アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NBA/Basketball

Kyrie Irvingが自軍に1-on-1を止められる

木曜夜、NFLの全国放送のある夜ですがNBA放送も堂々その夜に全国放送をしています。Golden State Worriors@Boston Celticsの東西の首位・優勝候補による一戦。結果は92-88、一時点では17点差をつけられたホームのCelticsが逆転競り勝ち。88得点はWarriors今季最低得点。Celticsは14連勝。開幕戦にGordon Haywardがシーズン終了のケガで欠場していますがまったくその穴を感じさせません。

おもしろかったのは同点最終盤の局面。Celticsに今季からやってきたKyrie Irvingがボールを持ってチームメイトにアイソレーションプレーをするからそこどけ、と指示した場面で、Boston側がタイムアウト。Irvingは素晴らしい選手で勝負所でのアイソ1-on-1の能力ならNBA屈指の選手であることは間違いないです。LeBronの脇役はもうたくさんだと言ってCleveland Cavaliersをこのオフシーズンに退団、移籍。Clevelandで好き放題1-on-1をやってボールを持ったらまず離さないプレースタイルだったIrvingですが、Bostonに来てからは抑制あるプレーぶり。それが心から自主的にそうしているわけではないのは想像が付きました。Boston HC Brad Stevensがこんこんと諭して手綱しめているんだろうなあとは思っていましたが、この日はまさにここからKyrieが行くぞとアイソ状態になった途端にタイムアウトというところでウケてしまいました。Brad StevensはそこまでIrvingの独走プレーを嫌がっていたのか、と。

StevensがBostonへ来てからの戦績、チームの成長はまったく文句の付けようがありません。毎年勝利数を伸ばし昨季はClevelandも押さえて東1位でレギュラーシーズン終了。Stevensが来た当時はCelticsはファイアーセールを行って古株のスター選手を全放出したばかり、誰もいない状態で始めたチームです。初年度二年目辺りはかなり負けがこんでも仕方ないと思われたチームをプレーオフまで連れて行き、その後も地味な選手たちを鍛えこんで勝つ。カレッジ時代にマイナー校Butlerでやってのけていたのをプロでも見事再現。そして満を持して今オフにFA・トレードでオールスター級選手を獲得。今年こそはCelticsにとっては勝負の年…のはずが前述のGordon Haywardの開幕戦でのケガで出鼻を挫かれた。ところがその後もCelticsは勝ちまくりこの日は大本命Warriorsのオフェンスを抑え込んで14連勝。文句の付けようがないです。

そういうStevens HC。組織内でも絶大な信頼を得ているはず。それはエース・スターとしてやってきたKyrie Irvingとの力関係でも明瞭にStevensが上ということなんでしょうね。Kyrieがさあ行くぞというタイミングでタイムアウトかけて、改めてプレー指示を出せるという。同じような場面で例えばClevelandでHCがLeBronを止められますか?止められないし、止めたらスターから疎まれてその後のチームの掌握自体に響いたでしょう。

内心は夕べのKyrieはおもしろくなかったかもしれませんが、とにかく勝ってるのでいまはこれで良いのでしょう。またプレーオフの一発勝負の試合ならStevensも判断が異なりKyrieのその凄まじい1-on-1の能力に賭けたかもしれません。プレーオフの頃にまた必ずこういう場面がやってくるでしょうからそのときが楽しみです。

LeBron様の前では口を慎むこと

LeBron Jamesの57得点の爆発、Cleveland CavaliersがWashington Wizardsに130-122で快勝、Cavsの4連敗を止めてます。

この試合前にWizardsの選手達がTVインタビューで「ウチが東では一番強い」とまあ余計なことを言ったのがLeBron様の気に障ったようです。そもそもの話がこの試合前の時点でClevelandは3勝5敗、Washingtonは4勝3敗。どっちも大した成績ではない。どうでも良いことを4勝3敗ぐらいで言ったもんです。

LeBronは以前にもこんなことがありました。二年ほど前だったかと思いますがToronto Raptors(だったと思います)の誰かが試合後のインタビューLeBronを「NBAで2番目か3番目に良い選手」だとか言ってしまい、LeBronの試合での怒りの大爆発を怖れたRaptorsのHCその他がマスコミ向けに「いやーLeBronさんはさいこーですわ」と太鼓持ち発言をしていたことがありました。今日のWashingtonにはそういう怒りの緩和策を打つ暇はないまま試合突入。結果は57得点。

ペイントエリアでポストアップを多用してみたり得点が多いだけでなくLeBron新境地のようなプレーぶりでもありました。

NBA序盤の実験モード?

例年ですとMLBの終了と入れ替わりで始めるNBA。今季は既に各チームが7~9試合を消化済み。

そしてその序盤戦に妙なトレンドが発生しています。昨季のチャンピオンであるGolden Stateがここまで5勝3敗。三年連続WarriorsとFinalsを争ったCleveland Cavaliersが3勝5敗。西でWarriorsの連覇の壁になるはずのSan Antonio SpursとOklahoma City Thunderが4勝3敗。Spursは開幕から4連勝で、同チームにとって史上初の開幕5連勝を目指していた(長年強豪であるSpursが開幕5連勝をしたことがなかったことが驚きですが)試合で惨敗して以来3連敗。今年の優勝候補ではBoston Celticsが6勝2敗で東の1位タイ、Houston Rocketsが6勝3敗で西の2位なのがまずまずですが、他はなんだか知らないけど序盤からモタモタしてんなーという展開になってます。

長いシーズン。そしてプレーオフに入って本気モードでギアを入れ換えてくれば結局強いところが勝ち抜くんじゃないか、とは思うもののなんだか変な序盤です。

ClevelandはKyrie Irvingが抜けた後の先発が定まらず実験状態。Kyrieの代わりに獲ったIsaiah Thomasがプレーできるようになるのが年明け頃とされまだフルメンバーではない。そうこうあるのでこんなものなのかもしれませんが、それよりも冴えないのはWarriorsの方ですね。昨年の優勝チームのメンバーがほとんど全員揃っていて早くも3敗。これ、エースStephen Curryが一試合出場停止を免れた(マウスピースを審判に投げつけ)のも含めて5勝3敗は過去のシーズンと比較して明らかなスロースタート。人気者のCurryだからあんなことをしても出場停止を受けなかった、と非難されてます。Darymond Greenも早々に退場試合あり。強さは証明済みのメンバーでのシーズン。大本命として誰もが推すWarriorsですが、さすがにちょっとたるみ過ぎではないかという気もします。

そういう状況での本日のWarriors@Spurs戦。なんというかここまでの戦績通りの冴えない試合でした。Kawhi Leonard欠場中のSpursはエースがいないなりに奮戦して前半リードを奪う。Warriors Kevin Durantが序盤まったくシュートが入らず。後半はWarriorsが普通に戦って普通に逆転して…というようななんともこう…緊張感のない試合でがっかりでした。

まあNBAに限らず、プレーオフの時期に向けて調子を合わせるべく調整するのがレギュラーシーズン、というような戦い方をするチームが出てくるのは仕方ないですが、以前はこれほどひどくなかったろう、と思うんですけどね。気のせいですか?

NBA開幕戦の日の視聴率速報

火曜日のNBA開幕戦をMLBのプレーオフにぶつけてきた日の視聴者数・率の速報値が出てます。
http://tvbythenumbers.zap2it.com/daily-ratings/tuesday-cable-ratings-october-17-2017/

全年齢での視聴者数ではNLCSが健闘(Darvish登板試合)当日のナンバーワンの視聴者数を獲得。しかしコア年齢層=18歳~49歳ではNBAのダブルヘッダー二試合がともにNLCSを上回ったという結果に。Astros@YankeesのALCSの方は夕方試合開始という不利な時刻にも関わらず全年齢での視聴者数ではこの日の3位を確保(=NBA第二試合のWarriorsの試合より多い)。さすがにYankees、試合の後半部分はNBAの開幕戦をぶつけられたんでかなり削られるかと思いましたが、まずまず立派な数字を残したと言えましょう。全体としては互角、私が個人的に予想していたのよりはMLB側が健闘したというイメージです。


尚、前夜月曜夜はこんな感じでした。NFLの全国放送Monday Night Footballの真裏で1.3%のコア年齢層の視聴率を維持。翌日のALCSは1.2%でしたから安定の数字。NFLの裏でもNBAの裏でもこの1.2%は完全に掴んでるという感じですか。
http://tvbythenumbers.zap2it.com/daily-ratings/monday-cable-ratings-october-16-2017/

ケガ人続出の開幕戦

NBAの開幕戦二試合見ました。一部MLB ALCSのYankeesの大逆転に気を取られて(こちらも良かったです)見ていなかった部分もあるんですが、二試合とも大接戦。後述するHouston Rocketsの気合いの入りっぷりなどはこれはプレーオフかというぐらいの勢いで、開幕から良いものを見せてもらったという感じでした。

ただ残念だったのはケガが嵩んだこと。一番大きなケガはBoston CelticsのGordon Haywardの足首脱臼+骨折。TVがその場面を再放送するのをためらっていたほどぐしゃっと行ったようです(様ですというのは前述の通りYankeesの方を見ていた際に事故が起こったので)。遠景からの事故の場面を再生する前にも「グロいですから見たくない方はここから暫く見ないでください(意訳)」と警告して再生していたほど。それ以外にも第二戦のWarriorsのDraymond Greenが負傷退場。LeBron Jamesは試合前から足首の調子が悪いということで今日の試合は出場時間を絞りそうと言われていたし(結局は最後まで出ましたが)、HoustonのChris Paulも本調子でなく勝負所で出場せず。WarriorsはAndre Iguodalaが欠場(試合前の優勝リング授与式にはもちろん出席)。せっかくのシーズンスター選手たちがいなくなるのはもったいない話です。HaywardはCeltics移籍いきなりのケガ。診断は今夜Bostonに戻ってからですがいきなりシーズン欠場の可能性が高そうな感じです。

試合の方は二試合とも接戦。Boston@ClevelandはClevelandが一時点で18点リード、第二試合のHouston@Golden StateもWarriorsが17点リードとホームチームが振り切りそうな場面もあったのがビジターが踏ん張って好試合に。Bostonが最後3点差を追ってのポジション、リバウンドがKyrie Irvingのところに来て、Kyrieがブザービーターで同点3ポイントシュート!ガードしてるのはなんとLeBron James!というなんというか偶然のシーンにしては出来過ぎのラスト。シュートは外れてClevelandが逃げ切り。その場でLeBronとKyrieは抱擁を交わしてわだかまりはないという感じでのエンディングとなりました。観客からはIrvingにはボールを持つ度ブーイングがされてましたけれど、選手達は気にしていないようでしたね。

第二試合の方も最後の最後までわからない試合。Kevin Durantのブザービーターで逆転勝利かと思われたのが僅かに時間切れで最後のバスケットは無効、Houstonの勝利となってます。Houstonは48分間丸々全部を8人で戦いきってます。カレッジバスケかよ、という。この試合は両チームの脇役陣が活躍して意外な試合になってます。Golden Stateのハイスコアはなんと新加入Nick Youngの23得点。Swaggy Pがいきなり3ポインターを連発で叩き込んでます。Houstonの方ではハイスコアこそエースJames Hardinの27点でしたが、ベンチから出場の3人(Eric Gordon、P.J. Tucker、Luc Mbah a Moute)が合計58点を叩き出し、試合最終盤も彼らが出場して猛烈な追い上げを支えました。これ、Houston版のスモールラインナップです。前の記事にも書きましたがCleveland CavaliersもスモールラインナップでWarriorsのDeath Lineupへの対抗を考えている。Oklahoma City ThunderもCarmelo Anthonyを5番にしたスモールラインナップを練ってくるでしょうし、それに先駆けてHoustonが新スモールラインナップでWarriorsを仕留めたことに。WarriorsはGreenとIguodalaと二人もDeath Lineupから抜けての布陣だったしDurantが目立たない試合だったので双方フルメンバーならどうなるかはわからないですが、いくらWarriorsが最強だと言っても強い所はそう簡単には勝たせてくれないということでしょう。昨季のHoustonとは違うというのが垣間見えたのは良かったです。

尚、Warriorsの方では二年目のPatrick McCawが一番最初の選手交代で出てきたのに少しびっくりしました。昨季のFinalsで急遽Irving専用のディフェンダーとして起用された選手ですが、Warriors内で期待されてるのかなと思いました。


NBA開幕

今夜NBAが開幕します。Boston Celtics@Cleveland Cavaliers、Houston Rockets@Golden State Warriorsの二試合が開幕戦。過去三シーズンの東西のファイナリストがそれぞれ四年連続のFinalsを目指してスタート。昨年圧勝でプレーオフを制したGolden Stateは昨季の主力選手を全員維持、シューターを加えて昨季以上に強いと目されます。ClevelandはKyrie Irvingが志願してClevelandから離脱、トレード。Clevelandの方はKyrieと交換で得たIsaiah Thomasは年始辺りまでプレーできませんが、Miami Heat時代の盟友Dwyane Wadeと、元MVP Derrick Roseが加入。なんでもKevin Loveをセンターにして、Love/LeBron/Wade/Rose/Thomasというオールスタースモールラインアップを構想してキャンプを過ごしていた模様。目的はただ一つ、Golden StateのDeath Lineupと呼ばれるスモールチームに対抗することだけでしょう。Thomasが復帰するのが先の事なのでCavsのスモールラインナップがどう機能するのか、レギュラーシーズンの数少ないWarriorsとの対戦時にそれを披露してくれるのかどうか今から気になるところです。

Kyrieがいきなり敵チームのメンバーとしてClevelandに帰還するのも今夜の見所。LeBronの二番手じゃ嫌だと言って出て行ったKyrieですから今夜のCleveland帰還には期するものあるはずで、どんな爆発が見られるか。LeBron JamesはLeBronでただKyrieに目立たせる気はさらさらないはずでこちらも開幕戦からエンジン全開のプレーが見られそうで期待してます。


NBAの開幕時は従来MLBのWorld Seriesの時期でした。7戦制のWorld Seriesがだいたい5~6戦で終わると想定して6戦目7戦目辺りに開幕戦をもってきたものです。World Seriesがもつれると重なるけれど、基本的にはMLBが終わるとNBAが始まるというシーズン構成だったのです。

それが今年はまだMLBがALCS/NLCSのたけなわのこのタイミングで開幕。それも東西のNBAの最強チームがコンテンダーを迎え撃つ強力カードで。MLBの方は、今日はALCSは夕方試合開始なのであまり時間は重なりませんが、NLCS Los Angeles Dodgers@Chicago Cubsの方はモロにNBAの開幕戦の裏番組となり視聴者争奪ではっきりと影響を受けるはずです。

夏のNBAサマーリーグが地味にMLBの注目を奪っているということを過去に書きましたが、ここ10月のMLBの最大のかき入れ時のプレーオフに真正面からNBAが挑戦してきた今シーズン開幕戦。先日から述べているNBAとMLBのアメスポ2位争いにNBA側が自信を持って開幕戦をぶつけてきたと言えるわけで、長い目で見ると今季がNBAとMLBの2位争いの分岐点になるのかもしれません。

MeloのD-Wade勧誘

他の話をしてみたいと思います。月曜日はNBAのキャンプ入りの日で各チームで選手達がメディア対応を義務づけられており、折も折、国歌起立問題が荒れていたのもあってスター選手たちがその話題に言及したわけですが、他の話題も質疑がありました。一番おもしろかったのはOklahoma City Thunderに急遽移籍したCarmelo Anthonyの記者会見だったでしょうか。金曜日にNew York Knicksから移籍が決まったと報道があり、実際にはこの記者会見の月曜日の前日だかに契約が正式に整ってOklahomaにやってきたばかり。曰く「急に全部決めなくちゃいけなくて大変だったよ」とのこと。金曜日のトレード報道の週前半までMeloはHouston Rocketsが意中の移籍先としてしていました。Meloの契約にはトレード拒否条項があるのでKnicksはMeloの意向を無視してトレードすることはできません。Meloが行っても良いというチームとの間でトレードが整った場合にMeloが自らトレード拒否条項を放棄するという手順でしかトレードは成立しない形。でどうもHoustonとKnicksの間では条件が合わず。手詰まりになったところでMeloが他にCleveland CavaliersかOklahoma City Thunder行きもOKとKicksに行き先の条件緩和して一気に話がまとまったようです。

先にFAでThunder入りが決まっていたPaul George、MVP Russell WestbrookとAll-NBA級メンバーを3人揃えたことに。Paul GeorgeのThunderユニフォーム姿がすごく似合ってましたね。初めて見る感じではない。西で王者Golden State Warriorsを脅かす存在になったと言えるでしょう。特にWarriorsの得意とするスモールラインアップに相対したときに、Warriorsの攻守キモであるDraymond GreenにCarmelo Anthonyが相対するのは期待が持てます。Paul GeorgeとKlay Thompsonの対決も甲乙付けがたいでしょうし、スターターだけ見れば(=プレーオフで勝負のかかった大事な場面では)Thunderは怖いはず。Meloの加入が遅れ、Meloの代わりにKanterなど出て行った選手もいますのでシーズン開幕当初はチームとしての完成度は低いでしょうがプレーオフの時期までにはきっとすごいチームになっていると期待したいです。開幕戦はKnicksと。うまくできてます。

Meloは他にも記者会見でいろいろ話していて、FAになった盟友Dwyane Wadeを公開勧誘。「Come on D来いよ」とオフシーズンの仲良しさんに呼びかけ。たぶんWadeはCleveland Cavaliers行きになりそうですが、Cavsに行ってもThunderに行ってもどちらのチームもかなりの戦力補強になりそう。シューティングカードポジションは今NBAでは一番弱いポジションですよね。

Meloが記者会見で「それが一番大事な質問だ」と言って答えていたのがプエルトリコの復旧問題。大統領がNFL起立問題なんかに首突っ込んでるけど、それよりハリケーンでの被害で今もほぼ島内全域が停電状態のプエルトリコへの国家支援をして欲しいと要請して声を挙げていました。NBAのベテランスターはメディアの使い方対応がうまいですね。これが効いたのかどうか、その後各所からより多くのプエルトリコ支援の報道が出るようになってきました。翌日=今日になって大統領もプエルトリコ訪問に初言及。なにせ通信網もずたずたということでプエルトリコの被害状況すら本土にはうまく伝わってないんですね。プエルトリコは大統領選挙権などがないですからこういうときに弱いというのもありそう。

LeBron、アメリカの分断を語る

つい先ほどLeBron Jamesの記者会見が終わりました。熱いコメントで強いメッセージを発していましたね。

個人的には過去のLeBronの発言はしばしば軽いことが多いように感じ批判的に聞くことが多かったのですが、今日のメッセージは力強く、考慮深い発言でとてもよかったかと思います。いくつもポイントはあったのですが、この先切り取って一番取り上げられるのは「あの男(トランプ)はスポーツを人々を分断するための道具にするべきじゃない」というところでしょうか。LeBronはトランプを大統領とも名前で呼ぶことも拒否して会見中あの男That guyと呼び続けました。

興味深く変わった発言となったのはCleveland Cavaliersの地元であるオハイオ州の投票者についての部分でしょうか。オハイオ州は大統領選挙ではSwing Stateと呼ばれます。オハイオやフロリダなどは大統領選挙での選挙人の数が多くなおかつ二大政党の勢力が拮抗しており毎回どちらに転ぶかわからない州。特にオハイオ州は1964年以来、全ての大統領選挙でオハイオで勝った候補が大統領選挙全体も勝利しているというリトマス試験紙のような州でただの選挙人18票分以上の意味合いのある州。全米全体の傾向の縮図的な州と言えます。遙か半世紀以上前1960年にJohn F Kennedyがオハイオで敗れながら大統領選に勝ったのがオハイオを落として勝った最後の大統領だというんですからただの一州ではないわけです。

Cleveland Cavliersのオーナーはトランプ支持者でトランプ陣営に多額の寄付もしている。記者会見ではオーナーとの関係も問われていました。オーナーとはこの件について話はしていないとしました。それは個人の自由で誰を支持しても良いわけですし、オーナーを批判するのは得策ではない。それはNFLでも証明されたとおりでオーナーたちを味方に引き込む方がいいんですね。まあLeBronについては今季後にClevelandを出て行く可能性が高いのもあるし、対オーナー、対地元オハイオ州民へのメッセージ、今後も微妙な言い回しが必要になるのかもしれませんが、今日のところはLeBronうまく良いメッセージを発するとこに成功したなという感じです。


全体的にはいろいろ悲しいですね。昨日の日曜日NFLは接戦の連続、ギリギリの逆転劇も多くあってとても良い週だったのに誰もゲームを語れないなんて。Sprolesが負傷全休になったのもまるで話題になりません。

Big 3 優勝戦

今季から始まった3人制バスケットボールのプロリーグBig 3の決勝戦がありました。結果はシーズンを全勝で突破したTrilogyが決勝戦も制して優勝。場所はLas Vegasで。例のMayweather x McGregor開催同日に同都市で、早めの時刻に開催。

Trilogyは元NBAオールスター選手だったKenyon Martinをキャプテンとするチームですが、コーチも含めてメンツ的には全8チーム中一番地味だったチームの優勝となりました。最終スコアは51-46で 3 Headed Monstersを下してます。 3 Headed Monstersの方は懐かしの48歳Mahmoud Abdul-Raufを実際上の核にして奮戦しましたが、うまくまとめたTrilogyに追いすがるのが精一杯。まあおもしろい試合ではありました。

私は五輪の3人制バスケがどういう運用になるのかまったくわかっていません。NBAの現役選手が出場するのか、5人制の代表メンバーが3人制にも出場できるようなスケジュールなのか。Big 3での様々なルールや運用がそのまま五輪の3人制に近いものなのか。4ポイントシュートはないであろうことは確実と思いますが、他はどうなんですか。Big 3では5人制バスケよりもフィジカルなディフェンスが許されているのが実際の運用ですが、あれを五輪でもっと5人制風にファールを取られたら退場者続出、または1-on-1の得意な選手をまったく止められないはず。フリースローのルールも時短を意識したものとなっており、興業としてはなかなか考えられているなとは思いますが、あのまま五輪でやるのかな…と。

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