アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

College Football

Tua落選!

ハイズマン賞の方はAlabamaのTua Tagovailoaの圧勝だろうと勝手に決めてかかってサッカーを見ていた私はあとになって結果を聞いて愕然としました。OklahomaのQB Kyler Murrayがハイズマン賞を獲ったのですね。そんな、と絶句。

スタッツを単純に比べるとTuaは不利。シーズン前半は圧勝の連続で第4Qは出場していない試合も多く、シーズン中盤を過ぎてもまだ第4QにTDがないとかなんとかいう話題が出ていたほど。そうでなくても大量得点差がついた試合ではプレーもながしたりで、さらにシーズン後半にはケガでの欠場もありました。対するMurrayの方はOklahomaディフェンスが速攻でどんどん失点するので試合終了まで本気モードで戦うハイスコアリングの試合がたくさんありました。その結果は単なる数字ではMurrayの方がいい数字になった。でもそれはおかしくないですか。

Meyer勇退・引退 ホントかどうかは別として

Ohio StateのHC Urban MeyerがRose Bowl後に指導活動から引退を表明しています。後任は今季序盤にMeyerが出場停止処分中に代行をしたRyan Dayが昇格とあっさり決定。既に代行でHC職をシーズン前から務め、そのまま次期HC就任ということで政権移行・選手掌握の面はスムーズに行きそうです。Ohio Stateというカレッジフットボールの名門の金看板もあり、リクルート力でもあまり極端な低下はないのであはないでしょうか。
ただ若い39歳のDayが後任についたことで現在スタッフ内にいるGreg SchianoやBilly Davisなどが他校へのHCでの転出が加速する可能性はあります。

Urban Meyerは引退を明言してます。単なる退任ではなく引退という言葉を使ってきたのは、取りざたされていたADとの確執からの他校やNFLへの転出、という憶測を打ち消したいのかなという感じはします。現在54歳。フットボールのHCとしてはまだまだ働き盛りの年齢です。Ohio State出身の解説者であるKirk Herbstreit辺りはもうMeyerは指導はしないだろう、なんていうコメントをそうそうに出しています。でもそうでしょうか?
ここ最近になってMeyerの健康問題が浮上していました。確かにシーズン中から疲れが顔に出ていて過去のシーズンと比較すると元気がないのは当ブログでも何度か指摘しています。3試合の出場停止処分を食ったのも心の底から納得はしていないように見受けられました(賢いのでそんなことは口には一切出しませんが)。

MeyerはFloridaのHCを退任したときも健康問題を理由に急に辞めました。それが僅か2011年シーズンのみの1年の間をおいてOhio StateのHCに就任。あれ?病気はどうなったの?元気そうだけど、という感じの復帰でした。こと理由が病気だったのでマスコミも深く突っ込めずそのままになりましたが、Florida末期に急にその話が出て退任したイメージが強かったのもあって、ホントに病気だったのかなあ、という感想も残りました。そういう過去もあるので、今回も病気説が浮上したタイミングの類似など、うーん、ホントか?という気持ちがあります。マスコミはそうは絶対に言えないでしょうが。
病気のせいにしておけば周りの人間関係や契約関係も比較的スムーズに処理できる面もあるでしょう。

ということで引退という言葉を使ったことで2019年シーズンにカレッジやNFLで指揮をとる可能性は大きく減じたとは言えそうですが、2020年シーズン以降はこれはわからないかと。

Alabama x Oklahoma, Clemson x Notre Dame準決勝確定

最後になってNotre Dame落選の可能性が取りざたされるなど若干の異論が急浮上したりしたカレッジフットボールのシーズン最終日。まだボウルシーズンやArmy x Navy戦などがありますが、ああまたシーズンが終わってしまったなと寂しく感じます。

カンファレンス優勝戦の結果で最も議論を呼んだのがSEC優勝戦ですね。最強No. 1 Alabamaを相手にSEC東を制したNo. 4 Georgiaが第4Qまでリード。そこからAlabamaが主戦QB Tua Tagovailoaを足の負傷で失いながらも逆転勝ちでプレーオフ1位の座を確保。
問題は先週までNo. 4だったGeorgiaを、最強Alabamaをこれだけ追い込んだ末の敗戦を理由にNo. 4から落とすのが妥当なのかどうか?という点になりました。SECの主たる放映権を持つCBSでは解説者がGeorgia擁護の弁舌をふるっていました。曰く「昨年までCFP選抜委員会は『最強の4校を選ぶ』と言い続けてきたはず。Georgiaが今季トップ4のチームなのは今日の試合からも明らか。委員会は昨年までと違う基準を持ち出すつもりか」と。なるほど、であります。
Alabama x Georgiaの試合以前に既に試合を終了していた先週までNo. 5 OklahomaはBig XII優勝戦でなんとかNo. 14 Texasを39-27で退けて1敗を維持していたわけですが、たかだかNo. 14で今季最終成績9勝4敗のTexasを相手に今季1勝1敗、この日のカンファレンス優勝戦でも終盤まで突き放せなかったNo. 5 OklahomaをNo. 4 Georgiaの上にするだけの内容が今日の試合にあったのか、という議論は議論としては十分成立するわけです。そんなにOklahomaが上だと言うならなぜ先週の段階で委員会はOklahomaをNo. 4にしておかなかったんだ、というわけです。

結果的にはこの理屈は通らず、CFP選抜委員会はすんなり1敗Oklahomaを2敗となったGeorgiaを入れ替えてNo. 1 Alabama x No. 4 Oklahoma、No. 2 Clemson x No. 3 Notre Dameの全米準決勝が確定しました。

もしGeorgiaをプレーオフに残した場合にOklahomaやBig XII界隈から猛烈な反発が予想されました。それに今回をそれをやってしまって前例となると今後も毎年最強カンファレンスのSECから2校出場の問題が発生してしまうのもよろしくないというのもあったのでしょう。
さらにはGeorgiaをNo. 4で選出してしまうと準決勝がAlabama x GeorgiaのSEC同士の再戦となってしまうのも少々選抜委員会を躊躇させた可能性もあります。BCS時代にAlabama x LSUの全米優勝戦となったときにSECの地元は盛り上がりましたが、こと全米的なTV視聴率などではBCS史上下から3番目の低視聴率となったという現実がありました。SECから2校なら準決勝での再戦は避けたかったはずで、そこで出てきたのが全勝Notre Dameのスケジュール強度や試合内容を問題視してNotre Dameを4位に落として、Alabama x Notre Dame、Georgia x Clemsonというカードでどうだ、という案が噴出。ESPNの解説陣からもそういうことを言い出す人が出ました。
さらには同じ理屈で全勝Notre DameをOklahomaより下としてAlabama x Oklahoma, Clemson x Georgiaの準決勝カードの方がふさわしいという案まで。

結果は穏便な4校に落ち着いたのですが、カンファレンスというバックのないNotre Dameはこういう場になると擁護してくれる人がいないのが垣間見えて、バックのあるなしってこわいな、とちょっとおもしろかったです。Notre Dameの放映権を持つNBC系列はNotre Dame以外の試合放送がほとんどないのでNotre Dameを擁護しようにも擁護の意見を表明する場所すらない形でしたから。


Ohio Stateは全米優勝戦アップセットマシン

今季のカレッジフットボールシーズンがイマイチ盛り上がらなかったと書きました。理由はいくつかあって、Alabamaの力量が一校だけ頭抜けていたように見えたのがまずひとつですね。
いまは4校によるプレーオフ制ですが、その昔のランキング投票で優勝校を決めていた時代だったら他に3校の全勝校(Clemson、Notre Dame、UCF)がいてもほぼ満票でAlabamaの優勝とされたシーズンだろうなあ‥と思わされるシーズン。よってあまりプレーオフへの期待感がないから。

現行制度になる前の2校でのプレーオフだったBCS時代だったらAlabamaと対決する相手として全勝校のClemsonとNotre DameのどちらがBCS優勝戦進出にふさわしいかで大もめになったんでしょう。まあNotre Dameですかね。Clemsonはろくなところと対戦してないですから。それに毎年毎年Clemson x Alabamaは見たくないという投票者の意思も働いたでしょうし。

BCS時代での2校で1校が明らかに強いと見なされたシーズンはいくつかありました。そういうシーズンの中で16年間に渡ったBCS時代の最大のBCS優勝戦のアップセットとなったのはたぶん2002-03シーズンのOhio StateがダブルOTでMiami-FLに勝ったときでしょうね。
当時はMiami-FLは歴史的絶頂期。前年も全勝で優勝。前々年から続いていた連勝記録継続中の34連勝(NCAA史上6位の記録)で2連覇を目指すBCS優勝戦に到達。所属選手たちも最強でその後NFLで活躍する面々(RB Willis McGahee, QB Ken Dorsey, WR Andre Johnson, TE Kellen Winslow Jr., LB Jonathan Vilma, LB D.J. Williams, CB Antrel Rolle, CB Kelly Jennings, WR Roscoe Parrish SS Sean Taylor。ついでにレッドシャツでRB Frank Gore)がずらり。
対するOhio Stateはこちらも全勝だったんですがシーズン中がなんともへなへなで強いとも思えない当時のBig Tenの各校を相手に毎週のように苦戦・ぎりぎり逆転や逃げ切りでなんとか全勝維持していた状態でした。あれはあれで毎週接戦なので試合は見ていておもしろかったのですが、とても最強Miamiにかなうと思われずBCS優勝戦は期待できないなあというシーズンでした。
それが練りに練ったOhio Stateの攻守の策が図に当たって最強Miamiをリードする意外な展開に。シーズン中まったくランをしていなかった大型QB Craig Krenzelを積極的に走らせる奇策が当り、その後お騒がせマンとなるRB Maurice Clarettのガッツあふれるプレーでリード。試合終盤にMiamiは主戦RB Willis Mcgahee(後NFL Buffalo Billsなど)が膝をふっとばされたりしながらなんとかぎりぎりで追いつき延長戦の末、Ohio Stateが勝った試合です。

Ohio Stateはプレーオフ時代の初年度2014–15シーズンにもシーズン最終週に4位でぎりぎり滑り込んで、決勝戦では優位と目されていたQB Marcus MariottaのOregonに完勝したという試合もあり、BCS時代、CFP時代ともに最大のアップセット達成の栄誉はOhio Stateのものと言えそうです。(昨年のAlabamaも一応4位でプレーオフに入って優勝したことになってますが、誰もAlabamaをアンダードッグだとは思わなかったでしょうから優勝してもアップセットではないと思います)

そのOhio State、またも4位に最後に滑り込んでくるんですかね。可能性としてはUrban Meyer HCのカレッジキャリア最終戦になる可能性(また最近になって病気だとか言い出してますから。Florida HCのときも体調不良を理由に辞任してます)もあり、もしCFPにたどりつければ渾身のコールが炸裂しまくるのではないでしょうか。

カレッジフットボール レギュラーシーズン終了

カレッジフットボールシーズンは大詰め。各地で伝統の対抗戦が行われレギュラーシーズンが終了しています。プレーオフ圏内のチームがほとんど負けなかったせい(そして追う5位以下が次々敗戦)で少々盛り上がりに欠けた今季でしたが、最終週にNo. 4 MichiganがライバルNo. 10 Ohio Stateに62-39の惨敗。これで2敗目ですが内容と敗戦のタイミングでMichiganは脱落と考えるべきでしょう。
他ではNo. 7 LSUが7度の延長戦の末敗戦して3敗目、完全脱落。No. 8 Washington Stateが同州内対決でNo. 16 Washingtonに敗戦して2敗目これもプレーオフ枠争い脱落。Washington Stateはプレーオフ脱落だけではなくPac−12優勝戦進出も逃してRose Bowl登場の可能性も消えました。Pac-12優勝戦はUtah x Washingtonに。

こと他校の勝ち負けの都合で言うとNo. 9 UCFにとっては細いながらマイナーカンファレンスからのプレーオフ進出の可能性が残る週末で、UCF自体も全勝を維持38−10の快勝。NCAA最長24連勝を継続中。ところがなんと昨年からのエースQB McKenzie Miltonが試合途中で足が折れ曲がって負傷退場。Miltonの父親の談話として手術不可避。次週の対MemphisのAmerican優勝戦に出場できないのも確定的。ケガや手術の詳細が発表になっていないので未確定ではありますが、マイナーカンファレンスの最高成績チームとして出場することも確定的なNew Year's Six(たぶんPeach Bowl)への出場もあの様子ではムリなのでしょう。
可能性だけを言うと次週のMemphis戦を乗り切った場合、僅かながらプレーオフの可能性(次週のカンファレンス優勝戦でOhio State, Oklahoma, Georgiaが揃って敗戦の場合)があったのですが主戦QB欠場ではCFP選抜委員会はUCFを選ぶことはないでしょう。それがなくてもCFPがUCFを選ぶ可能性はほとんどなかったでしょうが、良い言い訳ができたことに。

現実的には次週のSEC優勝戦でNo. 1 Alabamaが勝った場合は、Big TenのOhio StateとBig XII Oklahomaのいずれかがプレーオフ進出を果たすことになります。もしSEC優勝戦でNo. 4 GeorgiaがAlabamaをアップセットした場合は、Alabama・Ohio State・Oklahomaの3校での最終枠争いとなりますが、対Georgiaでよほどの惨敗でもしない限りAlabamaを外すことはムリでしょう。Ohio StateとOklahomaの比較だと次週の試合内容にもよりますが、個人的にはOklahomaの方が良いかなと。Oklahoma、Ohio Stateともに得点力はありますからAlabamaとのハイスコアリングゲームでも追従可能な両校ではあるのでしょう。

Ohio StateがUCFに抜かれる

週末の結果を受けたカレッジフットボールのAPランクが発表になっています。自力でプレーオフ進出が望める圏内の学校は安泰であったため大きな変動はなし。先週までトップ10内だったWest Virginaが2敗目を喫して脱落。

それとともにトップ10内で順位を下げたのがOhio State。Big Ten内のドアマットMarylandに大苦戦、延長戦52-51でやっとの勝利が投票者にウケが悪かったのでしょう。まあそうですよね。MarylandがPATで2ポイント狙いに行き、レシーバーが開いてるのにQBがとんでもないハズレパスを投げて敗戦したものの、あれ、普通のQBならMarylandの勝ちだったろ、というように見えます。今年のOhio Stateは元気ないです。Maryland相手に51失点ってどうなってんの?という感じです。
これはAPランクの話ではあり、CFPランクはまた明日発表になりますが、それでも1敗ながらOhio Stateはマイナーで無敗維持したUCFに抜かれています。

UCFの方はAACでの大勝負対Cincinnati戦で圧勝。試合の出だしは最悪。最初のオフェンスプレーでいきなり自軍ゴール前ファンブルロスト→TDでCincinnati先制。続くUCFのドライブも止まって、蹴ったパントが短く自軍側から出られないという序盤戦。但しそこからUCFのオフェンスが息を吹き返してCincinnatiを圧倒して38-13での快勝となってます。プライムタイムで地上波全国放送された試合での快勝はそれなりにアピールしたか、Ohio Stateを抜いただけでなく、2敗のLSUと同票となってAP8位へ上昇となってます。試合自体はさほど良い試合とは言えませんでしたが。

今週は感謝祭週。木曜日の感謝祭を経て週末には各地でレギュラーシーズン最終戦・伝統のライバル対抗戦が待ってます。Ohio Stateがこの体たらくだと現在CFP No. 4 Michiganに@Ohio Stateでの勝利のチャンスがあるのか。The Citadelを相手にまずい試合(ハーフタイム時点で10-10同点)をやったNo. 1 AlabamaはIron Bowlで調子を取り戻せるのか。

American Conference、プライムタイム地上波初登場

今夜の地上波ABCのプライムタイム放送の試合は今季も全勝、全米最長22連勝中の昨季の全米優勝校が登場。そしてそれは最強Alabamaではない。UCFなんですよね。9戦全勝No. 11 UCFがホームにNo. 24 8勝1敗Cincinnatiを迎えての一戦が地上波プライムタイムに登場。College GameDayの放送も同地でということで今週末の最強カード扱いです。出場両校ともにマイナーカンファレンス所属校のプライムタイム地上波登場は初のこととか。
Cincinnatiの1敗は@Templeで延長戦の末敗戦したもの。たまたまその試合は見ていたんですよね。延長戦で自滅してCincinnatiが敗戦した試合。10月中旬の話で、その時点はでAACではUCF、Cincinnatiに加えてUSFも全勝で、3校がシーズン終盤に立て続けに直接対決が予定されており、3校がそれぞれ全勝で抜け出してきていたらそこを勝ち抜いた学校がNew Year's Sixボウル出場が見込まれるのではと考えられていたのが崩れた試合でもありました。もったいなかったです。

CincinnatiのHCは元Ohio StateのDCだったLuke Fickell。一時点ではOhio Stateで丸1年間暫定HC職も任されました。当時はまだ30代での抜擢でした。昨年から同州内のCincinnatiでHC。地味な性格ですが、Ohio State当時に積極的に動き回った同州内にはリクルート網も持っているとされ、そのリクルートの成果が来季以降出てくることが期待されていたところ、1年前倒しでの好成績でこのビッグマッチに登場することに。

UCFの方は今年もガラスの天井に苦しみ全勝ながらNo. 11にとどまってます。新HCのJosh Heupelが昨年の(疑似)全米優勝校をうまく引き継いで今年も全勝を維持しています。このビッグマッチはUCFにとってはカレッジフットボールファンやマスコミ、CFP選抜委員会への最後のアピールの機会。今季のUCFは勝ってはいるものの接戦苦戦も多く、そうでなくてもガラスの天井の存在は明らかな中、この一試合でCincinnati Bearcatsに圧勝したとしても状況が大きく変わるものではないですが。

UCFは全米最大の在学生数を持つマンモス校なので、現在こそマイナーカンファレンス所属ですが将来的にメジャーカンファレンス入りがあり得る学校でもあります。この全国放送で完勝した上でNew Year's Sixも含め2年連続で全勝シーズンとでもなればそれが将来のメジャーカンファレンス移籍を後押しする可能性は否定できません。
西ではかつてUCFと同じようにガラスの天井に苦しんだUtahが同州の司法当局のバックアップまで得て訴訟騒ぎになったことがありました。2004年にUtahが全勝でフィニッシュしながら当時のBCSの枠組み内で不公正な扱いを受けたという問題でした。しかしその件はUtahがPac-10→Pac-12に編入してメジャーカンファレンス側に組み込まれて訴訟意義が消滅、立ち消え。
Utahは今季Pac-12で現在南地区のトップ、初のPac-12優勝戦進出が望める位置にいます。つまりあと3勝で堂々メジャーカンファレンス側からNew Year's Sixに登場できるのです。そうなれば2004年のガラスの天井問題から14年で、ついにガラスの天井の呪縛から逃れられたことになります。UCFもその道を歩めるのか。
UCFが10年後の栄光を目指す長い道のりと考えれば今夜のAACの試合もまた違った感慨を持って見られる面もあると思います。

上位安泰 このままプレーオフか

まだ数週間残るカレッジフットボールシーズンですがイマイチ気合が入りません。理由は簡単。現時点のプレーオフ圏内4校がこのまま残り試合を勝ちすすみそうだからです。今季はアップセットが少なく燃えにくい上に、プレーオフ圏をうかがえる上位校同士の対戦も残り少ない。

上位で残っている試合はSEC優勝戦のNo. 1 Alabama x No. 5 Georgiaと、No. 4 Michigan@No. 10 Ohio Stateの2試合。Ohio Stateはこのライバル対決に勝ったとしてもプレーオフ圏に届かなさそうなのも燃えにくいところ。両校ともに9勝1敗同士なのにこの差はなんなのかというと、スケジュール強度ですね。Michiganの1敗は全勝No. 3 Notre Dameに喫した1TD差の17-24の敗戦。Ohio Stateの1敗はランク外Purdueに20-49の惨敗を喫した1敗という差が大きい。上位他校の状況によってはOhio Stateがプレーオフ圏近くまで浮上する可能性をなしとはしませんが、それでも苦しいでしょうね。
予想されるBig Ten優勝戦の相手が6勝4敗Northwesternなのも助けにならないし、Ohio Stateのnon-conferenceの最強の対戦相手のはずだった元「貧乏人の小娘」TCUが4勝6敗となって低迷しているのも誤算。Michigan戦でよほどの圧勝を遂げたらチャンスがあるかもというところなのでしょう。ただOhio StateのオフェンスラインのQBプロテクションがかなり怪しいのでMichigan側の圧勝になる可能性の方が高いかも。@Ohio StateでMichiganの圧勝なんていう場面となったとしたら何年ぶりのことか。
(追記:Michigan@Ohio Stateの戦歴を調べてきましたが最終スコアでMichiganの圧勝と呼べそうな試合は1976年の22−0まで遡らないといけなさそうです。1TD差以上だと2度、2000年の38–26がそれ以降の最大得点差試合の模様。記憶がないはずです)

No. 1 Alabamaがここ2戦29−0, 24-0と完封勝利を挙げていますが、得点力ははっきり低下しています。要因ははっきりしていて相手ディフェンスの積極果敢なQBへのプレッシャーが功を奏しているからです。当時No. 3だったLSUはブリッツ多用、ダウンフィールドの多くを1-on-1でというリスクをとって勝負。その結果が29−0では成功したと言っていいのかどうかはともかく、シーズン序盤のようにAlabamaにバカバカ点を取られるような試合ではなかった。それを受けて次戦となったNo. 16 Mississipi StateもQBへの圧力を強化。これもうまくいってAlabamaは今季最低得点の24得点。感謝祭週のIron Bowl No. 24 Aubrunも、SEC優勝戦のGeorgiaも同じことをしてくるはず。プレーオフでも同じこと。QBへの圧力で得点力が落ちるのも問題ですが、それよりも小型QBであるTua Tagovailoaの負傷の可能性が高まる方がより問題でしょう。
ただ勝ち負けでいうとシーズン序盤にそこそこ失点も多かったAlabamaディフェンスが締まってきているのでAlabamaオフェンスを3-4TDに抑え込んだとしても、それを上回る得点を叩き出せるチームがいるのか、ですね。

No. 1 Alabama完勝でNo. 3 LSUを退ける

まだ試合は終わってませんが第4Qも半ばを過ぎて29−0になったのでKO勝ちということで記事を書きます。LSUディフェンスが健闘してAlabama QB Tua Tagovailoaを自由にさせず、Tuaにとって今季初のINTも奪ったのですが、今季のAlabamaはパス良しラン良しオフェンシブライン良しで徐々に侵食されて結局この点数を献上。LSUオフェンス、特にランが完封されて、ヤード数でマイナス、なんともならず。

それよりもこの試合でヒヤッとさせられたのがTua Tagovailoaが第1Qに倒されてメディカルテント行きになったところや、後半にTuaがランで長駆TDランを決めたあとに膝を押さえて不調を訴えていたところでしょう。昨季の先発QBで今季もバックアップのはずのJalen Hurtsが2週間前のTennessee戦で足首を捻って軽微ながら手術を受けて今日の試合ではとてもフルでは出場できない状態(HC Nick Sabanによれば「緊急事態なら出場するかも」)だったので、Tuaが引っ込んだ後は第3QBが受け持たねばならない状態。第2QBがAlabamaほど経験値の高いチームはないのが強みだったはずが、タイミング悪く二人揃ってケガとなったらプレーオフ戦線異常発生なので、緊張感が走りました。
結果的にはTuaは戻ってきてプレーしましたが、今季の過去の試合と比較するといまいち思ったところにボールを投げ込めていなかったようにも見えます。

他ではNo. 5 Michiganが圧勝42−7でNo. 14 Penn Stateを下したのが目立ちます。No. 3 LSUの敗戦でプレーオフ圏内突入確実でしょう。そうでなかったら驚きます。No. 4 Notre Dameが苦戦しながらNorthwesternを振り切りプレーオフ圏維持か。それともCFP委員会の得意の話題作りでトップ10対決を制したNo. 6 Georgiaを上げてくるか。
先週の第1回ランクでマイナー校UCFの下にされていたBig XIIの優勝を狙うNo 13 West Virginiaの大逆転勝ちと最後に2ポイントコンバージョンに行ったガッツで一気にトップ10入りでしょうか。No. 13からトップ10入りということは3校抜かないと入れない。No. 9で敗戦したKentuckyおよびNo. 11で敗戦したFloridaは抜ける、No. 12だったUCFは木曜日の試合内容がマズかったのでこれも抜ける、と勘定するとトップ10はいけそう。No. 10だったOhio StateはNebraska相手に全然守れませんでした。勝ちはしましたが評価は下がる勝利だったと思います。ここもWest Virginiaに抜かれる可能性がありますね。
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