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NBA/Basketball

バスケ米代表のW杯準々決勝敗退は批判されるべきなのか

国内プロリーグの盛り上げなどもからんで日本でも注目されていたかと思われる男子バスケットボールのW杯中国大会で米代表が準々決勝で早々に敗退しています。

他国の事情は存じませんが、米代表の場合、NBAのスーパースター選手も含めたドリームチーム風になるのは4年に一度の五輪。FIBA W杯、以前は別名でFIBA World Championshipと呼ばれていたものが開催タイミングもずらして五輪の前年に開催されるこの大会は五輪チーム入りのオーディション的な扱いの面が強いです。言ってみれば二軍に近い。今大会は選考段階・壮行試合の前後もニュースになるのは誰それがW杯チーム選考から辞退しただの、キャンプから離脱したとかそんな話題ばかりでしたし、大会が始まってからもJayson Tatumがケガで欠場するなどファンの関心を買うにはインパクトの欠ける大会だったのは間違いありません。
放映もTV放送はなく、ESPN+による有料ネットストリーミングのみ。いくら昨今NBAの勢いがメジャースポーツの中で一番あると言っても時期外れ、メンバー二軍、時差ありで早朝の試合ばかり、そして有料ネットストリーミングのみ、これで盛り上がれというのはさすがにムリだったところで、準々決勝での敗退。せっかく夏休みを返上して代表に参加してくれた選手たちには気の毒な結果となってます。

大会が始まってもろくに報道もなかったのに、負けたとなったらしたり顔の敗因分析の記事が急に並んだりするのも私の個人的な意見としてはちょっといただけないような気もします。そこで指摘される分析というのがメンバーが二流だ、的なそんなことは始まる前からわかってたことで、じゃあ事前にもっと煽って選手たちが出場する気がおきるような盛り上がりにしておけばよかったではないかとも思ったり。

前回の2014年のFIBA W杯のときの米代表には全国区ブレイク直前のStephen CurryやKlay Thompson、他にもKyrie Irving、James Harden、Anthony Davisと、5年後の今から見るとリーグMVP級の選手が大量に参加していたわけです。けっこう豪華なメンバーに見えますが、そう見えるのは5年後だからで、当時のCurryやThompsonはやっと永年弱小のWarriorsを2年連続で西の6位シードでプレーオフチームに入り込めるようになった程度の時点で全国区の知名度は極低かった時代です。KyrieにしてもLeBron JamesがCleveland帰還をする直前で、Cavaliersで勝てないチームの孤軍奮闘エースをやっていた時期です。だから2014年当時のチームが一般的なNBAファンから注目を浴びたかというと、浴びていなかったと断言して良いです。

なので失敗の結果に終わった今回のW杯米代表チームを二軍だとくさすのはちょっとフェアじゃないかもなとも思います。ま、ただ今回のメンバーはスターも足りない上に若くもないんですよね。Donvan Mitchell 22歳、Jayson Tatum 21歳、Myles Turner 23歳辺りはまだこれからの伸びしろも大いに期待できますが、他のメンバーはアラサーが多い。若手選手から出場辞退が多かったんでしょうか。
その上その若手のうち前述の通りTatumはケガで欠場。Myles Turnerは昨季のDefensive POY賞争いでフランス代表のRudy Gobertと争いながらGobertに賞をさらわれたのを根に持っていたようで、フランス戦の前にそのことをボソっとツイート。それがGorbertの癇に障ってGorbertの試合に臨むモチベーションを高めてしまったとかなんとか。Donovan Mitchellは奮戦していたようですがチーム全体の火力が足りず敗戦。Mitchellは田舎のチーム所属で損をして、NBAの新人賞も逃して、代表に入れば奮戦すれどもチームは踊らず敗戦の憂き目に、という感じになっちゃってます。
いまのMitchellの状態っていうのは5年前に代表に参加していた当時のKyrie Irvingと似たような立ち位置な気もします。選ばれるかどうかはわかりませんがMitchellには来オフの五輪メンバーに入れてあげたいような、そしてその目立つ場で他のスーパースター連中に負けない活躍で米代表を引っ張るような活躍をしてほしいようにも思います。

厄介払い

Houston RocketsとOklahoma City ThunderがChris PaulとRussell Westbrookを交換トレード。Houston側がThunderにドラフト権を付けてバランスをとってます。

これでHoustonの方はJames HardenとWestbrookというNBAで最もボールを専有する2人を揃えて勝負。Thunder時代にチームメイトだった2人の再結合でもあります。Thunder当時はHardenはベンチスタートがほとんどだったはずですが、今回は2人ともMVPを獲得してNBAを代表する選手同士になってと立場も変わっている。NBAの戦術もこの間に大きく変わり一人のエースがボールを専有することをよしとするようになってます。
と言って2人ともがいままでと同じだけのシュート専有することは物理的にほとんど不可能でしょう。どういうケミストリで最適解を求めるのか。Rusが譲るのか。楽しみに待ちたいと思います。

Oklahoma Cityの方はどうするんだよコレ?という感じのトレード。Paul Georgeを放出して優勝の可能性は大きく減退。まあ昨年の様子を見ればPaul Georgeがいても優勝の可能性はかなり低かったので解体自体は仕方ないというのは理解可能な範囲内です。しかしWestbrookにとっては愉快な話ではないのは確か。次々と有力選手は放出するけれどなぜかHC Billy Donovanのクビは安泰という意味のわからなさ。
Oklahoma Cityはドラフト運にも恵まれ地方の新興チームとしてはこれ以上ないほどの才能の選手たちに恵まれたチームだったのです。CharlotteとかOrlandoとかSacramentoとかと比較したらその幸運度の高さは飛び抜けています。将来の3人のリーグMVPを同時に抱えたり、Steven Adamsのような拾い物もしている。
しかし結局MVPを3人とも失い、残るのは34歳のChris Paulと大量の1巡目ドラフト権です。ドラフト権にしてもHoustonやLos Angeles Clippersの分はこの先数年はロッタリー指名権になることはないと見込まれるため1巡目下位での指名権でしかない。チーム強化の即効性はほとんど期待できないです。地方都市の優勝の望めないチームに有力FAが来ることもまずない。幸運を使い果たしてしまった感が強い。

昨日のトレード発表もおどろきましたが、今朝になって今度はトレードで獲ったChris Paulをさらに放出しようと画策中という話まで出てます。解体や再建というような方向性のあるものですらないような。何を目指してるんでしょうか。

Chris Paulの行き先としてはまたMiami Heatの名前が挙がってます。HeatはRusのトレード先としても名前が挙がっていました。MiamiはFA市場解禁からすぐにJimmy Butlerとの契約を済ませており、東制覇に向けてやる気があるのかないのかよくわからないところ。事情としては既に放出済みのHassan Whitesideを含め堆積していた悪契約を処分するためにWestbrookでもCP3でも誰でも良いから獲る(交換でその悪契約を放出)ということらしいのですが、まだ最大4年も契約の残るCP3を獲ってそれで契約の整理になるのか多いに疑問です。

HachimuraのSummer League

Zion Williamsonが欠場したことで注目度が落ちたRui HachimuraのSummer Leagueデビュー戦を含めて2試合見ましたので感想を。
試合の解説についていたVince CarterやSteve Smithが口々にHachimuraはNBAでちゃんとやっていけるだろうと。良い点として挙げていたのが身体のサイズと機動性でした。スピードというよりは動き出しの良さですかね。
Summer Leagueあるあるなのですが、FAなどのニュースのあるときとか大注目のルーキーが出てるときはともかくそうでないと解説の選手やゲストとの会話や与太話が興に乗って試合の放送がオマケのようになってしまう場合がままあります。でまたVinceは長年のキャリアがあるため話題の引き出しが多く与太話がけっこうおもしろくて試合をちゃんと見られなかったりするんですよね。試合の画像が小さくなって放送席の面々も同時に映すので。

Vinceが「○○は昔チームメイトだったころ‥」という話がいっぱい出てきて、一体いままで何人チームメイトがいたんですか?という話題になり、スタッフが調べてきたら過去総計260余人がVinceのチームメイトであったことがあるらしいです。21シーズンを既に戦い、まだ来季も現役でやる気満々のようです。まだ現時点では契約先なし。数年前から引退後のお仕事のコネづくりもあるのでしょう、Summer Leagueの放送には良く来てますが、実際は渋い活躍で毎年どこからかお声がかかるんですよね。

Vinceというと私を含めて古いファンはダンクのイメージが強いわけですが、なんでも通算の3ポイントゴール通算成功数でNBA史上6位なんだそうです。アナに「上の5人、誰かわかりますか?」と尋ねられたVince、「んーKover、Steph、Reggie、あとはRay、Paulか」「いえPaulは違います」「あじゃあJason Terryか」との問答。Kyle Koverが最初に名前が出てきたのはたぶん一番最近になって抜かれた相手なので記憶が新しかったのでしょう。PaulというのはPaul Pierceです。Koverだけファーストネームじゃなかったのが距離感を感じますね。
さらにアナが「すぐ後ろ9本差でJamal Crawfordが迫ってます」と付け加えると「来季も頑張るぜ、Jamal」と嬉しそうに喋ってました。まあおもしろいわけです。

そんなこんなですが、Hachimura選手の試合ぶり。気になったことを。上半身が弱いです。カレッジのときは気になったことはあまりなかったんですが、Summer Leagueでは空中でも地上でも押し合いになったときに背中が反りかえってしまう場面がしばしば見られます。圧力がカレッジ、特にGonzagaが所属するマイナーカンファレンスとはわけが違うんでしょうね。Summer Leagueレベルでこれだと一軍では当面苦労するでしょう。しっかり鍛え込んでいただきたい点です。
そういえば以前にも指摘したことがありますが、Hachimuraがわかっていても勝負にいかないといけない大事な場面で相手ディフェンダーを押し込めなかったことがMarch Madnessでありましたが、ああいうのも上半身の強さが足りていなかったことの現れだったのかもしれません。

あとNets戦は第1Qのリバウンドの位置取りがかなりまずくてたぶん1本も拾えなかったのでは。第2Q、さらに後半と徐々に改善していったのでこの問題は早晩解決していくのかもしれませんが、気になりました。攻守はまずまず、現時点ではとくに文句ないです。自分の強みを活かした自然体なプレーぶりですね。
比較すると荒れるかもしれませんが、昨年Yuta Watanabeが明らかに入らなさそうな3ポインターを打ちにいったりなどできないことを無理にやろうとして自滅していたのとは違うなと。なんというか、3ポインターが入らなかったら俺はクビになるなんとしても入れないと、みたいな強迫観念が昨年のWatanabeにはあったのでは。そのWatanabeも今年のSummer Leagueはずっと自然体になってますよね。

手早くプランBを実現したLakers

Kawhi Leonardの争奪戦に敗れた2チームLos Angeles LakersとToronto Raptorsの明暗が一日で別れました。LakersはLeonardが同アリーナに同居するLos Angeles Clippersと契約を発表した翌日一日でRajon Rondo、JaVale McGeeと再契約、新たにDeMarcus Cousins、Danny Greenを獲得してあっという間にチームの骨格を形成するのに成功してます。対してディフェンディングチャンピオンとなるTrontoは音無し。
Lakersはちまたで評判の悪いGMのRob Pelinkaの下できっちりKawhi争奪戦に敗れた場合のプランBを策定していたということですね。これでPelinkaはなんとか男を上げたことになるんじゃないでしょうか。DeMarcus Cousinsは昨年に続いて1年契約で、そのフルポテンシャルからすればバーゲン価格での契約となってます。一昨年の大怪我からツイてないですね。完全FAになる直前の大怪我というと今年のKevin DurantやKlay Thompsonと同じですが、DurantもKlayも最高額・最長契約が取れたのにCousinsはどこも最高額では手をあげてくれるところがなく昨季はGolden State Warriorsと1年契約、リング獲りに行くも、Warriorsは負傷者がかさみ三連覇に失敗。Cousins本人もまたも怪我。賑やかだった今年のオフシーズンもCousinsを積極的に狙うチームは数少なかったところ、LakersのプランBにうまく引っかかったというところですか。
これでLakersのフロントラインはAnthony Davis、DaMarcus Cousins、JaVale McGeeとリーグ最強レベルの布陣に。個性派のベテランが多くなったもののDavis-Cousinsは既にNew Orleans時代に一緒にプレーしており気心は知れている上での再集結なので不安は少ない。さらに司令塔となるRajon Rondoは昨季もLakersで唯一LeBronにモノ申せる選手としてLeBronの信頼も得ての再契約。New Orleans時代にDavis-Cousinsとも組んでいてこちらもケミストリの面での不安は少ない。
Danny Greenはプレーオフで活躍しきれなかったので若干の不安はありますが、3ポイントシューターはまだバイアウト選手など市場に出物がありそうなのでGreenだけでなくまだ手当できそう。
見方によればKawhiを獲って「3人のMax選手とKuzmaとあとは全部最低給選手」のチームよりも強そうなチームになったとも言えそうです。LAダービーが熱そうですね。

対するTorontoは大丈夫か。優勝に貢献してくれたKawhiにチームとして感謝の気持ちのコメントを出した以外音無の一日。補強しようにもタマがなくなってきてます。Kawhi以外のメンバーは多く残るので弱小とまでは行かないものの補強を完了したPhiladelphia 76ersとGiannisのMilwaukee Bucksを追撃できる態勢と言えるかというとかなりの不安。
Washington Wizardsに引き抜かれそうになったGMのMasai Ujiriをキープしたのにオフシーズンの動きは鈍いまま。Kawhiとの再契約一本に絞っていたんですかねえ。可能性は低かったはずですが。Lakersのその後の動きが良かっただけに、Raptorsの動きの鈍さが目立つ展開になってます。他のFA市場の動向も早い今オフ、残されたオプションは少ないです。

Kawhi + Paul George! Clippers勝負に出た

ちょうどZion WilliamsonのSummer Leagueデビューの試合の後ぐらいのタイミングだったようですが、FAとなっていたFinals MVP Kawhi Leonardが来季の行き先としてLos Angeles Clippersを選択。2年+1年、1年+1年などの短期契約ではなく4年の最高額契約となってます。
そしてKawhiのClippers加入が決まってすぐにClippersがOklahoma City Thunderとトレードで、今季のレギュラーシーズンのMVP投票3位となったPaul Georgeを獲得。Los Angeles Clippersが一発の大勝負をかけてきました。来季はLos Angelesダービーが熱くなるのは必至でしょう。

タイミングから言ってClippersはPaul George獲得のトレード話はKawhiのFA獲得の決着前から進めていたのでしょうね。一説にはKawhiがGerogeをリクルートした、またはGerogeが来るならClippersに行っても良いと談判したという話もあります。どちらにせよ思い切ったもんです。
GerogeはLos Angeles近郊の出身で昨オフにもFAでLakersに行くという憶測もあった選手。それが昨オフのFA市場解禁初日にあっさりOklahoma City残留を決めてLeBron JamesとLakersに行くのを避けたものでした。

George視線で言えばそれは大成功でOklahoma Cityで古株のエース格Russell WestbrookをしのいでThunderで一皮剥けてMVPの最終候補3人に残り(当選の可能性は最初からゼロでしが)、All-NBA TeamのFirst Teamに初選出(過去3rd Teamに4度選出)。First Team選出はファンから見ると地味でしょうが、押しのけた相手がKawhiやLeBron、さらにKevin Durantなど錚々たるメンバーなので価値は高いです。

そのPaul Georgeをたった1シーズンで放出に踏み切ったOklahoma Cityの思惑はなかなかに悲しいものがあります。噂によればセンターのSteven Adamsも現在トレードで放出対象とかで、Thunderは解体危機のようです。Thunderの背広組はホント無能ですね。Russell Westbrook、Kevin Durant、James Harden、Paul George、Steven Adams、Victor Oladipoなど、これだけ良い選手が次々と一介の地方チームに在籍した幸運を生かせないまま、残るのはトリプル・ダブル病かつ3ポインターの長期不振に陥ったWestbrookだけになりそうです。
今回のトレードでGeorgeの代わりに獲ったのがShai Gilgeous-AlexanderとDanilo Gallinari、そして将来の4年分の1巡目ドラフト指名権。Gilgeous-Alexanderは将来大化けする可能性のある好選手ですが、Clippersからのドラフト指名権はロッタリー指名権にはならない可能性が高くスター新人選手は獲れそうにないような気がします。何人も獲ったところでThunderの舵取りの悪さでは育てられそうにないような。


さて残る課題はKawhiに振られたLakersの強化ですね。昨夜のSummer LeagueではLeBronは楽しそうにAnthony Davisと話し込んだり、PelicansにトレードされたLonzo Ballたちと歓談したりとごきげんそうでしたがKawhiに振られたというニュース後だったらあんな顔はしてなかったんじゃないかな。
KawhiもGeoregeもLeBronを避けてClippersに行ってしまっただけに、”King” LeBronのプライドは少なからず傷ついているはずで、LeBronの反攻も期待ですね。

ZionのSummer Leagueデビュー 19,000人満席札止め

NBAのドラフト全体1位指名Zion WilliamsonがSummer Leagueデビュー。New Orleans Pelicans x New York Knicks。いきなり第1Qに4ダンクで10得点。
試合が始まる前から会場もTVもZionを待ちかまえてました。前の試合の最中からZionが会場入りしたところをずっと写していたりとTVも試合そっちのけ。試合前は「Zion vs RJ」とDuke時代のルームメイトであるKnicksから全体3位指名となったRJ Barrettとのプロでの初対決を煽っていたのですけれど、試合が始まったらZionは目立ちまくり、RJは試合の流れに埋没してしまいました。RJが悪いというよりは新人の最初の試合なんてこんなものだろうという感じ。対してZionはウォームアップの段階からダンクを何度もかまして期待感に盛り上がる観衆にサービス。試合が始まって最初のプレーもPelicansで事前に打ち合わせしていたのでしょう、いきなりZionへのアーリウープ狙いでした。が阻止。Knicks2年目の昨年のドラフト1巡目Kevin KnoxがZionを大いに意識していてしっかり張り付いて阻止に成功。
Kevin Knoxはドラフトロッタリーの前の段階での評判では、タンクしていたKnicksが全体1位の指名権を獲得してZion Williamsonを獲得したらポジションがかぶるのでトレードで放出されると散々言われていた選手。Knox自身もカレッジ時代は名門Kentuckyのエースだったわけで、この日のZionとの対決に闘志を燃やしていたのであろうと思われます。
しかし役者はZionの方が上。Knoxがリバウンドを取ったのに食らいついてボールをKnoxからもぎ取ってそのままダンク4本目。
他にはターンオーバーでZionが独走しそうなタイミングでファールがコール、スーパースラムダンクが幻となって19,000人満員の会場が「あ~」とため息。なんでもチケットの転売価格は券面の3倍になっていたとか。
Zionは第2Qに膝を打ったとかでその後はチームが出場をさせませんでした。大きな怪我ではないでしょうがチームとしては無理をさせる意味のある試合ではないので。

New Orleans PelicansのSummer LeagueチームにはAubrey Dawkinsもいるんですね。DawkinsはUCFの選手としてつい3ヶ月前にZionやRJが所属したDukeとMarch Madnessで大熱戦を展開した間柄。ドラフト外で参加中。他にもMakoto Hiejimaという日本代表の選手もいるようですね。28歳とか。まだ試合は終わってませんが私の見ていた範囲では出場していなかったようでした。


明日の夜にはNew Orleans x Washington Wizardsの試合が組まれており、Zion対Hachimuraという昨季のMaui Invitationalトーナメント以来の顔合わせとなります。
ちなみにZionは明日が誕生日だそうで、今日の段階ではまだ18歳。身体能力も信じがたい選手ですが、ここまでの様々な注目を浴びての活動をスマイルを浮かべて難なく乗り切ってきているメンタルもすごいです。これホントに18歳かというのはDuke時代から何度思わせられたことか。

尚、Zionはまだシューズの契約をしていません。なんでも会場に入場時にはPumaを履いていたそうですが、試合にはDuke時代のNikeを履いて出場してました。超巨大契約になること必至。Pumaが一発勝負に出て獲れるのか、Nikeが勝ちきれるのか。

NBA Summer League Watanabeの成長

NBAの夏侵攻として毎年ご紹介しているSummer Leagueが今年も開幕。初戦で日本のYuta Watanabeが活躍してます。20得点9リバウンドという数字以上に、中身が良かったです。こんな試合が続けられるなら一軍定着が見えてくるのでは。昨年とは大違いです。

なにが一番良かったと言って、昨年は身体接触があると自分より下のポジションの選手相手でもへなへなと腰砕けになる場面が多数で、and-1がまったく見込めなさそうなプレーぶりだったのが、昨日は競り合ってリバウンドを取りに行けるし、and-1もいくつかとれたし。よく1年でこんなに上げたなとびっくりしました。昨年の経験を課題にたぶん体重も増やしているんじゃないでしょうか。
逆に言えばNCAA中堅校で大学4年までアウトサイドシューターという役割に安住して鍛えられていなかった未開発の部分が多かったということになるんでしょう。

それに積極性もアップ。プロ二年生ということで新入りのSummer Leagueチームメイトたちに指示を飛ばしたりする場面もあったし、最後まで好調を持続してました。あとここでは古株になったのもあるのかボールも以前よりずっと回ってきます。自信を持ってチームのボールの動きにからんでいました。
得点が伸びたのはソフトタッチのジャンパーが何本も決まったため。これは当ブログではカレッジ時代から言っていたことですがWatanabeは3ポインターにこだわらずにミドルに強みを見出した方が良いのではという点ですね。いい感じで決まっていました。そりゃあ3がバンバン入れば良いですけれど。この日は3ポインターは1/3、でも外れたのも昨年のような全然入らなそうな感じではなかったのでこれも良しとすべきでしょう。
二戦目以降も健闘を期待したいですね。

Kawhi Leonardに振り回される

FA市場がオープンしてまだ2日なんですが、そうとは思えないスピードで他の大型契約案件が成立している中、Finals MVPのKawhi Leonardの行き先が見えません。腰を落ち着けてLos Angeles Lakers、Los Angeles Clippers、そしてToronto Raptors残留の三択で三者のプレゼンを聞いているところ。Kawhiペースに合わせている間に他の大物FAが次々と決着しているため、このKawhi争奪戦に敗れる2チームはその後の選手の手当で相当に苦しい戦いになりそうです。Kawhiの決断が遅いのではないのです。他が早すぎる。
ただ後に詳細を検討しますが、敗戦2チームにはサラリーキャップはたっぷりあるので大物FAが市場からいなくなったあとの中モノ選手を数名代わりに手当する戦いではかなり自由度は高いはず。その段階ではチーム編成力の妙が問われることになりますから各チームの背広組のセンスが問われる戦いになるとも言えるでしょう。

Kawhi側から見てみるとFinals MVPを取った、Raptorsを優勝に導いたのはとにかく大きかったです。Raptorsに戻るという選択肢ができた。間違いなく歓迎してもらえる家をたった一年の在籍で作れた。
また行き先は三択なんですけど、契約期間をどうするかが考えどころでしょう。Kawhiは現在8シーズン目を終えたところ。NBAの現行のサラリールールでは10年目以降は最高額がアップします。またサラリーキャップ自体もこれからの2年間アップ予定。なので今の時点で長期契約を結ぶか、2年契約+1年選手オプションとして10年目の終わった時点(29歳になります)で再びFA権を持つか。それともLeBron James、Kevin DurantといったNBAの最高の選手たちに倣って1年+1年という手も。

私の個人的な好み、フィットするか否か、という観点ではClippers行きが一番良さそうな気もするのですが、話題性でいえば圧倒的にLakersに行くのが一番でしょう。
ただLakersの背広組が何をKawhiに約束したり囁いたりしたところで、実際に試合になってLeBron JamesがKawhiに攻撃の機会を十分に譲ってくれるのかはやってみないとわからないですからね。ポイントフォワード(にならざるをえない)LeBronがボールを手放さなければKawhiはアウトサイドで待つばかりになりかねない。そんな使われ方を最低2年我慢する気があるかどうか。他方Anthony Davisが中にいる状態でLeBronが過去のような活躍ができるかどうかはわからないですが、Kawhiの方はSan Antonio Spurs時代にC/PFにTim Duncanがいるチームでその実力を示して頭角を現したという実績アリです。自由に選手を駒として使えるならKawhiがファーストオプション、LeBronをサードオプションまで落としてしまった方がLakersは強くなるように思いますが、新任HCがそんな指示を出したらLeBronが拗ねるのは確実。もめるのは必至かと。

Kawhi LeonardがLakersと会談予定だが

NBAのFA市場解禁まであと2日。憶測が乱れ飛んでます。
NBA FinalsでMVPとなったKawhi LeonardがLos Angeles LakersとFA移籍について会談を持つ意志があるが、その場にはLakersの女性オーナーであるJeanie BassとMagic Johnsonのみ同席可だと持ちかけたらしいです。少なくともそういう噂です。それはまた意味深なことを、という感じですね。

まずMagic Johnsonは既にLakersの社長職を辞任しており現時点ではLakersとの関わりがありません。その部外者のMagicを名指しで会談に来るなら会う、というのです。それもあとは社長のみ同席可。
そういう妙なことを言うということは、KawhiとMagicの間で昨年オフやそれ以前のSpurs在籍で試合に出ていなかった時期=LAチームに移籍を希望していた時期になにやら密約があってそれを持ち出してJeanieに飲ませようという話のように私には聞こえます。もしそうならタンパリングで違反行為なんですけど、こんなタイミングでその三者会談をというのならそれぐらいしか理由がありそうにないです。

結局この噂が流れてから半日後にはMagic Johnsonは部外者ということでKawhiのLakersとの話し合いの場には登場しないという否定の情報も流れています。もうなにがホントかわからない混乱。
少なくともKawhi本人の念頭にはLakersに行く選択肢がまだ残っていたということだけが確実なことのようです。

もしKawhiがMaxサラリーでLakersに行くとすると、LeBron James、Anthony Davis、Kawhi Leonardの新Big 3に、あとはKyle Kuzma。そこからあとはNBA最低給で10数名選手を集めてチームを編成することになります。ポイントガードがいませんねえ。最低給ではRajon Rondoは取れません。まあポイントガードはLeBronがポイントフォワードになれば良いので要らないと言えば要らない。

では誰がとれるかというと‥Carmelo Anthonyが来るのではないか。一昨年ぐらいからNBAのトレンドに取り残されて要らない子扱いとなって流浪しているMelo。ドラフト同期のLeBronと組むためにLakersに馳せ参ずる。ありそうな気がします。どうでしょう。ミニマムサラリーで獲れる選手としては大物です。LeBronともオフにもつるむ気心の知れた相手で、LeBronがボールを専有しても嫌がらないでしょう。NBAのキャリアの最後の居場所を見つけられるかもしれないし、チャンピオンリング獲得のチャンスでもあります。

MeloがLeBronと組むためにやってくるとすると、もうひとり来そうな人がいます。例の4人乗りバナナボートで楽しくやっていた他のメンバー。そうDwyane Wadeさんがいま無職ですよね。
そうです、昨季Miami Heatで引退シーズンを楽しく過ごしたあのWadeさんですね。あれだけ散々引退興行で全米あちこちで歓迎されたのに即復帰かよ、と言う向きもあるでしょうが、孤立無援になりかねなかった盟友のLeBronの助っ人にWadeが登場とかけっこう良いと思うんですけどどうですか?昨年の引退ツアーは生前葬みたいなものだと思って。
引退すると言っちゃったのでああなりましたが、成績はまずまず立派なもので余力を残して引退でしたから、本人さえやる気があるならLakersでの助っ人、短いプレー時間なら十分に戦力になるんじゃないですかね。クラッチのあの勝負強さも魅力ですし。
もしKawhiもWadeもLakersに加入したらLeBronとあわせて元NBA Finals MVPが3人揃うラインナップになります。
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