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アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

NBA/Basketball

LeonardとDeRozanトレード成立

Kawhi Leonardの行き先が決まったようです。Toronto RaptorsのエースDeMar DeRozanとドラフト指名権などをからめていますが、基本的にはDeRozanとKawhiの交換とみなして良いのでしょう。Kawhiは来る2018-19シーズンが契約最終年。DeRozanの方は2019-20まで確定プラスその翌年は選手側のオプション付き。DeRozanがこれから急激に劣化でもしない限りサラリーキャップの上昇などの環境を考えれば選手オプションは行使せずに二年後にFAとなると考えられそう。

Toronto側から見ると残り1年契約のKawhiと2年残りのDeRozanの交換。DeRozanとKyle Lowryの二人がチームの顔として昨季は東カンファレンストップシードまで行ったチームですが、例のCavs相手に惨敗の連続。HCは解雇してオーナーは鬱憤は晴らしはしました。さらにLeBronがCavsを去って怨敵Cavsは弱体化。しかしながら来季の東の本命は完全体となるBoston Celticsというのが一般的な評価。対抗はPhiladelphia 76ersというのも誰もがそう言います。Torontoを評価する向きは少ない。DeRozanとLowryの二枚看板はよくここまで貢献してくれたもののHCの首の挿げ替え以上の変化が欲しいというオーナーの気持ちもわからないではないところに持ちかけられた(のかToronto側から積極的にアプローチしたのかまだ不明ですが)Kawhiとのトレード。1年だけの限定ではありますが刺激にはなりそう。切るのが難しい功労者のDeRozanときれいに別れるにも悪い機会ではなかった、といったところでしょう。

San Antonioから見ると当初から言っていた西のチームにはKawhiは渡さないというのにも合致。噂されていたところによればLos Angeles LakersもBoston CelticsもPhiladelphia 76ersも足下を見てロクな対価をSpursにオファーしてこなかったとされます。Celticsは完全体が見えている中焦る理由はゼロでした。なんとなればトレード期限まで待ってからレンタルのような形でKawhiをゲットしてもまったく遅くない。76ersの場合はサラリーキャップの問題がいろいろあって三角トレードなど画策しないといけなかった可能性もある。Lakersは来オフにタダでKawhiを獲得できる可能性が高いのに、と若手の生きの良いところを放出する気はなかったんでしょう。Dengのサラリーを処分できるという特典が唯一のLakersのメリット。
そんな中、オールスターのDeRozanが獲得できるなら今となってはそれがベストの取引ということかと。

今回のトレードの数日前にKawhiが例の来週のバスケ米代表のミニキャンプに参加すると表明していたのがよくわからなかったですね。LeBronが不参加を表明した翌日でしたか。その後はStephen Curryも不参加を表明する中、なぜかKawhiは参加すると。意味がよくわかりませんでした。San Antonioでは試合はしたくないが、代表のミニキャンプには出ると?
仮病だと言われたり、はたまた実はもう過去のようなプレーはできなくなっているのではと疑われているのを代表ミニキャンプでの活動で払拭するつもりだったのか。ただ噂を払拭するつもりならSpursでワークアウトでもして公開すればそれはそれでよかったのに、そこまでSpursとからむのがもう嫌だという意味なのか。でもそのキャンプに行く米代表の監督はSpursのGregg Popovichその人なんですが。もうさっぱりわからない。Popovichと会ったり一緒に練習するのはOKだが、San Antonio Spursとはからみたくない?そしてその米代表キャンプに行くと表明後にトレードが成立?その前にはチーム内で確執があったとされたTony ParkerはSpursを去っているし、なにやらぐちゃぐちゃな感じです。

どうあれKawhiは新天地を得たことですっきりとして来季プレーできるならそれはバスケファンとしては喜ぶべきことなのでしょう。DeRozanの方は放出のニュースに嬉しくなさそうな初期反応をしているようですが、徐々に落ち着くことでしょう。メンタルの問題を抱えるDeRozanが新しい環境で活躍できると良いですが。

ホームランダービーの真裏でLakers x Cavs

わざとそうしたわけでもないはずですが、今夜のMLB ホームランダービーがESPNで放送されるその裏番組としてESPN2ではNBA Summer Leagueの準決勝Los Angeles Lakers x Cleveland Cavaliersの試合が放送される予定になっています。FAで移籍したNBA最大のスーパースターであるLeBron Jamesの元所属先対新所属先の対戦ですね。正直言ってSummer Leagueの方が見たい。これはかなりMLB的には少々まずい裏番組かもしれません。

LeBronはLakersの前戦を会場で観戦。今夜の準決勝も生観戦することが予想されます。たかがSummer Leagueです。が、GMやHC、さらには現役選手選手も観戦に訪れることの多いSummer League。LeBronとCavs関係者が旧交を温める場面が見られるかもしれず、気になります。
出場選手ではCavsの方は昨季LeBronとチームメイトとして働いたCedi OsmanやAnte ZizicがSummer Leagueに出場中。Osmanなどは昨季試合中などにもLeBronに大いになついていた場面が多く、今夜の試合でなにかからむような気がしないでもないです。HCのTyronn LueはLeBronが実質指名して前任のHCを廃してCavsのHCにしたと当時言われた仲でもありますし、これも何かからみがあったら話題になりそうです。

ホームランダービーの方がスター選手が大量に出場辞退で地味なメンバーとなっているのもありますから、Summer Leagueが視聴者を惹く面もあるのではないかなと思ったりもします。

Summer League それ以外の部分

当ブログで過去書いている通り私は過去何年もSummer Leagueは見続けているわけです。ここ数年急に一般の露出も増えたSummer League。以前はNBA TVでこっそりやっていて、やっている場所も観客席のない練習ジムでやっていたのが、いまはNBAの夏侵攻の大事なイベントになりつつあります。ドラフト指名選手を含む若手選手の品評会でもありますし、各チームのコーチや背広組はもとより現役の選手たちも自軍が囲おうとしている若手たちを見にLas Vegasへ集結していたり。また放映中はFAその他のチーム編成の話題を試合中に大いに語り、スター選手への生インタビューも盛り込み、オフシーズン番組としては秀逸なものに進化しています。

今日のLos Angeles Lakers x Detroit Pistons戦(準々決勝)にはLakersにFA移籍したばかりのLeBron Jamesが来場、観客席で試合観戦。リラックスムードでした。
昨年Summer Leagueで優勝したLos Angeles Lakesは、当時は2017年ドラフト全体2位指名だったLonzo Ballが注目の的でしたが、実際は下位指名だったKyle Kuzmaの方が頭角を現し、KuzmaはそのままNBAの本シーズンでも活躍して若いLakersに期待を与え、先日のLeBron JamesのFA移籍の決断にもなんらかの影響を与えたことでしょう。また昨年はLakersのGMに就任したMagic Johnsonが様々なリップサービスを大会中に提供し、LakersもSummer Leagueで勝ち続けて優勝。NBAの方では冴えなかったLakersファンを大いに期待させたものでした。Summer Leagueはそんな具合に次のシーズンへの期待を膨らます機会ともなってます。

あれから1年。今年のLakersもSummer Leagueで好調に勝ち続けてます。この日の試合を含め5戦全勝。試合開始の出だしから飛ばして圧勝で準決勝進出を決めています。
個別の選手としては元VillanovaのJosh Hartが試合平均22.5得点と今大会活躍中でSummer Leagueの得点王もまだ狙える位置。Lakersが優勝すればトーナメントMVPになりそう。
わざわざLeBronが観戦に来てましたがHart以外には今日出場していたメンバーでLakersの開幕ロースターに残る可能性のある選手はいなさそうです。先月のドラフトで1巡目で獲得したMoritz Wagner(Michigan,ドイツ出身)は膝の打撲で出場していません(コートサイドにはいる)。他に目立ったところでは昨季までGonzagaの主力として働いたJohnathan Williams IIIが2 way契約を得られるかどうかというところとか。Gonzagaは日本期待のRui Hachimuraの在籍校で、Williamsとはチームメイトでした。

他チームでも今年も既にいろいろありました。ドラフトの当夜、指名されたNew York Knicksのファンからいきなりブーイングを食った全体9位指名Kevin Knox(元Kentucky)がそれに発奮したのかSummer Leagueで大活躍中。ドラフト会場がBrooklyn NetsのBarclays Center、つまりはKnicksファンにとっても市内の会場でKnicksファンがかなり詰めかけていて、どういう事情だったのかKnicksファンはKnoxが気に入らなかった。その順で残っている選手でKnoxより明らかに優れた選手というのはなかったように思いましたが、まあとにかくそういう反応。そしてそれにLas Vegasの地での活躍で返答しているということに。Knoxの活躍に触発されたのかKentucky当時のチームメイトである45番目指名のHamidou Dialloもガンガン攻めまくって活躍中。若い選手がほんの数ヶ月後にカレッジ時代以上に躍動するのを見るのはとても楽しいです。

また注目新人同士の対決として注目されたPhoenix Sunsの全体1位指名Deandre Aytonと、Orlando Magicの全体6位指名のMohamed Bambaのブルーチップ新人センターの対決は注目を集めました。結果はAytonが攻守に圧倒。この2人にここまで差があったかというか、Aytonのお披露目試合のようになりました。圧倒した側のPhoenix Sunsはホクホクでしょう。AytonのフロントコートのパートナーにTrevor Arizaも獲得し、NBA屈指の若手シューターに育ったDevin Bookerとの契約延長も完了して数年後にNBA制覇も狙おうかという状況になってきてます。この日は4得点に終わったBambaの方は現時点ではまだまだ身体ができてないが、この日片鱗を見せたようにOlajuwanのドリームシェイクを再現できるようになっていつの日にかAytonを超えることもあるのではと評判は落ちてません。
Ayton-Bambaのルーキー直接対決を見ていると、その前日だったか前々日だったかにWatanabeが僅かな機会でBambaにブロックをしたのしないのということを気にするファンがいらっしゃいましたが、いやホント、Watanabe選手のファン以外は誰も覚えていないことでマウント取ってる場合じゃないと思います。他の若い有望選手たちはどんどん先に行ってしまっているのですから。他にもYouTubeのコメントでWatanabeのエアボールの場面について来たパスが悪かったと他を批判するというびっくり擁護が登場してました。試合を見ればわかりますが特段変なボールが来たわけでもなかったし、個別には試合評を書かなかった最終第5戦でも再びエアボールがありましたね(ネットの下端にかすってましたからそういう人にかかると「あれは厳密にはエアボールじゃない!」という擁護が出そうですが)。無茶な擁護をしてもWatanabeの能力が上がるわけでもドラフト組に追いつくわけでもないですからね。Watanabe選手は最終戦でブロックされて腰から落下していたのが大事にならないことを祈ります。

ドラフト組で思い出しましたが、今年のSummer Leagueでも2年目の選手たちが余裕をもって起用され、余裕を持って好成績を残しているのが目立ちました。これがドラフト組の特典ですね。1シーズン一軍に帯同してトレーニングすることで大きく伸びる選手もいる(伸びない選手もいるのでしょうが)。そういう選手たちのSummer Leagueでの余裕の好プレーぶりは、やはりカレッジで短いシーズンだけを戦っているのとはわけが違うんだなあと思わされます。
また若い選手ばかりがいるわけでもなく、今日見ていたLakersにはなんと31歳の選手が出場していました。なにかよほど見どころがあるのか、これは珍しいと思います。ひょっとすると見どころがあるとかではなく、単にLakersのSummer League用ロースターにセンターの選手の数が足りない(彼の他には1名だけがセンター登録)ので練習相手として呼ばれているのかもしれませんが。

Watanabe Summer League第4戦 これが現実的な役目か

NBA Summer Leagueも終盤戦へ。今日からはトーナメント形式での試合がスタート。全30チームのうち前日までに各3試合を消化してトップ扱いとなった2チームを除いた28チームが一回戦を消化中。Yuta Watanabeの所属するBrooklyn Netsは3戦全敗でトーナメントに28位扱いとして進出、3戦全勝で5位扱いのHouston Rocketsと対戦してます。
トーナメントに入ったせいもあるのでしょう、両チームともこれまでの選手のテストという感じよりも勝ちたい意欲が目立ち、オフェンスの得意な選手たちがガンガン攻める展開。NBAの本契約を持っている選手や2年目の選手たちが躍動することに。
Watanabeは4戦目にして初の先発となったんですが、ボールはあまり廻ってこない。前半戦は4の2で4得点とまだシュート機会がありましたが、後半に入ってからはシュート1本無得点。第3Qはボールに触る機会がほとんどなし。第4Qにはボールが意外に廻ってきんですが、すぐにパスで廻してしまってます。ファンの人たちにとっては残念ではあるのでしょうが、現実的にはオフェンスではSummer Leagueでもチーム内での序列は低いということでしょう。勝とうという試合ではよりオフェンスの能力の高い選手が打ち、Watanabeの役割はこうなっちゃうのであろうという感じです。
良いところを探すと前半に90度の3ポイントライン外でボールを貰い、相手ディフェンダーをかわしてステップアップしてジャンパーをきれいに決めたところ。昨日も書きましたが相手ディフェンダーを引きつけて味方の攻めのスペースを広げる役目を果たすためには3ポインターとともにこういうミドルジャンパーが必要で、それを少ない機会にきっちり決めたのは地味ですが評価に値すると思います。前日までのように全部3で打とうとしなかったのが実は良い判断ではないかと。

ディフェンスの方ではあまり見るべきものがない試合。Watanabeが着いた相手がHoustonのオフェンスの要の選手ではなかったこともあってハイライト的な場面は僅か。リバウンド7本とうまく拾えましたがあまり個人の能力として評価されるような(ポジション取りで勝ったとか)取り方でもなかったか。

これでNetsは残り1試合でSummer Leagueを終了する予定のはずです(私の理解が正しければ)。Nets内の2Way契約獲得の競争相手であろう選手たちがかなり得点を重ねたのがどういう評価になるか。

他の話ですがHoustonのSummer Leagueチームはなかなか良い選手がいますね。一軍の方はFAでフロントコートの選手を Trevor ArizaにLuc Mbah a Mouteと失ってチーム編成に苦しんでいるところですが、今日出ていたセンターのIsaiah Hartensteinとか上で使えないんですかね?大型なのにすごくいい動きしてました。元々ドラフト1巡目クラスの選手だったのがケガが懸念されてドラフト位置が下がった選手。また中国人選手であるZhou Qiも良いところを見せていた。バックコートの選手もこのレベルでは爆発力がある。まあバックコートはHoustonはNBAでも屈指のスターターコンビなので需要出番はあまりないでしょうが。

Watanabe Summer League第3戦

Yuta WatanabeのSummer League第3戦、遅れましたが駆け足で見ました。コメントで短く教えていただいたように3ポインターはきれいに入って好調。前の試合のエアボールは本人も悔しかったかと思いますし、それを次の試合で取り返せたのは良かった。特に4本中あとの2本はNBAの遠いライン位置からのものでリムにもほとんど触っていない良いシュートだったかと。インサイドへのドライブは今日の課題としてチームから与えられていたのかと想像しますがこれは明確に落第点。後半にはファストブレイクからのチャンスがありましたが小柄な相手ディフェンダーにブロックを食いました。フローターを打つべきだったとか批判されたらきりがないですが、下でも書きますがこの期に及んではできないことを要求しても仕方ないでしょう。
ディフェンスの方は好調継続。序盤から相手スクリーンを回り込んでブロックに成功など良いところが見えました。相手の2番(だと思います)を相手に奮戦の時間帯が多し。但し後半だったか相手のドライブ中にバランスが悪くなったところでまた倒されてました。これはこれからも弱点として残るのでしょう。通常のディフェンス中に腕がよく上がっていたのも今日の試合での収穫。あとインバウンドのガード役も良かったかと。Summer Leagueは相手もチームオフェンスが整っておらずショットクロック後半にペリメタのボール廻しをすることは少なく、それに合わせて今日は外の敵を早めに捨ててインサイドでの守備に積極的にかかわった場面も多かったですね。見切りのタイミングも良かったと好印象です。
ここからSummer Leagueはトーナメント戦に入って終盤へ。Summer Leagueが終われば次はキャンプ開始時のロースター入りが目標になります。


ここまでの3戦を見てのNets首脳陣の評価はどうなっているのか気になりませすね。オールラウンダーではNBAでの生き残りを目指せないという点についてはほぼコンセンサスができつつあるのではないか、というところから論を進めてみたいと思います。
オフェンス能力でNBAでチームの主力を担う選手をこれから目指すのは非現実的でしょう。だからオフェンス面では相手がWatanabeを残してワイドオープンにしてきたときにそれを咎められる程度のアウトサイドからのシュート能力は必要ですが、あまり多くの「できないこと」を悩むのはやめた方がいいかなと感じます。例えば先日私も指摘したちょっと圧力がかかったときのドリブルの不安定さや、ゴール下へのドライブでの接触の弱さ、個人での打開力のようなものは求めなくて良いのではと思い直しています。あればあるにこしたことはないですが、今季開幕時に24歳になってしまう選手にそういう能力でこれから飛躍的な向上を望むのは違うかなと。強みになりうるのはジャンパーとフリースロー。そこを活かせる方向に注力すべきでは。

それよりもディフェンスで相手の2番3番の守りを5分間任せられる選手を目指すべきではないかと思うんですがどうでしょうか。そういう選手としてNBA昇格を目指すのが現実的な道のように感じます。ご本人の売り込みだと1番から4番まで守れるということですが、常時NBAの先発4番相手は無理でしょう。いまはSummer Leagueなのでスカウティングの対象にはなってないでしょうが、本番となれば弱点を狙われることが増えるのでフィジカルに攻められて苦戦することが容易に想像できます。
1番相手は短時間なら長さで相手に嫌がられるでしょうからアリ(わかりやすいイメージだとKevin LoveがStephen Curryを追い回したような)ですが、それはスイッチで担当になったときぐらいに考えて、現実的な運用は相手の2番3番の得点源を限られた出場時間の間(自軍のスターターを休ませる間)におとなしくさせる役目ができたらどこかのNBAチームに需要があるのかなという気がしてきてます。Nets個別のチーム構成・事情は存じません。

NBAで先発主力選手になるというのは現実的にないと断じて良いと思うので、オールラウンドな能力はいまとなっては目指す理由がない。日本代表での活動とか日本のプロリーグに参加するときには求められるのかもしれませんが、ことNBA昇格を考えたら要らない。最初にも書いた通り、相手ディフェンスを1人引きつけておくだけの能力がないと舐められてしまうので、そういう意味でのアウトサイドショット(3ポインターまたは、かわしてミドルジャンパーでも良い)は必要ですが自身が得点源になる必要はないという感じ。これがWatanabeが目指すべき方向性ではないかと。

この前からNBAでいうと誰が似てるとか目指すのかなと考えていたんですが、このイメージだとIman Shumpertなんかがこれに近いでしょうか。Shumpertほどディフェンスで定評がある選手になれたら大成功となるのだと思います。Shumpertよりはリーチも長そうですし。他に似てる選手、目標にすべき選手がいたら教えていただけたら。

Watanabeの評価問題

問題というほどでもないんですが、日本のYuta Watanabeファンの意見を昨日ご紹介いただいたYouTubeのハイライトビデオ(たぶん著作権侵害なのでそのうち消えるかと思いますが)で見て少々思ったことを。私がWatanabeの話を書くとだいたい辛いです。そういう自分の感想と、YouTubeで見かけた日本語のファンの意見が大きくズレているなあと感心してしまった次第です。

先程Summer Leagueでの所属先のBrooklyn Netsの2試合目が終わったところ。今日のWatanabeのディフェンスはいい感じで相手を抑え込めていた場面が多かったと思います。出場時間も長かった。昨日はディフェンスについた相手がNBA一軍・ドラフト上位の選手でそういう相手だとベタ付きも大変でしたが、そうでない今日のG-League行き乃至はそれ以下の力量の相手なら守備ではスムーズに合格点の評価を受けるレベルというところを見せられたのでは。唯一ディフェンスで難ありと思われたのは相手チームの2番の選手に押し負けてフロアに転がされた場面でしょうか。大型4番相手ならともかく2番に押し負けるのはよろしくないです。それ以外の場面でも倒された場面がいくつか。

オフェンスの方は‥ スタッツ的には前日より良かったんで試合を見ていないと誤解されると思います。また辛いことを言ってファンの方には申し訳ないんですが、スリーの外し方がなんともちょっと。前半に90度からの完全余裕なワイドオープンの3ポインターをとんでもないエアボール。実況アナに「リムから2フィートは外れてます」と言われる始末。90度からっていうのは一番距離も短いし、カレッジと同じ距離ですからね、言い訳が効かない。その後もう一回めげずに反対90度からのスリーを打つも大きくハズれ(実況アナ「今度は一応リムの根本には当たりました」)、その後はベンチの指示か本人の判断かはわからないですが3ポインターを打たなかったと思います(全編かぶりついていたわけではないので見落としあったら失礼)。その判断はゲーム的には正しく、ドライブから得点機を得、ファールをもらってフリースローで得点は重ねられました。昨日の8得点が13得点に伸びただけに数字を見たファンがはやるのはわかりますが、Summer Leagueは勝つための場ではないのであれで良いのかどうか。前日の8点は3ポインターx2と2点シュートx1。今日の13得点は3ポインターx1+2点シュートx2、フリースローが6本加わってます。見かけ上は得点伸びてますけど、オフェンス能力の評価として前日比で好転したと言えるのかどうか大いに疑問があります。
あとは前日から気になっていたんですが、ドリブルに自信がなさげで相手ディフェンスに追われると居心地悪そうにさっさとパスしてボールを手放してしまいます。そのパスがなんら攻め手になっていない。言葉が強くなっちゃいますが逃げでパスしている場面が多いように見えます。得手不得手はあるものですが自分でドリブル打開でシュート機会を作れない、でもキャッチ&シュートは3がまるで入らない。これでは上を望むのはキツいと思います。あとファールをもらったときにand 1になりそうなプレーがまったくなく、接触に弱い感じがします。
今日の3ポインターを諦めたのがベンチの指示だとして、どうするんですかね。ミドルジャンパーに活路を見出した方が適性があるんじゃないかとも思いますがどうでしょうか。Shaun Livingstonのように3ポインターを完全に捨てた一流選手というのも存在しますから。試合終盤にはまた3ポイントライン外に張って待ってましたがもうボールが廻ってきませんでした。

また今日の試合のWatanabe専用ハイライトもYouTubeに上がるのでしょう。そしてまた全然私と違う意見が積み重なるんでしょうね。期待はわかりますが、あまりにも実態と違うコメントを見るとびっくりします。

WatanabeのSummer League始まる

日本期待のYuta Watanabe選手がSummer Leagueに登場。所属するBrooklyn Netsは他のNBAチーム同様に既に契約上のロースターが埋まりつつあり生き残りは至難ですが、とにかく与えられた機会を最大限に活かしてG-League入り(Nets傘下のままならLong Island Nets)の契約獲得を目指すことになります。
初戦の相手はOrlando Magic。TV放映はNBA TVで生中継。Summer Leagueは少数の注目試合などはESPN系列で、それ以外の試合はNBA TVが基本的に全試合を生または録画で放映予定。

試合の方ですが、注目の的はOrlandoがドラフトで全体6位で指名したMohamed BambaまたはMo Bamba。7フィート10インチ=240cmの驚愕のウィングスパンのセンターです。ドラフト6位ですがそのポテンシャルはこわいものがあります。ベンチスタートだったWatanabeは出場時間帯が合わずBambaとのからみはなし。
Watanabeは前年2017年ドラフトの全体6位でOrlandoに指名されたJonathan Isaacを1-on-1で守る機会が多かったんですが、正直完敗ですね。ケガで昨季あまり出場できずNBAでの出場27試合先発10試合というIsaac、この試合20得点でトップスコアラー。得点が全てがWatanabeの責任ではないですが、このクラスの相手だといろいろやられちゃうんだなあという感じです。試合のアナウンサーも「WatanabeはA-10のDefensive Player of The Yearですが、ここはA-10じゃないですからねー」とコメント。まさにそういう感じです。公称だとWatanabeの6feet9,205lbsに対して、Isaacは6feet10, 210lbsとなってますが遥かにIsaacの方が大きく見えるし、なのに大きい相手のその足についていくのが大変。チームプレーで簡単にシールドされたり。今日に関しては相手がNBA一軍クラスの選手、遥かに上の選手だったということでやむなしという感じではないでしょうか。第2戦以降のマッチアップに期待。今後も4番で継続的に使われることになるのか。急造チームなのでディフェンスでのスイッチが粗雑で、簡単にIsaacを自軍の2番の選手に渡してしまって簡単にスコアさせたのなんかは、誰の責任というふうに評価されるのか。
オフェンスの方では第3Qの終了直前の3ポインターはきれいに入りましたが、あとはちょっと。前半戦に打った3ポインターがハズレかかったのを味方選手がタップインしたかに見えたようなのがWatanabeの得点3点にカウントされたのを含めての3ポインター2本成功(アテンプト6本、33%)、それ以外はFG1本成功で計8得点。試合の終わりのときに落ちてきたリバウンドをプットバックするチャンスがあったのを大きく外した。ああいうのを決められるかそうでないかも評価に関わってくると思います。
今日の内容はGeorge Washington時代のプレーと比較すればまずまずの試合と言えますが、プロでの生き残りのアピールとしては弱い試合というふうに見ました。日本からの応援の一団がスタンドにいました。ご家族でしょうか。

という感じでWatanabeの挑戦はスタート。もしG-Leagueに加われた場合のこととして以下。
Brooklyn Nets傘下のG-LeagueチームであるLong Island NetsはNassau Coliseumで試合をしているようです。例のNHLのNew York Islandersの元のホームアリーナですね。その昔、現Brookyn NetsがNew York Netsというチーム名だった時代にホームとしていたアリーナでもあります。ABA時代やNBA初期には最上位カテゴリのチームの本拠だった場所を、今はそのファームチームが使用しているということであり、プロバスケットボールの歴史的な地位向上を感じさせる話でもあります。

DeMarcus Cousins獲得に見るWarriorsのリクルート能力

今回Warriors加入が決まったBoogie DeMarcus Cousinsは昨季2月のアキレス腱のケガで欠場した後の契約。大型選手のアキレス腱のケガは復帰後のパフォーマンスにとても大きな不安があるのは過去に数々例があるわけです。もう我々の知っているBoogieは存在しないかもしれないのです。シーズン当初から出場できるわけでもない。Cousins側の説明では12月には復帰できると言ってますが、本当のところは外部からは誰もわからない。そういう中で迎えたFA期間。

ケガからの完全復活を待つとシーズンの半分しかプレーできない可能性が高く、今のままの状態でCousinsが望む最高額での契約を狙ってもうまく契約交渉がいかない可能性もある。とCousins側が思っていたところ、現実はさらに厳しかったようです。FA解禁日にCousinsに対してオファーを出したチームはゼロだった、というのがCousinsがインタビューに答えての情報です。ゼロ。オールスターなのにオファーゼロ。それほどまでに予後が疑問視されている現実にぶち当たったわけですね。そこへ話が舞い込んだのがWarriorsのMLEでのオファーだった。だから契約したと。
MLEの1年契約で復活を示す年にするとともに、ついでに優勝の味を味わっておくのもアリか、というところかと。Cousinsの契約後、Warriorsの主力の面々、Kevin Durant、Stephen Curry、Draymond Greenと電話で会話したそうです。彼らは米代表メンバーとしてお互い顔馴染み。その電話でのWarriorsの面々からの歓迎ぶりにCousinsは感激したとのこと。特にCurryとの会話でCousinsはメロメロにされた模様。こういうWarriorsの人当たりの良いメンバーたちのコミュニケーション能力がCousinsの復帰努力に力を添えるのは確実でしょう。

Cousinsの加入発表を聞いた瞬間は意外ではありましたが、まあそういう事情であればそういう判断もあるだろうなというところではないでしょうか。とにかく他にオファーがなかったというところが衝撃的で、オファーを出していない他のチームが文句を言えた筋合いではないのでしょう。
サラリーの都合から言ってWarriorsには今季を超えてCousinsが居残ることはまずない。あるとしたら来オフにKlay Thompsonを諦めてCousinsに乗り換える場合だけですが、それはCousinsの復活の内容を見てみないとわかりませんね。

NBA Summer League開幕

怒涛のスケジュールですね。NBAのSummer Leagueが今日から開幕です。

Summer Leagueにはドラフトで指名された選手たち、ドラフト漏れでお試し契約で選ばれSummer Leagueの場で実力を証明しようという選手たち、G-League所属の選手やNBAの本試合では出場機会の限られた若手選手などがしのぎを削ります。毎年おもしろい。今年はSacramento、Utah、Las Vegasでの三都市開催。長年の開催場所だったOrlandoは開催地から外れました。
初日からドラフトの目玉の一人だったSacramento KingsのMarvin Bagley IIIが登場予定。日本のバスケファンの期待を背負うYuta Watanabeの所属先となるBrooklyn Netsは金曜日7月6日からLas Vegas会場に登場します。

NBA Finalsが終了したのが6月8日。Warriorsのスイープだったので早く終わってしましましたが、もし第7戦までもつれたなら6月17日まで試合をしていた予定でした。そしてドラフトが6月21日。僅か中3日。その後LeBron他の契約上のオプトアウト・オプトインの宣言期限日が6月29日でした。そして7月1日にFA解禁。7月2日にSummer League開幕。Finalsが早く片付いたので少しドラフトまで間がありましたが、それがなければ間断なくNBAのネタが続いていたはずの日程です。NBAの夏侵攻ということを過去何度か書いてますが、それがさらに進んでNBAがアメスポ内での話題の主導権を手放さないように組んだ意欲的なスケジュールと言えそうです。
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