アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

MLB/Baseball

AL MVPはAltuve圧勝

MLBの各個人賞が今週発表になってます。American LeagueのMVP、Jose AltuveとAaron Judgeの争いと言われており、Judge有利という意見も巷にはあったようですが、結果はAltuveの圧勝、一位票の9割をAltuveが集めたとか。うーん。私の個人的な好みで言うと以前にも表明してあったとおりAltuveの方が好みですが、ここまで圧倒的な差だと改めて古株の投票者たちのYankees嫌いのことがまた想起させられてしまいますね。まあJudgeは新人王は満票だったようですし、これからまだまだ長いキャリアの中でチャンスがあると思うしかないですね。

National Leagueの方は強かったチームにコレという突出した選手がいなかったこともあってJoey VottoとGiancarlo Stantonの一騎打ちとなり、Giancarlo Stantonが初受賞。この辺りはVottoは以前に一回貰ってるから、とかなんとかそういう理由でStantonにした投票者もいたのかもしれないなと思ったりしますがどうでしょう。どちらかの所属チームがプレーオフに出ていたら(少なくともシーズン終盤まで争っていたら)そちらで完全にキマリだったような。

MLBの先発投手改革がいよいよ始まるのか

MLB New York Metsからおもしろい話が流れてきています。エース級以外の先発投手には基本的に打順三巡目は投げさせない、という投手起用とするという案があるとか。ここで言うエース級とはNoah SyndergaardとJacob deGromを指してます。Matt Harveyはとりあえずダメ組のようです。

これはなかなか斬新で面白い話だと思います。そんなことしてリリーフ投手の数は足りるのか?足りないならブルペンに先発型の投手を第二先発として置くようになるの?とか年間の先発投手の投球回数が激減するのは今後の投手のサラリー、ひいてはチームのサラリー構成全般に大きく影響するんじゃないのか?などさまざまな疑問は沸きます。

他方、MLBで懸案になっているあまりの肘の故障、トミージョン手術の続発、先発投手への身体への負担の軽減へのひとつの回答になるのかもしれません。MLBチームが先発型の投手を現在よりも多くロースターに置くようになれば将来日本型の6人制ローテということも実現できるようになるのかもしれません。

でも打順三巡目ってちょっと早いと4回、かなりきっちり抑えてないと5回には来ますよね。

言うだけで実際は実施できないかもしれませんが、とりあえず今はオフシーズンのネタ提供ということです。

Iginlaの平昌五輪出場意欲とIchiro

コメント欄でも少し書きましたがNHLの元オールスター選手であるRW Jarome Iginlaが平昌冬季五輪へ参加の意欲があるそうです。40歳、現在NHLから契約オファーが貰えず浪人FAの身です。NHLは既に今回の五輪へ選手派遣しないことを決定していますし、最近になってロシアKHLも選手の拠出を拒否する決定をしたようです。Iginlaはフリーですからカナダ代表として五輪参加は可能。マイナーリーグプロの若手選手が主となると思われていた五輪にこういう形で有名選手が出場する可能性があるということですね。ご本人はこの五輪でアピールしてNHLでのプレー続行を希望、新契約獲得に色気満々ということですから、若い選手を相手の奮戦が期待できるのかもしれません。それとも広いリンク、若い選手を相手に走り負けてこれが最後の勇姿になるのか。ちょっと注目しておきます。

それで連想したのがMLB Miami MarlinsからFAとなったIchiro選手のこと。オーナーの代わったMarlinsはIchiro選手に対するチームオプションを行使せず。大規模コストカットでNL MVP候補のGiancarlo StantonやChristan Yelichまでトレード候補とされるMarlins。StantonのMLB最大級サラリーとIchiroのそれとではコストカット効果はまるで違いますがとにかく現時点では要らないと。

で、思ったんですがIchiro選手が昨オフの段階でMarlinsから離れていたら2017年春のWorld Baseball Classicにも出場していたのかな、と。Iginlaの五輪と同じように。その場合、自分の能力をMLBの各チームに証明するために目一杯の試合をしてくれていたんじゃないかなとも想像したりします。こういうのはタイミングですよね。五輪なりWBCなり四年に一度のタイミングが合えばそういうおもしろいことが起こるし、そうでなければなにもない長いオフということに。

選手としての能力やサラリーもともかく各チームGMはチーム作りということを考えますから同じ安いサラリー、同じ程度の期待値(多少下でも)なら若手を登用するのは自然な発想で、IginlaもIchiroも難しい再雇用への道かと思いますが、華やかなキャリアを経た、それぞれのスポーツで殿堂入り確実なスター選手たちがやれるところまでやるという意気は支持したいと思います。

Danica NASCARからはみ出しか

MLBもシーズンが終わりストーブリーグの方へ移行。日本がらみではYankeesのMasahiro Tanaka投手があっさりオプション行使を諦めFA回避、Yankeesに残留してます。次期監督は決まらないのでそれは少々不安要素でしょうが、今年のYankeesの若手選手たちの躍動ぶりを見たらTanakaのここからの契約の残り三年間は希望に溢れたシーズンになるでしょうから無理な移籍を画策することもなかったのでしょう。


MLBとともに春秋シーズンのメジャースポーツというとNASCARです。NASCARはプレーオフが進行中、次々週がシーズン最終レースとなります。シーズン終了を前に早くもオフシーズンネタが出てきました。女性ドライバーとしてNASCARで揉まれていたDanica PatrickがStewart-Haas Racingの10番の車を失うことが決定したようです。

2012年からNASCAR参戦、今年で6シーズン目。成績の上昇は見られず今年のドライバーズランキングで24位。これが過去最高タイ。メインスポンサーだったGo DaddyがDanicaから降りたのが一昨年ですか。その後は年間スポンサーなしで納税時期に税務サービス企業のロゴを付けて走ったりとマイナー感いっぱい。今年35歳。メディアへの露出もすっかり減って、忍耐強いと評判のオーナーのTony Stewartも見切りを付けざるを得なかったんでしょうね。結局NASCARの男の世界では成功できなかったという結果になってしまいました。

まさか以前に噂されたF1転向なんていうのももうこんな落ち目では無理でしょうし。(そちら用のサプライズ参戦にはJeff GordonとかEarnhardt Jrとかもっと適役がいますし)

2014年6月のSI誌の予言

その予言の当たりっぷりが今評判のSports Illustrated誌の記事の話です。2014年6月発行のSI誌の特集記事で昨日チーム史上初のWorld Seriesを勝ったHouston Astrosを当時評して「2017年のWorld Series Championsです」と紹介したもの。そしてその表紙写真がWorld Series MVPを獲ったGeorge Springerのものだったとか(SI誌は複数の表紙を同じ号に作成することも多いので他のメンバーのものもあるかも)。その号の発行当時はSpringerはメジャーデビュー二ヶ月の新人選手。あまりにもできすぎだ、と評判になってます。

アメスポの6月というと、バスケNBA、ホッケーNHLがそれぞれプレーオフを終えてメジャースポーツは野球だけになる時期。Indy500も五月末に終わって、他に特筆すべきスポーツイベントのない週の発行分を売るために企画されたちょっとしたネタ記事・煽り記事だったのであろうと思われます。2014年のAstrosは、2011年から2013年の三年連続100敗のどん底から少々進歩して70勝92敗 勝率.432となったシーズンです。そのシーズン序盤の6月に、2017年の優勝はここだ!という記事はまあ誰も本気にしなかった、奇をてらった記事であったことでしょう。それがまさかの予言大正解につながっていくとは、このときは知るよしもなかった、ということになります。

ちなみに今年のプレーオフが始まった時点でのSI誌の優勝予測はLos Angeles Dodgersだったそうなので、SI誌の編集部も2014年の予言を覚えていなかったというオチでもあるそうです。

Darvish 二連続で2イニングもたずで終戦

日本期待のYu Darvish投手、第3戦に続いて二度まで2イニングもたずにKO、5失点。私は第3戦のDarvishノックアウトの部分を見ていないので今日だけの感想ですが、球種がバレている感じではないでしょうか。多投するスライダーをことごとくファールされてたまに投げる速球がドンピシャのタイミングって…という感想ですが、皆さんはいかがご覧になったでしょうか。

Houston Astrosの救援陣が脆いのはWorld Seriesでもその前のALCSでもはっきりしていたので序盤の5点差はまだ返せる範囲内と思って見ていましたが、Dodgersはチャンスを逃し続けて差を詰められませんでしたね。弱体救援陣をやりくりしたAstrosのA.J. Hinch監督の手腕を褒めるべきなのかもしれません。これで今ポストシーズンでロングリリーフが最後まで投げきっての勝利3勝目かな?いまのメジャーは契約で縛られて誰がクローザーで誰が8回でとうるさいことになっている構成のチームがままあり、それ故良きにつけ悪きにつけほぼ固定の救援パターンが常識なところ、救援陣の脆さを逆手に先発投手をロングリリーフに投入、その日調子が良いと見たらその投手に賭ける起用が当たったことになります。

一方、MLB最高額のチームサラリーを誇るLos Angeles Dodgersは救援陣の物量があるという確信の下に小刻みの救援が多いシリーズでした。事前には救援陣ではDodgersが圧倒的にAstrosより上とされましたが、結果から見るとそこまでの差をつけられなかったということになりましたね。


あの100敗連発のめちゃめちゃ弱かったHouston Astrosがこんな勝ち方をして堂々のMLB初制覇に届くとは。数年前にKansas City Royalsが勝ったときもスモールマーケットで長年低予算で喘いだRoyalsの優勝でその育成方針が評価されたものですが、今回のAstrosもまた同様の育成の勝利であります。MLBが前コミッショナーBud Selig時代に敷いた贅沢税制がこのように育成型のチームにチャンスを与えていることは素晴らしいことかと思います。その上Astros打線は若いし。

スライダーが曲がらないボール?

ところでWorld SeriesのHoustonでの三連戦の途中から一部の投手からボールが滑るというクレームが出るようになっているのは日本では伝えられているんでしょうか。曰くボールの滑りのせいで変化球のキレが落ち、よって痛打されているというクレームです。第3戦のDodgers先発のDarvishがスライダーでまったく空振りを取れなかったのはそのせいだという分析がある…などとスポーツトークショーでは言っていたんですけど本当でしょうか。確かにあまりにも皆打たれまくっていたのでなんかあるんじゃないか、と疑りたくなるのはわかるような気がします。スタットキャストでボールの回転数もデータで出るんでしたっけ。

第7戦への序曲のような試合

あっさり風味のWorld Series第6戦。試合終了は11:40PM頃。3-1で割とあっさりした試合のはずですがそれでもやはり3時間20分はかかってしまうのは仕方ないか。明日第7戦は決着が長くなっても見ると思いますけど。

日本期待のDarvish投手が第3戦のノックアウトを忘れさせる登板ができるかどうかですね。Astrosはこのポストシーズン、アウェイで打てない試合が多いですね。

何人が見られたか

World Series第5戦。延長10回サヨナラ、13-12でHouston Astrosが勝利。追いつ追われつ、スター選手が次々と痛打をかます展開。記事によってはThe best World Series game ever!とまで言ってます。見た人にとっては記憶に長く残る試合になったのでしょう。

最後の部分をplay-by-playでたどると9回から登板したLos Angeles DodgersクローザーのKenley Jansenが10回裏も2アウトゲット。たぶん彼の責任の2イニングを全うしようかというところ、2ストライク後に死球。続いて四球。次打者の初球にタイムリーヒット、試合終了。あと1ストライクまで行ってから頓死ということですね。この試合、Clayton Kershaw, Dallas Keuchelの両エースも長くもたず轟沈。クローザーもシリーズ通して試合を締められない。大変な試合、シリーズになりました。


前項で書きましたが私はこの試合、途中で観戦離脱させていただきました。試合終了は東部時間25時40分頃だったようですね。現地Housotn(中部時間帯)で24時40分。日曜夜のそれはつらいです。この試合がどれほど楽しいエキサイティングな試合だったとしてもどれほどの人が最後まで見られたことか。それがWorld Series史上最高の試合と呼ばれるような試合であっても現実的に見られないなら意味があるのか。

World Seriesの試合で、見ていて面白いのに離脱したという経験が私は過去ないような気がします。プレーオフだとホッケーNHLのオーバータイムは私は諦めてさっさと寝てしまうことが多い。これはNHLはプレーオフだけ延長戦ルールがレギュラーシーズンと異なり、サドンデスで延々と延長戦を行うため得点のないまま1時間2時間延長戦が続くことがあるからです(その昔New Jersey Devilsが強かったころとか)。実際は延長戦入って3分で決着がつくことも当然あるんですけど、第3ピリオドと延長戦の間の整氷タイムが20分ほど入るのもよろしくなく、優勝決定する試合とか、推しのチームの試合でもなければ見るのをそこで止めることが多い。でも野球でこれだけ盛り上がってるのに見るのを止めたというのは初体験かもしれません。

5時間17分というのが公式の試合時間。World Seriesの試合としては史上2番目に長い。過去最長は延長14回まで行った試合だそうですから、規程9イニングを終わった段階では夕べの試合が史上最長の試合だった可能性があります。

そもそも試合開始が8:20の予定だったのも遅すぎると思います。シリーズが始まる前に、8PMスタートが東部時間の視聴者にはぎりぎりじゃないか、ということを書きました。Los Angelesの地元のことを考えれば東8PM=西海岸5PM試合スタートが東西で妥協点なのはわかる。しかしそれは平日の話ではないでしょうか。なぜ週末まで8時台のスタートなのか。なぜ5時台6時台にスタートできないのか。

もちろん理由はわかりきっています。FOXの手持ちのNFL放送とかぶってしまうからですね。

昨今のポストシーズンの試合は投手交代が激しい総力戦であることも長い試合の理由でしょう。しかしそれ以前に投球の間合いが信じられないほど長い(Keuchelとかいい加減にして欲しい)、タイムアウト取り放題。お好きな方は気にならなくて「史上最高の試合だよ!」で済むのかもしれませんが、実際に途中離脱した者の意見としては、さすがにもう限界に近づいていないか?と思います。心から。

記事検索
最新コメント
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
メッセージ

名前
メール
本文