アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NFL/Pro Football

3TD差のスプレッド未達になったのはNew Englandの方

ベガスのスポーツ賭博で事前に大量得点差をつけてNew England PatriotsとDallas Cowboysが圧勝すると予想されていた今週のNFL。
蓋を開けるとDallas Cowboysが序盤からMiami Dolphinsの意地の抵抗にあって苦戦。New Englandの方は楽々得点を重ねてハーフタイムで20-0。しかしながら結果的に3TD差以上の賭けのハンデをカバーできたのはCowboysの方でした。Cowboys 31-6 Dolphins、Patriots 30-14 New York Jets。

最終スコアだけ見るとJetsの方が抵抗したように見えますが実態はそうではないです。あきらかにDolphinsの方が良かった。Jetsの得点は第3Q終盤にPatriotsがパントレシーブ処理に失敗してそのままTD献上、そして第4QにPatriotsのバックアップQBがPick 6を投げて失点。Patriotsは今季3試合目にして初の被TDとなったのですが、上記の通りでデイフェンスはいまだ無被TDのままで3週目を終えてます。
Patriotsは先週大量リードにもかかわらず先発オフェンス陣を最後まで出場させて加点、周りになぜいつまでもBradyに投げさせるんだろうといぶかられました。今週は先週の反省なのかなんなのかBradyは23点差の段階で引っ込んでます。23点差だとスポーツ賭博でPatriotsに賭けた人はギリギリ負けになる点差(賭けの胴元にもよります)だったのですがあっさりBradyを引っ込めて賭けた人たちを失望させています(想像)。この日は前半に主戦WRのJulian Edlemanが負傷退場していてそれもBradyの交代という判断に影響したかもしれません。Edelmanは重傷には見えませんでしたが試合はすでに楽勝モードに入りつつあった時点だったのでムリをする理由はありません。
Patriotsとしてはオフェンス・ディフェンスとも完璧の今季ここまで。パントレシーブ失敗はときの運というか。問題があるとすればこの日の最初のTDでPAT失敗。K Stephen Gostkowskiの失敗が今季嵩んでます。長年Patriotsに貢献してきたGostkowskiですが今季はちょっとまずそう。まだ接戦の試合がないので目立ちませんがHC Bill Belichickは場合によってはシーズン中に冷徹な判断をくださないといけなくなるかもしれません。いや、まあキッカーは大きな試合、重要な場面での心臓が勝負なのでベテランはそう簡単に変えられないか。

ベテランキッカーとしてはIndianapolis ColtsのAdam Vinatieriも今季序盤外しまくり。今日も枠に当ててからくも入るキックを披露。Vinatieri、Gostkowskiと二代に渡ってプレイスキックでPatriotsの王朝時代を下支えした両者が時を同じくしてキャリア最終局面に入ったという感じになってます。彼らのキャリア途中でルール変更でPATの距離が変わったのは大きな環境変化ですから、昔の距離のままならいまほど衰えが目立たなかったのかもしれませんけど。

改めて評価してみるとPATのルール変更は良いルール変更でした。あのPATの1点がほぼ自動に入った時代とは違う要素を試合に持ち込みました。今週の他の試合では、最大の注目の一戦だったBatimore Ravens@Kansas City Chiefs戦でこんな場面がありました。
Baltimoreが先制TDを決めたのちのPATで、キックを当初企図したのですが反則で罰退を食うとBaltimoreは2点プレーに切り替え、失敗となってます。たかだか1点を獲るのに38ヤード(反則前なら33ヤード)なんて距離から蹴っていられないという判断で2点プレーを選択する羽目になったわけですね。

Antonio BrownがNFLではプレーしないと宣言

宣言する以前の問題としてどこが雇うのかというのがあったかと思いますがまあ良いでしょう。Antonio Brownが自己のTwitterアカウントでもうNFLでプレーしないと宣言するとともに「these owners can cancel deals do whatever they want at anytime」とカネが入ってきていないことにご立腹の様子です。この文で一番気になるところはThese ownersと複数形になっているところですね。11日間でBrownを解雇したNew England Patriotsがサイニングボーナスの支払日の前だったのでまだその$9 Millionを払っていないのであろうことは想像されていたことですが、それ以前に解雇されているOakland Raidersも支払いを見合わせている可能性が指摘できます。最終的にはその大半は払うことになるような気がしますが、しかしタイミングによってはBrownを訴えている女性たちがそのカネを仮差押したりすることも考えられますからBrownにとってはけっこう痛そうです。


他方、Brownは現役引退とは言ってません。NFLではプレーしないとだけ言ってますから、これはもうもちろんXFL行きですね。多少のトラブルメイカーでもXFLからすれば話題性があってXFLの存在の宣伝になればそれは宣伝料と考えればいいことですから。

早くもタンク宣言 そしてダメチームと上位チームの差が広がる

NFLは第3週に向かうところ。次週の目玉試合は急浮上のBaltimore Ravensが優勝候補最有力のひとつであるKansas City Chiefsに臨む一戦であるべきなんですが、話題は全然そこへ行ってません。

現時点での最大の話題はNew York Jets@New England Patriots戦とMiami Dolphins@Dallas Cowboysのどちらがよりひどい試合になるかです。ベガスの賭けサイトではどちらの試合も21点差以上をつけておりPatriotsとCowboysの圧勝が予想されています。なんでもNFLの試合でスプレッドが20点差の試合が同じ週末に2試合も予定されるのは1987年以来。ただしその1987年というのは労働争議で選手会が選手供出を拒否、チーム側が非NFLの補充選手で戦っていた変則シーズン。そういう特殊事情がない状態での20点差スプレッドが複数試合に想定されたのは1970年代以来だとか。

とは言ってもこの2つのカード、21点程度のハンデをつけられてもとてもDolphinsやJetsに賭ける気は起きないのでは。
Jetsは主戦QBのSam DarnoldをMonoで欠いて、さらにバックアップのTrevor SiemianもMNFで負傷して今季絶望。第3QBの2年生QB Luke Falkが先発予定です。対するNew Englandは攻守に絶好調。開幕戦30-3、先週末43-0。まだTDをひとつも許していない。Jetsが得点できるのかどうかすら疑うべき条件が揃ってます。とても21点のハンデでは効かないような。

Dolphinsの方はさらに悲観される材料が多い。シーズン2試合で59-10、43-0。その上すでにシーズンを見きったオーナーが早くもファイアーセールを開始してDolphinsのベストプレーヤーを放出中。第2週での見切りは尋常ではない早さですが、内容が内容だけに仕方ない。見返りに獲得しているドラフト権は良いので早めのタンクで成功しているという見方もあっても良いはずです。例えばBen Rothlisburgerを失ったPittsburgh Steelersなんかだとこんな真似はできません。弱いからこそ、地元の期待値も低いからこそできるわざでしょう。
気の毒なのはQB Josh Rosen。QB大豊作のドラフトと言われた昨年のドラフトで入ってきた2年生QBの中で最も不遇です。ドラフトで行った先のCardinalsの方針変更で1年でCardinalsを去ってDolphinsに来てみたらコレです。タンクするのは仕方ないとしてメンバーもガタ落ちの中でQBを一年無事過ごせるものなのか。そもそもDolphinsがRosenを将来のエースQBだと考えてくれているのかもわからないわけですから。
そんなDolphinsを迎え撃つCowboys。地元のファンを楽しませるためにも21点差のスプレッドは絶対に確保したいと選手は考えそうな気がします。オーナーのJerry Jonesもその程度の差もつけられないようなら、と文句を言いそうな人でもありますし。
Cowboysの今季はオフェンスのコールが積極的になって迫力が増しています。保身に汲々として消極的な策を好むHC Jason Garrettからオフェンスの指揮権をOCのKellen Mooreに移したのがオフェンスの好転につながっているという評価があります。
Kellen Moore。カレッジフットボールファンなら名前をご記憶の方もいることでしょう。そう。マイナーの雄だったBoise State Broncosの絶頂期のQBだったあのKellen Mooreです。弱冠30歳にしてアメスポ有数の人気チームDallas CowboysのOCに抜擢。これからの活躍が期待されます。

フットボールよりも激しいスポーツというラグビーのイメージ

先週末にこのコマーシャルを何度か目にしました。アメスポファンはAaron Rodgersの顔は即座にわかると思います。もうひとりはColin Jost。アメリカの土曜夜の定番コメディ番組Saturday Night Liveの脚本ライターであり、自身も俳優・コメディアンであり、かの女優Scarlett Johanssonの婚約者であったりもする、そういう方です。

このコマーシャル自体はIZOD社のラガーシャツの宣伝です。ラグビーがマイナースポーツであるアメリカ市場でラガーシャツを売るのかぁという、ちょっと珍しい広告です。それもRodgersとJostを起用するというのですから企画コストもかかってるはず。どういう勝算があっての宣伝かはちょっとはかりかねますが、とにかくこういうCMが放映されていたわけです。

おもしろいなと思ったのはこのCMではNFLのスターQBであるAaron Rodgersがラグビーをプレーしたらボロボロにされちゃうという、このイメージです。大げさにやっているのはもちろんそうなのですが、それにしてもアメスポナンバーワンジャンルのフットボールの現役スター選手でもラグビーをやったらボロボロにされちゃうかもというぐらいの激しさのイメージをラグビーにもやっと持ってるのかなというところですね。

対比でいうとラグビーに先行すること30年前にアメスポシーンに次のメジャースポーツ候補として挑戦していたサッカーはその軟弱なイメージにつきまとわれ長年アメスポ市場で苦戦しました。

30年前のアメリカにはサッカーはほとんど試合の放送がありませんでした。ちょうど今のラグビーの試合放送がほとんどないのと同じように。しかしサッカーの例のちょっと触れただけで地をのたうちまわって痛がる滑稽な姿をバカにしたコメディなどはその時代でもいくらでもありました。試合は見ないのにそのイメージだけが先行してしまったのです。そしてそのイメージは長くサッカーというスポーツのアメリカ市場での展開の足かせになったと思います。男らしさを重要視するアメリカ人男性、とくにスポーツファンを公言するタイプの男性には、あの惨めなサッカー選手の行為への蔑視は深く浸透してしまったわけです。それを覆すために長い年月と若い世代の成長が必要でした。

それに対してラグビーはいまも観戦スポーツとしては極マイナーな域を出ませんが、しかしながら試合を見たこともない人たちもラグビーはタフなスポーツだという漠然としたイメージを持っている、それもNFL選手でも大変だというイメージを植え付けられているとしたら、それはラグビー競技の将来のアメリカ市場での発展には大きな無形資産だよなと、今回のCMを見て思ったのでした。


ちなみに間もなく開幕するラグビーW杯日本大会については一般スポーツマスコミではまったく事前報道はありません。そういう大会があることもスポーツファンでも知らない方が圧倒多数であるはずです。W杯が開幕間近で、さらに米代表が出場しているのを知ってるのはよほどラグビーを気にしてる人だけでしょうね。

Darnoldが感染した「Mono」とはなにか

雑談をしてみたいと思います。今週のMonday Night Footballに登場するNew York Jetsの二年生QBのSam Darnoldがmononucleosisに感染して欠場することになってます。この病気、通称Monoとアメリカでは呼ばれます。インフルエンザを通称Fluと言いますが、それと同じ感じで。

私が渡米して初期の頃に初めて耳にしたのは、知人の子供が羅患したという文脈で。私にはそのときマノと聞こえ、周りのアメリカ人はあーそうなの、というようなリアクションで珍しい病気ではない、深刻な病気ではないのはわかりましたが、どんな病気かわからない。尋ねてみたんですけど倦怠が主症状らしくただし伝染るので他の子供とは接触禁止、学校には数週間単位で来れないということだけしかわからず。積極的な治療もあまりしていないようで安静のみ。怠け病みたいだなという印象で、日本でいうところのなんという病気かをつかめないままふーんと言って聞いていたものでした。
その後も何度かだれそれの子供がマノになったという話は耳にする機会はあり、子供にはかなり一般的な病気であることは承知していました。
Sam DarnoldがMonoに感染したというニュースが出回ったときのスポーツショーでの出演者の反応にも、ガキかよ、的なものがありやはり子供の病気であるという一般常識があるのは確認できました。

で、今回日本語でなんというのか調べてみたところ伝染性単核球症というようです。聞いたことなかったです。日本では幼児期までに大半が感染してその症状はほとんど出ないので意識する機会がないもののようです。なぜかアメリカでは幼児期の感染が低く、思春期にキスをすることや飲料の回し飲みをすることで感染するというものだと。なぜそんなに感染時期に差が出るのかという疑問が残りますが、とにかくそういうものだと。俗称Kissing diseaseとも。

Sam Darnoldは少年期も感染することなく大人になっちゃった例ということのようです。前述の通り症状が怠け病っぽいものなのでなんとも冴えないですが、そのせいでBaker Mayfieldとの全国放送でのMNF対決がお流れになってしまうのも持ってないっぽいなあなどと思ってしまいます。
Mayfieldの方はシーズン前にチームの大躍進を予想する解説者が多く期待の2シーズン目。開幕戦で期待を裏切るマズイ試合をしたのを受けてのシーズン2戦目でのMNF。早くも今季の進化を全国のNFLファンに見せなくてはいけない舞台での同期QB対決、のハズだったのがマノでそれは果たせずということになってなにやら地味なMNFになりそうな。

Antonio Brown、Patirots初陣前半から飛ばす

WR Antonio BrownのNew England Patriots移籍後初登場の試合、New England Patriots@Miami Dolphins戦。Patriotsの最初のドライブでBrownは4スナップに出場3度ターゲットになりすべてキャッチ成功。第2Qには2016年以来となるというランを記録。前半の2ミニッツウォーニング後には移籍後初TDキャッチ。どうだ、という展開になってます。まだ今試合中です。

加入直後なのでBrownが戦術消化ができておらずターゲットになる回数は限られるのではないか、と予想した向きをあざ笑うようにTom Bradyのパスを次々と受けて最初のドライブだけであっさり30ヤード超え。Antonio Brownの失敗を期待したファンにとってはがっかりという出だしですね。

その後はPatriotsが相手を咎めるようにラン重視のドライブで陣を進めて最後にAntonio BrownへのTDパス。EdelmanとBrownと両方にセーフティをダブルで貼り付けるわけにもいかず、それをBradyが見分けてさらさらとパス。前半でうまくいってないのはAB加入・機会増加のあおりを受けたかにみえるもうひとりの問題児WR Josh Gordonが数字を残せてないところぐらいですか。
と書いたらいきなり後半にJosh Gordonに1stダウン更新含む2連続のパスが出て、もうバランス面でも文句なしか。Bradyが既に何度かサックされているのと、PKおよびPATが外れているのが気がかりというところ。こんなのは贅沢な悩みですね。

木曜日をNFLに明け渡し

かつては木曜日はカレッジフットボールの日でした。秋から冬にかけての週末は土曜日がカレッジフットボールの日、日曜日がNFLの日として分け合う。そして木曜日はカレッジフットボールが土曜日の本番の前煽りで試合を展開していた日だったわけです。カレッジフットボールが開拓した日とも言えるのが木曜日のフットボール中継だったわけです。

それが2006年末から始まったNFLのThursday Night Footballに徐々に侵食されて、昨年からはカレッジフットボールの木曜日のカードから有力校の試合が消えはじめました。昨年はまだカードのグレードが下がった程度だったのが、今年は先週も今週もカレッジは木曜日の試合が一試合も開催されていません。NFLのThursday Night Footballに明渡してしまっているのです。今夜のNFLの試合はTampa Bay Buccaneers@Carolina Panthers戦。さほど魅力のあるカードでもないですが、なにせカレッジフットボールがやってないので私も見てしまいました。言わばカレッジフットボールの不戦敗状態です。なんとも寂しいことです。ちなみにESPN2では高校フットボールを同時刻に放映していました。

次週からはカレッジフットボールの木曜日の試合は組まれてますがマイナーカンファレンスの学校の試合。Power 5カンファレンスの木曜日の試合となると10月10日のSyracuse@NC State戦、10月17日のUCLA@Stanford戦、10月31日West Virginia@Baylor戦の3試合のみ。
この3試合にNFLがかぶせてきている試合は10月10日 はNew York Giants@New England Patriots戦、10月17日がKansas City Chiefs@Denver Broncos、10月31日がSan Francisco 49ers@Arizona Cardinals戦。3つ目はともかく前の2試合はNFLの優勝候補チームの試合をぶつけられてますね。TNFの年間のスケジュールの中でも好カードの方の試合をカレッジ側では一番良い(といっても大したことのない)試合にぶつけてきてます。3試合とも地上波FOXでの放送予定です。今夜のTNFはNFL Networkのみでの放送で地上波放送はありませんでした。
なにをぐだぐだ書いているかというと、つまりはNFLは意図的に木曜日をカレッジフットボールから乗っ取るべくカードを調整し、それに負け続けているカレッジフットボールはもう木曜日を諦めかかっているということのようです。
カレッジフットボールファンの私個人的には残念な思いが強いです。木曜日はカレッジ側が開拓した、楽しい楽しい土曜日の前触れの試合の日だったのが消えかかってる。ほぼもう敗退確定モードのようなのです。

逆にNFLの方から見ると木曜日のTNFが定着してしまったことで、本番の日曜日と月曜夜の全国放送Monday Night Footballとセットで間断なく試合が行われているかのようにも感じることになってます。露出力でカレッジフットボールを凌駕してきているのは疑いがない。普段NFLコミッショナーのRoger Goodellを批判的に語ることが多い私ですが、この木曜日のぶん取りについてはGoodellのお手柄と評価せざるを得ないかなと思います。


試合の方は最後のCarolinaのゴール直前の4th & 1でのプレー選択が批判を呼びそうですね。小型RBのChristian McCaffreyへのダイレクトスナップでのアウトサイドランが失敗で敗戦。1ヤードなんて普通にCam Newtonに突っ込ませれば取れる距離。なんでまたあんなバレやすいトリックプレーに走るのか。実際Bucs側は3人もMcCaffreyの方向へカバーに走っていて突っ込む余地なし。
Camの足の調子が悪いからあのプレーを選択したのですか?と鋭い質問が記者会見で飛んでましたが、Panthers HCは憮然として否定してました。まあCamの足が悪いんでしょうね、という感じでした。うーむ。

Antonio Brown抜きのPatriots圧勝発進

完勝ですね。33-3でNew England Patriotsが連覇へ発進してます。昨日急遽加入が決まったWR Antonio Brownはロースタールールの都合上出場してませんが、攻める方はもう出場している皆がきっちり仕事をしておりAntonio Brownがいてもいなくても圧勝という感じです。さらに言えば昨季限りで引退した殿堂入り確実のTE Rob Gronkowskiがいたらなーなんて場面もまったくない。守る方ではPatriotsの守備の要のKyle Van Noyが出場していない(子供の出産立会)ながらSteelersを完封。ベストレシーバーとベストTEとベストLBがいなくてAFC北地区の優勝候補をここまでけちょんけちょん、また今年もPatirots、強そうです。

オフシーズンの頃にはGronkoは体がボロボロでとても1シーズンは戦えないけれど、レギュラーシーズンは休んでプレーオフの頃に復帰してくるんじゃないのかという憶測もあったりしたんですが、こんな調子ならGronko要らないです。今日は優勝リングセレモニーもあったのでGronkoも来てたみたいですね。(その時間帯移動してたので見てないです)。

試合中にアナウンサーが言ってましたがAntonio Brown陣営はSteelersから出される時点で希望のトレード先としてPatriotsに行きたいと伝えていただとか、希望していただとかだったんですが、Steelersはそれを拒否。そういう事情だとRaidersに行ってからヘルメットがどうのこうのとかわけのわからない揉め事をBrownが散々やっていたのは意図的なサボタージュだったのかもしれないということになります。困ったもんですね。結果的に希望の移籍先に来たわけですから次週の@Miami Dolphinsでの移籍デビュー戦は張り切って登場してくるのでしょう。PatriotsのAFC東でのほぼ唯一の鬼門といえる@Miamiの試合でチームの助けとなって華々しいデビューとなるかどうか。Miamiは今日Baltimore Ravensに59失点のザルディフェンスですからまたすごい得点ラッシュになるのかも。

上の方でこれ以上レシーバー要らないんじゃないかと書きましたが、フットボールはとにかく怪我はつきものですからAntonio Brownがレシーバー陣に厚みを加えてくれるならそれに越したことはないんでしょう。ABはフィールド中央・ディフェンス下のパスでもその能力は映えるタイプなので、Patriotsの万能ナイフレシーバーJulian Edelmanの負担を減らせるという意味でも良い補強になっているのかもしれません。どういう使い方をされるのか。

Lamar Jacksonロケットスタート Mahomesはちょっと倒され過ぎか

いよいよNFLのシーズン本格開幕ですね。まだ夜の部やMonday Night Footballもあるので開幕の総括ではないのですが、ちょっとすごいなというのを見せられたのでひとこと。
Baltimore Ravensの二年生QB Lamar Jacksonのパス精度が昨季から急に上がったか、やりたい放題で59-10でMiami Dolphinsを完全粉砕。NFLでこのスコアは珍しい。ずいぶんと狭いところに投げ込んだり、ノンステップで鉄砲肩を披露の絶妙のロングTDパスを出したりと全編ハイライト映像のような大変な試合となりました。この日のデキを研究してくる二週目以降の相手がどれほど対応できるものか楽しみになってます。Ravensの次週の相手はルーキーQB Kyler MurrayのArizona Cardinalsです。Oklahoma時代並のウルトラハイスコアの試合になったりするんでしょうか。

あとは開幕戦で気になったのはKansas City Chiefs QB Patrick Mahomesがちょっと倒され過ぎだったことでしょう。試合の方は対戦相手のJacksonville Jaguarsの先発QB Nick Folesが試合開始早々に負傷退場。鎖骨骨折とのこと。代わって出てきた無名のGardner Minshewが奮戦してJaguarsが踏みとどまるも、MahomesのKansas Cityが40-26で勝ってます。相手のQBを早々に退場に追い込んだ今季の優勝候補筆頭チームの試合としては点差が近すぎるし、Mahomesもリスクを取り過ぎ。記録上はサックはなかったのですが。今季は各チームからマークを受けてのシーズンとなりますから毎週毎週こんな試合をやっていたらシーズン中に故障してしまうのは必定です。危険の匂いのする勝利と言えそうです。

Jaguarsのリリーフで登場して奮戦したGardner Minshewというのはカレッジ時代をコミカレ、日本だと短大相当の学校で始めてそこからDiv-Iのマイナーカンファレンス所属のEast Carolinaに移籍、さらにWashington Stateに再移籍したのち、ドラフト6巡目指名でプロ入りという異色の経歴の持ち主。コミカレに行ったということは高校時代にはメジャーカレッジからどころかマイナー校からもお声がかからなかった選手のはずです。そういう選手が地道に遠回りをしながらプロになり、こんなめぐり合わせでNFL開幕戦にほぼフル出場して優勝候補のChiefsを相手に22/25, 275ヤード, 2TDで恥ずかしくない試合に持ち込みました。こういうのはおもしろいなあと思います。
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