アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NFL/Pro Football

豪雪 in Wisconsin

正午キックオフのカレッジフットボールIllinois@Wisconsinの試合がいきなり猛吹雪の中での試合になっていてびっくりしました。同じウィスコンシン州内とは言え場所は違うものの、昨夜のMLB NLCS Los Angeles Dodgers@Milwaukee Brewersの試合のときには天候の話などなにもしていなかったのに。もちろんBrewersのスタジアムは可変屋根インドアですから吹雪でも試合には影響はないですが、天候不順だとなにがしか実況中にコメントされたりするものですがそのような様子はなかったので。

ウィスコンシン州でスポーツで豪雪と言えば、これはもうNFL Green Bay Packersのホームゲームが名物です。同州内でもMilwaukeeとMadison(州都でありWisconsin大の所在地)は緯度はほぼ同じ。Green Bayはそれよりかなり北に位置します。なのでGreen Bayが他の2都市よりも寒いのは道理。かつNFLシーズン(翌年1月まで)はカレッジシーズン(Wisconsinでの試合は11月末まで)よりも後ろに長いので極寒・豪雪の試合のイメージが遥かに強いわけです。
しかし今はまだ10月。ハロウィンにもなっていない時期にこの猛吹雪はちょっとめずらしいような。手もかじかみ、ボールも硬いのでしょう、ボールのぽろりも多く選手たちも苦戦してました。

ついでなので関係ない話を少し。ウィスコンシン州最大の人気スポーツチームPackersの不動のエースQB Aaron Rodgersが元NASCAR/IndyCarレーサーだったDanica Patrickと交際中だとか。Danicaは昨季を最後にNASCARから引退してます。成績が伸びず長年のメインスポンサーにも降りられて、フェードアウト気味のNASCARからの引退だったようにも見えましたが、なんとドライバーなんかやっているよりも割の良いポジションを見つけたのかも。Rodgersとの交際は少なくとも今年1月ごろからは確認されていたようです。アメスポシーンに出てきた頃は美人ドライバーとしてもてはやされたDanicaですが、現在36歳。NFLのスターRodgers34歳の立場なら他にいくらでもよりどりみどりであろうにDanicaなんですね。へーという感じです。
DanicaはNASCAR時代には同じくNASCARドライバーだったRicky Stenhouse Jr.と交際していたことで知られます。StenhouseはDanicaの5歳下で交際当時はまだ20代。NASCARの中ではStenhouseはトップカテゴリへフル参戦6シーズンで2勝。あまりいい成績とは言えないドライバーです。StenhouseからRodgersに乗り換えだと、アメスポ序列第5ジャンル(序列には諸説あるでしょうが)のNASCARの並のドライバーからアメスポ序列1位NFLのトップスター選手へと大幅なアップグレードになりますね。ご本人のDanicaもStenhouse以下の成績だったわけです。

歴史的一戦になったか Mahomes x Brady初対決

すごい試合になりました。期待以上の激戦。最終スコアはNew England Patriots 43-40 Kansas City Chiefs。実況中継が言うにはNFLの長い歴史上43−40という最終スコアはこの試合が初めてだそうです。最後は約3分残りから完璧なクロックマネジメント、そしてRob Gronkowskiへの39ヤードパスで安全FG圏内に到達してNew EnglandがサヨナラFGで勝利してます。
しかしそこへ到達するまでの両軍の攻めが様々に楽しく、NFL新旧のベストQBの初対決にふさわしい大変な試合になりました。第4Q中盤のドライブでPatriotsがFGを奪って40−33としたドライブでは、それまで試合中デコイ役ばかりになっていたGronkowskiが、キャッチ後相手CBをオープンフィールドで押し倒してのビッグゲイン。その前のドライブではWR Chris Hoganが相手DBに張り付かれながらも難しいキャッチを繰り返して得点。前半戦のNew Englandのリーディングレシーバーだったのは問題児転入生Josh Gordon、とシーズン前から薄い薄いと心配されたレシーバー陣がフル回転して猛烈な点の取り合いとなったハイスコアリングゲームを支えました。気合の入ったBradyがここまでまだやれるんだなというのを全国放送で示した、キャリア終盤の代表的な試合になるんじゃないでしょうか。

対するここまで全勝だったChiefs、試合には負けましたが、Chiefsオフェンスの後半の切れ味は大変なもの。前半はなんとかそれを抑えてFGでの失点で防いでいたNew Englandディフェンスでしたが、後半決壊。スピードあふれる縦の攻め。それを支えたChiefsのオフェンスライン。スペシャルチームで90ヤード超えのリターンが炸裂などなど、エンタメ度最高の試合に。
敗戦はしてもCheifsオフェンス&Mahomesは自信を深めた一戦になったことでしょう。プレーオフでの1月の再戦がいまから待ち遠しいです。

NFL 新旧QB対決 Sunday Night Football

アメスポのスケジュールを見ていつも思っていることのひとつは、うまく試合スケジュールを組んでいるなあということがあります。先日のMonday Night Footballの全国放送でNew Orleans SaintsのQB Drew BreesがNFLのパスヤードで史上最高を更新。だいたいBreesが毎試合まずまずの成績ならこの日辺りでPeyton Manningの記録を捉えそうだなと数えてみればそうなのですが、それを前もってしっかり意識して人気チームとは言えないSaintsの試合をこの週に合わせて全国放送に持ってくる、その仕込みの確かさが素晴らしいなと。
NFLの場合、昨季の成績で対戦相手は自動的に決まる仕組みでそこはいじれないのですが、その順列は放映権を持つTV局の優先権などを元に決定されているわけです。担当者が優秀、よくわかってるんでしょうね。

次週のSunday Night FootballがKansas City Chiefs@New England Patriots戦。こちらはさすがに予想して組んだのではないと思いますが、結果として全国放送に注目の好試合が入ってます。現役で最高の成績を残してきているTom Bradyが、QB新世代Patrick Mahomes率いる全勝Chiefsを迎え撃つという好カードです。NFLナンバーワンQBの世代交代の象徴的な歴史の節目的な試合になるかも、という期待が高まります。

Mahomesは父親にMLB選手を持ち、Mahomesの幼少期=父がTexas Rangers所属時代にはAlex Rodriguezとも顔見知りだったそうです。A-Rodも子供だったPatrickとの会話まで覚えていて、フットボールの方が好きになったというPatrickに「野球だよ、野球が君の将来だよ」と言って野球推しをしたのだそうです。「でもあのときの俺の言うことを聞かなくてよかったよ」なんて言ってA-Rodは最近笑っていました。
別の話ですが野球の殿堂入り選手であるBarry Larkinの息子もNBA入りしてバスケで(Mahomesほどではないですが)成功。その逆もあるのかもしれないので一概には言えませんが野球のサラブレッド人材が野球以外に流れている例でしょうか。それ以前に野球の人でも自分の子供に複数スポーツをやらせるのが当たり前というところはアメリカっぽいんでしょうね。

Patriotsは疑えない

立派なもんです。Thrusday Night FootballでNew England Patriotsが快勝。第4Qに一瞬7点差まで迫られましたがそれ以外の時間帯はPatriotsのもの。前半を24−3で折り返して完勝ムード、最終スコアは38-24。RBのJames Whiteがバックフィールドから飛び出してのパスを次々とキャッチしてキャッチ回数・ヤードともにこの日のリーディングレシーバーに。キャッチ後の逞しいランでヤード数を稼ぎました。同じくRBの新人Sony Mitchelが98ヤードをランで稼ぐ。RBの活躍がレシーバーたちにスペースを与えてPatriotsペースへ。
Sony Mitchel、一巡目末で獲得したRBで前評判はさほどだったしプレシーズンキャンプで膝を負傷して今季の活躍が危ぶまれたのがここで覚醒か。復帰のWR Julian Edelman、TE Rob Gronkowskiも通常運転。大問題児WR Josh Gordonも34ヤードTDレセプション。
シーズン前は健康なレシーバーの数も足らないと言っていたのに結局こうなってしまう。問題児も半怪我人も出場停止選手も何事もなかったかのように歯車となってしまってます。ほんの数日前まではAFC東をMiami Dolphinsが取るかもなんて言われていたのですが、そんな意見をあっさり鎮火してしまうPatriotsの連勝です。

関係ない話をします。
この試合中に土曜日のカレッジフットボールの番宣があり、Texas x Oklahomaの伝統の一戦、そしてOhio State x Indianaの試合があるとアナウンサのJoe Buckが読み上げると、解説のTroy Aikmanがすっとぼけて「んーそのOhio StateとIndianaの試合ってどっちが勝ちそうなの?」と発言。Joe BuckさんはIndiana大出身者。
ご存じない方のために注釈をつけるとOhio Stateはほぼ毎年優勝候補になる強豪、Indianaはフットボールでは弱小校で今年もその通り、Ohio Stateの楽勝が予想される試合です。Joe Buckをからかってチクリとやったわけです。
Joe Buckさんも負けてません。「ところで、UCLAは調子どう?」とやり返しました。UCLAはここまで4戦全敗、内容もボロボロ。そしてAikmanはUCLA出身。ナイスな返しですね。楽しいです。

Edelman復帰戦は今夜

オフシーズンのPED使用で4試合の出場停止を受けていたNFL New England PatriotsのWR Julian Edelmanが今夜のThursday Night Footballの対Indianapolis Colts戦で復帰予定です。シーズン序盤レシーバー陣の手薄さで苦戦したPatriots。先週初登場となったJosh Gordon、そして人気者Edelmanの復帰でいよいよまたいつものPatriotsの攻撃が戻ってくるのか、楽しみです。シーズン前からのあまりのWRの手薄さからずっと気になってみていたPatriotsのパスゲーム。予想通りRBをスロットレシーバーに使ってのプレーでごまかして勝った試合もありましたが全体としては手詰まり感が強かった。序盤を1勝2敗でスタート、第4週の相手がAFC東地区内で当時3戦全勝だったMiami Dolphins戦。もし敗戦するとDolphinsに3ゲーム差をつけられて、直接対決は残すものの残るのはBradyが苦手とする@Miamiの試合。地区制覇が難しくなるというシーズン序盤の山場の試合だったのです。その試合で38−7と圧勝。2勝2敗の五分に戻してEdelmanの復帰にこぎつけたことに。
Patriotsは昨年もシーズン序盤4試合でQB Tom Bradyが出場停止。Bradyがいない間に2勝2敗なら、と臨んだシーズンを3勝1敗で通過して、結局プレーオフ1回戦回避まで勝ち取りました。今年はEdlemanの出場停止もそうですがドラフトで補強したスキルポジションの選手たちがケガで役に立たず戦前から苦戦予想。でも結局2勝2敗で乗り切りましたからね。立派なもんです。これでGo-toであるEdelmanが復帰してBronkowskiを含む他のレシーバーもマークが緩んで好循環となるのでは。

薬物使用など問題児でCleveland BrownsからやってきたJosh Gordonがモノになるのかも期待です。なんでもGordonのロッカーはBradyの隣にされて、Bradyがなにくれとなく気を使って戦力化を図っているとか。Randy MossがPatriotsにやってきた年もMossをBradyのそばのロッカーに置いてコミュニケーションを密にしてうまく行ったという実績がPatriotsにはあるそうです。Mossは例のPatriotsのニアパーフェクトシーズンでのSuper Bowlでニア決勝TDキャッチをするなどあの年のPatriotsを大いに助けました。Josh GordonとMossではPatriotsに来る前の実績に大きな差はありますが、Mossに近いインパクトを残せるならAFCの対戦相手にとっては脅威でしょう。

NFLの裏番組にはMLB NLDS第1戦とカレッジフットボールが。NLDSはColorado Rockies@Milwaukee BrewersとAtlanta Braves@Los Angeles Dodgers。時刻的にNFLと重なるのはDodgersの試合の方ですね。カレッジフットボールの方はTulsa@Houston、およびGeorgia State@Troy。マイナーカンファレンスの試合2試合。MLBのポストシーズンとバッティングする時期はカードが落ちるのは過去からそういうこともありましたが、それにしても魅力に乏しいカードで寂しいです。本当にカレッジフットボールは木曜日から半撤退してしまうんでしょうか。

Clay Matthewsのサック またも反則判定

これはもうどうするんでしょうか。Green Bay Packersの人気LB Clay Matthewsが3週連続でQBへのラフ行為での反則を取られてます。
先週のそれも「これのどこが反則?」と話題を呼んだのですが、今週のも過去様々見てきたクリーンなサックでQBを倒しただけに見えましたが、これが反則。理由は倒したQBに「体重の全部またはほとんどをかけた」こととか。審判、NFLから試合後にこの判定が正しかったことを確認するコメントが速攻で出されてます。議論の鎮火がしたくて即座にコメントを出したようです。
先週もそうでしたが今週のも、これが反則じゃあもうQBにタックルすることすらできないじゃないか、とファン関係者から批判続出。これは審判の判断が間違っているのではなく、審判はルール通りに判定しているので、問題なのはルールの条項が行き過ぎという問題であります。

確かに過去タックルにかこつけてしっかり体重を乗せるように倒す行為はあったでしょう。NFLの看板選手であるQBたちを守るためにそれを排したいというのはオーナーの要請でもあるのでしょうが、こんな普通のクリーンサックまで反則では興ざめも良いところです。絶好のサックが決まってマイナス5〜10ヤードロスのはずが、パーソナルファール15ヤード罰退と言う結果にされ、差し引き20−25ヤードの差が起きてしまっています。先週の場合はその問題のプレーでGreen BayがINTを決めていたのですが当然それも消えてしまい、差し引きの損は25ヤードどころではない。
個別に今日の場合だとクリーンに真正面からタックルしている。ただあまりにも真正面だったのでQBがまっすぐ後ろに倒れて、Matthewsもそのまま行ったところそれが反則だと言うのです。意図的なダーティ行為とはとても思えない。ではあの状況で反則を避けるためにMatthewsになにができたのか?と考えるとうーんと唸っていしまいます。レイトヒットではないのでもう守備側はQBに身体が当たるところまで来ているのに、そこから何が変えられたのか。真正面からタックルに行く場合は突っ込むのを当たる前から手加減しろとでも言うんでしょうか?

これ、今はNFLのルールですが、影響力は強い。今後カレッジに、高校に、そして少年フットボールでもこういうルールが広がっていくとして、そんな守備を子供たちに要求して試合って成立するんでしょうか。守備の選手はボールキャリアにタックルするようにはQBにはタックルしてはいけないというようなことを要求できるんですかね。

救世主Mayfield

21−17。Cleveland Brownsが630数日ぶりに勝利してます。Baker Mayfieldが試合に入った時点で0-14だったのを逆転。狭いターゲットにパスを投げ込み、レシーバー陣がボロボロ落球するのも気にせずどんどに攻めました。もうこれは後戻りはないですね。次戦はMayfield先発で確定です。

BrownsのRB Carlos Hydeは昨季San Francisco 49ers所属として同じような場面に遭遇しています。NFLの最下位をBrownsとともに争っていた49ersがQBをJimmy Garoppoloに差し替えたところ突如49ersが勝ちだしたのでした。あのときもHydeは負け犬根性になっていたチームのムードをJimmy Gが完全に変えた、とコメントしていたものですが、きっと今夜もそんなコメントを出すはず。

個人的にはNFLのThursday Nightの試合を最後まで見たのは初めてかもしれません。なかなか良いものを見せてもらいました。

試合が酷過ぎて目が離せない

木曜日のNFL。予定外ではありましたがCleveland Brownsのドラフト全体1位指名のBaker MayfieldがNFL公式戦デビューとなってます。New York Jets@Cleveland Brownsの一戦。シーズン前からこの日がMayfieldのデビューの圧力がかかりそうと当ブログでは書いていた試合ではありました。Jetsの方は既に同期ドラフト全体3位指名のSam Darnoldが開幕戦から先発QBを勤めている。Brownsのこの第3戦までのオフェンスの具合次第ではMayfieldを先発させて全国放送でお披露目を目指す可能性があると読んだわけです。
しかしながらBrownsは未勝利ながら二試合でのQB Tyrod Taylorはまずまず。敗戦も勝ちを逃して引分となったのもTaylorのせいではなかった、と言える内容だった。なのでこのThursday NightでのMayfieldのデビューはないはずでした。

しかしこの日のBrownsオフェンスはあまりにもひどい。まるで前に進めません。パントパントパント。先日の試合で戦犯・クビになったキッカーに代わって加入したルーキーキッカーがFGを蹴る場面すらない。さすがの温厚なBrownsファンもキレてきてMayfieldの登場を促すチャント。あまりにも酷すぎて逆に目が離せない展開になってきてしまったのです。この時点でJetsが14-0でリードとは言え、Jetsディフェンスも無駄なパーソナルファールを犯したりとなんともぐだぐだ。まだ時間もたっぷりあるから挽回可能という状態の第2Q後半。
この日、初めてBrownsがドライブをつないでFG圏内へ到達。しかしそこからプレッシャーもさほどかかっていないまままったく無駄なインテンショナルグラウンディングを投げ、サックを喰ってFG圏内から外へ。もうこんなダメな試合どうすんだよという内容です。

しかし。そのサックでTyrod Taylorが脚を痛めた(ように見えましたが後から地面に頭を打って脳震盪疑いで退場)。これで第2Q最後のBrownsのドライブをMayfieldが率いることに。出てくるといきなり2本ミドルパスが決まって華麗にデビュー。続いてのプレーではサックを喰ってファンブルをしたりもしますが、結果的にはFGにつなげて14-3でハーフタイム。Brownsのこの日のボロボロの試合に灯りをともす形となってます。
尚、FGは新人のデビューFGとしては難しい距離でしたが飛距離十分にしっかり蹴りきって成功してます。これがNFL史上最弱Brownsの歴史の転機となるんでしょうか。

スターのトレード要求 SteelersとTimberwolvesの場合

アメスポスターが所属チームにトレードを要求するのはよくある話。様々な衝突があってこんなところじゃやってられないとトレードの要求をする。また悪いことにその要求は多くの場合通ってしまうので、似たようなことを言い出す選手は後を絶ちません。

NFLではPittsburgh Steelers WR Antonio Brownがソーシャルメディアでトレードを要求して、その後すぐに消したとか。感情の赴くままに全世界に向けて発信できてしまうソーシャルメディアは激情型の方はやらない方がいいと思いますが、まあそうもいかないのか。
NBAではMinnesota TimberwolvesのJimmy Butlerがトレードを要求してます。行き先としてはBrooklyn Nets、New York Knicks、Los Angeles Clippersを指定しているとか。たった1シーズンでButlerに愛想づかされたMinnesota。空中分解へカウントダウン始まったか。

Steelersの方は私はあまり心配していません。シーズン前からいまもチームに合流していないRB Le'Veon Bellについてチームメイトがイラついて公の場で批判し始めたのがレギュラーシーズン開幕直前。その前もイライラは募っていたのでしょうが本番になってもLe'Veonが来ないことでオフェンスは構想練り直しが必至。その状態で始まったシーズンが0勝1敗1分。ただ引分の相手が最弱Cleveland Brownsだったので、チームとしては開幕二連敗と同じムードであろうことは想像に難くない。それでイライラがさらに増してAntonio Brownが試合中に暴発、そのままツイートしてトレード要求。明けた月曜日のビデオセッションにBrownが現れず、未公表の処罰が与えられています。試合停止には及ばない模様。
オフェンスのスターが次々と問題を起こしており、不安は感じるものの、Steelersオフェンスは昨年もグダグダ言いながら結局は調子を上げてプレーオフにからんできた。昨年の今頃はQB Ben Roethlisbergerが引退するだなんだと泣き言を言って意気が揚がらず先行きが不安視されていたものですが、それでもなぜかわからないままに立て直せた。Steelersは以前からチーム内の統率力は優れた組織である、という信頼感があります。Le'Veonはもう帰ってこないかもしれませんが、それでもあっさり惨敗シーズンに沈むようなチームではないと期待してます。

NBA Minnesotaの方は逆にフロントオフィスの信頼感ゼロですね。このオフシーズンの始まった時点で既に若手スターであるKarl Anthony Townsが背広組とうまく行っておらず放出の可能性があるとされていました。Townsの放出はそれっきりでどこからも話題になりませんでしたから、TimberwolvesはTowns放出の意思なしということなのでしょう。
たぶんTownsの残留確定が銃爪を引いたということなのでしょう、Townsとやってられないという理由(とされます)で昨季獲得したJimmy Butlerがここへ来てトレード要求。Butlerは来オフにFAになる契約なので、こんな時点でトレードと言っても対価で大した見返りは期待できません。
このオフに同様の条件でSan Antonio SpursがKawhi Leonardを売りに出しましたが、Leonardが移籍を希望したとされるLos Angeles Lakersには足下を見られてSpursが求めるようなトレードは実現せず。来オフなら対価ゼロで獲得できるLeonardを1年早く獲得するためにサラリー効率の良い若手スター選手を放出するなどLakersにとっては意味がなかったのでしょう。Spursにとっては運の良いことにプレーオフでの惨敗続きで模様替えが必須になっていたToronto Raptorsが手を上げてくれて、LeonardとDeMar DeRozanのトレードが成立してオールスタークラスの選手を得られました。
Minnesotaはそんな幸運なトレードを実現させることができるのか。キャンプインも目前となったいまの時点でどうなのか。その上Jimmy Butlerがトレード先として指定しているチームどこも今季の優勝の望みがないチームばかり。それどころかプレーオフ進出も怪しい。そんなチームが大きな対価を払ってくれるかは疑わしく、最良の場合Butlerを騙し騙し使いながら(Butlerがスト行為をしなければ、ですが)トレード期限までにケガ人が出たコンテンダーのチームに売るぐらいか。そのトレードにButlerが同意するかはわからないですが(後述の契約期間の問題もあるので)。

ButlerがNets/Knicks/Clippersを指名したというのは、いろいろ考えた末のことなんだろうなと想像できます。Townsと合わない。もうひとりの若手スターのAndrew Wigginsはちっとも伸びてこないしガツガツしたバスケットボールへの意欲もまるで感じられない。チームが元Bullsの大人の面々が引っ張るもまるで若い二人はついてこない。勝てそうにない。またMinnesotaの田舎にたった1シーズンでうんざりしたっていうこともあるんでしょう。希望移籍先はニューヨークとLA、大都市のチーム。希望移籍先はどこも来季以降のサラリーキャップに余裕があり、来オフにButlerにMax契約をオファーできるチームです。Butlerから見れば来オフにMax4年契約を得るよりも、今季のうちに移籍しておいてそこで所属選手としてMax5年契約をもらう方がお金の面ではずっと有利。来るシーズン開幕時には30歳になるButlerにとってはキャリア最後の大型契約になる可能性が高く、4年契約か5年契約かは大きな差です。そこを考えると今トレードして貰うと20億円程度の差がでるってことですね。
Antonio Brownは感情が激してトレード要求したのですが、それとは対極、よーく考えた上でのトレード要求をしたButlerはたぶんその意思を貫徹しそうで、来オフのMax5年契約をすると今の時点で思い定めてKnicks辺りが手を上げてくれるものかどうか。
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