アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

MLB/Baseball

deGrom またも負けが先行へ

打線の援護が得られないMLBの屈指のエースNew York MetsのJacob deGromがまた敗戦してます。試合は3-5で敗戦、deGromの7回終了時での降板の時点では1-2。今季の成績は7勝8敗、防御率1.71に悪化(試合前1.68)もMLB最高の防御率。98−99マイルの素晴らしいボールが打者の膝の高さにズバズバ決まり、たまにその速球がストライクゾーン上限にも行くので打者は手が出ません。ALでサイヤング賞の候補であるChris Seleが防御率1.96で2位、この二人だけが1点台。deGromは既にシーズンの規定投球回数をクリアしており、規定投球回数を投げて勝敗成績が負け越しの投手ではdeGromの現在の防御率は長いMLB史上でも最高のようです。
とにかく打線が打ってくれない。この日もdeGromがMarlins打線を抑えているのにMetsは打てず。deGromが4回にタイムリー2塁打をセンター超えに喰って2失点。なんでもこれが今季2ストライク0ボールのカウントでdeGromが長打を被弾した初のケースだとか。6回にやっとMetsは1点をあげたものの、deGromがマウンドにいる間の援護はこれが唯一。
deGromのこの日の結果は7イニング3被安打自責点2 9三振2四球。これで直近26度の先発登板のすべてで自責点3以下。圧倒的な安定感です。MLB史上に残る好投手のグレートなシーズンがこのまま黒星先行で終わるのか。

deGromの個人成績は圧倒的なわけですが、投手の最高の栄誉となるサイヤング賞の受賞はあるのかないのか。サイヤング賞はAL/NLで別に表彰されるのでNLの投手だけを見るとdeGromよりもMax Scherzer が受賞にふさわしいという意見が多いようです。本日時点でScherzer は防御率2.31、17勝6敗。

これ、ダブルスタンダードじゃないですかね?先日もMVP(実質的に打者の最高の選手に与えられる栄誉)の候補の話をしましたが、そちらではセイバーメトリクス革命以後にできた指標を元に誰がより良い選手なのかの議論が戦わされ、旧打撃指標で三冠王も狙える位置のBoston Red Sox J.D. MartinezはMVP争いでは4位以下の扱いになっているわけです。
ところが投手の方は圧倒的な実績のdeGromがMax Scherzerよりも評価が下になる傾向が強い。セイバーメトリクス的には投手の勝敗というのは、打者の打率よりさらにに個人の能力の評価としては不適当な過去の指標であろうかと思うんですが、なぜかそういう話にはならずシーズン20勝が狙えるScherzerの方に票が行きそうだというのです。

三冠王は過去の遺物か

MLB Networkで議論されていた話題です。Boston Red SoxのJ.D. Martinezが現時点での旧指標での成績が.335 39HR 115打点となってます。打率はチームメイトのMookie Bettsに毛差で2位、ホームランはAthleticsのKhris Davisに1本差の2位、打点は首位。三冠王のチャンスです。

しかしながらMLB Networkという野球専門チャンネルなのにその成績への反応はすこぶる鈍い。旧指標的には好成績ではあるものの、いまとなってはMartinez以上の評価の選手が他にいる、というのですね。ALのMVPレースで言うとMookie BettsがはるかにMartinezに先行しているとされます。ALの最多勝チームRed Soxを代表して最優秀選手はMookieで決まりになりそうな勢いです。Martinezが三冠王を獲るとさすがにBettsの票が削られる面はあるのでしょうが、その場合は別の誰か、Mike TroutだったりJose Ramirez(Cleveland Indians)を利するだけでJ.D. MartinezがMVP当選するのは見込めない。一昔前なら三冠王で最多勝チームの主軸を打っていてMVP投票で有力候補ですらないというのは驚きでしょうが、今となってはこういうことなんですね。

ではもう三冠王というのは過去の遺物で意味がないのか、というところまで論を進めていました。3つのカテゴリのうち打率と打点の2カテゴリが選手の評価基準として不適当だと見做されるようになってしまったというのは事実、とかなり断定的に言った上で、但しその代わりとしての現在重要視されるようになった指標が十分に一般スポーツファンに浸透していない、わかりやすくない、という点も指摘。そういう意味でわかりやすい三冠王は今も意味があるだろう、というなんとも盛り上がらない結論を出していました。
まあねえ、という感じであります。打率が不適当なのはともかく、打点ってそこまでダメ出しするほど意味のない指標になっていたのでしょうか?個人成績という意味では打点機会が多いかどうかはその選手個人以外の要素を多く含むので不適当という議論はわかりますが、例えばMVPを選ぶような場面では強いチームの主砲であることを間接的に表す打点の数字は打率よりはよほど意味があるようにも思えますが、どうなのでしょう。

今年のMLBオールスターの投票の話題のときにも書いたのですが、ネット投票の画面で候補選手の成績として表示されるのは旧指標なんですよね。間口の広いネット投票だとセイバーメトリクス由来の数字ではまだわかって貰えないだろうということだったでしょうか。

Troutよりも上の話題性との評価

Mike Troutは現在のMLBを代表する選手。2012年に若くして出てきた時期がBryce Harperと重なったこともあってよく比較されましたし、ともに将来MLB史上に残るような通算成績を残すのではと期待されました。現時点ではTroutの方がより万能とされており、Best player in MLBというとTroutでほぼコンセンサスがとれる。Harperの契約が今オフに先に切れ、Troutの契約は2020年までですのであと2シーズンあります。

と、そういう評価・常識が先にあって以下のコメントを聞いたので私はかなり驚きました。MLBの手持ち局であるMLB NetworkのトークショーでShohei Ohtaniの怪我問題を取り上げていた中で出てきた発言なのですが、曰く
「契約金額も格安なのに話題性ではTrout以上の選手。その上Anglesは向こう1-2年でタイトルコンテンダーになるようなチームでもない。1年のロスぐらいどうってことない」なんて言われていました。トミー・ジョン手術で大量の選手が離脱するのが常態となっている現在のMLBならではの見方でもあるでしょうが、驚いたポイントはそこではありません。

TroutよりもOhtaniの方が話題性が高いという発言。そうなのか!という感じでした。私は日本人なのでどうしても公平に見られないし、日本語情報もある程度入ってきてしまうので一般アメスポファンとは情報内容も違う。よってアメリカ国内でのOhtaniの露出力がTroutより上だという判断はしにくかったわけですが、アメリカ人MLBジャーナリストでもそう思うんだなあと感心しました。普通の選手じゃあないだけにMLBファンだけでなく一般スポーツファンへの訴求力があるという意味でOhtani効果の方が強いということなのでしょう。

以前にも少し触れましたがMike TroutがMLB最高の選手であるのに顔認知度が低いという事実があります。試合の時間帯が人口の多い東海岸に合わない西に所属する不利もあるしそれがTroutの非ではないのは確実ですが、実際問題として派手さは足りない。それと比較するとOhtaniの話題性が勝るという指摘なんですね。Ohtaniの普通じゃない活躍内容は西海岸での不利を超えているのか。おもしろいなと。

その続きでAngelsがTroutとの契約延長もできるかどうかわからないという話題もやっていました。Trout本人にPhiladelphiaに行きたい意向があるのだとかなんとか。Angelsには引き止める意思もあり、それを実現する予算上の余裕もある(現在Angelsの重荷になっているAlbert Pujolsの契約が2021年に切れます)のに引き止められない初めてのフランチャイズの生え抜きスーパースター選手のFA移籍例になるかもとのことでした。

Ohtaniの話題は何番目?

以前にも触れましたがスポーツニュースという形態の番組がアメリカでは消えつつあります。総合型だと長年アメスポ情報発信のデファクトスタンダードだったESPNのSports Centerが生き残っていますが、スポーツニュース専門局だったESPNEWSですらいまとなってはニュース番組をほとんど流していないほど。速報性ではもうネット・アプリにかなう可能性はなくTVからは撤退に近い状態です。その代わり番組放送中の画面下の速報試合情報などは充実してきてます。こちらはネット情報よりもある意味速いかもで重要性が増しているかも。
その最後の砦Sports Centerは今週はテニスUSオープンの試合終了後の放送というスケジュールで、毎晩長時間の試合が放映されるので放送開始は午前1時2時というぐあいで、東部時間の一般視聴者には見られない状態です。
なにをぐだぐだと説明しているかというと、興味があって今日のスポーツニュースで例のShohei Ohtaniの肘の手術の話題と同夜の2本塁打を含む打者としての活躍という異常なニュースがどの順番で取り上げられるのか知りたったのですが、スポーツニュース自体を見ることが困難ということがわかっただけでした。画面下の情報では昼間からOhtaniのトミー・ジョン手術が推奨される新しい靭帯の傷が見つかったというニュースはトップクラスの扱いなのは確認できました。

先日の登板のときの球速の異常低下は既に当ブログでも触れました。MRIの結果新たな傷発生で今季の投手としての登板はもうなくなったと。それが速報で知らされた数時間後にバカバカ2本のホームランを含む4の4、3打点4得点1盗塁。元気いっぱいです。この人何者?という感じです。投手の肘の靭帯が手術が必要なほどの状態でもホームランは打てるんだなあというのはほぼすべてのスポーツファンはこの日知ったことでしょう。

これ、本当にメスを入れるんでしょうか。トミー・ジョン手術をするとほぼ1年半後の本格復帰となります。そうなるとこの秋に手術をしたとして2020年の開幕時に投手としては本格復帰を目指すことになります。現在のOhtaniの契約はその話題性・実力と比して極端に安い年$500,000程度。お金のことを考えれば格安の今のうちに手術で1年棒に振っても次期契約の時期までに万全の状態に持っていく方が得。

ただ過去の経緯を踏まえるとOhtaniはお金を判断基準にしているとは思えない。MLBの若手選手への契約ルールがあるので2年後にMLBにやってくれば金額は10倍規模またはそれ以上に跳ね上がるのがわかっていたのにあっさりMLB移籍を決めたのを見てもそれは確実。なので彼本人が何を基準に手術を受けると判断するか、1年間打者としても活動不能となる選択をするのかは予測不能でしょう。特に打つ方で当夜にこれだけ派手に打ってしまうと。常識が通用しない選手なのは確実です。今の打撃成績が続くのであればDHでも通用する。投手さえ諦めてしまえば外野手でもできることでしょう。MLBの投手は100マイルの球を投げたいでしょうが、外野手は90マイルの送球でも別にかまわないのですから。実際は外野手は助走をつけて投げるので送球は100マイル級になるので、それはそれで患部に影響が出るかもしれませんが。常識外なのでよくわからない点、過去例ない話が多いのもおもしろいところです。

ただの1敗ではなく

日曜夜。次週からはNFLが開幕して日曜夜はそちらが賑やかになります。Labor Day三連休の中日となった昨夜はカレッジフットボールではNo. 8 Miami-FLが大敗、No. 25 LSUに前半に大差をつけられて最終スコアは33-17。最終スコアこそ第4Qに得点を重ねて見られる状態になりましたが前半終了時点で27-3。惨敗ですね。事前に予想していた通りQBが弱点の両校、前半に大量得点をしたLSU側も含めてパスプレーはレベルが低かった。LSUのQBはOhio Stateで二年間バックアップをしていた転校生。敗戦したMiami-FLは昨季開幕から10連勝して全米優勝戦線を賑わしましたが、シーズン末に3連敗。そしてこの日の大敗で4連敗となってます。
現在のカレッジフットボールの仕組みでは1敗することは全米優勝を目指す上で許容範囲内なのですが、それでもこの試合での1敗はただの1敗ではないような。他に試合がない日の連休中日のプライムタイム地上波全国放送での前半にボコボコにされての惨敗はあまりにもイメージが悪いです。それをカレッジフットボールファンがみんな目撃してしまったわけですから。プレーオフ出場の4校を選ぶのは以前のような投票やコンピュータランキングではなく、人の手で選ぶのですから印象点は大事。実質上この惨敗ではMiami-FLの全米優勝の可能性は消えたと言って良いのでは。まああのゆるいボールしか投げられないQBで昨年勝ちこんだのが奇跡だったという方が事実に近いか。

この試合の裏でESPNで放送になっていたのがMLBのLos Angeles Angels@Houston Astrosの4連戦の最終戦。Shohei Ohtaniの投手復帰戦でもありました。AL西でOakland Athleticsと首位を争う昨年覇者のAstrosにのぞむ二刀流ルーキーOhtaniという構図。事前にOhtaniは50球程度がめどとされていたので、先発するも個人に勝ち星が付く可能性はない先発登場でした。既にペナントからは遠く脱落しているAngels。来季へ向けての実戦復帰テスト登板という面が強かったですが、話題のルーキーであるOhtaniがAL新人王争いにとどまれるかどうかの復帰登板、そしてその全国お披露目でもありました。
結果は3回にGeorge Springerにスライダー(だと思いますが)をすくわれてレフトスタンドへ2ランホームランを打たれて2失点で3回途中降板。結果的に負け投手となってます。試合は4-2でAstrosの勝利。
結果としての敗戦投手になったことや、3回もたずに降板というのは問題ではないような。終始コントロールが定まらず球数が嵩んだのも復帰戦ということで割引しても良いでしょう。
それより遥かに問題だったのはホームラン被弾したSpringerへの攻め方、およびその誘因となった球速の急速低下の方でしょう。変化球が得意で多くの投手が速球で勝負するSpringerに対して変化球を連続多投して、最後は軽く合わせられてMinute Maid Parkの短いレフトスタンド(96m)に運ばれました。ではなぜ速球で押さなかったのかというと、直球の球速が1回の98マイル辺りから、このイニングには90マイル程度に大幅に下がっていたからでしょう。打者にとってもはっきり体感でわかる速度低下がほんの40球ほどで起こっていた。たぶんバッテリーもわかっていて変化球に頼ったという感じでは。球速の低下がこの球数で起こるのはまずい。Angelsとしても原因が知りたいはずで、本格復帰プランの変更は必至でしょう。

この先発登板での敗戦、MLBファンの目線で言うとかなり目立つ試合だっただけに、内容に疑念の湧く内容。新人王争いでも脱落に近い悪い印象の試合になったようにも思われます。レベルの低い年ならともかく今年はGleyber Torres、Miguel Andujarと強い候補がいますからちょっとキツそうです。

Ohtani投手復帰戦がESPNで全国放送へ

今日のフットボールの試合を見ていての番宣で気づきましたが、MLB Los Angeles AngelsのShohei Ohtaniの投手復帰戦となる日曜日の@Houston戦がESPNのプライムタイムで放送予定です。次週からはNFLシーズンが開幕になりMLBの露出が減ることになる直前のSunday Night Baseballに登場ですね。どういう試合になるか。
先日のOhtaniの15号ホームランのときもESPN(ESPN2だったかも)で全国放送していたのでたまたまそれも見ました。日本人離れしたところにまた打ち込んでましたね。放送でも「世界に唯一人、この男しかこれだけのレベルで投打をこなせる選手はいません」と伝えていました。

Ohtaniが故障で6月に離脱したタイミングがアメスポカレンダー的にあまりにも悪かった、ということを当時書きました。NBAとNHLがシーズンを終えてメジャースポーツがMLBだけになるまさにそのタイミングでMLBの今季序盤の最大の話題の選手だったOhtaniが離脱。オールスターにも選ばれず、旬の露出機会を逸しました。過去に比べれば視聴率は落ちたとは言えMLBオールスター戦での露出はレギュラーシーズンの一試合よりは遥かに高いわけで、全国区のお披露目にはもってこいの試合だったはずなのにそれに出場できず。
打者としては既に復帰、限られた打席数の中数字は残してきています。数字以上にスポーツニュースに取り上げられる機会は多いような。
残り1ヶ月のMLBレギュラーシーズン。既にペナントレースから脱落したAngelsはOhtaniに無理をさせることはないのは見えていたものの、来季以降も考えてのことでしょう今季中の投手復帰へ。それがなんとかフットボールシーズンが始まる前に間に合ったことになります。当日は裏番組はカレッジフットボールのLSU x Miami-FL@Dallas Cowboy Stadiumの試合があります。NFLは翌週に開幕を控えてプレシーズンも主力はほとんど出場しない週。露出には比較的好条件と言えましょう。




LLWS 日本チーム 韓国に連敗でV逸

Little League World Seriesは今日日曜日に決勝。米優勝チームとなったハワイと韓国の間で争われます。土曜日に全米決勝と国際決勝が行われ、国際側の決勝では韓国が2-1で日本を抑えきって優勝してます。変則ダブルエリミネーション方式のトーナメントで、この両国は既に一度対戦。そのときはなんと韓国が10−0で4回コールド勝ち。過去LLWSで日本チームのコールド負けは記憶にありません。
その後、日本はプエルトリコとの一戦を1-0で制して再び韓国との対戦にこぎつけたのですが、惜敗となりました。最終回の日本の追う攻撃は1アウト1塁からピッチャー返しの強い打球が投手の懐に直接入ってピッチャーライナー、1塁へ転送ダブルプレーで試合終了となってます。日本の先発投手はリトルリーグの試合では珍しく内角特にインハイを突く投球で健闘しましたが序盤に浴びたホームランやレアな守備の乱れで失った得点差をはね返せず。
コールド負けした(準決勝と呼ばれていた)試合での韓国の先発投手が再びこの日の国際決勝戦にも先発。LLWSでは早熟の大型選手の能力が試合を左右することが多いわけですが、この韓国の投手もそのタイプ。なんとか試合終了前に投球数制限でマウンドから下ろしたものの日本は苦戦を強いられました。
前回対戦のときも完封され、またその試合では大量得点差が着いたこともあって韓国側が余裕でその投手を途中交代、投球数を抑えたままで降板したため三日後のこの国際決勝でも登板できています。つまりはあのコールド負け大敗が国際決勝戦にも大きく影響したということになります。
日曜日に日本チームは3位決定戦に臨みます。

LLWSの現行の制度では日本は常にチームを送り込めますが、韓国はアジア太平洋地区代表戦を勝ち抜かねばならず、実質的には台湾との枠争いに勝たないとWilliamsportには来られない。そこを勝ち抜いて出場してくる韓国チームの近年の成績は良いです。2014年にはLLWS優勝も果たしています。
韓国チームは2014年の優勝チームもそうでしたが身体の大きい子を多く揃えている場合が多いです。日本チームはどのクラブが出てきてもきっちり鍛え込まれた技術の高さ、判断の良さ、粒ぞろいぶりが毎回好評ですが、韓国に劣るとするとそのサイズということになりそうです。背が高いとか成長カーブのポイントの違いもあるのでしょうが、がっちりした子が韓国チームには多い印象です。日本の子は毎年細い子が多い。同じ東アジア人で遺伝子的にはさほど違わない両国のはずですが、はっきり体格に差が出るのはなんなんでしょうね。他のスポーツでも韓国や中国と比較して日本選手が細いように見えるのは偶然なのでしょうか、それとも私の印象が間違っているのでしょうか。

ちょっと話が逸れますが、日本の料理レシピサイトを見ているとヘルシーメニューと称するローカロリー食のレシピが多いです。子供の頃からガッツリ食べてない子が日本には多いのかなあとも想像危惧したりもします。

スポーツの殿堂めぐり

表題は「めぐり」としましたが大して行ってません。4大スポーツだとフットボール野球バスケは行ってますが、アイスホッケーの殿堂は行ったことがありません。ホッケー殿堂は1943年開館、カナダ・トロント市内にあり、他の殿堂と比較すると珍しく大都市に位置します。同市は何度も訪れており、殿堂の場所もMLBのスタジアム・NBA/NHLのアリーナから徒歩圏なのに行っていないという、まあアメスポマニアとしては失格モノであります。次回トロントに行く機会があったときにはぜひ。

スポーツに限らずアメリカ人は殿堂好きです。車の旅をしているとなにやらとんでもない田舎街に「○○の殿堂」という観光表示が出ていたりします。消防士の殿堂とかカントリー音楽の殿堂とか。どうもいまでも殿堂ビジネスは展開中のようで21世紀に入ってからも新し目のものが各地で町おこし的にできていたりもします。スポーツ関連でいうとNational Collegiate Basketball Hall of Fameというのが10年ほど前にできたばかり。確かに東部にあるバスケの殿堂はプロの選手が圧倒的に優遇されており、それ自体が一大人気ジャンルであるカレッジバスケの独立した殿堂があっても良いのでしょう、それはわかるように思います。場所はミズーリ州Kansas City。今年3月のNCAAトーナメントでの史上初の第16シードによるアップセットby UMBCの展示なんかもされていたりするんでしょうか。方向的にはあまり行き良い場所ではないですが機会があったら足を止めてみたい気がします。

個人的な好みもあるかとは思いますが、野球の殿堂Cooperstownはさすがに他とは違う、特別な場所、特別な街という気がしました。ニューヨーク州Cooperstown自体は小さな街。殿堂の建物もその街の中に溶け込むような形で建っています。でも中に入ると空気が違う。ただのミュージアムとは違う静けさが印象的でした。ここも大都市からはかなり遠い場所で行きやすい場所ではないですが、スポーツファンで機会があるならぜひ一度足を運ばれるとよろしいかと思います。
初めてCooperstownを訪れたときの途上でボクシングの殿堂とかサッカーの殿堂とかの表示にもハイウェイ上で出会いました。どうかな、1-2時間ごとぐらいに出てくる感じですかね。きっと私のような車での旅行者が足を止めるのを期待して点在してそういう場所が選ばれた感じでしょうか。他になんにもない道のりでしたから。いまでこそサッカーもアメスポシーン内で存在感を増してきていますが、初めて通りがかったのはそれよりずっと以前のサッカーが極マイナースポーツだった時代でしたから、こんな田舎に作って人が来るのか?と疑問に思ったものでした。今調べたらどうもそのサッカーの殿堂は興行不振で2009年に閉館していたんですね。そうでしょう。あんな場所では。Cooperstownが特別なのであって、そうでないとニューヨーク州中部あんなところへは人はなかなか旅をしてはくれないです。サッカーの殿堂はその後投資者が手をあげ、約10年の不在後MLS FC Dallasの本拠地間近にこの10月に新装開館するようです。

アメスポ最大の人気を誇るフットボールの殿堂はオハイオ州Cantonに。こちらは広い敷地の中に建っています。比較的小さな建物が多い各種殿堂の中では珍しいということになるのでしょう。毎年NFLのプレシーズンに先立ってHall of Fame Bowlが開催されるのでフットボールファンにもお馴染みのはず。熱心なファンでなくても楽しめるように工夫された展示になってます。バスケの方でもそうですが、どうしてもプロが展示の優先になる面は否めません。カレッジフットボールの独自の殿堂もあります。いまの今まで知りませんでしたが現在は移転して南部ジョージア州Atlanta市内にあるようです。

メジャーな殿堂で少々残念だったのがバスケットボールの殿堂でしょうか。こちらは東部マサチューセッツ州Springfieldにあります。東部の中都市の街中です。Bostonから1時間強ほどの距離。アクセスは楽でそれは良かったんですが、建っている場所が商業施設の中なんですよね。周りにレストランが普通にある小ぶりなショッピングエリアみたいなところにあります。建物自体もどこにでもあるサイエンスミュージアムみたいな建物。私の思い込みが悪いのでしょうが雰囲気がないなあという。Cooperstownなら街全体の古風な雰囲気が、Cantonならあの遠くからも見える独特の建物とそれを飾るレリーフが入館前から期待を高めてくれるのが、バスケの殿堂にはそれがない。
展示内容は懐かしい選手から新し目の選手のものまでカバーしていてそれは悪くなかったです。WNBAの女子選手の展示を多めにしていたのが目立ちました。殿堂入りの方々全員の写真を飾るドームの下にバスケットをプレーできるエリアが設けられているのが小学校の遠足ルート狙いかなあという感じです。荘厳なばかりが殿堂ではないですからそれもまたよしなのでしょうか。殿堂とは言え自前で稼げないと長年存続できないのでしょう。

プレーオフプレビュー@Fenway

MLB NetworkでAL Cleveland Indians@Boston Red Soxの四連戦の第1戦を観戦。MLB Networkでは翌火曜日の第2戦も全国放送予定と力が入ってます。それぞれAL東、AL中地区でトップを快走中の両軍。プレーオフで再び顔を合わせるとするとその場はたぶんALCSとなります。
ALCSのプレビューとも言えるこの四連戦初戦。エース同士の先発なのもプレーオフ風決戦を思わせる試合。ClevelandはCorey Kluberが序盤に3失点するも粘って自軍の反撃を待ち続けて7回途中まで粘投して試合を作りました。メンタルの強さを感じさせる投球内容、投球態度がプレーオフでの活躍を期待させわくわくしますね。
対するRed Soxは既に15勝を挙げている勝ち頭Rick Porcelloが先発。4回までCleveland打線を抑えていたんですが5回から3イニング連続被本塁打で計5点献上、逆転を喰いました。ライトスタンドへ次々と消えていく打球を見送るボディランゲージが若干気にかかる感じか。
2点ビハインドの終盤に追うRed Sox打線がしぶとく食い下がったのもプレーオフぽくてよかったです。ClevelandのクローザーCody Allenから上位打線が1点を奪い1点差とする接戦となり、観戦としてはとても楽しめました。これだけ好条件が揃うとMLBのレギュラーシーズンの試合も心地よい緊張感を持って観戦できます。
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