アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NFL/Pro Football

Andrew Luck突如引退

他にもいろいろニュースがあるスポーツの季節の端境期。ちょっと話の全貌が見えないのですがびっくりのニュースです。NFL Indianapolis ColtsのQB Andrew Luck 29歳が燃え尽きを理由にこのタイミングで引退を表明してます。シーズン開幕まであと二週間のこのタイミング。40代の現役QBが増えQBの寿命が大幅に伸びた現行のルール下で29歳の引退は大変に早い。なにか燃え尽きというだけではない影の問題がありそうだと疑ってみたくなるような。

NFLの一人でやる労働争議

昨年の今頃のNFL関連の大きな話題のひとつは当時Pittsburgh SteelersのRB LaVeon Bellがトレーニングキャンプに来るか来ないかというものでした。キャンプに来るのか、冒頭は来なかったけれどプレシーズンマッチに間に合うように来るのか、本番のレギュラーシーズン開幕までには来るのか、そしてシーズン全休が確定する時期にも来るのか来ないのかと何度も何度も同じ話題をやってました。
当時の私の感想はホンっとくだらないことをやってんなーと思い、当ブログでは一度も取り上げませんでした。

しかし一年経ってみてちょっと見方を改めた方が良いのか、と思い直しているところです。
きっかけはこうです。アメスポにおいてストやロックアウトなどのシーズンを止めてしまうような労働争議はもう金輪際発生しないのではないか、ということをスポーツトークショーで言及(主題は別の話=MLBのストの可能性だったので軽く触れただけ)するのを見たときに思ったのです。
あのLeVeon Bellのわけのわからない出場拒否は、労働争議ができないNFLの構造を見越して労働法上の労働争議は不可能、なので個人的に労働争議をやっているのではないのか、と。

4大プロスポーツNFL/MLB/NBA/NHLのうち、もっとも選手の待遇が悪いのはNFLと言えます。一番儲かっているのに選手のサラリーは安く、選手寿命は極端に短く、公称されるサラリーの額にしても保証部分は少なく他のスポーツと同じ公称金額ならばほぼ常にNFLのサラリーは実際の収入が大きく下回ります。長期契約だと発表されても実際はチーム側にリスクなくカットできる内容だったりする。その上スポーツの特性上引退後に障害の残る可能性は高い。

NFLがアメスポでMLBを抜いて全体1位の座を得てからもう30−40年となりその地位はまず揺るがない。しかしながら選手の待遇は悪いまま。労働争議になりかねない条件は揃っている。でもそうはならない。

なぜかというと選手寿命が短いため多くの選手が1シーズンを棒に振って待遇改善を勝ち取ることを厭うからです。NFL選手の平均選手寿命は3.3年とされます。長年チームの顔となっているスター選手たちやベテランキッカーなどがいるためカジュアルなファンにはそういう選手寿命の短さは意識されにくいですが現実は厳しい。そういう選手たちが選手会の大半を占めるわけです。

一生のうちたった3シーズンしか稼げないのにそのうちの1シーズンを無給で耐える覚悟をしないと労働争議に入れない。そうしてサラリーアップを勝ち取ったとしてもその恩恵は新労使協定妥結後に契約を結ぶ選手たちだけになって次の契約がないかもしれないほとんどの選手にとっては1シーズン=NFLキャリアの実に1/3のサラリーを失ってしまう。そういう無名の選手たちが多数いる限りNFL選手会がストを議決することは困難、というのが構造です。

労働者保護の視点で言えばこの構造を利してオーナー側が一方的に有利な状態は打破されるべき、という意見もあっても良いのですが、なんだかんだ言ってNFL選手は皆儲かってるだろという一般の無関心もあるし、政治から見てもこの問題は優先権は低く介入して状態を変えてくれる可能性は極低いと見るべきです。政治家へのパイプもオーナー達の方が選手会よりも遥かに確保しているわけですし。


そういう八方ふさがりな状態。NFLに限らずアメスポ全体でももう二度とシーズンが消滅するような労働争議は起こらない可能性を考えたとき、NFLの選手会が待遇改善にできることってなんだろうと。その回答の第一弾が昨年のBellの騒ぎだったのかなと思い直したという話なのです。そして今季キャンプに参加拒否をしたMichael Thomas (Saints)、Melvin Gordon (Chargers)、Jadeveon Clowney (Texans)たちもその一環なのではないか。つまり労働法上の労働争議とはならない別の労働争議の形態なのかなと。

Michael Thomasは昨日Saintsと次期契約がまとまったと発表、WRとして史上最高額をゲットしてます。5年$100 millionと大きくぶち上げられて報道されていました。
但しこれ、保証額は$61 million分しかありません。$100 Millionだぜ、史上最高額だぜ、と見た目は派手ですが、中身はNFLの旧態依然とした契約でしかなく、Thomasは待遇改善には寄与しなかったか、ということに。Bellには続けず。選手側にはできることはほとんどないってことになっちゃうんでしょうか。

政治の季節

4年に一度の大統領選挙年は来年2020年。今夜はホワイトハウス奪回を期する野党民主党の大統領選挙候補者による第一回の公開討論会が行われています。来年11月の大統領選本番までまだ15ヶ月以上もある時点ではありますが長い長いレースは既にスタートということになります。

前回の大統領選の2016年はトランプ対ヒラリークリントンと知名度の高い(しかし好感度は低かった)2人の激突であったため投票日までの夏からの数ヶ月の公開討論会などの番組が大いに注目を集めてアメスポ最強のNFLまでもがその視聴率で負の影響を受けたとされます。トランプが再選を目指す来年の選挙年もまた4年前と同じように盛り上がる=アメスポすら押しのけるのか。

前回選挙のときはアメスポだとNFL New England PatriotsのHC Bill BelichickやオーナーのRobert Kraftはトランプ支持でした。Tom Bradyもそうだったとされます。あれから時は移ったのにBelichickが健在なのはともかくBradyすら健在というのもすごいです。他方Kraftオーナーは買春疑惑で動きが止まり3人の中で一番影響力が低下しているという意外な展開になってますね。当時は下品な物言いのトランプ支持を声高に言うと恥ずかしいという雰囲気があったのがここまで2年半の実績でかなり風向きが変わったという気がします。

前任のオバマ大統領が推し進めたLGBTの権利擁護が争点にも票にもならなかったのも反トランプ陣営にとっては痛かったというのが前回選挙での民主党候補の敗戦の理由のひとつとされます。当時LGBTの風に乗って民主党候補を推せる最も知名度の高かったアスリートはサッカー女子代表のエースだったAbby Wambachだったはずですが、そのWambachは選挙年の4月に酩酊運転で検挙、コカイン使用まで告白せざるを得ない羽目となってとても応援に出られる状態ではなくなりました。今回は薬物談義は避けます。
女子サッカーもアメリカ大統領選も1サイクルを経て次回のLGBT側からの刺客となるのはAbbyの長年の代表チームメイトでもあったMegan Rapinoeとなります。

RapinoeはW杯優勝後に大手出版社との間でサッカーから政治まで幅広く語りまくる予定の自著の出版契約を結んでます。早くて年末、たぶん来年の出版になるのでしょうがこれは政治の季節にも乗って売れるでしょうね。LGBT関連だけでなく、元San Francisco 49ers QB Colin Kaepernickが始めた国歌演奏時の膝付きにもRapinoeは参加しておりマイノリティ一般への政治の不備不満を語れる立場の選手でもあります。また女子代表が提起している米代表選手の男女の賃金格差是正という大きな問題もあり、様々な層の不満の代弁者になれる選手ということになりそうです。
Abbyもおしゃべりはうまい方でしたが、Rapinoeもウィットが効いたスピーチが得意。反トランプ陣営からすれば大いに活用したい人材であろうかと思います。例えばKaepernickは膝付き運動を始めた人物でその行動の是非はあれ勇気はあったと思いますが、いかんせん新陳代謝の流れの早いNFLではとうに過去の人になってしまっている。その点Rapinoeはいまも現役選手。代表には来年の五輪出場という舞台も残っている。今年のW杯制覇の実績もあるため五輪を通じての大量の露出は既に確保しています。年齢的(34歳)には次のサイクルまで残ることはないためこの五輪が現役最後の舞台となるので五輪優勝後に派手な大統領選向けメッセージを飛ばす可能性もありそうです。

NFLがシーズン18試合化を提案へ

次期労使協定交渉にNFL側はシーズンを延長して現行の16試合から18試合とすることを提案するようです。ただ2週間伸ばすだけでなく、選手はシーズン最大16試合までしか出場できないという変化球付き。
アメスポの経営者は次々いろいろ考え出しますね。感心します。

NFLがシーズンを試合数を増やすのは1970年代末に14試合から現行の16試合制への変更をして以来となりますからおよそ40年ぶり。シーズン拡張は試合のないbye weekを設定して17週制とした1990年以来。想定されるのは現在各チームが4試合行っているプレシーズンゲームを削って開幕を前倒しにすること。現行ではカレッジフットボールがシーズンを開幕した翌週にNFLがレギュラーシーズンを開幕していますが、もし18試合19週制となるとNFLがカレッジフットボールの開幕一週前の週末に開幕するということになるのでしょう。その場合だとプレーオフやSuper Bowlのスケジュールは現行と同じタイミングとなります。

選手が16試合しか出場できないとすれば選手は出場試合数は増えないので体力の消耗疲弊を理由にシーズン延長には反対できない、という理屈になるのでしょうね。プレシーズンを削ってのレギュラーシーズン延長なので拘束期間もあまり伸びないはず。キャンプがシーズン開幕に合わせて前倒しになったとしたら拘束期間は伸びますが。
なんでもシーズンが2週伸びることでNFLは$2 Billion=2000億円をゆうに超える増収になる試算なのだとか。現行の労使協定ではその50%が選手側に流れるという仕組みなので選手側も大きな増収になるはずとのこと。

NFLのプレシーズンの4週、Hall of Fame Bowlや不定期の海外興行なども含めると5-6週も延々とプレシーズンマッチを展開するのがかなり間延びしていたのは事実です。これを正式試合と名前を変えるだけで$2 Billionですよ!ということみたいです。

私の第一印象ではこれはなかなかのうまい案だなと。強制的に出場しない試合が作れるのでチームのbye week以外にもチーム都合で計画的に休みがとれてベテラン選手や故障を抱えた選手のやりくりがそのまま戦略にもなります。
特にエースQBが出場しない2試合はバックアップQBで賄うことになります。これはカジュアルなファンにもはっきりその差が見えるおもしろいことになるように思いますね。シーズンのアクセントにもなるでしょう。
全ポジションで全試合出場不可だとキッカーやLSなど特殊な人員はどうするんだ?という疑問もありますが、それは枝葉のことでしょう。今週は本職のPKがいない週なのでパンターがPKをする、それが勝負を分けるなんてこともありうるんでしょうか。ロースターの人数の拡大をしないままで本当に回せるのかななどなど想像するとおもしろいです。
最初に述べた通りまだ先の労使協定交渉の前段階で出てきた案ですから細かいことはまだなにも決まっていないんだろうと想像します。

来年再発進するXFLをESPNとFOXが中継決定

これはちょっとした事件ではないでしょうか。2020年2月に再度NFLに挑戦をするXFLの放送をスポーツ放送で最有力の二陣営ESPN系列とFOX系列が受け持つことが発表。開幕戦は地上波のABCとFOXが相前後して放送します。10戦のシーズンの他の週は土日にESPN-ESPN2、FS1-FS2が放送。

この辺のダイナミックさはアメスポ的です。これ、例えば日本だったらNFLが手をまわして敵対業者となるXFLに協力しないようにESPNやFOXに圧力をかけてみたりするのでしょうが。またXFLが2001年に一年のみシーズンを開催した際のXFL設立パートナーだったNBC系列ではなく、ライバル系列のESPNやFOXに放映権を託すというところもアメスポらしくドライと言えましょう。

例年のアメスポカレンダー的にいうと2月初旬にNFLがSuper Bowlを終えてシーズンを終了すると、FOX系列はDaytona 500を含むNASCARシーズンがメインコンテンツになります。ESPN/ABCはNBAバスケがメインのシーズンに移行する。もう少し進んで3月にはいるとFOX・ESPNともにサッカーMLSのシーズンも始まりますが、その辺りの時期の土日の放送枠を再興XFLの放送に割り振ろうということになります。
今回のXFL放映権が決着したことで当面一番割を食うのはMLSになるのかもしれません。NASCARもかなり被害を受けそうです。さすがに名のあるDaytona 500は食われることはないですが、他のFOX担当のNASCARシーズン前半の16戦のうち10週はXFLと共存となります。

Giantsの後任QB

NFLドラフトが明日木曜日に迫ってきました。今年は初めてNFLドラフトが地上波ABCで放送とか。
全体1位の指名権を持つArizona CardinalsはQBの差し替えを意図してOklahomaのKyler Murrayを指名、昨季1巡目で指名したQBのJosh Rosenは放出。そのRosenを拾うのはNew York Giantsであろう、というのがここ数日のスポーツマスコミでのもっぱらの評判です。ドラフト2巡目の指名権と交換とか。

確かにMurrayの全体1位指名はそうなりそうな気がします。そうなればRosenの放出も確実。ただ本当にGiantsがRosenをポストEli Manningに欲しがるかなぁというところが納得がいきません。
Giantsというのはよそから見ると群小のNFLチームの一つでしかないのですが、ご本人たちは割と気位が高い。そこがいくらお買い得(1巡目クラスの選手に1巡目指名権を使うよりは)とは言えRosen程度のQBを自軍のフランチャイズQBとして獲得してファンもオーナーも満足するだろうか?というところがどうも腑に落ちない。NFLドラフトの2巡目指名権というのはかなり良い即戦力の選手を獲得できる権利であり、そこまでして欲しいQBかなと。確かに将来大化けする可能性はまだあるんでしょうが、怪我がち。カレッジ時代も怪我していたわけです。イマイチ要らないような。3巡目以下とか買い叩けるならダメ元でアリかもですが。

もしJosh Rosenの下取りに行かないとしたらGiantsは誰に行くのか。Murrayは無理とすれば今ドラフトで残るのはDwayne Haskins(Ohio State)しかいない。ナシとは言いませんが個人的にはなにやらこう、大都市フランチャイズの顔にHaskinsは違うんじゃないかなあと言う気がしてます。そういうことを言ってるとまた一年QB指名を先延ばしか。


そんなこんなのドラフト前夜、Pittsburgh Steelersが大ベテランQB Ben Roethlisbergerと2年延長契約を発表。Pittsburghも今年のドラフトではQBの手当はしないってことでしょうか。

Raidersのレイムダック最終章

NFLが2019年シーズンのスケジュールを発表してます。Baker Mayfieldを得たCleveland Brownsがプライムタイムの全国放送に4試合も登場するという厚遇を受けたりしてますね。

西ではOakland Raidersが現在のホームでの最後のシーズンを迎えます。今季を最後にLas Vegasへ移転することになってます。そのスケジュールがまたなんとも。AFC西地区に所属するRaidersですが、同地区との対戦3試合のうち開幕週にDenver Broncos、第2週にKansas City Chiefsをホームに迎えてシーズンをスタート。@Oaklandでの最後の地区ライバル戦は11月7日にLos Angeles Chargersを迎えての木曜夜の全国放送。このChargers戦を終わると残りのホームゲームは対Bengals、対Titans、対Jaguarsと人気チームとは言い難い相手と戦ってOaklandでの歴史を閉じるということになりました。これはものすごいガラガラのスタジアムでお別れになりそうです。

なんとも寂しいスケジュールかなあと思いました。移転が確定した状態でのシーズンがガラガラになるのは過去にも例があります。Los Angeles RamsがSt. Louis移転したときもそうでしたし、Houston OilersがTennesseeに移転するとなったときの最後のHoustonでのシーズンもひどかった。そういう過去の例があるので近年のNFLの移転は転居先のスタジアムができあがっていなくても無理にでも移転先に近いところでカレッジやMLSのスタジアムを間借りしてでもさっさと移転してしまうことが多いです。Houston Oilersのときなどはあまりの入りのひどさにもう一年Houstonに居残るのを避けて確かギリギリになってから(移転先でもない、同州内ですが新本拠から全然遠い)Memphisに行って1シーズン過ごしたと思います。そこまでしてでも元の地元で無関心にさらされるよりマシということだったかと。
Raidersもカレッジのスタジアムを間借りしてLas Vegasに1年前倒しして移転という選択肢もあったはずですがそうはならず。現在建設中の新美麗ドームスタジアムの新スタ効果とともに新都市に登場して新しい地元のファンをあっと言わせたいのでしょうか。

その上今回発表されたスケジュールだと馴染みの地区ライバル戦はシーズン序盤に消化して、その後はどうせ不人気チーム相手だしレイムダックシーズンでガラガラなんだからという投げやりなホームスケジュールにも見えます。
他方AFC西地区内のアウェイでの試合は3試合とも12月に集中しているといういびつな形にもなってます。これ、大丈夫なんですかね?Raidersの背広組の心は既に2020年シーズンの新天地でのシーズンに飛んでいるのは仕方ないとして、選手たちやコーチ陣は試合はまともにできるんでしょうか。3試合も地区優勝争いに関わるであろう試合をシーズン終盤にもってきて、Raidersが全然やる気ない状態だったら酷い地区優勝争いになったりしないんでしょうか。

たぶん今季のRaidersのホーム@Oakland–Alameda County Coliseumでの試合はNFLが野球場で公式戦をする最後の機会になると思われます。9月はまだMLBもシーズン中なので例の芝生がMLB仕様になった状態の上で試合をする、あの風景になるわけです。ああいうのは少し前ならいくつか各地で例があったんですが移転や新スタジアムの建設で姿を消しつつあり、今年の9月序盤の2試合(もしOakland Athleticsがポストシーズンを勝ち進めば10月のBears戦も、かな)で見納めになるかと思います。続きを読む

尽きぬアメスポ三昧

ESPNUで古いカレッジバスケの試合を放送していました。2008年のDavidson@Oklahomaの試合。こんな10年前の試合を放送しているということはきっとおもしろい試合だったに違いないのです。DavidsonということはStephen Curryの試合なのはすぐわかりましたが。Stephはこの試合、当時の彼のカレッジでのキャリア最高の44得点を叩き出してます。基本戦力に劣るマイナー校のDavidsonは最後まで粘りましたがOklhamaを取り逃がし。
Oklahomaの方のスターはBlake Griffin。25得点21リバウンド。試合最後30秒を切ったところで3点リードのオフェンシブリバウンドをGriffinがもぎ取ってこれで勝負あったという試合でした。その直前に3点差に迫る場面はGriffinがCurryにベタ付きするもののほんの僅かの隙間を作ったCurryがコーナーから3ポインターを決めたもの。最後試合の時間切れ場面ではGriffinがスラムダンクを決めて派手にキメて吠えてフィニッシュ。
未来のNBAオールスターが2人も大活躍をしたという10年前の1試合だったのですが、この日会場にいたオールスターはなんとこの2人だけじゃなかった。観客席には当時Oklahoma City Thunder所属だったKevin Durantが、その年のThunderの1巡目全体4位指名だったルーキーRussell Westbrookと連れ立って観戦に来ていて、GriffinのスラムダンクとCurryの3ポインター猛爆ショーを見て楽しんでいたのがこのビデオに残ってるんですねー。おもしろ過ぎる。

こういうアメスポのビデオ資産というのはとてもおもしろいです。
そういえばついこの前もNFL Networkで古いドキュメンタリーを流していたのに遭遇。それは元々はAAFの試合放送の枠だったんですが、AAFが突如活動停止したためぽっかり空いた枠にそれを流していたんですね。内容はBill Belichickに密着して1シーズンを追ったもの。Randy MossとJunior SeauがPatriots所属していた時期のものでこれも10年ぐらい前の話です。いま調べたら2009年のシーズン(10勝6敗)のことだったようです。
この番組もちらっと見たらおもしろくてやめられなくなってしまいました。Belichickさんが子供の頃の友のぬいぐるみのくまを見せてくれたところから始まって、チームミーティングの様子やBelichickのオフィスに置いたカメラでオーナーがやってきて相談ごとをしたり、Randy Mossが「ハロウィンの仮装パーティをやるからコーチも来てよ」と明るく誘いにきたり、それで実際Belichickさんが海賊衣装でパーティに登場して選手から大喝采だったり、シーズン終盤の試合で35-0で勝っていた終盤にディフェンスがプレー前に相手への示威行為をしていた後に失点、35-7になったときにBelichickがディフェンスの連中を全員集めて怒声を浴びせて叱責したり。35-7でここまでボロクソに言うんだ、すげえ、という。その試合後Junior Seauがやってきて「いやー俺、誰かにpunk(意味はクソガキぐらいに思ってください)って言われたのは何年ぶりかなぁ」と言って笑ってBelichickさんにハグして行ったりとか、おもしろいんですよね。ついつい最後まで見てしまいました。
その後Seauは例の脳の障害そして自殺に及ぶわけですけど、あーあのSeauが楽しそうにBelichickさんと話してるんだなぁと思うとなんとなく泣けるような。

Amazonのセレブストアの人選

日本にこれに類するものがあるのか存じませんが、アメリカ側のAmazon.comには「Amazon The Celebrity Store」というページがあります。ひょっとしたら私から見えるのと他の方から見えるのが違うかもしれないのですが、1ページに28名のスポーツスターや歌手女優などが紹介され、それぞれその人のテーマに沿った商品を紹介するという趣向です。商品自体には特に興味は惹かれなかったんですけど人選はちょっとおもしろいかなと。

スポーツ界からは上に近い方から順にJames Harden (NBA)、Deontay Wilder(ボクシング)、Cam Newton(NFL)、Caeleb Dressel(水泳)、Bryce Harper(MLB)、Lindsey Vonn(アルペンスキー先日引退)、Jozy Altidore(MLS)、Juju Smith-Schuster(NFL)、Skylar Diggins(WNBA)、Dwyane Wade(NBA)、Rob Gronkowski(NFL先日引退)、Jordan Spieth(ゴルフ)などとなってます。Derek Jeterの元カノのJessica Albaさんも28人に含まれてます。

純粋に人気があるとかだけではなく、それぞれの契約先との絡み、男女比、人種割合、マイナーメジャーのアクセントをつけるなどのバランスの意図があるでしょうからこのリストにあまり深い意味を追求してはいけないでしょうが、MLBからはBryce Harper一人ですね。NBAは2名NFLから3名なのと比較すると、各1名様のマイナージャンル側に入れられてしまったような。それでも一人ならこういうのはHarperが一番適任かなとも思います。一人だけでメジャー感が出ます。
少し前にHarperの露出はMike Troutよりずっと上だから人気ではMLB最高の選手のTroutよりずっと上、比較対象にもなりますよ、という感想を書いたのですが、日本のMLBファンの方には今ひとつ納得いただけませんでした。こういう感じでHarperはあちこちにカッコ良い人のような形で登場することが多いので現役の野球選手としては露出力は一番高いでしょう。

他のメンツだとDeontay Wilderはすごい選手なんですが、生まれてきた時代が悪かったですね。知名度はかなり低いはず。サッカーはJozy Altidoreというのは意外な人選のような。男子のW杯出場失敗以降、あの時の代表メンバーの主力はあまり表立った活動がない半隠遁生活を強いられているところがありますから。Puma契約選手の代表として登場でしょうか。
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