アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

College Basketball

ブザービーターで全米制覇!

いやーーーーーーー。すごいものを見せてもらいました。Villanova Wildcatsがブザービーターの3ポイントシュートでNCAAトーナメント決勝を制した大変な試合。歴史に残る大接戦、そして最後にこれかというエンディング。

試合全体のペースはVillanovaペースの試合だったのを、普段入らないNorth Carolinaのアウトサイドシュートが良く入ったことでなんとかついて行って、最後も怒濤の追い込み、Marcus Paigeのアンバランスな態勢からの3ポインターで同点まで来たんですが、最後の最後にもう一本ミラクル3ポインターが待っていたという結末ですか…いやー。見ていて良かった。細かい話は抜きでVillanovaおめでとう、North Carolinaもよく頑張ったぞ、という感激の一戦でした。


<追記>

アップしてから自分で読んでみて全然なんか感動がないような文章になっていてすみません。試合が終わってすぐにしばらく騒いでいて、その後に騒ぎが一段落して脱力したタイミングで書いてしまったのでこんな気のないような文章になってしまいました。本当にすごくて感激したんですけど。

Buddy Hield不発

NCAAトーナメントもFInal Fourを迎えいよいよフィナーレが近い。カレッジバスケットボールシーズンの標語の一つに「The Road to Final Four」というのがあるのですが、それがこのFinal Fourの会場では「Road Ends Here」と置き換えられている。Division Iの約350校が戦った数千試合を経て残った4校による全米準決勝と決勝の場であるFinal Four。今年も良いシーズンだったなと思います。

準決勝第1試合はVillanovaがFinal Four史上最大のワンサイドゲームでOklahomaを葬って決勝進出へ。前半は競っていたのが途中からみるみるうちに点差が開いてOklahomaは手も足も出ない大敗95-51へ。Oklahomaには今季のNBAドラフト上位指名が見込まれるBuddy Hieldがいるのですが、この試合では沈黙9得点。今大会で好調を維持していたスターが不振、対するVillanovaはシュート成功率71%(これはガーベージタイムでwalk-onの選手がプレーした時間帯も含む)と試合を通して全員当たりまくり。こんなにバカバカ入ってしまってはどうしようもない。

Buddy Hieldはバハマ出身の最上級生。ドラフトでは最高ならBrandon Ingram(Duke)とBen Simmons(LSU)に次ぐ全体3位指名もありうるかもという評価も一部にあったのですが、このカレッジ最終戦での沈黙は水を差す結果になったかもしれません。一試合での悪いできがドラフト評価に影響を与えると考えるのはおかしな話なんですが、最高3位という評価自体がまさに今大会での勢いも込みだった面もあるかと思われるので、準決勝での沈黙でそういう熱狂は収まって10位までには指名されていくのではというところにドラフト予想も落ち着いていくんじゃないでしょうか。毎年の傾向から上級生は伸びしろが少ないと見なされて順位を落とす傾向もはっきりありますし。

この日絶好調だったVillanovaが本命North Carolinaを相手の決勝でどんな試合を見せてくれるか楽しみです。決勝戦の月曜日はプロNBAは一試合も試合開催予定がなく、NBA選手たちもNBAファンもそれぞれMarch Madenss決勝戦を楽しむ態勢となります。

NITでGeorge Washingtonが優勝

カレッジバスケのもう一つのトーナメントNITで日本代表のYuta Watanabe選手の所属するGeorge Washington Colonialsが優勝しています。NITはNCAAトーナメントから漏れたチームによるトーナメントなので注目度は大きく下がりますが、それでも計5試合を勝ち抜いたのは選手たちにとっては良い経験であったはずで、日本代表への何らかの間接的な貢献もあるのかもしれません。Watanabeの同試合でのスタッツは6得点2アシスト4リバウンド4ブロック、FG 3/7 3pt 0/3 FTなし。試合開始早々に二度オープンで3ポイントシュートを打ったのがはっきり外れていたのでその後は自重して前の試合と同じ汗かきに励んだ試合に。ディフェンスでは足は良く動いていたし、終始手を上に横に広げて疲れを感じさせず貢献。マークの相手を完全に見失う場合もありましたが。後半チームの勝利が見えてきた時間帯のフィンガーロール風のショットはなかなかかっこ良かったです。

日本から見るとWatanabe選手は期待の星かと思うので、注視されこんな風に見て貰えるわけですが、それは我々が日本人だから。George Washingtonにはデンマークからの選手がいたり、決勝の相手となったValparaisoにはジャマイカの選手が活躍していたりします。アメリカ国内でのリクルート力でメジャーカンファレンスにかなわないミッドメジャー校は積極的に海外の非バスケ国からの有望留学生を迎えている場合があり、それらの選手はそれぞれの国のファンから注目を集めているのでしょう。ジャマイカのバスケなんて意外な感じですが、一応英語も使えるはずなのでNCAAへの親和性は高いのかも。いまはインターネットでの情報が詳細に発信されるので、注目して追えばデンマークのファンやジャマイカのファンもNCAAのNITの試合の情報なんかも瞬時に見られるわけです。世界の片隅で育っていたバスケの小さな芽がミッドメジャー校の丁寧なリサーチを通してリクルートされて、NCAAという広い土壌で鍛えられ、かつアメリカ文化に染まって育っていく。なかなか面白いと思います。

それらの選手がそのままいきなりプロにあがれるほどバスケの世界は薄くはないとは思いますが、それらの選手たちがNCAAで揉まれた経験を将来自国に持ち帰って、さらに良い選手がその国々で育つ糧となるとなれば好循環でしょう。日本でもWatanabe選手を通じてそういうことが起こるのではと期待したいところです。

McDonald's All American 高校バスケオールスター

今年も高校バスケのオールスター戦と言えるMcDonald's All American Gameが開催。毎年翌シーズンのカレッジバスケのニュースターが見られる機会としてカレッジバスケットボールファンの関心を呼ぶイベント。

放送の中で言っていた話がおもしろかったのでそのままここで受け売り収録してみます。今年のFinal Fourに残った四校には計8名のMcDonald's All Americanの出場選手がいる。North Carolinaに5人、Syracuseに2名、Villanovaに1名、Oklahomaはゼロ。この点でもSyracuseのFinal Four登場はアップセットだとかサプライズという類でなかったと言えるのでしょう。

197x年(正確な年を聞き落とし)以来、NCAAを制覇した学校でAll American Gameの出場選手がロースターにいなかった学校は2002年のMarylandと2014年のConnecticutのみで、他の全ての年の優勝校には少なくとも一人All American Game出身のブルーチップ選手がいたということです。確かに一昨年のUConnは突出した選手のいない地味なチームでしたし、その感じ、わかります。逆に言うと超高校級の選手があまたある誘いの中から行ってみたいと思うような学校でなければNCAAバスケを制覇することは困難だということでもありましょう。まあいまは1-and-doneを含めアーリーエントリーが増えましたから、学校によっては上級生で固めてしっかり作り込んだ学校が上位に来る(例えば昨年の準優勝Wisconsin)こともあるんでしょうが。

そういうわけでこの高校オールスターがどこの学校に行くのか(大半は進学先の意向を表明済みですが数名の特級リクルートは未定)、そこからさらに来年の今頃にはNBAドラフトの上位指名候補になる子も何人も出てくるわけで、情報の青田買いをしたい向きには見逃せないイベントなわけです。ただコレに出場したからと言って皆プロになるというわけでもないし、プロになってもスターターまで行けるのは多くはありません。

例えば最近で目立つ元All AmericanというとGolden State WarriorsのJames Michael McAdooなんかもそうです。現在NBA記録のシーズン最多勝に驀進中のWarriorsですが、正直McAdooはお荷物に近い。ガーベージタイムに出てきてもレイアップを外しまくったりする、ターンオーバーを献上するといった目を覆うようなプレーをよくする選手ですが、彼はAll American Gameに出場しただけでなくMVPも獲ってる(Michael Kidd-Gilchrist = Charlotte Hornets & Kentucky Wildcatsと同時受賞)という当時の注目の選手だったのです。North Carolinaに進学、3年間プレーした後にアーリーエントリーするもドラフトにもかからず。それでも今もNBAのロースターにいるということはなんらか見所があるんでしょうが、正直Warriorsの戦力にはなってないです。

Syracuseが逆転勝ちで10位シードからFinal Fourへ

March Madenss二週目が終了、Final Fourが出揃いました。日曜日は本命の一角だったNorth Carolinaが苦戦しながらもNotre Dameを下して1位シードからFinal Four進出。そして滑り込みでNCAAトーナメントに入ってきたSyracuseが10位シードから勝ち抜いてFinal Fourへ。二桁シードのFinal Fourは史上4度目、10位からの登場は初とのことです。

三週間前にSyracuseについてはこんな記事を書いています。当時はバブルウォッチから幸運にも抜け出してNCAAトーナメント出場するか、という局面。選ばれたとしても末尻での選出でFirst Fourからの出場の可能性があった(実際には11位校がFirst Fourには出場)中、10位シードとなってFirst Four回避。別の記事で疑ってみたんですが選抜委員会が目玉試合を作ろうとしてSyracuseを本命の一角だったMichigan Stateとの激突コースに入れてくれたお陰でFirst Four回避につながったのかも。

ところがご存じの通りMichigan Stateはまさかの一回戦での敗戦で消えて、選抜委員会が企んだMichigan State x Syracuseの好カード二回戦は消滅。その結果Syracuseは一回戦から三回戦まで7位シードDayton、15位シードMiddle Tennessee State、11位シードGonzagaとマイナーカンファレンスの下位シード校との対戦ばかりで勝ち上がり。迎えた8強戦は同じACC所属の1位シードVirginia。前半から終始10点以上の差を付けられての展開でこのまま最後までだらだら行ってしまいそうな試合展開だったのが、なぜかわからないんですが突如Syracuseのオフェンスが爆発。守ってはフルコートプレスも効果的。後半なかばで15点差があったのを怒濤の連続得点でVirginiaを一気に抜き去り。Virginiaがタイムアウト残り1つとなっており、Virginia HCがその最後のタイムアウトを取って流れを止めるのを躊躇する間に次々と得点を重ねての29-4のランで大逆転。Syracuseの攻めもともかく、一旦流れがおかしくなると止められなかったVirginia。今季からカレッジバスケではタイムアウトの数が1つ削られ後半戦最大3つ(試合全体で4つ、但し後半戦には最大3つまでしか持ち越せない)となったのが如実に効いた試合となってしまいました。余裕のリードから接戦模様になったので最後のタイムアウトを残したいという気持ちはわかるんですけれど、そのまま押し切ったSyracuseの勢いの勝利。

これでSyracuseは学校史上6度目のFinal Four進出。対戦相手はまたもACCの同僚校North Carolinaと。Final Fourの他の3校は2位シードのOklahomaとVillanova、そして1位シードのNorth Carolina。それぞれ期待のシーズンを勝ち抜いた学校たち。そこへNCAAトーナメントへ滑り込み出場のSyracuseが臨む展開に。

個人的には(賭けの理由で)North Carolinaに優勝してもらいたいのですが、心情的にはアンダードッグのSyracuseか、試合内容が魅力的なVillanovaを応援してしまいそうです。

全体1位シードKansas敗退

地区決勝として行われたKansas Jayhawks x Villanova Wildcatsがレベルの高い戦いで堪能。今年のMarch Madnessでは文句なしのベストゲームだったかと思います。2位シードのVillanovaのディフェンス作戦勝ち、そして終盤の勝負所でのスティールで勝負を決めました。Villanovaのシーズン中の評価は対戦相手のグレードのせいもあって定まらなかったですが先日の対Miami-FL戦の完勝、そして優勝候補筆頭KansasのPerry Ellisを封じ込めての激戦を制しての堂々の勝ち。もう誰もケチは付けられないことでしょう。

いよいよ本命校が消えて絞られてきました。明日のACC四校によるもう二試合の地区決勝が楽しみ。明日登場のNorth Carolinaがこれで現時点で優勝候補最右翼か。

ACC下位シード組が終盤の逆転勝ちで8強へ

NCAAバスケットボールトーナメント16強戦の残り4試合がありました。なかなかに見応えのある試合で10位シードSyracuse、そして6位シードのNotre Dameが8強進出を決めています。ともに終盤での連続得点での鮮やか逆転勝ち。8強のうちこの二校以外はすべて各地の1位および2位シードがすべて勝って順当な8強進出。8強のうち4校がACCからの進出ということになり、その4校が日曜日に直接対決するのでACCからはFinal Fourに2校進出するのが既に確定ということですね。

今年はレギュラーシーズンで勝ち込んだ本命のいないシーズンだったのでかなり荒れたトーナメントになるんではと予想したのですが、この時点での結果は上位シードが勝ち上がって、Final Fourが全部1位シードで占められる可能性もまだあります。

Notre DameもSyracuseも終盤の連続得点のところは迫力あってよかったです。相手のWisconsinやGonzagaがエンドゲームでの準備が足りておらずフルコートプレッシャーのかわし方が拙かったりで、まあその辺も含めてカレッジバスケのおもしろさですね。

NITでのGeorge Washingtonの試合を見ました

National Invitational Tournament (NIT)の三回戦Florida@George WashingtonをESPN2でやっていたのを見ました。ESPNの方ではNBA New York Knicks@Chicago Bulls戦をやってたんですけど、正直そんなカード見たい人ってどれぐらいいるんでしょうか。少なくとも私は見たくないなあ、というわけで日本からNCAA挑戦中のYuta Watanabe所属のGeorge Washingtonの試合の方にしたわけです。

試合はGeorge Washingtonが勝ってNIT準決勝進出。一進一退のまずまずの試合ではありましたが、一番最初に驚いたのはFlorida Gatorsの小ささ。ミッドメジャーのGeorge Washingtonに2~5番まで全ポジションでサイズに劣る状態。ケガ人のせいもあるそうですがそれにしてもメジャーカンファレンスSEC有数のバスケ校であるFlorida、それがここまで急激に選手のリクルートレベルが落ちていたのかと驚きです。全米二連覇を含めFloridaをSECの上位校に育てたBilly DonovanがNBA Oklahoma City Thunderへ栄転したせいでここまでリクルート力が落ちているんですかね?ちょっと極端なような。

さて日本の期待のWatanabe選手についてはこの試合ではほとんどボールが廻ってこない様な状態で5得点。日本のファンの方はWatanabe選手のみに注目して見るような見方をするのでしょうからなんとか彼が何をやっているか認識できるでしょうが、ざっと試合の流れを中心に見ていたら存在感もほとんどない状態といえましょう。シーズン前半の彼の3ポイントシュートのために作ってくれていたスクリーンプレーなどは完全に消えて、ボールがほとんど廻ってこない中ひたすらウィングで張って相手のディフェンスを一枚削るだけの仕事に近くなっていました。時に積極的にリバウンドに飛び込んだり、数少ない90度で得たボールをゴール下の味方に好フィードする(二度、いずれも公式記録ではアシストにならず)など悪い働きとまでは言いませんですが目立たない汗かきに終始した試合。シーズン終盤には急に得点が伸びた試合があったりしたのは認識していますが、その片鱗は見えない今日の試合でした。勝ち進んだことでこの時期になってもまだポストシーズンを戦える幸せを感じて来季につながる試合・経験を来週もしていっていただければというところでしょうか。

時代を超えてIndiana x North Carolina

さて皆さんのNCAAトーナメントの予想結果はいかがでしょうか。私のベストのエントリは420点、全体の74%の位置と冴えないながらなんとか二週目も楽しめる範囲内で収まっています。一回戦こそアップセットがかなり出たものの、そのほとんどが二回戦で力尽きて順当な残り16校になったとは言えます。それゆえにここからはもうどこがどこに負けてももうアップセットと言えるカードはほとんどないような。GonzagaがFinal Fourに出てくればアップセットですが、それぐらい。

あとは16校中、6校がACCからというのが目立ちますね。レギュラーシーズン中は決して評判が良いとは言い切れなかったACC。Syracuseが運に恵まれたり、Duke、Miami-FLがイマイチの試合をしながら勝ち抜いたり。

そのACCの二強の一角1位シードのNorth Carolinaは16強戦でIndianaとの対戦と決まっています。このカード、なんでもNCAAトーナメントで対戦するのは1984年以来32年ぶりとか。開催都市となるPhiladelphiaでの対戦は1981年の全米決勝戦での対戦以来35年ぶり。常連校同士ですが意外と対戦していないものなんですね。その1984年のトーナメントでもこの両校は16強戦で対戦。シード順もまったく今年と同じNorth Carolinaが1位、Indianaが4位。結果はIndianaが72-68で勝利を収めています。但しIndianaはその次戦の8強戦=地区ファイナルでVirginiaに敗れてFinal Fourには進めず。その試合というのはMichael Jordanのカレッジでのキャリア最終戦だったそうです。トーナメント自体も現在とは形式が違い、53校出場という仕組み。時代を感じさせる話です。

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