アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NFL/Pro Football

PGAツアーがNFLを避けるスケジュールを発表

男子ゴルフPGAツアーの2019年のスケジュールが発表され、その変更が注目を浴びています。細かい変更はいろいろあるんですが、プレーオフのFedExCupを短縮かつ一ヶ月前にずらして8月末に終了というスケジュールになったのが最大の注目点。この変更はフットボールシーズンを避けるのが主目的だとされています。フットボールは9月第1週にカレッジフットボールがシーズン開幕、続いて翌週にNFLが開幕というのが近年のパターンです。

NFLの視聴率の低下云々が言われる過去数年ですが、それでもやはり対抗するスポーツ他ジャンルにとってはいまだにNFLは脅威ということなのでしょう。特にPGAとNFLはともに週末型のイベントで、スポーツニュースでの露出でNFLに圧倒されているのは確か。せっかくプレーオフをやっていてもフットボールシーズンにかかっていては対抗しようがない。週末からイベントをずらすことは不可能なので、じゃあフットボールシーズン前にプレーオフをやってしまおうということですね。

アメスポのマイナープロスポーツには春夏シーズンのものが多数あります。学校の夏休み中の動員を当て込んでその時期にやるわけです。フットボールシーズンになったらフットボールに負けるというのもある。女子サッカーがそうですし男子ラクロスMLLもArena Footballもそう。男子サッカーのMLSも初期は9月中にレギュラーシーズンを終了してました。過去に隆盛を誇って長いシーズンを戦っていたIndayCarがそのマイナー化が進んだ時点でスケジュールを短縮、9月中旬にシーズンを終える形になってます。来季以降はさらに短くなるかもともされます。

アメスポ市場でフットボールが強い人気を誇るのは間違いないんですが、遂にアメスポ中堅で人気の底堅いゴルフまでNFLを避けるようになったか、というのは意外な感じもします。

Michael Vickがプレーしているのを再び見られるとは

American Flag Football League。その名の通りフラッグフットボールをやるリーグですが、そこであのQB Michael Vickがプレーしていまして何やらタイムスリップしたような感じ。真剣な顔をしてプレーしていました。60ヤード級のTDパスをブン投げたり。
Vickが所属しているのはRoadrunnersというチーム。いま生中継でやっている試合の相手はTeam Ocho。その名の通りChad Ochocincoがキャプテンのチーム。Ochocincoが40歳にして華麗なストップ&GOで相手を出し抜いたりしているのを見るのも楽しい。ご本人たちも楽しそう。まあなんでしょう、プロフットボールのシニアリーグ版みたいなものでしょうか。
よく仕組みがわかってないんですが、プロとそうでないディビジョンがあって、そのそれぞれの勝者が二週後に対決するんだとか。他のチームにはCarlos BoozerやNate Robinsonが所属しているとか。そうです、NBAおよびカレッジで活躍したバスケのあのCarlos BoozerとNate Robinsonです。お遊びにしては手が込んでいるし、かと言ってたかがフラッグフットボールだし、どう受け取って良いのかわからないんですが、とにかくこんな興行ができていたんですね。アメスポはあまりにも多岐にわたっていて、ちょっと油断するとこんな妙な興行がいつの間にか発生していたりする。そのバイタリティと起業家精神は大変なものだといつも感心させられます。スクラップ&ビルドのスピード感がすごいです。潰れるときも早いですが。

スポーツのシニア版で思い出しましたのでついでに。
今日小耳に挟んだところ、ゴルフでTiger WoodsとPhil Mikelsonの二人で$10 millionの賞金を賭けたマッチプレーをするんだとか。これを聞いて、あーやっぱり人気というか知名度と視聴率の期待値では現役バリバリの選手よりも彼ら二人の方なのかと感心するやら若干残念な気もした次第です。
確か日本には野球のマスターズリーグというのがあって、あれはアメリカにない試みでおもしろいなと思っていたんですが、なくなっちゃったみたいですね。

元Pro Bowlerが連続老女レイプ

Cleveland Brownsなどに在籍した元NFL TE Kellen Winslow Jr.が老女レイプ、誘拐、脅迫、強盗その他で逮捕訴追されています。父親もNFLの名選手だったKellen Winslow。まだNFLがパスプレー全盛になる以前の時代にSan Diego Chargersで当時の基準ではパスしまくりオフェンスの要として活躍した方でPro Bowl選出5回、NFLの創設75周年のときにはAll-Time Teamにも選出されているリーグ史上に残る名選手。その昔東京12チャンネルで父親の方はプレーを見たことがあります。息子の方もカレッジからスターとして活躍。NFLドラフトでは全体6位という高い位置で指名され、プロでは通算12年間NFLに在籍。Pro Bowlにも選出1回。スーパースターにはなれませんでしたが十分に成功キャリアと言っていい。2013年を最後にNFLを去ってます。
それが2018年になってこんな形で再び名前を見かけることになるとは。現在かかっている容疑が全て有罪となると終身刑が待っています。現在34歳。

スキャンダラスなのはレイプの相手の年齢ですね。対象となった被害者の年齢が54歳、59歳、55歳、71歳、86歳。うーん。個人の性癖はそれがなんであれ性癖それ自体は否定はしません(合意でやる分にはなんら問題がない)が、ああそういう趣味なんだなあという。50代ぐらいだとおきれいな方もいないではないですが、徐々にターゲットの年齢がアップしているところをみると目指しているのはおきれな方でもなさそうです。
本人も10年以上NFLのキャリアがあり、父親もNFLの名選手。経済的にはそうとうに恵まれていた人生だったはず。身体的にもNFLのTEの体の持ち主はたぶんスピードサイズバランスなど考えて地上最強に近いひとたちでしょう。自分より強い人間に会うことはめったにない人生だったんだろうなあなんて思います。そんな人生でも処理できない欲求が爆発しちゃうもんなんですね。一応アメリカではネバダ州は売春が合法で、聞くところによればどんなタイプの女性も(好むなら男性でも)調達できるとされます。でもそれじゃあダメだったんでしょうね、きっと。
今後は法廷での争いになりますが、例の脳震盪やらCTEやらのせいだとかいうキテレツな弁護が法廷で登場するんでしょうか。

そういえばキャリア絶頂期に殺人で有罪となり、その後獄中死したAaron HernandezもポジションはTEでしたね。

NFL Eagles、ホワイトハウスにキャンセルを食う

昨季念願のSuper Bowl初制覇を達成したPhiladelphia Eaglesのホワイトハウス訪問が前日キャンセルになっています。Eagelsのメンバーで訪問を拒否する選手もかなり出そうだったため、ホワイトハウス側がなら来るなとやった模様。
政治的ショー的な綱引きもあるのでどちらが正しいというのはないですが、せっかくの念願の初Super Bowl制覇なのにEaglesファンにとってはちょっと寂しいかもしれませんね。

昨年の優勝チームNew England PatriotsはHCのBill Belichickが積極的なトランプ支持者だったし、Bradyもそうだと言われていますし、チームのオフェンススター選手が白人選手で占められていたのでほぼ大半が出席したかのように見えた(実際は数人拒否)ので問題なくホワイトハウス訪問が実現しましたが、Eaglesはそうならず。
トランプ側から見ると自身の支持層によるNFL視聴拒否が数字に現れて昨季のNFLの視聴者数はダウンした、効いていると感じている中、トランプ自身がNFLに歩み寄る気はない、グダグダ言うなら来るなと突き放した格好でしょう。
トランプ大統領は支持層にとって何が大事かをよくわかっているとは言えます。
ただそういうやり方だと支持層とそうでない層との分断がさらに進むという意味では危険な舵取りとは言えます。しかしいまの調子ならトランプの二年後の再選は有力かと思われます。トランプの下品な言い回しにも皆が馴れてきてしまっているのもあるし、現実的にはあまり失策も多くないといえるので。

NBAでは昨季の覇者Golden State Warriorsがホワイトハウス訪問を拒否。今年もまたWarriorsが優勝すれば行くことはないでしょうし、もしCleveland Cavaliersが逆転勝利しても過去のLeBron Jamesの発言からすれば行かないのでは。LeBronが行かないならばよしんば他の全員が行くと表明してもホワイトハウス側は招待しないでしょう。

NHLは3勝1敗と王手をかけたホワイトハウスのお膝元Washington Capitalsはさすがに拒否はないか。NHLは外国人選手が所属の大半を占めるし黒人選手も極僅かなので拒否は少なかろうと思われます。CapitalsのDevante Smith-Pellyが黒人選手(カナダ人)として活躍しているわけですが、Capitalsが招待されるとなった場合にどう個人で判断するか彼にプレッシャーがかかることになりそうで、ちょっと気の毒ですね。Vegas Golden Knightsの方にも中心選手でPierre-Édouard Bellemareが黒人選手(フランス人)。彼はおしゃべりがうまいのでよくマスコミ取材でも登場します。
一般的に言ってNHLの黒人選手たちは発音も白人選手たちと同じでボキャブラリも豊富な場合が多く、あまりゲットー出身ぽく見える選手は見当たりません。

NFLドラフト なぜBrownsは

昨夜のNFLドラフト、ほぼ全編延々3時間以上見てしまいました。過去よりも各チームの指名間隔も短く見やすかったです。指名権のトレードも多く見応えありました。
指名内容の前にNFLコミッショナーの不人気っぷりのすごさに圧倒されましたね。猛烈なブーイング。コミッショナーの方もそれは予想していて、それを逸らすために最初に登壇したときはドラフト会場地元のDallas Cowboysの過去のスターを伴って出てきたんですが、そんなことぐらいじゃあ罵倒は避けられず、さすがの厚顔Roger Goodellも動揺してましたね。NFLの組織内では怖いものなしでしょうがファン(ドラフト会場に入れたのは各チーム50人のシーズンチケット購入者)相手ではそうはいかないわけです。

続いて伴ってきたCowboysのレジェンドRoger Staubachがステージからボールを投げた場面が素晴らしかったです。76歳であの肩!それも狙った先がSteelersのファンのところ。泣かせます。私、StaubachがSteelers相手に戦ったあのSuper Bowlは子供のころに日本で見てました。あの頃は毎年地上波でSuper Bowl中継していたわけです。
Staubachさんご自身の姿は日産提供の「Heisman House」というシリーズもののTVコマーシャルなどでよく見かけていたのでまあ普通のお爺ちゃんだなあと思っていたんですが、まさか今でもあんなボールが投げられるとは!素晴らしいものを見せていただきました。

さて注目のQB指名ですが、上から順に全体1位でCleveland BrownsがBaker Mayfield、3位New York JetsがSam Darnold、7位にドラフト指名開始後にトレードアップしたBuffalo BillsがJosh Allen、同じくトレードアップでArizona CardinalsがJosh Rosen、そして一巡目最終指名=全体32位でBaltimore RavensがLamar Jacksonと5人が指名されています。
他の注目選手では全体2位でNew York GiantsがRB Sequon Barkley、今ドラフトの最強エッジBradley Chubbは5位指名でDenver Broncos。Cleveland Brownsの4位指名はOhio StateのCB Denzel Ward。

5人指名されたQBのうち実に4人がトレードアップまでして指名されたことに。唯一のトレードアップではないBaker Mayfieldが全体1位。全員が請われてNFL生活をスタートすることになりました。それはそれでおめでたいことでしょう。それぞれの活躍を期待したいです。
3位のJetsから見ると市内ライバルGiantsがQB指名に行かなかったことで今ドラフトQBで一般的に一番評判の良かったDarnoldが獲れて満足のはず。Buffaloも元々の指名順のままではQB上位4人が残っていないかもしれなかったところ全体1位もあるかと言われていたAllenを獲れてこれも大満足でしょう。寒冷地のBuffaloを本拠地にするのには温暖なLAからやってくるDarnoldやRosenよりも、同じく寒いWyomingで揉まれてきたAllenの方が環境にフィットするという見方もあるようです。Allenはドラフト前日になって15〜16歳頃にソーシャルメディアに人種差別的な発言があったとスクープされてドラフト当日・イベント前にもメディアからそれについての質問ばかりでちょっとお気の毒でした。なぜ6年後のこのタイミングでそれが問題視されるのか意図的なものを感じないでもないですが、とにかく全体7位ならその発言の問題の悪影響はあったとしても最小限だったということになります。
UCLAのJosh RosenはQB4人の中では売れ残りになってしまいましたが、これも10位とまずまずの順位でArizona Cardinals行き。Pac-12圏内。殿堂WR Larry Fitzgeraldがなんでも捕ってくれるチームですね。TV解説に出演していたTroy AikmanがUCLAの先輩なのでRosenの擁護発言が多かったです。UCLAからの1巡目指名QBはAikman以来3人目でかなりの久々です。
最後のLamar Jacksonは意外でした。New Englandが31位指名権でJacksonをスルーしたところで、32位指名権のPhiladelphia EaglesはQB指名はありえず、ああもうJacksonはグリーンルームで待っていたけど今日は指名なしかお疲れさん、と思ったらなんとBaltimoreが動いて指名権ゲット。Baltimoreが後継QBを欲しがっているというのは事前に言われていましたから、自身の手持ち1巡目指名権を使わずにLamar Jacksonを獲得できて満足と読むべきなのでしょう。今年の2巡目と4巡目プラス来季の2巡目とかなりの犠牲を払ってJackson獲りに来ました。Baltimoreの場合他のQB指名チームと違ってまだJoe Flaccoが健在・契約も残っているので後継QBを獲るにしても慌てていないはずですが、それにしてはずいぶんと好条件を提示してJacksonを獲ったなと意外さがあります。来季のカレッジからの出物が少ないと見たか。

とそんな具合で各チーム満足の行くドラフトだったように見受けましたが、その中で一番疑問が大きいのがBrownsですよね。なぜDenzel Wardなのか。先日も指摘したように4位指名権は売りさばきたかったんじゃないんでしょうか。あの怪情報はやはりBrowns自身が流したブラフだったような気がします。ブラフと見抜かれて高い交換条件を持ち出すClevelandが、Chubbsに興味を持っていたチームからも相手にされなかったとか。実際にChubbsが必要ないと考えていてもそのままChubbsを指名して、指名後に売り払うというルートもあったでしょうがBrownsはそうはせず。
どん底Clevelandですからどのポジションも必要でChubbsを売り損なったとしてもそれはそれで使えたはずですが。
代わってChubbsを獲得したBroncosはVon MillerとChubbsのLB陣とグレードアップ、この方向でSuper Bowlを狙うことに。これはこれで良いんじゃないでしょうか。ディフェンスで再びSuper Bowlの栄冠を狙う。独自色があって楽しみです。

NFLドラフト怪情報

NFLドラフトが明日です。今年はFOXが地上波でも放送。NFLドラフトはなかなかの人気番組で過去はESPN系やNFLの手持ち局NFL Networkなどでその全編(現在は三日間)を放送してきていますが、地上波放送は初のはず。先日もお伝えした通り今年のドラフトほど読めないドラフトは珍しく、私も今年は延々見てしまいそうです。

明日に控えたこの段階で全体1位と4位の指名権を持つCleveland Brownsが1位でQB Baker Mayfield(Oklahoma)、4位でDE Bradley Chubbs(North Carolina State)を指名するという怪情報が流れています。ネタ元はBrownsに近い消息筋とか。怪しいなあというのが聞いた直後の感想。
全体1位の指名権は他のチームのドラフト戦略を気にする必要がないのでブラフをかます理由は少ない。なので4位のChubbs指名というのがブラフのような。つまりChubbsがどうしても欲しいチームにトレードアップを促して4位指名権を高く売ろうという魂胆でしょうか。

2ヶ月前にはトップ10指名も疑われたMayfieldはBrownsによる1位指名、またはNew York Jetsによる全体3位での指名で消えるとされます。ホントかな?とこれも疑わしい。ここ数週間でUCLAのJosh Rosenの株が大きく下がり、代わってMayfieldが大きく上昇。RosenはUCLAでチームメイトから好かれていなかっただとか、コンバインなどでのNFLチームとの面接で嫌気されたとかいう理由でのダウンで、真偽はともかくそういうこともあるかもな、という理由です。わからないのはMayfieldのアップの理由なんですけど。

NFL Networkでドラフトコンバインの再放送なんかも最近やっていて、見てるとJosh AllenやLamar Jacksonがよく見えてしまう。(Sam Darnoldはコンバインで投げるのを回避)Josh Allenの飛距離は他のドラフト生たちから群を抜いているんですが、短いパスでの精度が低いという理由で評価が下がり気味。それでもドラフト予想によっては今でも全体1位でBrowns行きとしているところもあってスカウトの評価も相当に割れていそうです。Allenのカレッジでのパス成功率が低いというのが数字的には足枷になっていると思いますが、Allenの在学したWyomingはマイナー校ですから、メジャー校のWRのようになんでもキャッチしてくれるレシーバーが豊富なわけもなく、その部分での低評価はある程度無視できるような。Senior Bowlのようにレシーバーが良ければ成功率も上がったわけで。という理由で個人的にはAllen推しですが、どこまで指名順位が落ちるのか。

Lamar Jacksonは全体16位のBaltimore Ravensの指名だとか、28位のPittsburgh Steelersが狙っているとか様々。16位で獲るとちょっと高過ぎるという当初評価になるのは必至。1巡目後半や2巡目ならアリという評価が多い。その順位まで落ちてくると例のNew England PatriotsのQB需要という噂ともリンクしてくるわけです。
NFLファン全般にはJacksonのようなDual ThreatタイプのQBを嫌う傾向が強く、特にポケットパッサーのTom Bradyが長年君臨してきたNew EnglandにJacksonは似合わないとか来ても使えないとか言われそうですが、New Englandは1巡目指名権を2つ持ってるのでトレードアップといった無理をしなくても獲れるならアリかなあと。






New England PatriotsがドラフトでQB Josh Rosen指名を目指す、という噂

NFLドラフト、すでに混乱しているのはつい先日も記事を書きましたが、QB指名を目指す新しいチームが出てきました。常勝New England Patriotsです。確かにJimmy Garoppoloをシーズン途中で放出してしまったNew England PatriotsはポストTom BradyのQBが必要なのは確か。昨季開幕直前に第3QBも放出していますから将来を託せるQBが手持ちにいない。どこかのタイミングで獲得することになるのは自然なのですが、このタイミングでこのドラフトで、それも1巡目でのQB指名をNew Englandが画策するというのは意外。
長年正QBをつとめているTom Bradyは5巡目の指名の選手でした。当時はフランチャイズQBと見なされていた若きDrew Bledsoeがいたので期待せずに予備で獲ったようなもので優先順位も低く、話題性もありませんでした。昨季放出したJimmy Garoppoloは2巡目。同じく昨季前に放出したJacoby Brissettは3巡目指名だった選手。もしNew Englandが1巡目でQBを指名したらDrew Bledsoeの1993年の指名以来四半世紀ぶりの1巡目QB指名となります。しかし本当に行くのか。

Josh Rosenはここ数週間、各種のドラフト予想で指名順位が下降傾向。一部には全体3位のJetsの指名を予想するなど上位指名の予想は残るものの、予想順位を大きく下げているモックドラフトも多くなってきています。とは言っても12位のBuffalo BillsがQB指名が確実視されているのでRosenがこれより下になるという予想はさすがにない。
New Englandは1巡指名権は2つ持ってますが23位と31位。23位のままではとてもRosenが獲れる可能性はない。ということはこの2つの1巡目指名権を含む複数指名権を放出してBillsより上へのトレードアップを目指すということか。とは言えBills自身もトレードアップがずっと噂されてますからBillsよりちょっと上に入り込んだだけでは再逆転もあり得る。どこまで現有の指名権を投資して、どこまで順位を上げてまでしてRosen獲りに行くのか。そもそも急浮上したこのPatriotsのQB獲りの噂はどこから出てどれほど信頼できる噂なのか。

トレードアップ云々はともかくとしてPatriotsが1巡目のどちらかの指名権を使ってまで獲りたいQBっているんですかね。Rosenはトレードアップしないと獲れませんが、23位ならMason Rudolphなら獲れる可能性はある。31位でも可能かも。でもPatriotsってFAでほとんど選手を引き止めないので他の補強ポイントがたくさんあって、本当にQBに行くのかなあというのが懐疑的です。

NFLドラフト今季は予想がつかない

NFLドラフトが近づいてきました。今年ほど指名順位で予想が錯綜する年も珍しいと思います。全体1位予想が2-3人のうち誰になるか読めないぐらいの年はままありますが、今年は1位も読めないだけではない。他のドラフト予想が1位に予想しているQBが、別のドラフト予想ではQBのうちでも4番目、全体で10位前後になっていたりと「専門家」の予想がバラバラなんですね。
またディフェンス側で一番最初に指名されると予想されるBradley Chubbがどこで売れるのかもコンセンサスがない。

全体1位と4位の指名権を持つCleveland Brownsと、ドラフト権のトレードでトレードアップしてきたNew York Jets(全体3位)がQBを獲るのは確実なんでしょうが、その間に挟まった全体2位指名権を持つNew York Giantsの動向が読めない。

先にも書いたQBの上位候補4人への評価が割れまくっていてなにがなんだかわからない。Josh Rosenが12位のBuffalo Billsのところまで落ちてくるという予想もある。Billsは昨季の先発QBを処分してしまっているので12位までに上位予想のQBが残っていれば指名するんでしょうが、そこまで4人(Josh Allen、Josh Rosen、Sam Darnold、Baker Mayfield)とも残っていない可能性も当然ある。トレードアップするのか。するすると言われつつ、まだしてません。4人ともいなければOklahoma StateのMason RudolphでもMayfieldと差がないかもしれませんが。
また全体5位指名のDenver BroncosもQB指名と言われてますがQBでは一番評価の下振れが大きいBaker Mayfieldしか残っていない場合でも指名するのか。GM John ElwayがMayfieldのタイプを好むようには思われないんですが。
全体6位のIndianapolis Coltsは以前から話題にしている主戦QB Andrew Luckが先週記者会見で未だに本物のフットボールを投げていないと明らかにしていました。本当にLuckは復帰可能なのか、という疑いがいまだに払拭できてない。外部から見えないだけでなく、ColtsとLuckの間で隠し事があるのではないのかという疑いすらある。そんな中でQB豊作の年に6位指名権のColts、本当に黙ってQBを見逃すのか、も憶測を呼ぶところ。

また将来のNFLスター候補Penn State出身RB Saquon Barkleyをどこが獲るのかも気になります。
読めなさ過ぎて今年はドラフト中継をしっかり見てしまいそうです。4月26〜28日です。

各チームQBを移籍とドラフトで両取りか

NFLでQBの移籍が次々と発表になっています。Minnesota Vikingsは昨季の手持ちのQBの3人をことごとく放置放出。3人のうち誰か2人は放出というのは既定路線。FAでKirk Cousins獲得の準備のためなんでしょうが思い切りました。カンファレンス優勝戦までVikingsを連れて行ってくれたCase KeenumがDenver Broncosと合意。勝ちこんだもののKeenumを長期的には信用しきれなかったということでしょうか。

一方Broncosはドラフトの全体5位の指名権でQB獲りに行くと予想されていたのがここでKeenumを獲得。これ、先日のCleveland BrownsによるTyrod Taylor獲得と同じくドラフトで獲得するであろう新QBまでつなぎとして獲得ということと解釈すべきか。Tyrod TaylorよりはポケットパッサーのKeenumの方が今ドラフトの候補生たちのスタイルには合っているとは言えます。
ではNew York Jetsはどうか。全体6位の指名権を持つJetsも来るドラフトでQBを指名すると予想されていたところでこれもMinnesotaから放出となったTeddy Bridgewaterを獲得に走っているとか。曰くKirk CousinsのFA獲得でMinnesotaに競り負けたので代役を探してBridgewaterになりそうだという話。これもまたつなぎのQB、なんでしょう。ドラフト生を大事に育てたいということで各チームがドラフト新人と中堅NFL QBの両取りに走っているという解釈でいいのか。

Tyrod Taylorを放出したBuffalo BillsがA.J. McCarronを獲得。これもよくわからない。McCarronは昨季Brownsがトレードで獲得したと発表しながら手続き上の不備でトレードが不成立になった選手。カレッジフットボールファンにとってはAlabama時代からお馴染みの選手ですがNFLでは先発出場3試合のみ。Taylorに限界を感じて他のQBへ行くというのはわからないでもないですが、その回答がMcCarronというのはアップグレードになっているのかどうか不明。これだけ各チームがMcCarronに熱心なんですから何らか見どころがあるんでしょうが、フランチャイズQBとして獲得という感じなのか、それともこれもまたブリッジでという意味合いなのか。ブリッジと言ってもBillsの場合は今ドラフトでQBを獲るとは予想されていないのでブリッジで繋ぐ先が不明のままのブリッジとなります。それとも2巡目以降で誰か獲るつもりなのか。

ドラフトの話題なのでついでに書きますが、全体2位の指名権を持つNew York Giantsが大規模なトレードダウンと画策中とか。ということは絶賛していたSaquon Barkleyは諦め、QBの上位指名も諦めってことですか。
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