戦も開催。これはCFL Winnipeg Blue Bombersの本拠。奇をてらわずずらりとライバル対決を並べての堂々勝負という感じにとれます。

元旦のDetroit@Torontoは初のMLSスタジアムでの開催。これまでのMLBやNFLの大型スタジアムと違ってBMO Fieldは収容約3万人。これをCentennial Classicと銘打って開催。NHLの創設100年を祝う試合として設定されます。この両チームは既に2014年のWinter Classic@Michigan Stadium "The Big House"で戦ったばかりですが、それでもこのカードこそがNHLの100年の記念試合には相応しいというコミッショナーのコメントもあり。創設記念試合ですからOriginal 6(創設時の6チームの意味)対決しかあり得ない中、私もこのカードは一番良いなと思います。どれだけMapleleafsが弱くてもやはりNHLはカナダが絡まないといけないし米加対決であるべき。場所もホッケー殿堂のあるTorontoが良い。ただ同地のMLBスタジアムはRogers Centre旧名Sky Dome。開閉式とは言えドームスタジアムなので野外試合向けではないというこだわりなんでしょうか、MLSのスタジアムの方を選びました。BMO Fieldはスタジアムの中央にTorontoのシンボルCN Towerがちょうど見えるようにデザインされていて見映えもよく、最近席も増設されて3万人級になったのでこういイベントも可となったようです。小スタジアムで動員数はNHLの野外試合では最小になるのは確定ですがそれもまた良し。ただ試合が見やすいかどうかは疑問がありますが。

Chicago@St. LouisがBusch Stadiumでというのも良いセンスに思いました。MLB全体でも屈指の人気を誇るSt. Louis Cardinals。その最大の地区ライバルはChicago Cubsで、あまたの熱戦が繰り広げられてきたBusch StadiumでのNHLのChicago@St. Louis。たぶん地元スポーツファンにとってはかなり良い感じだと思います。St. LouisはNFL Ramsが転出が決定してメジャースポーツはMLB CardinalとNHL Bluesだけになる(元々NBAはチームがない)。そこで圧倒的人気のCardinalsとBluesのコラボ、そして地区ライバル意識向上。良いんじゃないでしょうか。

Philadelphia@Pittsburghはこの@Heinz Fieldだけでなく、リターンマッチとしてFlyersの地元Philadelphiaでの野外試合も近い将来視野に入れての開催。Edmonton@Winnipegは2013年にオープンしたばかりの人口の少ない西カナダにとっては大きな新施設での地域ライバル対決。時期は地味ですがNBA開幕前に一発花火という感じでしょうか。

どの試合も「前にあった試合」とか「またこのチームが出るのか」という批判を気にせず、魅力的なライバルカードを提供という意志で統一されているようです。

Pacquiaoのゲイ否定発言とNike契約解除

ボクシング界の最後の現役スーパースターと言えるManny Pacquiaoが同性愛者について「動物に劣る」と発言、即刻Nikeからのスポンサー契約を打ち切られています。なかなか難しいところがありますが、アメリカの社会の流れを認識できていなかったPacquiaoの認識不足ということですか。発言後、謝罪をしているところからも認識不足が理由の騒動と考えて良いのだと思います。

つい先日のSuper Bowl 50でのハーフタイムショーがらみでも語ってみましたが同性結婚を認める方向に既に舵を切ったアメリカ社会。そこでカソリック国であるフィリピンの出身で、同国の国会議員でもあるPacquiaoが自国国民向けに発言したとしても現時点ではアメリカ側としては許容できる範囲内ではないのでしょう。

いくつか考えさせられます。アメリカ国内でもゲイ結婚に強く反発する人たちは確かに存在します。私人がそういう反対意見を持つことは信条の自由として悪いことは言えません。Pacquiaoはアメリカ人ですらないわけで、彼が国会議員として、また将来の同国の大統領候補とし自国民の信条に近いことを発言するのは自由の範囲内とは言えます。但しPacquiaoがそのお金を稼いでいる対象の多くの部分をアメリカが負っている。そしてさらにNikeはアメリカ企業でその市場もまたアメリカ。つまり政治的にはフィリピンの公人ですが、経済的にはアメリカでも公人である。アメリカでの公人という立場が頭から抜け落ちていたのだろうなと思います。繰り返しますが個人的な信条としてゲイ婚反対という意見は持っていていいと思いますが(この点はNikeも公式文で認めているのがアメリカっぽくて良いです)、公人としての立場を踏み外すとNikeから即刻反発されて数百億円単位で損失となるということのようです。

まあPacquiaoがゲイ婚が嫌いだからと言ってボクシングファンが次の試合(たぶん引退試合になる)を見ないとは思われないですが、次戦がキャリア最終戦なのに報道量や露出量のマイナスで非ボクシングファンにPacqiaoの引退試合が伝わりにくくなるのでしょうか。同時代のスターだったFloyd Mayweather Jr.の引退試合も一般の関心を呼ばないままでの寂しい引退試合でしたがPacqiaoもそうなってしまうとしたらもったいない気がします。

Mayweatherの場合はその素行と犯罪歴から基本的にどこからもスポンサー契約を貰えない存在でした。Pacquiaoの方は英語がうまくない、外国人、アジア人などハンデとなる要素があってもMayweatherよりはずっとマトモなのでスポンサー契約を得られていたわけですけれど、今回Mayweatherとはまったく別方向でキャリア最後でミソを付けて一般企業からのスポンサー契約が打ち切り。ボクシングで一般スポーツファンに名前の知られている最後のボクサーのPacqiaoまで一般企業とやっていけないという形で現役を終えてしまう。ボクシングというジャンル自体が危機的状況なのに、そこへ変な形で余計なネガティブな要素が加わってしまった感じでしょうか。

EPL首位攻防戦の報道

先日少し気にしていますと書いておいた件のフォローです。比較的アメスポの薄い週末となった今週末に英国サッカーEnglish Premier Leagueの首位攻防戦があり、その報道量がどうなるか注目していたのですが、予想以上に時間をかけてESPNでも報道していたのでちょっとメモ。この週末の最大のアメスポイベントは日曜日のNBAオールスター戦、そして前日土曜日のNBAのダンクコンテストや3ポイントシュートイベントでした。どちらも話題性はいろいろあり報道量は予想通りトップ。それでも通常の試合日と違って試合数がないですからアメスポ報道の標準と言ってよいSports Centerでも他の報道をする余裕はかなりありました。日曜日のまだオールスター戦が試合中の時間帯(夜のプライムタイム)のSports Centerではまだオールスター戦の報道ができないのもあってさらに時間に余裕。

そういう状況もあってEPLの試合の報道が予想以上に厚かったです。Leicester City@Arsenalの激戦だけでなく、もうひとつの上位多血のTottenham Hotspur@Manchester City戦も丁寧なハイライト報道。こんなに時間をたっぷりかけて報道してくれるんだ?と意外に思うような内容でした。もちろん前述した通りNBAオールスター戦の裏の時間帯での話ですからSports Centerとしては比較的視聴者の少ない時間帯だったでしょうがそれでもサッカーも出世したもんだと感心しました。ちなみにその時間帯のESPN2では、これも非アメスポからアメスポ文化に浸透しようとしている15人制ラグビーのアメリカ代表対カナダ代表の試合を放送していました。

Leicester City@Arsenalの試合はめちゃめちゃおもしろかったです。アメリカ東部時間だと朝からの試合で休日は早起きしない主義の私ですが今日はさっさと起きて観戦。試合開始と同時のArsenalの気合いの入った迫力の攻めにすっかり目が覚めました。LeicesterはGKが長駆ボールを追って勝負してみたり大活躍したり、FW Jamie Vardy一人のためにArsenalが4人も自陣に殺到戻ってみたり熱い場面が多々。そしてあの最後のフィニッシュ。この試合結果でLeicesterのシンデレラストーリーは大きな痛手を受けたことになりますが、それ以上に好試合を見られたうれしさの方が強かったです。EPLみたいな強さを感じられるサッカーをアメリカができるようになる日がいつかくるんでしょうか。

普通のカードを提供するNHLとカレッジバスケ そこにLeicesterは

前項でも触れたのですがNBAがオールスター休みに入ったこの週末の他のジャンルの提供カードを見ていると、ひょっとしたら英サッカーEnglish Premier Leagueにとってこれはチャンスなのかなとも思えてきました。NHLの週末の提供カードにはコレといった目玉カードはない。前項でお話しした通りでNHLは目玉カードは次週以降にわざともってきている。カレッジバスケの方だとNo. 6 Kansas@No. 3 Oklahoma、No. 7 Virgina@Duke、No. 5 Xevier@Butlerとまずまずの好カードは提供されていますが、いわゆる人気の常勝校が今季は軒並み苦戦してトップ集団が渾然一体となっていることもありコレという注目のカードとは言い難い。これがトーナメントの時期になると渾然一体がゆえにどこが勝つかわからない試合の連続の大変な大会が3月から展開されるんだな…とわくわくはしますが、今の時点ではインパクトには欠ける。

そういうアメスポ側の比較的静かな週末に個人的に一番見たいと思っているのは先週に引き続きEPLのシンデレラLeicester Cityの試練の三番勝負第三戦@Arsenal戦です。先週の@Manchester Cityでの素晴らしい勝ち方のインパクトもあって、二週連続で眼下の敵との対戦となる現在首位のLeicester Cityは気になる。EPL史上最大のアップセットチャンピオン誕生への大きな試練となる勝点5点差3位の@Arsenal戦。先週のManchester City戦、その前のLiverpool戦と巨大資本を打ち破って首位を維持しているLeicester Cityの活躍ぶりは「スポーツはやってみないとわからない」というスポーツエンタメの最良の面を引き出してくれているように感じます。Leicesterの監督は「もう今季の降格は心配しなくて良いみたいだから」とかとぼけたことを言ってチームをリラックスさせているのも格好いいなと。同日には逆転優勝へのサバイバルを賭ける2位Tottenham Hotspur@4位Manchester City戦もあり。それぞれ首位Leicester Cityまでは勝点差5と6。今節の結果によっては脱落の危機となる試合でもあります。

で、この時期に意外な熱い首位攻防戦が提供されるEPL。スケジュールが組まれた時点ではLeicesterの試合が首位関連になるとは誰も思っていなかったわけですから、NBAの不在の週末に狙っていたわけでもないのは明白ですが、意外にもこれがアメリカ側のスポーツニュースで取り上げられる場面が多いのかどうか、ちょっと気にしています。私がLeicesterの活躍に盛り上がっているのは(いくら長年アメリカに住んでいるにしても)私が外国人だからでしょうから、一般のアメリカ人にどうアピールするのかちょっと知りたいです。スポーツ報道最大手のESPNはEPL放送にはこれまでのところ縁がない。同系列はUEFA Champions Leagueの放送はしていたし普段も画面下部のテロップでNotable Soccer Resultsと称してCL常連のメジャークラブの試合結果は流していますが、EPL全体にはあまり興味を示さない。企業の利益誘導からすればそれは不思議じゃあないわけですが、プロスポーツ史上でも稀なLeicesterの快進撃、うまく報道したら結構良いネタになりそうなんだけれど、どう各局が取り扱うのかなというのが気になってます。

EPLはアメスポ風味になりうるのか

英国サッカーEnglish Premier LeagueでLeicester Cityが首位を快走しているのはアメスポファンの皆さんはご存じでしょうか。この土曜日にアウェイで2位のManchester Cityとの首位攻防戦があります。その翌週日曜には同じくアウェイで4位勝ち点5差の対Arsenal戦が予定されており、今季EPLのシンデレラチームとなったLeicesterにとってはシーズンの帰趨を賭けた重要な二連戦となります。まさか今季開幕前にこの二試合がEPLの優勝争いの最重要二連戦になるとは誰も想像しなかったことでしょう。痛快ではあります。以前にも何度か書いてますが私はEPLの下位のチームの試合がけっこう好きでちょこちょこ時間が合えば見ています。昨季も今季序盤もLeicester Cityの試合は何の気なしに見てたんですけど、まさかこんなことになるとは。

なぜにアメスポブログである当ブログがEPLの話をし始めたかというと、EPLの現在の順位表を眺めていてその顔ぶれのここ5年10年での入れ替わりぶりがアメスポっぽいかなあと思ったのでちょっと書いてみたくなったのです。今、上から順にLeicester, Man C, Tottenham, Arsenal, Man U, West Ham, Southampton, Liverpool, Watford, Stoke Cityとなってます。EPLもトップ4が毎年ほぼ同じクラブばかりだったのはそれほど昔の事ではありません。外部資本の注入でMan Cが急にそこへ割って入るようになったのが2010-11シーズン。その直前のLiverpoolの急激な弱体化とセットでトップ4の顔ぶれが変わっただけでも当時は大きな変化のような気がしたもんでしたが、今年の順位と比較したら微々たる変化だったと言えそうです。Leicesterのトップもそうですし、近年力を付けてきていたHotspurも本物っぽい。他方Chelseaが大きく順位を下げてファンを嘆かせていますが、それも含めて順位の変動がアメスポぽいですよね。

ドラフトやFAを通してチームの強化がなされ、強いチームの陣容をサラリーキャップで削るアメスポではシーズンごとの順位の変動は当たり前で、かつてのMLB Atlanta Bravesみたいな常勝チームは珍しい。一方欧州サッカーでは優勝争いをするクラブが毎年毎年同じなのは当たり前。ドラフトもFAもサラリーキャップもありませんから常勝チームが急に負け始めるのも起こりにくいし、外部からの資本注入で急激な戦力整備をすることはあり得ますが、それが起こるのは極僅かな例外のケースについてのみでしょう。どちらが良い悪いではないですが、そういうモノだと思っていたわけですがなぜか今年のEPLの順位はその常識に逆らったものになったのがおもしろいかなと。

そうなったからと言ってEPLがアメリカでよりウケるようになるかというと、ちょっと判りかねます。常勝クラブがいなくなることでの興味の焦点のボケということも起こりえますし、逆にまあまあの好カードが増えるという効果もありうる。少なくともいつ見ても同じチームが勝ってるね…という感想は減っていくのか。

カレッジバスケ開幕

今日金曜日からカレッジバスケットボールがシーズン解禁。例年通り初日は大したカードはありませんが各地で多数の学校がシーズンの到来を祝うように試合を行います。初日はNo. 1 North CarolinaがTempleと試合をするのが目に付く程度で、他はプレシーズン的なカードがほとんどですがそれでもカレッジバスケファンにとってはやっとシーズンが来たという感じでしょう。勝敗の行方が気になるようなビッグカードは来週のChampions Classic@ChicagoのDuke x Kentucky, Kansas x Michigan Stateのダブルヘッダーからになります。

今季からショットクロックが30秒(昨季まで35秒)、タイムアウトの数が1つ減り、ベンチからHCがタイムアウトをコールできなくなるなど細かいルール変更があります。高校から出たばかりの選手たちを束ねるチームなどはこのルール変更がマイナスに影響する可能性もありどうなるか興味があります。


カレッジバスケが始まるとジャンル数ではアメスポが最も重なり合う時期になります。MLBを除く全てのメジャースポーツがシーズン中となりますから。NFL、カレッジフットボール、NBA、カレッジバスケ、NHL。それに加えてNASCARもChaseが残り二戦。これだけ重なってなおかつそれぞれが十分に収入や露出を得られるというアメスポの産業としての強さはスポーツファンにはたまらないです。こういう環境下で後発のサッカーMLSが臨んでビジネスを維持しているのはよくやってるなとも思います(今週は試合開催がなく次週からシーズン再開=カンファレンスファイナル=4強戦)。

NFL Sunday Night vs. World Series決着戦はNFLが勝利するもWSも好視聴率を記録

NFLのGreen Bay@Denverという好カードをかぶされたWorld Series第5戦は視聴率競争で健闘したようです。速報値によればNFLのSunday Night Footballは2,300万人の視聴者を集め当夜の全番組で最高を記録。対するWorld Seriesも第5戦としては過去12年間で最高の数字となる1,720万人の視聴者を集め大健闘。Win-Winと言っていい結果となっています。NFLに人気チーム同士の試合をかぶされてもこれだけ集めたのはMLBにとっては朗報。新コミッショナーの下での初のWorld Seriesは成功裏に終わったと総括していいと思います。

ちなみに12年前の高視聴率を出したWorld Series第5戦というのはNew York YankeesとFlorida Marlins(現Miami Marlins)のときのもの。全国区の人気を持つ絶頂期のYankeesをJosh BeckettのMarlinsが下したあのシーズンですね。

World Series、NBA ともに昨年から大幅アップ

NBAの開幕戦の方の数字も出てきました。Cavaliers@Bulls戦は昨年の開幕戦から28%アップ。先にお知らせしたMLB World Seriesの方は昨年より全体で22%アップ、18~49歳の年齢層で35%アップという好スタート。NBAが開幕戦をかぶせてきたのをMLB側はものともせず。それどころか2010年以来最高の第1戦となってます。ここ数年の低落傾向をはね返したことに。Mets x Royalsというカードでこれは相当のものと言っていいと思います。

対するNBAも昨年の失敗から立ち直って好視聴率でシーズンスタート。Win-winな結果となっています。共存してどちらも高視聴率が出せるのであれば来季からもNBAが開幕戦を重ねてきてWorld Seriesと共存になることを予感させますね。MLBとNBAがそれぞれ火曜日を選んだ。それはつまりNFLのMonday Night FootballやNFLの主戦場である日曜日を避けているという意味ではありますが、NFLとさえ争わなければWorld Seriesは今もアメスポのメジャーイベントであることは今も疑いの余地はないですし、それと正面衝突しても良い数字を出せるNBAも立派なものでしょう。

同時代のスターが脱落する中、Jeff Gordon8強到達

NASCAR Chase(プレーオフ)の二回目の足切りが日曜日のレースであり、今季限りでの引退を宣言しているJeff Gordonが今季未勝利ながら生き残って次週以降の8強レースへ駒を進めています。この日のレースを含めてDale Earnhardt Jr.が足切りにあって脱落。その前の一回目の足切りでJimmie Johnsonも消えていますし、Tony StewartはChaseに届かず。NASCARのジャンルとしての人気がピークだった10年ほど前のスタードライバーで8強に生き残ったのはGordonだけということに。時代は流れて当時のスターはいまとなってはトップタイトルコンテンダーではないとは言え知名度ではいまのトップドライバーよりもGordon/Johnson/Jr/Stewartたちの方が高いのは明白(Jrは知名度の意味が違いますが)。その中で唯一今季生き残っているGordonが自らの引退に華を添える健闘と言えましょう。ここまでくれば三週間後の最終足切り(=最終戦直前週)を逃したとしても最後のシーズンまでトップドライバーのままで引退するというイメージは確保したのでしょう。話題性も良い感じですしおもしろいシーズンの最終段階になるのかもしれません。

NASCARのピークの頃というと本当にCMだの非レース関連TV番組出演だのとドライバーの露出が多かったものです。最近はCM出演と言ってもNASCAR放送の合間の専用CMみたいなものばかりになってしまったし。人気の上下でいうとNASCARがピークを打って下降局面に入ったのとサッカーの浮上がほぼ逆のタイミングだったかもしれません。ファン層はまったく重ならない(NASCARはどこまで行っても南部土着な感じが強い)二つのジャンルなのでファンが一方から他方に流れたというような相関性はないと思いますがアメスポ興亡史として見るとここ10年でメジャー未満のジャンルのトップが交代した感じか。

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