アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NBA/Basketball

スターのトレード要求 SteelersとTimberwolvesの場合

アメスポスターが所属チームにトレードを要求するのはよくある話。様々な衝突があってこんなところじゃやってられないとトレードの要求をする。また悪いことにその要求は多くの場合通ってしまうので、似たようなことを言い出す選手は後を絶ちません。

NFLではPittsburgh Steelers WR Antonio Brownがソーシャルメディアでトレードを要求して、その後すぐに消したとか。感情の赴くままに全世界に向けて発信できてしまうソーシャルメディアは激情型の方はやらない方がいいと思いますが、まあそうもいかないのか。
NBAではMinnesota TimberwolvesのJimmy Butlerがトレードを要求してます。行き先としてはBrooklyn Nets、New York Knicks、Los Angeles Clippersを指定しているとか。たった1シーズンでButlerに愛想づかされたMinnesota。空中分解へカウントダウン始まったか。

Steelersの方は私はあまり心配していません。シーズン前からいまもチームに合流していないRB Le'Veon Bellについてチームメイトがイラついて公の場で批判し始めたのがレギュラーシーズン開幕直前。その前もイライラは募っていたのでしょうが本番になってもLe'Veonが来ないことでオフェンスは構想練り直しが必至。その状態で始まったシーズンが0勝1敗1分。ただ引分の相手が最弱Cleveland Brownsだったので、チームとしては開幕二連敗と同じムードであろうことは想像に難くない。それでイライラがさらに増してAntonio Brownが試合中に暴発、そのままツイートしてトレード要求。明けた月曜日のビデオセッションにBrownが現れず、未公表の処罰が与えられています。試合停止には及ばない模様。
オフェンスのスターが次々と問題を起こしており、不安は感じるものの、Steelersオフェンスは昨年もグダグダ言いながら結局は調子を上げてプレーオフにからんできた。昨年の今頃はQB Ben Roethlisbergerが引退するだなんだと泣き言を言って意気が揚がらず先行きが不安視されていたものですが、それでもなぜかわからないままに立て直せた。Steelersは以前からチーム内の統率力は優れた組織である、という信頼感があります。Le'Veonはもう帰ってこないかもしれませんが、それでもあっさり惨敗シーズンに沈むようなチームではないと期待してます。

NBA Minnesotaの方は逆にフロントオフィスの信頼感ゼロですね。このオフシーズンの始まった時点で既に若手スターであるKarl Anthony Townsが背広組とうまく行っておらず放出の可能性があるとされていました。Townsの放出はそれっきりでどこからも話題になりませんでしたから、TimberwolvesはTowns放出の意思なしということなのでしょう。
たぶんTownsの残留確定が銃爪を引いたということなのでしょう、Townsとやってられないという理由(とされます)で昨季獲得したJimmy Butlerがここへ来てトレード要求。Butlerは来オフにFAになる契約なので、こんな時点でトレードと言っても対価で大した見返りは期待できません。
このオフに同様の条件でSan Antonio SpursがKawhi Leonardを売りに出しましたが、Leonardが移籍を希望したとされるLos Angeles Lakersには足下を見られてSpursが求めるようなトレードは実現せず。来オフなら対価ゼロで獲得できるLeonardを1年早く獲得するためにサラリー効率の良い若手スター選手を放出するなどLakersにとっては意味がなかったのでしょう。Spursにとっては運の良いことにプレーオフでの惨敗続きで模様替えが必須になっていたToronto Raptorsが手を上げてくれて、LeonardとDeMar DeRozanのトレードが成立してオールスタークラスの選手を得られました。
Minnesotaはそんな幸運なトレードを実現させることができるのか。キャンプインも目前となったいまの時点でどうなのか。その上Jimmy Butlerがトレード先として指定しているチームどこも今季の優勝の望みがないチームばかり。それどころかプレーオフ進出も怪しい。そんなチームが大きな対価を払ってくれるかは疑わしく、最良の場合Butlerを騙し騙し使いながら(Butlerがスト行為をしなければ、ですが)トレード期限までにケガ人が出たコンテンダーのチームに売るぐらいか。そのトレードにButlerが同意するかはわからないですが(後述の契約期間の問題もあるので)。

ButlerがNets/Knicks/Clippersを指名したというのは、いろいろ考えた末のことなんだろうなと想像できます。Townsと合わない。もうひとりの若手スターのAndrew Wigginsはちっとも伸びてこないしガツガツしたバスケットボールへの意欲もまるで感じられない。チームが元Bullsの大人の面々が引っ張るもまるで若い二人はついてこない。勝てそうにない。またMinnesotaの田舎にたった1シーズンでうんざりしたっていうこともあるんでしょう。希望移籍先はニューヨークとLA、大都市のチーム。希望移籍先はどこも来季以降のサラリーキャップに余裕があり、来オフにButlerにMax契約をオファーできるチームです。Butlerから見れば来オフにMax4年契約を得るよりも、今季のうちに移籍しておいてそこで所属選手としてMax5年契約をもらう方がお金の面ではずっと有利。来るシーズン開幕時には30歳になるButlerにとってはキャリア最後の大型契約になる可能性が高く、4年契約か5年契約かは大きな差です。そこを考えると今トレードして貰うと20億円程度の差がでるってことですね。
Antonio Brownは感情が激してトレード要求したのですが、それとは対極、よーく考えた上でのトレード要求をしたButlerはたぶんその意思を貫徹しそうで、来オフのMax5年契約をすると今の時点で思い定めてKnicks辺りが手を上げてくれるものかどうか。

NBA NHL短信

いよいよフットボールシーズン開幕が直前。その後はNHL、続いてNBAとシーズンが開幕していくのに備えてキャンプが始まることになります。そちらの話題をフットボール三昧になる前に少し。

NBAの東の本命となるBoston Celticsが昨季の新人スターJayson Tatumをスターターから外すべく構想を練っているという話が漏れてきています。2017年ドラフトの全体3位で指名、エース格の抜けた昨季のBostonを支えて一気に未来のNBAのスター候補となった20歳。プレーオフでも大いに経験値を伸ばしました。Bostonは昨季を全休したGordon Haywardと、プレーオフを全休したKyrie Irvingが完全復帰となる予定で、チームの陣容は最高レベル。いまから来年のGolden StateとのFinalsが想像されて楽しみであります。陣容があまりに豊富でどういう先発5人にするか注目だったのですが、どうもCelticsはTatumをベンチスタートにする決定をしたとかしないとか。
ということは予想される先発メンバーはKyrie Irving、Jaylen Brown、Gordon Hayward、Al Horford、Aron Baynesってことでしょうね。そしてベンチにTatum、Marcus Smart、Marcus Morris。うーんWarriorsのDeath Lineupと同じく先発には大型センターは入れるけど、実際のベストメンバーはBaynesの代わりにTatumが入ったラインナップという感じでしょうか。

NHLではDetroit Red Wingsの全盛期を支えたスターHenrik Zetterbergが全休になりそうだとか。なんとも寂しいですね。37歳ということでキャリア晩年。この歳で全休シーズンは引退に直結してもおかしくないところですが。
ともに全盛期のスーパースターだったPavel Datsyukは既にNHLを去ってロシアに帰国。HCだったMike Babcockはすっかり青色のチームのHCが似合うようになってきていよいよ本格的にStanley Cupを狙う態勢づくりにいそしんでいる。Red Wingsの連続プレーオフ登場記録も途切れて、古き良きホームアリーナJoe Louis Arenaもなくなった。NHLの一時代を築いたダイナスティは完全に消えてしまうのだなあという感じです。

Jr. NBA、選抜チームの功罪

第1回Jr. NBA World Championshipの男子国際決勝、アフリカ中東チームがカナダを下しています。今日日曜日に全米優勝チームのカンザス州のチームと対戦予定。地上波FOXで放送していました。これ以前の試合はウエブキャストでBleacher Report Liveが担当していたようです。あまり大々的に宣伝していたとは思えないのでそちらまでチェックして見た方は少ないことでしょう。

なかなか難しいトーナメントであります。米国内のチームは実際の地方クラブ同士で戦っているのですが、国際の方は選抜チームが多い。アフリカ中東はブラックアフリカ国の長身選手に小柄な中東の子が混じる構成。14歳にしてやたら背が高い。バスケのゲーム性から言って身長という要素は大変に大きいのでこういうふうに選抜チームで高い子を揃えられてしまうと見栄えは良いんですけど、草の根感はかなり低い。対戦していたカナダの方もコンゴ移民の長身の子などを揃えてかなり背が高く、スキルもまずまずで試合は好試合になりました。前項で書いた女子決勝のような観戦に耐えないレベルではない。これはこれでおもしろいのでしょう。日曜日の米国チャンピオンとの試合がどうなるかは若干危惧していますが。

問題はどこにあるのかというと、野球のLLWSの向こうを張ってJr. NBAという大会を育てる(試合中にNBA副コミッショナーも喋ってましたがはっきりLLWSの名前が出てきました)のにこの選抜チームというやり方が良いのかどうかというところです。
野球のLLWSは米国内・海外組ともクラブチーム。そして優勝戦での海外国内の対戦も多くは力量も拮抗してます。米国の選手たちには早熟な大型選手が海外チームと比較して多いのですが、海外組も体格で負けても決して野球の質では負けていないので好試合・熱戦も多い。さすがに歴史も長いのでうまく均衡が取れている。
それがJr. NBAではアフリカ中東選抜チームのように早熟才能の高身長選手を揃えられてしまうとどうなのか、という疑問が。米国内の方がバスケのレベルは高いのは確実ですが、あんなふうに全ポジションに背の高い子を揃えられる地方クラブはあるのかなという疑問があります。もし揃えられる地方チームがこれをきっかけに増えたとしたら、大半の普通の背の子たちのクラブは最初からノーチャンスになってしまう。これでLLWSが全米の少年野球全体を引っ張っているような効果がバスケで出るのか?という意味で疑問が湧いています。
今日の決勝の内容次第で次回大会からは海外の選抜チームの構成を手抜きにしてバランスを取るのかもしれませんが、それだとかなり人為的で変な話にもなりそうです。初の大会、今後の展開に期待する方がポジティブなのでしばらくは見守る感じでしょうか。

Jr. NBA さすがにまだまだ

バスケットボールがアメスポ内でその存在感を増して、夏侵攻でMLBのシーズンを侵食しようとしているということを昨年来当ブログではなんどか書いています。その文脈で野球の夏の一大人気コンテンツであるLittle League World Series(LLWS)に対抗しようというのでしょう、NBAが少年少女バスケの世界大会を企画。Jr. NBA World Championshipとして今週末に決勝戦が行われます。今日土曜日は全米優勝チームと国際優勝チームが決まり、翌日曜日にその優勝チーム同士が戦い世界チャンピオンを決めるという段取り。男子・女子同時進行です。

過去当ブログでは何度もLLWSが野球の露出にとって大きな役割を担ってきていることを書いてきています。アメリカの野球人口・人気の根っこの部分を支える大事なイベント、人気イベントです。米国内から8チーム、国外から8チームが集い毎年熱戦を繰り広げます。全試合がESPN系で生中継。動員良好、視聴率も立派な夏のアメスポの定番イベントです。現在は米国内の出場チームを決定する地区決勝戦が各地で行われているところ。既に出場の決まっている国外の代表チームも続々と会場であるWilliamsport PAに到着してくるところ。

その野球人気の根っこに挑戦しようという今回のJr. NBA World Championship。初の試みでどうなることかというものなのですが、様々課題がありそうです。いま女子の方の国際優勝戦としてEurope対Asia-Pacificの試合が行われてますが、率直に言えばこれは観戦に耐えないです。LLWSなら技術体力は子供ながら試合は試合として拮抗して楽しめる攻防になるのですが、Jr. NBAの方はつらい。第1Q(各Q8分)のスコアが9−2。シュートがまるで入らない。昨夜男子のアメリカ側の試合もちらっと見ました。そちらはさすがにこれよりはシュートは入ってましたし、動きの良い子もいたんですが、男子の方の国際の試合のレベルはどうなっていることか。女子のアメリカ側の試合も見ていないので想像ですが、男女ともアメリカ側のチャンピオンが国際側のチャンピオンに圧勝してしまったら締まらない。
また現在プレーしているEuropeチームは欧州各国からのオーディションを経た各国からの選抜チーム。Asia-Pacificはオーストラリアのクラブチーム。両チーム全員白人の子のように見えます。アジアと言ってもオーストラリアか‥ 14歳ぐらいだとオーストラリア以外のアジア人のチームだと高さで全然話にならないのかも。

まだ試合は残っていますのでなにか面白いことが起こるのかもしれませんし、二回目以降回を重ねることで大会形式などが練られていって良いものになる可能性もあり、まずは一回目やってみたというところでしょう。近い将来にLLWSを脅かす可能性は薄いとも思えました。

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追記・男子の国際決勝を見て意見が変わりました。今時間がないのでまた別途書きます。LLWSとは意味合いは違ってしまう面はありますが、有能な選手が多くて、というか有能過ぎるというか。

TBTの連中もNBA復帰を狙っている

The Basketball Tournament (TBT)の16強戦が行われています。これはカレッジバスケの元スターを集めて出身校を思わせる名前をチーム名として、カレッジバスケのシニアツアー的なものでもあります。出身校の選手だけでは戦力の揃わない小カレッジの寄せ集めチームも多くなり、参加チーム数は昨年の64から72チームへ。優勝賞金は$2 Million。一攫千金狙いの賞金マッチの様相なのは先日ご紹介したフラッグフットボールのNFFLに通ずるものがあるか。
スケジュール的にはバスケの夏侵攻の最後尾に位置すると言えましょう。もう来週にはNFLのプレシーズンゲームも始まりますので、TBTや同じく開催中の3人制バスケBig 3をバスケシーズン内として認識すると、バスケからフットボールへの隙間がまるでないことになります。

シニアツアーのようなものだと言いましたが、参加選手の思惑は賞金だけでもないようです。まだ20代の元NBA選手、G League崩れとなった選手たち、海外リーグでプロ活動を続けている選手も参加している。G Leagueに採用されて捲土重来を期したい選手、Summer Leagueには年齢面で呼ばれなかったがまだできるという選手、海外ではNBA関係者に見てもらえる機会がなく米国内でのアピールの場としても生きている模様。それもカレッジ時代にスター選手として組んだチームメイトとの連携で
馴れ親しんだプレーで活躍、プロでは力を出しきれなかった選手も活躍中。NBAのスカウトも来ています。


別の話題ですが今季からTBTが
Elam Endingを採用したのも注目でしょう。将来NBAやNCAAで採用される可能性を取り沙汰されている決着方式です。
試合時間が4分を切った時点から、次の時計が止まった時点(ファール、タイムアウト、アウトバウンズ、その他)からゲームクロックが消されます。そこからはショットクロックのみ。リードしているチームのその時点のスコアに7点を加えたスコアが勝利ターゲットスコアとなり、そこに先にたどり着いた方が勝ちとなる方式、というのが私の基本理解です。
例えば3分半残りで試合が止まって80-70なら、ターゲットは87点。80-50でも87点です。87点に先にたどり着いた方が勝ち。たまたま終盤に試合が止まらず残り1分でやっと止まって90−89だとターゲットは97点。実質試合時間が伸びることになります。
Elam endingの利点は追う方はファールゲームをする必要がないところ。普通に攻めて守れる、ということらしいです。接戦の試合のエンドゲームをまだTBTで見かけていないのでどうなるのか本当のところは理解がいっていないのですが、まあとにかくそういう実験的なことを今大会ではやってるようです。なおElam Endingを採用すると延長戦がなくなります。

延長戦に関してはNBA Summer Leagueが2分の延長戦を採用していて、NBAの5分延長よりも緊迫感が高くてなかなか良かったというのもありました。アメスポの中で絶好調のバスケですが、まだまだ試合を良いものにしようという努力がなされているのが頼もしい感じです。

LeonardとDeRozanトレード成立

Kawhi Leonardの行き先が決まったようです。Toronto RaptorsのエースDeMar DeRozanとドラフト指名権などをからめていますが、基本的にはDeRozanとKawhiの交換とみなして良いのでしょう。Kawhiは来る2018-19シーズンが契約最終年。DeRozanの方は2019-20まで確定プラスその翌年は選手側のオプション付き。DeRozanがこれから急激に劣化でもしない限りサラリーキャップの上昇などの環境を考えれば選手オプションは行使せずに二年後にFAとなると考えられそう。

Toronto側から見ると残り1年契約のKawhiと2年残りのDeRozanの交換。DeRozanとKyle Lowryの二人がチームの顔として昨季は東カンファレンストップシードまで行ったチームですが、例のCavs相手に惨敗の連続。HCは解雇してオーナーは鬱憤は晴らしはしました。さらにLeBronがCavsを去って怨敵Cavsは弱体化。しかしながら来季の東の本命は完全体となるBoston Celticsというのが一般的な評価。対抗はPhiladelphia 76ersというのも誰もがそう言います。Torontoを評価する向きは少ない。DeRozanとLowryの二枚看板はよくここまで貢献してくれたもののHCの首の挿げ替え以上の変化が欲しいというオーナーの気持ちもわからないではないところに持ちかけられた(のかToronto側から積極的にアプローチしたのかまだ不明ですが)Kawhiとのトレード。1年だけの限定ではありますが刺激にはなりそう。切るのが難しい功労者のDeRozanときれいに別れるにも悪い機会ではなかった、といったところでしょう。

San Antonioから見ると当初から言っていた西のチームにはKawhiは渡さないというのにも合致。噂されていたところによればLos Angeles LakersもBoston CelticsもPhiladelphia 76ersも足下を見てロクな対価をSpursにオファーしてこなかったとされます。Celticsは完全体が見えている中焦る理由はゼロでした。なんとなればトレード期限まで待ってからレンタルのような形でKawhiをゲットしてもまったく遅くない。76ersの場合はサラリーキャップの問題がいろいろあって三角トレードなど画策しないといけなかった可能性もある。Lakersは来オフにタダでKawhiを獲得できる可能性が高いのに、と若手の生きの良いところを放出する気はなかったんでしょう。Dengのサラリーを処分できるという特典が唯一のLakersのメリット。
そんな中、オールスターのDeRozanが獲得できるなら今となってはそれがベストの取引ということかと。

今回のトレードの数日前にKawhiが例の来週のバスケ米代表のミニキャンプに参加すると表明していたのがよくわからなかったですね。LeBronが不参加を表明した翌日でしたか。その後はStephen Curryも不参加を表明する中、なぜかKawhiは参加すると。意味がよくわかりませんでした。San Antonioでは試合はしたくないが、代表のミニキャンプには出ると?
仮病だと言われたり、はたまた実はもう過去のようなプレーはできなくなっているのではと疑われているのを代表ミニキャンプでの活動で払拭するつもりだったのか。ただ噂を払拭するつもりならSpursでワークアウトでもして公開すればそれはそれでよかったのに、そこまでSpursとからむのがもう嫌だという意味なのか。でもそのキャンプに行く米代表の監督はSpursのGregg Popovichその人なんですが。もうさっぱりわからない。Popovichと会ったり一緒に練習するのはOKだが、San Antonio Spursとはからみたくない?そしてその米代表キャンプに行くと表明後にトレードが成立?その前にはチーム内で確執があったとされたTony ParkerはSpursを去っているし、なにやらぐちゃぐちゃな感じです。

どうあれKawhiは新天地を得たことですっきりとして来季プレーできるならそれはバスケファンとしては喜ぶべきことなのでしょう。DeRozanの方は放出のニュースに嬉しくなさそうな初期反応をしているようですが、徐々に落ち着くことでしょう。メンタルの問題を抱えるDeRozanが新しい環境で活躍できると良いですが。

ホームランダービーの真裏でLakers x Cavs

わざとそうしたわけでもないはずですが、今夜のMLB ホームランダービーがESPNで放送されるその裏番組としてESPN2ではNBA Summer Leagueの準決勝Los Angeles Lakers x Cleveland Cavaliersの試合が放送される予定になっています。FAで移籍したNBA最大のスーパースターであるLeBron Jamesの元所属先対新所属先の対戦ですね。正直言ってSummer Leagueの方が見たい。これはかなりMLB的には少々まずい裏番組かもしれません。

LeBronはLakersの前戦を会場で観戦。今夜の準決勝も生観戦することが予想されます。たかがSummer Leagueです。が、GMやHC、さらには現役選手選手も観戦に訪れることの多いSummer League。LeBronとCavs関係者が旧交を温める場面が見られるかもしれず、気になります。
出場選手ではCavsの方は昨季LeBronとチームメイトとして働いたCedi OsmanやAnte ZizicがSummer Leagueに出場中。Osmanなどは昨季試合中などにもLeBronに大いになついていた場面が多く、今夜の試合でなにかからむような気がしないでもないです。HCのTyronn LueはLeBronが実質指名して前任のHCを廃してCavsのHCにしたと当時言われた仲でもありますし、これも何かからみがあったら話題になりそうです。

ホームランダービーの方がスター選手が大量に出場辞退で地味なメンバーとなっているのもありますから、Summer Leagueが視聴者を惹く面もあるのではないかなと思ったりもします。

Summer League それ以外の部分

当ブログで過去書いている通り私は過去何年もSummer Leagueは見続けているわけです。ここ数年急に一般の露出も増えたSummer League。以前はNBA TVでこっそりやっていて、やっている場所も観客席のない練習ジムでやっていたのが、いまはNBAの夏侵攻の大事なイベントになりつつあります。ドラフト指名選手を含む若手選手の品評会でもありますし、各チームのコーチや背広組はもとより現役の選手たちも自軍が囲おうとしている若手たちを見にLas Vegasへ集結していたり。また放映中はFAその他のチーム編成の話題を試合中に大いに語り、スター選手への生インタビューも盛り込み、オフシーズン番組としては秀逸なものに進化しています。

今日のLos Angeles Lakers x Detroit Pistons戦(準々決勝)にはLakersにFA移籍したばかりのLeBron Jamesが来場、観客席で試合観戦。リラックスムードでした。
昨年Summer Leagueで優勝したLos Angeles Lakesは、当時は2017年ドラフト全体2位指名だったLonzo Ballが注目の的でしたが、実際は下位指名だったKyle Kuzmaの方が頭角を現し、KuzmaはそのままNBAの本シーズンでも活躍して若いLakersに期待を与え、先日のLeBron JamesのFA移籍の決断にもなんらかの影響を与えたことでしょう。また昨年はLakersのGMに就任したMagic Johnsonが様々なリップサービスを大会中に提供し、LakersもSummer Leagueで勝ち続けて優勝。NBAの方では冴えなかったLakersファンを大いに期待させたものでした。Summer Leagueはそんな具合に次のシーズンへの期待を膨らます機会ともなってます。

あれから1年。今年のLakersもSummer Leagueで好調に勝ち続けてます。この日の試合を含め5戦全勝。試合開始の出だしから飛ばして圧勝で準決勝進出を決めています。
個別の選手としては元VillanovaのJosh Hartが試合平均22.5得点と今大会活躍中でSummer Leagueの得点王もまだ狙える位置。Lakersが優勝すればトーナメントMVPになりそう。
わざわざLeBronが観戦に来てましたがHart以外には今日出場していたメンバーでLakersの開幕ロースターに残る可能性のある選手はいなさそうです。先月のドラフトで1巡目で獲得したMoritz Wagner(Michigan,ドイツ出身)は膝の打撲で出場していません(コートサイドにはいる)。他に目立ったところでは昨季までGonzagaの主力として働いたJohnathan Williams IIIが2 way契約を得られるかどうかというところとか。Gonzagaは日本期待のRui Hachimuraの在籍校で、Williamsとはチームメイトでした。

他チームでも今年も既にいろいろありました。ドラフトの当夜、指名されたNew York Knicksのファンからいきなりブーイングを食った全体9位指名Kevin Knox(元Kentucky)がそれに発奮したのかSummer Leagueで大活躍中。ドラフト会場がBrooklyn NetsのBarclays Center、つまりはKnicksファンにとっても市内の会場でKnicksファンがかなり詰めかけていて、どういう事情だったのかKnicksファンはKnoxが気に入らなかった。その順で残っている選手でKnoxより明らかに優れた選手というのはなかったように思いましたが、まあとにかくそういう反応。そしてそれにLas Vegasの地での活躍で返答しているということに。Knoxの活躍に触発されたのかKentucky当時のチームメイトである45番目指名のHamidou Dialloもガンガン攻めまくって活躍中。若い選手がほんの数ヶ月後にカレッジ時代以上に躍動するのを見るのはとても楽しいです。

また注目新人同士の対決として注目されたPhoenix Sunsの全体1位指名Deandre Aytonと、Orlando Magicの全体6位指名のMohamed Bambaのブルーチップ新人センターの対決は注目を集めました。結果はAytonが攻守に圧倒。この2人にここまで差があったかというか、Aytonのお披露目試合のようになりました。圧倒した側のPhoenix Sunsはホクホクでしょう。AytonのフロントコートのパートナーにTrevor Arizaも獲得し、NBA屈指の若手シューターに育ったDevin Bookerとの契約延長も完了して数年後にNBA制覇も狙おうかという状況になってきてます。この日は4得点に終わったBambaの方は現時点ではまだまだ身体ができてないが、この日片鱗を見せたようにOlajuwanのドリームシェイクを再現できるようになっていつの日にかAytonを超えることもあるのではと評判は落ちてません。
Ayton-Bambaのルーキー直接対決を見ていると、その前日だったか前々日だったかにWatanabeが僅かな機会でBambaにブロックをしたのしないのということを気にするファンがいらっしゃいましたが、いやホント、Watanabe選手のファン以外は誰も覚えていないことでマウント取ってる場合じゃないと思います。他の若い有望選手たちはどんどん先に行ってしまっているのですから。他にもYouTubeのコメントでWatanabeのエアボールの場面について来たパスが悪かったと他を批判するというびっくり擁護が登場してました。試合を見ればわかりますが特段変なボールが来たわけでもなかったし、個別には試合評を書かなかった最終第5戦でも再びエアボールがありましたね(ネットの下端にかすってましたからそういう人にかかると「あれは厳密にはエアボールじゃない!」という擁護が出そうですが)。無茶な擁護をしてもWatanabeの能力が上がるわけでもドラフト組に追いつくわけでもないですからね。Watanabe選手は最終戦でブロックされて腰から落下していたのが大事にならないことを祈ります。

ドラフト組で思い出しましたが、今年のSummer Leagueでも2年目の選手たちが余裕をもって起用され、余裕を持って好成績を残しているのが目立ちました。これがドラフト組の特典ですね。1シーズン一軍に帯同してトレーニングすることで大きく伸びる選手もいる(伸びない選手もいるのでしょうが)。そういう選手たちのSummer Leagueでの余裕の好プレーぶりは、やはりカレッジで短いシーズンだけを戦っているのとはわけが違うんだなあと思わされます。
また若い選手ばかりがいるわけでもなく、今日見ていたLakersにはなんと31歳の選手が出場していました。なにかよほど見どころがあるのか、これは珍しいと思います。ひょっとすると見どころがあるとかではなく、単にLakersのSummer League用ロースターにセンターの選手の数が足りない(彼の他には1名だけがセンター登録)ので練習相手として呼ばれているのかもしれませんが。

Watanabe Summer League第4戦 これが現実的な役目か

NBA Summer Leagueも終盤戦へ。今日からはトーナメント形式での試合がスタート。全30チームのうち前日までに各3試合を消化してトップ扱いとなった2チームを除いた28チームが一回戦を消化中。Yuta Watanabeの所属するBrooklyn Netsは3戦全敗でトーナメントに28位扱いとして進出、3戦全勝で5位扱いのHouston Rocketsと対戦してます。
トーナメントに入ったせいもあるのでしょう、両チームともこれまでの選手のテストという感じよりも勝ちたい意欲が目立ち、オフェンスの得意な選手たちがガンガン攻める展開。NBAの本契約を持っている選手や2年目の選手たちが躍動することに。
Watanabeは4戦目にして初の先発となったんですが、ボールはあまり廻ってこない。前半戦は4の2で4得点とまだシュート機会がありましたが、後半に入ってからはシュート1本無得点。第3Qはボールに触る機会がほとんどなし。第4Qにはボールが意外に廻ってきんですが、すぐにパスで廻してしまってます。ファンの人たちにとっては残念ではあるのでしょうが、現実的にはオフェンスではSummer Leagueでもチーム内での序列は低いということでしょう。勝とうという試合ではよりオフェンスの能力の高い選手が打ち、Watanabeの役割はこうなっちゃうのであろうという感じです。
良いところを探すと前半に90度の3ポイントライン外でボールを貰い、相手ディフェンダーをかわしてステップアップしてジャンパーをきれいに決めたところ。昨日も書きましたが相手ディフェンダーを引きつけて味方の攻めのスペースを広げる役目を果たすためには3ポインターとともにこういうミドルジャンパーが必要で、それを少ない機会にきっちり決めたのは地味ですが評価に値すると思います。前日までのように全部3で打とうとしなかったのが実は良い判断ではないかと。

ディフェンスの方ではあまり見るべきものがない試合。Watanabeが着いた相手がHoustonのオフェンスの要の選手ではなかったこともあってハイライト的な場面は僅か。リバウンド7本とうまく拾えましたがあまり個人の能力として評価されるような(ポジション取りで勝ったとか)取り方でもなかったか。

これでNetsは残り1試合でSummer Leagueを終了する予定のはずです(私の理解が正しければ)。Nets内の2Way契約獲得の競争相手であろう選手たちがかなり得点を重ねたのがどういう評価になるか。

他の話ですがHoustonのSummer Leagueチームはなかなか良い選手がいますね。一軍の方はFAでフロントコートの選手を Trevor ArizaにLuc Mbah a Mouteと失ってチーム編成に苦しんでいるところですが、今日出ていたセンターのIsaiah Hartensteinとか上で使えないんですかね?大型なのにすごくいい動きしてました。元々ドラフト1巡目クラスの選手だったのがケガが懸念されてドラフト位置が下がった選手。また中国人選手であるZhou Qiも良いところを見せていた。バックコートの選手もこのレベルでは爆発力がある。まあバックコートはHoustonはNBAでも屈指のスターターコンビなので需要出番はあまりないでしょうが。
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