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NBA/Basketball

LeBronはLakersと4年契約 Durantを誘ったが振られた

あっさりとFA解禁初日にLeBron JamesがLos Angeles Lakersとの4年契約を結ぶことになったようです。Lakersへの同時FA移籍が噂されたPaul GeorgeがOklahoma City Thunder残留となったのも関係なく、LeBronはLakersで早い時期から決めていたのでしょう。噂レベルですがLeBronの意中のLakersでのパートナーはPaul GeorgeではなくKevin Durantだったと。LeBronとDurantが昨季中、特にオールスターブレイク前後に二人で親密げにつるんでいたのは当ブログでも報告済みでしたが、NBAの最高の二人が揃ってLakersというのがLeBronの頭の中では描かれていたようです。
Durantはシーズン終了前からGolden State Warriorsとの再契約での残留の意向を示していたし、LeBronとのNBA史上最強コンビの結成よりもWarriorsでの三連覇をまずは優先した形です。LeBron-Durantコンビの実現を考えればPaul GeorgeがLakersに来ない方が都合が良いわけで、Paul GeorgeのThunder残留というよりはひょっとしてLakersは実はPaul Georgeにオファーを出していなかったなんてこともありうるのかもしれません。

LeBronの4年契約の最終年度はLeBronは36歳ですか。キャリア最終契約にほぼ近いものです。Cavaliersのときは短期契約+オプトアウト権利付きで毎年出ていくかもしれない、という状態だったためCavsは長期的な展望が持てなかったのですが、今回LeBronが4年間腰を落ち着けるという契約をしたことでチームも、LeBronとの共闘を考える他の選手も将来図を描きやすくなったはず。
既に触れたKevin Durantは2年契約で2年目はオプトアウト可。つまり来季Warriorsで三連覇達成後に本人の意思でWarriorsから離脱可能な契約。またSan Antonio Spursから離脱過程にあるKawhi Leonardは来るシーズンが現行契約の最終年度。2018−19シーズンはともかく、2019−20シーズンはLeBron-Durant-Leonard-Thompsonなんてこともありうるわけです。
唐突にThompsonと言いましたがWarriorsのKlay Thompsonのことです。KlayはLos Angeles出身。来る2018-19シーズンが現行契約の最終年度。Warriorsが2019−20シーズンを前にDurantを失った場合、Klayも処分して別のスター選手をFA市場から調達して次のフェーズに進む可能性がある。そのタイミングでKlayの契約が切れる。LakersがWarriorsの解体と補強の両面でKlayに誘いをかける可能性は十分と読むべきでしょう。
Klayの契約を今オフ中に更新したいというのはWarriorsの首脳陣が早い段階で言い出していたんですが、Klayがこれを拒否したとか。なぜかというと契約を更新した後にトレードの駒にされてAnthony Davisと交換されてWarriorsを不本意に去る羽目になる可能性があったからですね。

LeBronの行き先が決まっただけでなく向こう4年間の居所が決まったことで、ここからはどうLakersがWarriors王朝を契約で切り崩していくのかが数年間のNBAのテーマになっていくことでしょう。

Paul GeorgeがThunder残留

現在アメリカ東部時間で午前2時台。7月1日の零時の時報と同時にNBAの来季へ向けてのFA契約が解禁。NBA TVでは徹夜態勢で特番を組んでFA契約情報の速報番組をやってます。解禁から2時間強で既にかなりの契約が速報されています。
その中で一番の事件といえるのはPaul GeorgeがOklahoma City Thunderに残留するということでしょう。前日の段階でPaul GeorgeとRussell Westbrookがパーティをしていたという小ネタが漏れていたのですわ残留フライングかと情報が駆け巡りましたが、正式に解禁日を迎えてThunder残留という情報として報道されています。

Paul GeorgeはLeBron Jamesと同時にLos Angeles LakersへFA移籍してLakersを一気に模様替えするのではという観測が昨季中からあったのですが、その可能性はこれで消滅。この観測があったのはLakersに最高額契約選手を2人獲るのに十分なサラリーキャップの空きがあったから。Paul Georgeが来ないならばその空きを使って誰をLeBronのセカンドオプションとして獲得できるのか。DeMarcus Cousinsとか?
考え方を変えればSan Antonio SpursとのKawhi Leonardのトレード交渉で、キャップ調整の必要がなくなったとも言えますが。

一方、Thunderの方は昨季失敗したかに見えた新Big 3が3人揃って残留することに。Carmelo Anthonyは選手側のオプションを行使してFAとなることはしないと数日前に発表済み。昨オフに長期契約を済ませているWestbrookと併せて来季も同じコアが残ります。さらに今夜のFA解禁でThunderはさらにFA選手の補強を進める構えで、勝負に出る模様。Oklahoma Cityは市場規模が小さいのでこのまま突き進むとサラリーキャップの超過額が大変なことになりそうでかなりの博打になりそうですが。Thunderの場合、選手云々ではなくHCをどうにかした方が良いような気がします。
ただし昨季後半にチーム構想から外れていたように見受けられたCarmeloは実際にはプレーせず契約の買い取りでリリースされる可能性もあります。

他ではChris Paulが4年契約でHousotn Rocketsに、Kevin DurantがGolden Stateにそれぞれ残留です。この辺は予想通りか。

LeBron 完全FAへ

予想されたことなので驚きはないですが、通告期限のぎりぎりまで引っ張ってLeBron JamesがFAとなることを所属先のCleveland Cavaliersに通告。来週のFA契約解禁後、来季の所属先を決めることになりました。ルール上はまだCavaliersもLeBronと新契約を結ぶことは可能なんですが事実上は第2次Cleveland時代は終わったと考えていいと思います。ラスベガスの賭け屋さんではLeBronの次の所属先を予想する賭けも設定されていて、Lakersが倍率が最も低く(つまり最も起こりうる)、その次にCavs残留が倍率2位につけていたんですがたぶんそれに賭けた人は既に紙くずになっているかと。

San Antonio SpursのKawhi LeonardがLos Angeles Lakersに移籍志願したのがドラフト前。San Antonioが早く動けばドラフト権をトレードのコマとしてLeonardとのトレードがあるかもとも言われましたがSpursは動かず。Spursが所属する西カンファレンスのチームにはLeonardはトレードしないという発言もSpurs側から出たようですが、その後はトーンダウンして西所属のLakersとも密談中の模様。好選手であるLeonardがLakersに行くなら、それがLeBronの呼び水になる可能性もありLakersも熱心な様子です。
他方、Boston CelitcsがKyrie IrvingとLeonardの交換を持ちかけているという話もある。これはKyrieがいらない子扱いになっていて、トレードが不調に終わってBoston残留となった場合にKyrieのモチベーションに関わってくる可能性も否定しきれないです。

ほかにはLos Angeles CippersのDeAndre JordanもFA行き。こちらはDallas Mavericksとの長期契約を結ぶのが有力だとされます。

Yuta Watanabeのドラフト

一部の日本のファンの期待はかなわずYuta Watanabeに昨夜のドラフトで声がかかることはありませんでした。ドラフト漏れの中の有力選手は毎年のことですがドラフト当夜のうちにドラフト外で契約を結んでおり実際既に10人ほどのドラフト外契約が現時点までに発表になっています。その中にはWatanabe選手の名前はありません。

昨夜のドラフト放送は最後の60番目の指名まで見ていました。ESPNが全編放送しました。同番組では各指名前に「現在残っている選手の中のトップ10選手」を紹介しているのですが、60番目の指名の時点でも残りのベスト10にWatanabeの名が出ることはありませんでした。まあ順当ではあったと思います。これからぼちぼち各チームがSummer Leagueに向けてのロースターを編成していく中で声はかかるはずとは思います。NBAの宣伝もあるので諸外国からの選手を採用するのになんらかの未公表のインセンティブが設けられていると推察されるので、日本からの唯一の参加者となるWatanabe選手にとってはそれは契約の後押しになるはずです。

指名もドラフト外契約もまだのWatanabeですが、かなり多くのチームとのワークアウトに参加していたんですよね。そういうのもあって日本の熱心なファンが期待をしてしまったという面もあります。
逆に言うと無名ドラフト外濃厚の新人リクルートにもNBA各チームはこれほど手間ひまかけるもんなのだなとWatanabe選手の個別ワークアウトのスケジュールを見て感心したりもしました。

NBAドラフト LeBronの行き先候補の動向

NBAドラフトが今進行中、ほぼ1巡目が完了するところです。全体1位2位は前評判通りでDeAndre AytonがPhoenix Sunsへ、Marvin Bagley IIIがSacramento Kingsへ。西で苦しむこの2チームを立て直す新しい柱になれるか。この二人は高校の頃に一年間だけですが一緒にプレーしたことがあるそうです。そんな高校チームとか、相手が困るでしょうね。アメリカの高校のバスケの試合っていうのはときどき150-18とかめちゃくちゃな試合結果が載ることがありますが。

今夜最初に驚いたのは全体の5位でTrea Youngが指名されたところです。Trea YoungというのはGolden State WarriorsのStephen Curryに擬されるプレースタイルの選手ですが、今季中盤に注目を集めるようになってからは相手のマークがきつくなって思うようにプレーできなかった選手でもあります。これが5位というのはかなり冒険。Dallas Mavericksトチ狂ったか?と驚きましたが、実はこれは3位指名の欧州スロベニアから来たLuka Doncicとの交換予定で、3位指名権を持っていたAtlanta Hawksへ行くことに。Dallasとしてはドイツ出身のDirk Nowitzkiと代替わりで欧州出身のエース獲得狙いってことですかね。それよりHawks、ホントにYoungで良いのか?という方が気になります。YoungがCurry級に化けてくれればもちろんそれで良いわけですが。Curryはカレッジはマイナーカンファレンス所属のDavidson。2年のときにNCAAトーナメントで大ブレイク。3年次にはマークされてスタッツを落としたという意味ではYoungと似た経過だったんですけど、それでも勝負どころではCurryはカレッジで決め続けた選手です。Youngはそれに比べるとかなり落ちるとも言える。来季のMavericksの1巡目指名権(条件付き)も付けてもらっての指名ですからその分割り引くとしてもちょっとギャンブルかなと。

それ以外で指名を見てなるほどーと思わせたのがLos Angeles Lakersと76ers。ともにLeBron Jamesの有力FA移籍先。Lakersの方は25番目の指名でMichiganのドイツ人選手Moritz Wagnerを指名。今年のMarch Madnessで大活躍した選手です。リバウンドにも強いPFですが3ポインターが打てる。そう、LeBronが来たらLeBronがドライブしてキックアウトする先に置いておくにはもってこいのタイプの選手ですねー。なるほどなーと指名された瞬間にニヤッとさせられました。

一方76ersの方はひねりが効いてました。全体10番目の指名権で地元のエリート校VillanovaのMikal Bridgesを指名。これは好選手なので悪い指名ではない。なんでもMikalの母親は76ersで職員として働いているそうで、母子ともに「夢がかなった!」と涙を流して喜んでいたんですが、数十分後にトレードでPhoenix Sunsへ送られることに。なんとも罪なことを76ersもやってのけましたね。
その後解説されていたところによると10位で新人を獲ってしまうとそのサラリーがキャップに響いてLeBronをFA最高額で獲得する場合の予算が若干オーバーするのだとか。あーそういうことかーという。

尚、一応LeBronの残留の可能性の残るCleveland Cavaliersは全体8位でPG Collin Sextonを指名。指名後のTVインタビューで「LeBronにCavsに残るようになにか言ってください」と問われての答えがものすごくバカぽい内容で吹いてしまいました。今日の1巡目指名の選手たちのインタビューの中で一番バカっぽい。これではLeBronさんを説得することは不可能ですね。
まあそもそもがポイントフォワードでありボール持ちたがりのLeBronが残留するならポイントガードなんて要らないですし。この指名だとCavsの首脳陣はもうLeBron残留は諦めてる感じでしょう。





NBAドラフト直前

明日木曜日がNBAドラフトの日。全体1位はDeandre Ayton(Arizona)でほぼ異論はなさそうですが、その先はかなり混沌としています。欧州スロベニアからエントリーしているLuka Doncicを推すもの、DukeのMarvin Bugley IIIがドラ1に極近い2位だとする意見など。これら3人は全員19歳。トップ3からは漏れそうなもののMohamed Bambaのポテンシャルは大変なものがあり大化けの可能性を秘めているように見えます。
今年は7位ぐらいまでがかなりの好素材が揃っていて楽しみです。トップ10の指名順位は現時点で順にPhoenix Suns、Sacramento Kings、Atlanta Hawks、Menphis Grizzlies、Dallas Mavericks、Orlando Magic、Chicago Bulls、Cleveland Cavaliers(=元Brooklyn Netsの指名権)、New York Knicks、Philadelphia 76ers(=元LA Lakersの指名権)。下位チームの名前が並ぶ中、Cavsの全体8位の指名権が光ります。LeBron抜きになるであろうCavsの将来を託せる素材を引き当てられるか。
LeBronはHeatからCavaliersに回帰するときも、Heatにドラフト指名についての意見を述べて、その意見に沿ってHeatは指名してご機嫌をとったんですがあえなくLeBronは移籍してしまいました。今年はCavsはLeBronに意見を伺ったりしてるんですかね。
若手の実力者が揃い始め、場合によってはLeBronがFA移籍するのではとも言われる76ersが10位。今年は10位前後でも即戦力で使えそうな選手が残っている可能性が高く、こちらも気になります。Mikal BridgesやKevin Knoxといったカレッジのエース級は10位なら誰か残っているはず。Lonnie Walker IV辺りのポテンシャルに賭けるのは来季すぐに勝ちこめそうな76ersには不向きか。

ほかでは昨年ドラフト入りを回避して今年に賭けたMichigan StateのMiles Bridgesは15位近辺、ロッタリー指名の末尾との予想が多いようですがどうなるか。昨年1-and-doneでエントリーしていた場合とほぼ同じ程度での指名になっちゃいそうです。となれば1年分プロのキャリアとスタッツとサラリーを無駄にしたことになりますが。

日本からGeorge Washintonへ行って4年のエリジビリティを全うしたYuta Watanabe選手もドラフトの対象になります。指名される可能性は高くないと思われますが2巡目の後半での指名を日本のバスケファンからは期待を集めていることでしょう。
まあ今はサマーリーグもあればG Leagueもあるのでそちら用にドラフト外でどこかが拾うのは十分に見込めると思います。政策的に日本からの選手はNBAからすれば歓迎でしょうし。そこからNBAの開幕ロースターに残れるかはもう腕次第ですね。

Kawhi LeonardがLakers移籍を志願

Kellen Winslow Jrの老女レイプの話とどちらを書こうか迷いましたがこちらを。

意外な人が先手を打ってきました。NBA San Antonio SpursのKawhi LeonardがLos Angeles Lakersへのトレードを志願したとのこと。Leonardの契約は残り1年。ドラフト前のタイミングでこれはなかなか頭は良い意向表明でしょうが、KawhiがLakers志望とは意外です。そんな派手なことが好きだったんでしょうか?
Lakersに行った選手としてはDwight HowardがLAのマーケットの馴染めず早々にLakersを去ったという事件が何年か前にありました。あのときは元LakersのShquille O'Nealが「お前にはHoustonとかの田舎都市が似合い」と追い打ちをかけたのでした。あのコメントを聞いてああやっぱりLAというマーケットは違うんだなと思ったもんです。そのLAへあの地味なKawhiが行きたがっているというのは意外ですね。

このニュースを受けてLakersファンは既に浮かれています。KawhiのトレードがFA市場が開く前に決着してしまえばLeBron JamesもPaul GeorgeもFAで喜んで来るはず、これにChris Paulも加わってスーパーチーム結成へ!とかやってます。ベガスが設定するNBAの優勝の賭けも今日一日でLakersの倍率はガタ下がり。まだ誰も補強されたわけではないのに先取りで新LakersがGolden Stateに迫るような優勝確率とされてます。

いろいろこの話は切り口があります。まずKawhiが契約1年残しの時点でのトレードがあるといわゆるSuper Maxと呼ばれる最高額契約ができなくなります。Super Maxは移籍しないことへの特典として設けられている制度ですから。それでも出たいというのですからよほどSan Antonioに対しての愛着がなくなったということでしょう。昨シーズン中からHC Greg PoppovichがKawhiのケガについて「彼の人脈に聞いてくれ」と突き放したようなコメントを繰り返しておりかなりの溝があったのは確か。それもKawhi本人ではなく取り巻きに対してPopは不満を持っていたようでした。PopもKawhiと直接コミュニケーションが取れてないのかなと思わせるコメントでした。
それを聞いていた上に、大人しいキャラのKawhiが華やかなLakers志望という唐突な意思表示が出てきた。これ、なんか神懸かった霊能師がアドバイザーについていたりとか変な取り巻きに騙されているんじゃないかと心配しなければいけないのか?なんて気もします。

Kawhiについてはシーズン後になってから、2月の段階でBoston CelticsがKawhi獲得トレードを画策していたという暴露話が出たばかり。なるほど2月時点ではSan Antonioは優勝を目指せるような状態ではなく、上記の通りのPopとKawhiの溝を感じさせる報道もあった。Kawhiは本当はもうプレーできる状態なのにSan Antonioではプレーする気がなかったというような観測もありました。その辺りを睨んでCeltics GM Danny Aingeがトレードを持ちかけたというのは、ありそうな話ですし、センスの良い話でもあったと思います。ディフェンス力に定評のあるLeonardならBrad Stevens配下で途中加入でも活躍できたかもと思わせます。
実際にはそのトレードは不発だったわけですが、今になってKawhiがトレード志願となればまたBostonも手を挙げる可能性はあります。

あくまでトレードなので交換の玉も必要。Lakersは元々LeBron JamesがFA加入すると考えると昨季新人で活躍したKyle Kuzmaはポジションがかぶって余剰人員になる可能性は高かった。Kuzmaは同じく新人のLonzo BallとSNSでくだらない言い合いをしている最中。Kuzmaは自分が余剰人員だという自覚があるのかないのか。San AntonioへKuzmaとLuol Dengをトレードというところか。場合によってはLonzoも付けるかも。これは後述するようにChris Paulが4人目の大物として加入する場合ですね。Dengは戦力外ですがトレードのサラリーの釣り合いということで、これができるならLakersとしてはLonzoとKuzmaを失うぐらい平気でしょう。
もしこのトレードが成立すると最高額契約2人分プラスまだ空きがあることになります。KawhiもいるLakers、LeBronの勧誘にも有利です。LeBronが来ればPaul Georgeも来る可能性は高い。いやGeorgeが来ると決断する前にChris Paulの方が来たがるかも。さあそううまくいくかどうか。

Bostonの場合はどうですかね。Kawhiの対価に余剰のJaylen BrownだけではLakersのトレードの玉と比べると見劣りする。San AntonioからJayson Tatumを要求されたらどうするのか。Kawhiとポジションはかぶるので入れ替わりなら得と読むのか。せっかく良い選手をドラフトで引き当て、先月までのプレーオフの激戦を通して大きく経験値を上げたばかりの気鋭Tatumを手放す気が起きるかどうか。

NBAの夏スケジュールとSummer League拡張

NBAはFinalsが終了。次のイベントはドラフト。これが6月21日。もうすぐです。今日は代理人を付けずにドラフトプロセスを試していた選手たちが撤退するかドラフトに残るかの最終決定期限日ですね。
その後7月1日から制限付きフリーエージェントの契約が始まり、無制限FAの契約は7月6日から。今年のオフの目玉はLeBron JamesとLos Angeles Lakers。どういうドラマが待っているか楽しみです。LeBronがFAとなるかどうかをCavaliersに通告する最終期限は6月29日です。
目玉じゃないですがこのオフにAnthony DavisがGolden Stateにトレードで行くという噂もありますね。Kevin DurantのFA移籍でチートだと騒いでいた人たちなどはこれでAnthony DavisまでWarriorsに加入したら白目を剥き泡を吹いて倒れてしまうんじゃないでしょうか。

FA期間と平行してNBA Summer Leagueが7月6日から7月17日まで開催。年々人気が高まるSummer Leagueは今年も拡張されて、これまでのOrlandoとLas Vegasでの開催に加えてSacramentoでも試合をやるようです。
私はカレッジバスケも好きなので、カレッジのスターたちが集うNBA Summer Leagueは以前から好きでよく見てます。古いところでは当ブログでは2014年に記事にしていました。今年はたぶん日本人選手Yuta Watanabe選手が出場するであろうと予想されますので日本でもSummer Leagueについての報道が増えるのでしょう。

Summer Leagueについては昨年「バスケットボールの夏侵攻」というテーマでNBAを始めとするバスケットボールが伝統的なシーズンである冬春から脱して年間を通じた観戦スポーツとして野球の脅威になるのではということを書きました。室内スポーツですから夏の糞暑い時期にひんやり涼しくバスケ観戦の方が、灼熱の太陽の下の野球観戦を凌ぐ可能性はありそうです。
随分以前ですが地球温暖化で夏場のアメスポが苦しくなる可能性について書きました。これは2012年に書いたわけですが、当時はまさかバスケがその夏場のクソ暑い時期の野球やサッカーの強力なライバルになるとは思いませんでした。
当時でも女子バスケのWNBAは夏にシーズンをやっていたわけですが、WNBAはNBAとの二毛作での副次興行という意味合いが強かった。それが男子バスケが夏スポーツとして攻勢を強めているのが昨今です。いまは拡張途上でSummer Leagueは本番のLas Vegasを含め三ヶ所での興行でその場所もMLBチームが所在する都市でやっているわけではないですし期間も短いですから既成の夏アメスポ興行に直接挑戦という話ではないものの将来はどうなるかわからないです。

コミッショナーへのブーイング?

ここ二日間で相次いでNHLとNBAがシーズンを終了しました。方向性は違いますがともに良い優勝になったかと思います。一方は苦節の初優勝、もう一方は4年間3度目の優勝で王朝モードですね。

NHLの優勝が決まったのはLas Vegasでの第5戦。試合後の表彰式に出席したNHLコミッショナーGary BettmanにVegasの地元ファンからブーイングが浴びせられてましたが、これはくだらないと思いました。Bettmanが各地で(特にカナダのチームの本拠地で猛烈な)ブーイングを食うのは恒例なのですが、Vegas Golden Knightsのファンから見てどこかにGary Bettmanを非難すべき点があるのでしょうか?ただのファッションでのブーイングとしか思えないのですが。

アメスポメジャースポーツがリーグ拡張に揃って慎重な中、Bettmanが果敢にこれまでメジャープロスポーツのなかったLas VegasへのNHL進出を決定した。そしてGolden Knightsは新創設チームにとっては想像をはるかに超えた成功を収めました。Las Vegasの地元ファンはGolden Knightsの快進撃に喝采を送り、誰もの予想を超えたスポーツの快感、勝利の喜びを味わったはずです。それは過去レポートした通り同市での稼働中のTVの半数がGolden Knightsの試合にチャンネルを合わせていたという現象にも現れてます。それが可能になったのはシーズン前のエクスパンション・ドラフトのルール設定(代償トレードルールも含む)に負うところが大きい。そのおかげで初年度からNHLで戦える陣容を確保できた。そのルールを決めてくれたのもGary Bettmanでしょう。いったいどこにBettmanにブーイングすべき理由があるのか、理解できません。
カナダのNHLチームのファンがBettman嫌いなのは1993年から在職中の長い歴史が理由です。その在職中にカナダのチームをいくつもアメリカに移転させて、至宝Gretzkyを国外流出させ、カナダのホッケーをないがしろにしてきたという思いがカナダのホッケーファンには強いという大きな理由があります。いまとなってはNHLはカナダに帰還しつつあるしその理由も消えていってよいようにも思いますが、まあとにかく理由はあった。だけど新参のVegasのファンにはそんな話は関係ないわけです。理由もなくただの鬱憤晴らしで誰かをけなせば気持ちが良いというようなものではあってはいけないように思います。ファッションでのコミッショナー批判は違うと思うのです。


NBAの方でもコミッショナーAdam Silverへのブーイングもあったそうです。NHLのBettmanやNFLのRoger Goodellへのそれと比較すればないに等しいようなものとも思いますが、まあ批判される方もいるのでしょう。

Silverコミッショナーへの批判というのはどの部分を指しているのか個人的にはよくわかりません。当ブログにコメントいただいた話からすると戦力の非均衡を問題にしているんでしょうか(他にもあれば知りたいです)。これはよくわからない話です。

「KDのFA移籍を阻止するべきだった」とか言うFAルール無視の越権行為をコミッショナーが取るべきだったというようなお話でしょうか?どういう権限でそんなことが可能なのでしょう?それともFA制度自体を強く制限しておいて有力なFA選手が弱いチームへしか移籍できない制度にしておくべきだったということでしょうか?つまり実質FA制度自体をなくせ機能不全にしろ、不完全FA制度にしろという批判ということになります。そんなドラスティックな選手の権利を無視した制度でしか実現できない強制的な戦力均衡策はコミッショナーの意向があろうがなかろうが選手会が同意するわけないんですけどね。この部分でのコミッショナー批判はお門違いという気がします。
それに弱いチームに絶対有利なFAルールなんて作ったら今以上にタンクが横行してわけがわからなくなるはずですが。そんなものがおもしろいでしょうか。

あと時系列を確認しておきたいんですが、今のCavs/Warriorsの二強体制の下地ができたのは現行の2017年締結の労使協定CBAのルールせいではないです。その一つ前の2011年当時のルール下でLeBronはCavsに帰ってますし、Oklahoma City ThunderがDurant/Harden/Westbrookを維持できなかったのも2011年CBA下の話です。2011年当時のCBAのルール設定がどうなると2014年就任のAdam Silverの非になるのか理解ができません。
またSliver政権下での2017年の現行のCBA改定を批判する方がいるとして、本当にルールを把握しているのかなと不思議に思います。2011CBA→2017CBAの変更点をまとめたNBAが公式に提供している資料がこちらにありますので英語の読める方はぜひ一読をお薦めします。Super Maxその他の残留促進ルールを加えており、これ以上やるとしたら選手の権利を大きく削るFA制限以外ないのでは。他にやるとしたらハードキャップですかねー。それがおもしろいかはわからないですが。
また選手が減額を飲んでスーパーチーム結成するのを阻止することは雇用契約の自由意思を奪うことですからNBAのルールという次元とは違う違法行為になる可能性があると思います。

いまのNBAがおもしろくないと感じる方が一定数いるのはなんら問題ではないと思うんですよ。意見がいろいろあるのは常に良いことですから。おもしろいと思う人もいるしそうでない人もいる。昨年のプレーオフはひどかったのはさすがに私も思いましたが今年はずっとおもしろかったというのが私個人の感想です。ちゃんと次の時代の芽は出ていると感じられるからです。
それぞれのファンの感想とは別に現実としてカネの流れ、視聴者数動員数、セールス、好感度調査などすべての数字の指し示しているところはアメスポ市場の中でNBAは現在とても良い位置にいる(見方によればNFL以上に)という事実を無視してはいけないようにも思います。
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