アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NBA/Basketball

複数年Two-way契約選手動向

昨日ちらっと見たDenver Nuggetsの試合でThomas Welshが写ってました。この選手Two-way契約の選手ですが、Denverに開幕戦から全試合(5試合、出場は3試合)帯同し続けているようです。NBAのTwo-way契約は最大45日まで帯同が許されるルールなのでこのまま帯同を続けると年内に45日間を使い切ってしまうかも。現在22歳、年内には23歳になる選手でUCLA出身の7 footerのセンター。UCLAでの最終年度は12.6得点。ミドルジャンパーが打てる長身センターです。2巡目末尾近くで指名されて入ってきた選手。Two-way契約は最大2年まで可能ですが、2年の契約を結んでいる選手は極僅か。Welshはその一人です。UCLA時代は現Los Angeles LakersのLonzo Ballのチームメイトだったこともあります。昨日は久しぶりにLonzoと会ったことに。

他ではGreek Freak Giannisの弟で今年のドラフト末尾で指名されたKostas Antetokounmpoが二年契約のTwo-way。これは納得。カレッジでもほとんど実績ないまま素材状態で先物買いされた選手20歳ですからチームとしては現状は戦力としては期待していないでしょう。1年でモノになるとも思われていないので、安く維持ということで2年契約ってことでしょうね。兄の7割ぐらいの活躍をしてくれる選手になってくれたら儲けものという感じでしょう。カレッジDaytonでくすぶっているよりはG-League所属の方がまだ良いという判断もあって良い。
他にはBilly Preston。昨季の今頃はカレッジの名門Kansasに入学して活躍が期待された元McDonald's All Americanの選手。ただ学内で自動車事故を起こしてそのときに乗っていた車が高級車で、それがNCAAの監視の目に止まり、どこからその車の購入資金が出たのか調査が入って出場停止に。結局はそのまま一度もカレッジで公式戦でプレーしないまま(プレシーズンの試合には出場)学校を離れて、ドラフト外でCleveland Cavaliersに入団してます。20歳。これもAntetokounmpo弟と似たような境遇ですね。伸び盛りの時期に1シーズン棒に振ったのが悪い方に影響したのでしょう、ドラフト時点では実力ではNBAクラスに届いていなかった。それでも元McDonald's All Americanかつ名門Kansasが執心というのは相当に名誉かつ将来性の高さを多数に認められた証明でもあり、Two-wayで拾われて、2シーズンのうちにモノになるか、キャラクター的な問題はどうか鋭意観察というところでしょう。
カレッジのスター選手たち、高校時代のエリート選手たちがぎりぎりTwo−way契約でチャンスを待たねばならない狭き門がNBAということなんですね。

日本のYuta Watanabeも数少ない2年のTwo-way契約の選手です。今月誕生日が来てしまったので既に24歳。Two-way2年契約の選手の中では最年長。1年契約(含昨年2年契約を結んだ選手)の選手の年齢を全員チェックしたわけではないのでわかりませんが、そちらも含めても最年長に近いことでしょう。
こちらはPrestonやAntetokounmpoのように将来性を買われての2年契約ではないのは確実。近い立場なのは冒頭に触れたThomas Welshなんでしょうね。Welshはチーム内の状況はどうあれ既にNuggetsに帯同・出場もしているのですが、WatanabeはMemphis Grizzliesから離れてG-Leagueへ。立場的には微妙な感じです。7 feetというはっきりした武器が見えている異能のWelshと、ディフェンスが売り物+NBA選手としては普通の背のWatanabe選手だと、地味だし競争相手も多いでしょうしアピールの面では苦しそうでもあります。じっくり腰を据えてG-Leagueで実力を証明してチャンスを勝ち取っていただきたいです。

そもそもTwo-wayの2年契約は選手にとって不利な契約なのは先日も少し指摘しました。身分の保証は薄いのに次のオフシーズンにNBAの他のチームに評価して貰う機会も失っているという意味で1年契約の選手よりも立場は悪い。オフにスケジュールの合う外国のプロリーグへの参加で腕を磨くこともできません(チームから許可が出れば可能ですが)。
その昔のYuta Tabuse選手のときのようなNBAでの出場が叶う可能性という意味では(それも来季堂々のNBAデビューが見込まれ大きな話題になるであろうRui Hachimuraの前に)WatanabeがTwo−way契約を得たのは良いとして、それが2年である必要はなにもなかったのに、そういう条件がチーム側から提示されたということかと。

Lakersの開幕3連敗 & LeBronフリースロー失敗は大事件か

火曜日の各局のスポーツトークショーの最大のトピックはNBA Los Angles LakersがSan Antonio Spursに延長戦の末敗戦、開幕3連敗となった試合のようです。NFL Monday Night Footballでもなければ今日から開幕のMLB World Seriesでもないんだなあ、と。

私はその試合をライブで見ていなかったので後追いですが、確かに語りたくなる部分の多い試合ではあったようです。レギュレーションの最後にLeBron Jamesのシュートで同点に追いついて延長戦突入。延長戦終盤で6点をリードしながらそのリードを吐き出して敗戦してしまったLakers。その過程でLeBronがフリースローを2本連続で外してしまった。LeBronの過去の同様の場面でのフリースロー成功率が50%程度しかない、という事実。そしてそのフリースロー失敗後のSan AntonioとLakersのそれぞれのラストポゼッションの思想的相違(San Antonioはしっかりチームプレーでスクリーンをかけ、Lakersは6秒残りでLeBronアイソで戦術LeBron)。

そうやって語ると面白いのは確かなので別に良いとも悪いとも思いませんが、長いNBAシーズンでたかだか3連敗したぐらいで大騒ぎするようなことか?とも少々思います。それだけ語られるほどNBAの注目度がかつてなく高いというふうにとるべきでしょうか。

Lakersが敗戦した相手はBlazers, Rockets, Spurs。激戦区の西の好チームを相手に、新チームを結成したばかりのLakersが3つぐらい負けて、そんなこともあるさ、では済まされないのかぁとちょっとした驚きがあります。
LeBronはNBA最高の選手ではありますが、チーム全体の底上げを助けるタイプではない。勝負どころでLeBronのアイソ以外の指示を出したらスネた実績もある。LakersのHCはLeBronと年齢もさほど変わらないLuke Waltonで、Lukeの選手としての実績はLeBronの足下にも及ばない。シーズン冒頭からLeBron以外のオプションを指示できる立場なのか。
そんなこんなは82試合の長いシーズンの中でおいおい片付けていけば良いことのようにも思えますが、それを一大事のように取り上げるスポーツトークショー。きっとNBAネタ、LeBronネタで煽るのが一番トークショー的には美味しいってことなんでしょう。

NBAの土曜日侵攻

たぶん今年が初めてだと思うのですが、明日土曜日夜にESPNでNBA Houston Rockets@Los Angeles Lakers戦の放送があります。例年この時期の土曜日はESPN系列の各局はカレッジフットボールで埋め尽くされるようなスケジュールを組んでくるものですが、そこへポツンとNBA放送が入っているんですね。LeBron Jamesのホームデビュー戦。優勝候補の一角Rocketsを迎え撃つという好カードです。これを土曜日夜にESPNが放送するのか、というのはちょっとしたショックですね。長年土曜日のESPN系列はカレッジフットボールの牙城だったはずなのに、NBAにその放映枠を明け渡したか、と。
西の試合なので東部時間帯で言うとプライムタイムではなく遅い時刻の枠ですが、それにしても。

NBAがシーズン開幕を早めて意図的にMLBのポストシーズンにスケジュールをかぶせてきたという話題は既に何度か当ブログでは取り上げていますが、NBAが侵攻しようとしているのはMLBポストシーズンの時期だけでなく、アメスポ第2位ジャンルであるカレッジフットボールの本拠・土曜のESPNの枠にも挑戦というわけでしょうか。とても意欲的な話だと思います。NBAは本気でアメスポ単独第2の座を狙っている感じがします。

これ、カレッジフットボールの側にも問題があるんですよね。4校参加のプレーオフ制を導入したせいでレギュラーシーズンの緊張感が大きく損なわれている。有力校同士の試合があっても、負けたチームもランクがあまり下がらないということにしたため、好カードは増えたものの、その勝ち負けにファンはさほど興奮する必要がなくなってしまいました。負けても1敗2敗ならまだプレーオフ進出できるから。
BCS時代(2校での優勝戦)なら1敗したらそれがどういう形でももう全米優勝争いからは大きく後退だったのとは様変わりしてます。好調を維持していたのにある週に弱小校に足下をすくわれて全米制覇の夢が潰えた学校は過去数知れずだったのが、昨今は1つぐらい弱いところにポカ負けしても楽々プレーオフに到達してしまう学校が出ている(昨季のClemsonが例)。毎週毎週一つも負けられない、というあのカレッジフットボールの特殊な緊張感が失われてしまった。プレーオフ制との引き換えでレギュラーシーズンの価値が低下したのは明らかです。
それが今回のNBAの土曜日侵攻を許してしまった遠因だと思われるんですがどうでしょうか。

1-and-doneへのNBAのアプローチ

NBAが高校からカレッジを通さずに直接下部リーグのG-Leagueにプロとして加入する道を開くと発表しています。これはかなりいろいろな切り口がある問題ですので、切り分けて論じてみたいと思います。

現行ルール下では、NBAドラフトへは高校卒業時から1年を経た選手のみエントリーできることになっています。その1年間は何をしていても良く、カレッジに行ってプレーしている必要はないのですが、現実的にはほとんどの超高校級のエリート選手はカレッジの有力校に進んで1シーズンのみプレーした後にNBAドラフトにエントリーする道を選んでおり、このルートを1-and-doneと呼んでいます。

1-and-doneの功罪は様々あります。エリート校では毎年常に18歳19歳の高校出たてのNBAスターの原石選手が一年間だけのカレッジバスケシーズンを戦います。それよりも一段下がるレベルの有力校は1-and-doneには届かなかった上級生を揃えてエリート校と対抗することができてMarch Madenssでは拮抗した戦いが繰り広げられて、様々なドラマが展開します。
またカレッジシーズンがNBAの来るドラフトの品評会と化している。これも功罪あって、良い面はNBAドラフトにエントリーしてくる面々がカレッジでの活躍で多くのスポーツファンにおなじみとなり、NBAドラフトが大いに盛り上がる。悪い面はスター候補生がドラフトへのデモンストレーションで目立ちたいのでチームプレーの熟成ができない場合がある。ここまではコート上の話です。

ここからが話がややこしくなるので適当に端折って話を進めますが、1-and-doneでNBAドラフト前から既にスターになるような選手には企業やエージェントが張り付いて裏金を渡して将来NBAスターになったときの契約を取ろうと群がっているという大きな問題があります。この問題は昨シーズンArizonaがFBIの標的になって現在も捜査が進行中です。
問題の基本線はNikeやAdidasが高校生選手に裏金を渡してそれぞれの企業がユニフォームを提供している学校へ勧誘するのです。これはNCAAルール違反でバレれば当該選手はカレッジでの活動ができなくなりますが、最初から1シーズンのみプレーするつもりの有力選手にはほとんど罰則はないに等しい。カネの流れを解明して結論を出したとしても当の本人はその頃にはもう学校にはいないのですから。またプロになったときに代理人契約を結ぶことを前提に代理人が高校生の時点で接触して前金を渡しているともされます。

この問題の解明には連邦政府=FBIまで乗り出しており、FBIが動くのであればこの問題はかなり常態化して悪質になっていると推察できます。
Nike陣営は有望高校生を自陣営のKentuckyやDukeに入れようと裏金を使って誘導する。Adidasも同じで選手をKansasやLouisvilleに勧誘する。それぞれユニフォーム契約で抑えている学校に有力選手を誘うわけです。「ユニフォーム契約でDuke→Nike」とカネが流れ、「裏金でNike→高校リクルート生」「リクルート生はNike陣営の学校へ入学」という仕組みになっている、とされます。つい昨日もニューヨーク州での訴訟でKansasのHC Bill SelfからAdidasにリクルート生へカネを流すように要請があった、という証言が飛び出したばかりですからこれかも延焼必至。これらの行為は全てNCAAのルール違反です。でも証明は難しい。アメリカは国民背番号制が定着しているので表のカネの流れは簡単に証明可能ですが、キャッシュなら足はつきにくいし、さらにBitCoinなど仮想通貨を使ってロンダリングされたらお手上げです。(マネーロンダリングは連邦犯罪で重罪ですからリスキーな行為ですが)

そういうクロな状況が常態化してFBIまで出てきてメスが入ろうとしているカレッジバスケの闇に対して、NBAが出したひとつの解決策が今回のG-League開放ということなんでしょうね。ドラフトの高卒後1年の縛りはやめないが、超高校級の選手(ほぼ裏金を貰ってカレッジに進んでいる選手たちと同意語なのでしょう)に限ってはG-League入りを認めて、一律$125,000を支払うというのです。公表されたクリーンなカネです。金額的にはエリートクラスの選手への裏金よりは安いのですが、クリーンなカネなのでおおっぴらに使える。G-League選手となった後なら企業からの紐付けも裏金ではなく、マイナーリーグのプロ選手へのスポンサー契約として正当な経済活動として行える。バスケ界の浄化という意味で悪くない。

NBA自身にとってもメリットがありそうです。翌年のドラフトの目玉選手が手持ちのG-Leagueの選手になることでG-Leagueの興行価値が格段に向上することが予想できるからです。一律$125,000ですから、もし10人そのような選手をG-Leagueに取り込めたとして$1.25 million、NBAにとっては最低給の選手一人分のコストでしかありません。その程度の金額なら、例えば今年ならDukeに進学したZion WilliamsonがG-Leagueにフル出場することで動員を増やせる入場料や広告料のアップも見込め、それだけでもペイする可能性がある。現在は基本的にNBA TV(手持ちのTV局)でしか放映のないG-Leagueの放映権をどこかに売れれば即座に儲けの域に入りそうです。最初から1年きりの在籍なので毎年新しい顔が入ってくるだけでその部分の人件費が上昇するわけでもないでしょう。G-Leagueの放映権がうまく売れるようならば20人でも30人でも楽に抱えられることでしょう。
そうなってくるとG-LeagueがMiLBのように独自で利益を出せるマイナーリーグに育つこともありえそうです。


Two-way契約ルーキーが開幕戦から活躍

The Jumpでおもしろいネタをやっていました。NBA New York Knicksの開幕戦で、Knicksが試合開始からまったくシュートが入らない。9本連続で外してその時点でフィールドゴールゼロ。そこでタイムアウトが入って、会場内では余興でファンがハーフコートからシュートを打った。入るとなにがしかの賞金なり賞品がもらえるという、よくある余興ですが、なんとこれが入ってしまったようです。Knicksが0/9なのにファンがハーフコートから。選手たちにとっては恥です。
それで奮起したのかどうか試合はKnicksがまくって126-107でAtlanta Hawksに快勝しています。

その開幕戦でKnicksはTwo−way契約の新人がデビュー。Allonzo Trierが豪快なスラムダンクも含めて15得点4リバウンド2ブロック。このTrier、カレッジではArizonaでドラ1De'Andre Aytonのチームメイトとして活躍後、ドラフト入りを宣言。しかしドラフトでは指名されずドラフト外。Knicksと契約してSummer Leagueに臨み活躍。そのままTwo-way契約のままロースター入りして開幕を迎えた選手。

Two−way契約はNBAでは昨年から始まった制度(先駆はNHL)で、大雑把に言えばNBAチームの配下のマイナーリーグ契約のままでNBAの試合にも一定試合出場できるという契約。事実上のロースター拡大でもあり、NBAチーム側からすると低コストでの選手囲い込みできる制度でもあります。ロースターの当落線上にあった選手にとっては一応の待遇と地位保全を得ながらNBA昇格の機会を伺う機会を提供するものでもあります。身分の保証は薄く、チームから見て期待はずれなら契約は廃棄可能、即座に他の選手と入れ替えを喰います(これはロースター下位の選手も同じですが)。実際Summer LeagueからNBA開幕の間にTwo−way契約を一時的に結びながら解雇された選手は既に何人もいるわけです。
そういう契約で入ったこのAllonzo Trier。Summer Leagueでも光るところを見せた後にこのNBA開幕戦で起用されていきなりの活躍となったことに。こういう内容でもKnicksはNBA最低給を支払ってTrierを最大45日間まで(その日数まで昇降格自由)キープできます。こんな内容の試合が続けば(さすがにそこまで甘くないとは思いますが)その日数制限が来る前にTrierと新たにNBA契約を結ぶことになりますが、期限が来るまではKnicksの方は最低給で使えることになります。期限が切れたあともKnicksが望めば本契約を結ばずにG-Leagueに塩漬けにしておくことも可能です。選手の側から一方的に契約を破棄はできません。チーム側から言うとTwo−way契約の選手をNBA本契約に変える前に別の誰かを解雇する必要もあり、Knicksの他のベンチ選手はいきなり尻に火が着いたということでもあります。

全体としてはアメリカのバスケの人材の層の厚さを感じる話ですね。Arizonaはカレッジバスケでは西の名門で、そこのNo.2の選手でもNBAドラフトにはかからない。しかし有力校で主力だった選手たちのポテンシャルは高い。弾けるような運動能力を示してNBA選手たちを相手に開幕戦から活躍する。夢があります。既に開幕戦でリーグ全体で5人のドラフト外新人が出場を果たしています。カレッジバスケの層が厚い、レベルも高いからこういうことも起こるということでしょうね。

MLBが快勝か NBAとMLBの直接対決

昨夜のケーブル番組の視聴率速報値が出てます。MLBのポストシーズンとNBA開幕戦が直接対決となった視聴率競争ではコア世代(18-49歳)でNBAが僅かに上回ったもののほぼ互角、全年齢対象ではMLBが倍近い視聴者数を獲得して快勝と言って良い結果になったかと思います。さすがにまだまだMLBの視聴者獲得実力は侮れないという結果になったと言えそうです。

尚、NBAとMLBに重なる時間帯にプロレスWWEの定時放送Smack Downも放送されており、こちらは他はどこ吹く風の安定の数字でNBA/MLBの計4試合のすぐ後ろに付けました。非スポーツの番組のトップのほぼ倍の視聴者を獲得、安定した実力でNBA/MLBとともに同夜の視聴率トップグループを形成しています。
また同じ時間にはサッカー男子米代表の試合(ペルー戦)がESPN2で放送されましたが、そちらは視聴率ランク外で視聴者獲得では蚊帳の外。こちらもサッカーのスポーツファンへの訴求力の現状からするとほぼ実力通りかと思います。まだまだサッカーがメジャースポーツと同じ土俵で比較されうるような時代は先のことなのを示しています。

NBA開幕戦 Gordon Hayward復帰戦

小ネタです。NBAのシーズン開幕戦。東の本命とされるBoston CelticsがPhiladelphia 76ersを迎え撃って、快勝してます。開幕戦、正直両軍とも冴えない内容でしたが要所を締めたBostonの勝利。昨年、FAでBostonに移籍してきながら開幕戦でシーズンエンドの重傷を負ったGordon Haywardの復帰戦でもあります。10得点5リバウンド。出場時間の制限を試合前から予告されていた中での成績です。負傷以来丸一年後の今になってもまだ出場時間制限ありでの出場というのをどうとるか。ここ最近のNBAは本命チームとその他のチームの力の差が大きく、本命チームはレギュラーシーズンをプレーオフまで大過なく過ごす期間であるかのように振る舞うことが多くなっており、今季東の本命であるBostonもその線でHaywardに負担をかけるつもりはさらさらない、という意味の時間制限ということか。
東で対抗の一角である76ersを相手ではありましたが、82試合のうちのただの1試合という感じでしょうか。

今季からの新ルールで、選手はチームカラー以外の色を使ったシューズの着用が認められてます。新ルールを楽しむように各選手がカラフルなシューズで登場してます。NBAの選手着用シューズ観察専門サイトというのも以前から存在しているんですが、この分では今年はそのサイトは大繁盛になるんじゃないでしょうか。

Golden State Warriorsのリングセレモニーも見ました。4年間で3度優勝。メンバーの多くは複数リングゲットで余裕のセレモニーです。そして今季も絶対本命とされてのスタート。どういうシーズンになりますか。
昨季からのメンバー変更でJaVale McGee、Nick Young、Zaza Pachulia、Patrick McCawがリングセレモニー不参加。McGeeはLos Angeles Lakersに移籍、プレーシーズンで大活躍中。PachuliaはDetroit Pistonsへ移籍、それぞれ@Golden Stateの試合でOracle Arenaにやってくるときにリングを受け取ることになるんでしょう。Nich Youngは現在無所属のようですが、なぜ今日来なかったんですかね?
若手のMcCawはチームからクオリファイングオファーを受けながら契約をせずゴネている最中なので顔を出しにくかったか。McCawはそのリーチの長さで2016−17シーズンのFinalsでKyrie Irvingに張り付いてその役目を果たした選手。昨季はIrvingはFinalsの相手であったCleveland Cavaliersから出ていっていませんでしたが、今季は東の本命Bostonのエースとして再びFinalsで顔を合わせる可能性があり、その一芸のためにWarriorsはMcCawを残したいと思っているのか、未だにオファーを取り下げていません。

NBA開幕 スケジュールの重なるMLBポストシーズン

NBAが今夜開幕です。放映はTNTで、8PMからPhiladelphia 76ers@Boston Celtics、10:30PMからOklahoma City Thunder@Golden State Warriors。それぞれ東西のカンファレンス優勝チームが地元で開幕。Golden Stateの方は優勝旗掲揚・リング贈呈セレモニー付きですが、それはこのスケジュールだと放送に入らないか。Thunderは9月に膝にメスを入れたRussell Westbrookは開幕戦には出場しない予定です。

NBAがシーズン開幕を前倒しにしてきたことでスケジュールがMLBのポストシーズンと正面衝突となってます。TNTの系列姉妹局であるTBSで放送されるALCSは視聴者の共食いを避けるためでしょう、東部時間5PMの試合開始予定。現地のHoustonだと4PM試合開始で、MLBポストシーズンの側がNBAの開幕戦を避ける形に。この辺に両リーグの力関係の逆転を感じざるを得ません。
5PMに試合開始としてポストシーズンが3時間以内に終了することはまったく期待できないのでほぼ確実にALCSの終盤はNBA開幕に重なることになりそうです。

NLCS第4戦の方はFS1で放送予定。試合開始は9PM(LA現地6PM)を予定。つまりNBA中継と丸かぶりの裏番組となります。試合の重要性ではMLBのポストシーズンの方が遥かに大事な試合ですが、どんな視聴率競争の結果になるか。

NBAプレシーズン in Vegas

NBAのシーズン開幕も間近、プレシーズンの試合が各地で行われています。Los Angeles LakersとGolden State Warriorsという人気チーム同士のプレミアムカードがLas Vegasで行われ、ESPNで放映になっていました。西の試合なので東部時間帯のスポーツファンには少々見にくい時刻の試合開始でしたが。
プレシーズンということで試合内容は特に語るべきところはありません。ガーベージタイムになってもLance Stephensが出場していて(させられていて?)Stephensの今季の起用法が少し気になったぐらい。レギュラーローテに見込まれていないのかな?と。

Warriorsは先週も@Seattleの試合(対Sacramento Kings)に駆り出されてました。NBAがSeattleに再進出したい意向を持っているのは確実で、試合会場では旧Seattle Supersonicsのドラフト指名選手としてSeattleで1年プレーした経験を持つKevin Durantがマイクで観客に語りかけてSeattleへのNBAの帰還を煽りました。Durant本人にはさして意味のある行為とは言えないなかわざわざマイクを握ったのはNBA本体からの有償での依頼でもあったんでしょうね。
Seattleでは既に決定しているNHLの新チームのためにSonicsの旧ホームでもあったこの日の会場でもあったKey Arenaを解体・同地に新アリーナを建設することが決まっています。Sacramento KingsはSeattleまたはLas VegasにNBAがチームを移転する場合の候補チームでもあります。NBAの経営陣による無駄のない非NBA都市へのプロモーション活動と言えましょう。

VegasもNBAにとっては有力な拡張先。以前からオールスター戦を開催。最近はSummer LeagueもLas Vegas開催として存在感を発揮。
NBA側から見て誤算があったとすると昨年から同市に進出したNHL Vegas Golden Knightsの大成功でしょう。同市初のメジャースポーツチームとして進出、立ち上げのプロモーションに成功した上に、氷上でもシーズン開幕から勝ちまくったGolden Knights。初年度にStanley Cup Finalまで到達するという期待を遥かに超えた成績を残して、プレーオフの最中のパブリックビューイングなどでも市内を大いに賑わせました。プロチームがなかった街にとっては大きな変化です。がっちり顧客を掴んで5月の時点で既に2018-19年シーズンのシーズンチケットが完売したとか。
同市には2019年シーズンからNFL Oakland Raidersが転入してくることが決定してます。リーグの人気の差で言えばNFLとNHLの差は大きく、先行してVegas進出したNHLにとってはNFLがやってくる前になんとか人気を確立しておきたかったわけですが、見事に初年度に達成したとこになります。

NBA視点で言うとオールスター戦をVegas開催するなど唾つけはNHLよりも早く始めたものの、リーグ拡張をためらっている間にNHLはさっさと新チーム結成・参入して人気を固め、続いてRaidersもVegasにやってくる、と後手に回ったことに。
NBAが拡張に慎重だったのは現在あまりにもNBAのビジネスが好調で既存のオーナーが新規オーナーを募ることに消極的だったせいでもあります。それぞれのオーナーは現存のチームの資産価値が増えることの方が拡張して新チームを作るよりも儲かると判断できてしまったからでしょうね。
現在のNBAの勢いなら各地でNHLの後追いになっても十分集客・ファンの支持は獲得はできるとも想像できますが、どうなるか。
記事検索
最新コメント
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
メッセージ

名前
メール
本文