アメリカスポーツ三昧

アメリカ永住コースか、または第三国に出国か!?スリルとサスペンスの人生とは別にアメスポは楽しい。

College Football

上位安泰 このままプレーオフか

まだ数週間残るカレッジフットボールシーズンですがイマイチ気合が入りません。理由は簡単。現時点のプレーオフ圏内4校がこのまま残り試合を勝ちすすみそうだからです。今季はアップセットが少なく燃えにくい上に、プレーオフ圏をうかがえる上位校同士の対戦も残り少ない。

上位で残っている試合はSEC優勝戦のNo. 1 Alabama x No. 5 Georgiaと、No. 4 Michigan@No. 10 Ohio Stateの2試合。Ohio Stateはこのライバル対決に勝ったとしてもプレーオフ圏に届かなさそうなのも燃えにくいところ。両校ともに9勝1敗同士なのにこの差はなんなのかというと、スケジュール強度ですね。Michiganの1敗は全勝No. 3 Notre Dameに喫した1TD差の17-24の敗戦。Ohio Stateの1敗はランク外Purdueに20-49の惨敗を喫した1敗という差が大きい。上位他校の状況によってはOhio Stateがプレーオフ圏近くまで浮上する可能性をなしとはしませんが、それでも苦しいでしょうね。
予想されるBig Ten優勝戦の相手が6勝4敗Northwesternなのも助けにならないし、Ohio Stateのnon-conferenceの最強の対戦相手のはずだった元「貧乏人の小娘」TCUが4勝6敗となって低迷しているのも誤算。Michigan戦でよほどの圧勝を遂げたらチャンスがあるかもというところなのでしょう。ただOhio StateのオフェンスラインのQBプロテクションがかなり怪しいのでMichigan側の圧勝になる可能性の方が高いかも。@Ohio StateでMichiganの圧勝なんていう場面となったとしたら何年ぶりのことか。
(追記:Michigan@Ohio Stateの戦歴を調べてきましたが最終スコアでMichiganの圧勝と呼べそうな試合は1976年の22−0まで遡らないといけなさそうです。1TD差以上だと2度、2000年の38–26がそれ以降の最大得点差試合の模様。記憶がないはずです)

No. 1 Alabamaがここ2戦29−0, 24-0と完封勝利を挙げていますが、得点力ははっきり低下しています。要因ははっきりしていて相手ディフェンスの積極果敢なQBへのプレッシャーが功を奏しているからです。当時No. 3だったLSUはブリッツ多用、ダウンフィールドの多くを1-on-1でというリスクをとって勝負。その結果が29−0では成功したと言っていいのかどうかはともかく、シーズン序盤のようにAlabamaにバカバカ点を取られるような試合ではなかった。それを受けて次戦となったNo. 16 Mississipi StateもQBへの圧力を強化。これもうまくいってAlabamaは今季最低得点の24得点。感謝祭週のIron Bowl No. 24 Aubrunも、SEC優勝戦のGeorgiaも同じことをしてくるはず。プレーオフでも同じこと。QBへの圧力で得点力が落ちるのも問題ですが、それよりも小型QBであるTua Tagovailoaの負傷の可能性が高まる方がより問題でしょう。
ただ勝ち負けでいうとシーズン序盤にそこそこ失点も多かったAlabamaディフェンスが締まってきているのでAlabamaオフェンスを3-4TDに抑え込んだとしても、それを上回る得点を叩き出せるチームがいるのか、ですね。

No. 1 Alabama完勝でNo. 3 LSUを退ける

まだ試合は終わってませんが第4Qも半ばを過ぎて29−0になったのでKO勝ちということで記事を書きます。LSUディフェンスが健闘してAlabama QB Tua Tagovailoaを自由にさせず、Tuaにとって今季初のINTも奪ったのですが、今季のAlabamaはパス良しラン良しオフェンシブライン良しで徐々に侵食されて結局この点数を献上。LSUオフェンス、特にランが完封されて、ヤード数でマイナス、なんともならず。

それよりもこの試合でヒヤッとさせられたのがTua Tagovailoaが第1Qに倒されてメディカルテント行きになったところや、後半にTuaがランで長駆TDランを決めたあとに膝を押さえて不調を訴えていたところでしょう。昨季の先発QBで今季もバックアップのはずのJalen Hurtsが2週間前のTennessee戦で足首を捻って軽微ながら手術を受けて今日の試合ではとてもフルでは出場できない状態(HC Nick Sabanによれば「緊急事態なら出場するかも」)だったので、Tuaが引っ込んだ後は第3QBが受け持たねばならない状態。第2QBがAlabamaほど経験値の高いチームはないのが強みだったはずが、タイミング悪く二人揃ってケガとなったらプレーオフ戦線異常発生なので、緊張感が走りました。
結果的にはTuaは戻ってきてプレーしましたが、今季の過去の試合と比較するといまいち思ったところにボールを投げ込めていなかったようにも見えます。

他ではNo. 5 Michiganが圧勝42−7でNo. 14 Penn Stateを下したのが目立ちます。No. 3 LSUの敗戦でプレーオフ圏内突入確実でしょう。そうでなかったら驚きます。No. 4 Notre Dameが苦戦しながらNorthwesternを振り切りプレーオフ圏維持か。それともCFP委員会の得意の話題作りでトップ10対決を制したNo. 6 Georgiaを上げてくるか。
先週の第1回ランクでマイナー校UCFの下にされていたBig XIIの優勝を狙うNo 13 West Virginiaの大逆転勝ちと最後に2ポイントコンバージョンに行ったガッツで一気にトップ10入りでしょうか。No. 13からトップ10入りということは3校抜かないと入れない。No. 9で敗戦したKentuckyおよびNo. 11で敗戦したFloridaは抜ける、No. 12だったUCFは木曜日の試合内容がマズかったのでこれも抜ける、と勘定するとトップ10はいけそう。No. 10だったOhio StateはNebraska相手に全然守れませんでした。勝ちはしましたが評価は下がる勝利だったと思います。ここもWest Virginiaに抜かれる可能性がありますね。

木曜夜全国放送 UCFアピールに失敗

No. 12 UCFが木曜夜のESPNの全国放送に登場。マイナーカンファレンス所属校として初のプレーオフ進出へのアピールに失敗しています。数少ない全国のファンやランク投票者などにアピールできる機会だったのに。最終スコアはUCF 52−40 Temple。
UCFオフェンスの方にはさほど文句はないんですが、たぶん大半の人が見た前半戦はほぼ常に相手のTempleがリードする展開。やっと第2Q終盤に逆転してやれやれと思ったのもつかの間、ハーフタイム直前の時間のないドライブでTempleに逆転TDを許して34−28とTempleリードで前半終了。Temple相手にこれではよしんばプレーオフに第4シードで潜り込んだところでNo. 1 AlabamaのTua Tagovailoa率いるオフェンスにズタズタにされてしまいます。まあ今年のAlabama相手ではUCFだけでなくランク上位校が臨んでもズタズタかもしれませんが、ひょっとしたらUCFはものすごく強いのではないのか、という期待を抱かせる試合でもなかったように思います。

UCF QB McKenzie Miltonは余裕を感じさせるソフトタッチのパスをきれいに決めるなどこなれ具合はさほど悪くなかったのですが、いかんせんチームとしてTempleを仕留めるのに手間がかかり過ぎました。

UCFのスタジアムには誇らしく「2017 National Champions」の文字が掲げられていたのはなかなか良かったです。

いつもの手口 CFPランク初回分発表

College Football Playoffランキング初回分が発表になってます。いつも通りの話題作り狙い、およびマイナーカンファレンス排除、通常運転だなあというランクになってます。
1 Alabama 8-0
2 Clemson 8-0
3 LSU 7-1
4 Notre Dame 8-0
5 Michigan 7-1
6 Georgia 7-1
7 Oklahoma 7-1
8 Washington State 7-1
9 Kentucky 7-1
10 Ohio State 7-1
11 Florida 6-2
12 UCF 7-0
13 West Virginia 6-1
14 Penn State 6-2
15 Utah 6-2
16 Iowa 6-2
17 Texas 6-2
18 Mississippi State 5-3
19 Syracuse 6-2
20 Texas A&M 5-3
21 NC State 5-2
22 Boston College 6-2
23 Fresno State 7-1
24 Iowa State 4-3
25 Virginia 6-2

ほぼ毎年のように全勝校より上に1敗校を入れて全勝だからと言って優遇しないというアピールがなされるこのランク。そして次の週に上位の直接対決がある場合はその両校を高めに配置して決戦を煽り、負ける方を思い出的に高いランクにするというのもCFPの常套手段ですね。今回で言うとNo. 3 LSUがそれです。No. 1 Alabamaとの直接が4日後です。ハイペースの点の取り合いになったらAlabamaに敵わないし、LSUのQBにミスが出て大きく差が付く展開になるのでは。
LSUが敗戦して後退したら今度はMichiganかGeorgiaを代わりに上げてNotre Dameファンをやきもきさせると、そんな感じになるんだろうなあと想像します。No. 4のNotre Dameは残り試合がNorthwestern、Florida State、No. 19 Syracuse、USC。独立校なのでカンファレンス優勝戦もない。ランクをあげさせるような誰しもにアピールする強豪は残ってません。だからと言ってNorthwesternもSyracuseもUSCも楽に勝てるかというとそういう相手でもない。勝って評価があまり上がらなさそうな割に難敵という、面倒な残り試合と言えます。そこにCFP委員会に目をつけられたか、No. 4発進。昨年のWisconsinのごとく全勝なのにプレーオフ漏れもあるのかとファンははらはらさせられそうな展開が見込まれます。
昨年のWisconsinもそうでしたが、全勝さえしていれば最後には必ずプレーオフに届くのだと信じてやるしかないんですけどね。

マイナーカンファレンスの雄 全勝UCFは今年もCFP委員会のパージに遭ってNo. 12で発進。それでもメジャーカンファレンス1敗のWest Virginiaより上にランクされたのはまだマシと読むべきなのでしょうか。West Virginiaはなにがそんなに委員会に嫌われたのかちょっと不明です。
No. 9にKentuckyが入っているのは今週末にNo. 6 Georgiaと対戦するのを盛り上げるべく高めに入れておいた措置なのでしょう。LSUが高めのランクにされたのと同じ理由かと。

Cleveland Browns、HC+OCを解任

なぜこんな時期に解任するのかな、というタイミングでNFL Cleveland BrownsのHC Hue Jacksonが解任になってます。オフェンシブコーディネータも同時に解任。昨季まで1勝31敗のNFL最弱状態でも解任せずにとっておいたのもなかなかに理解しがたいBrowns首脳陣の判断でしたが、2勝5敗1分の今季半ばで解任ですか。変なタイミングですし、オーナーの記者会見での解任理由の説明もあんまりはっきりしないです。

まあつまりこれはUrban Meyer狙いなんでしょうね。Brownsと同州内のOhio Stateを率いて重要ポジションに怪我人が出ても毎年Ohio Stateを優勝候補に導いているMeyer。Ohio Stateでの部下のDV事件に絡んで今季冒頭3試合の出場停止処分を受けたMeyer、ADとの不和や処分への不満があったりとされます。その事件発生以前から当ブログではMeyerのNFL転出説は主張してきているところ。カレッジレベルではもうMeyerにとっては証明すべきことはないはず。
NFLシーズンはカレッジシーズンよりもざっと1ヶ月長い。カレッジのコーチを引き抜くならNFLのシーズン終了まで待ってからでは手遅れです。なのでこんな変な時期の首切りというのはカレッジの人材に狙いを定めたと読むのが正しいのでは。Urban Meyerでなくても、他の、例えばClemsonで煮詰まり気味のDabo Swinneyとかへの引き抜き行為が出そうな感じはします。

問題はカレッジでならOhio Stateを辞めても他校から最高の待遇で請われるであろうMeyerを説得できるだけの環境をBrownsが提供できるかどうかです。お金はカレッジのどこよりも高い額を出すことはできるでしょうが、どうにもBrownsのオーナーがそうとうに癖がありそうなのをMeyerがどう考えるか。ドラフト戦術でHCの頭越しの変な指名や、育成の失敗の連続など、BrownsはHCを変えただけではうまくいかないのではと思わせるものが多々あるんですよね。そういうチームをMeyerの立場の人が選ぶかどうかです。

今週のガラスの天井

No. 2 Ohio Stateの大敗・今季初黒星を受けたカレッジフットボールの新APランキングが発表されています。Ohio StateはNo. 2からNo. 11へと大きく後退。試合内容がPurdue相手に完敗モードだったこと、それがプライムタイムでの地上波全国放送だったことでAPの投票者であるスポーツ記者の投票行動に大きく影響したことが伺われます。

さてそうなると先週No. 10に据え置きになったマイナーカンファレンスの雄UCFはどうなったかが気になりますね。Ohio Stateがトップ10から陥落でさすがに順位は上がったか、と思ったらまた今週もNo. 10のままとなりました。Ohio Stateは抜いたのですから、No. 10据え置きということはどこか別の学校に抜かれたわけです。抜いていったのはSEC東トップタイとなっているFlorida Gatorsでした。現在6勝1敗。今週末は試合がなく、先週末はVanderbiltに37-27で勝ってます。
試合がない学校がUCFをランクで抜いたのは先週に続いて二週連続。Vanderbiltはファンはご存知の通りSECの恒常的なドアマット校。今季の成績はここまでSEC内4戦全敗、全体で3勝5敗。勝った3勝は対Middle Tennessee State、対Nevada、対Tennessee State。マイナーカンファレンス校やFCS校に勝った星だけです。そのVanderbiltに先週勝ったりの実績でFloridaのランクを今週になって再考してみたらUCFよりも上にランクすべきだと先週から今週にかけて考え直したAP記者がたくさんいたってことになりますね。

というの嫌味で、まあまたガラスの天井なんだなあと。
UCFは今週はEast Carolinaに快勝37-10。East Carolinaは大した成績ではないですが、それでもACC校であるNorth Carolinaに勝利していますからGatorsが先週勝ったVanderbiltに大きく劣る成績とは言えないと思います。




豪雪 in Wisconsin

正午キックオフのカレッジフットボールIllinois@Wisconsinの試合がいきなり猛吹雪の中での試合になっていてびっくりしました。同じウィスコンシン州内とは言え場所は違うものの、昨夜のMLB NLCS Los Angeles Dodgers@Milwaukee Brewersの試合のときには天候の話などなにもしていなかったのに。もちろんBrewersのスタジアムは可変屋根インドアですから吹雪でも試合には影響はないですが、天候不順だとなにがしか実況中にコメントされたりするものですがそのような様子はなかったので。

ウィスコンシン州でスポーツで豪雪と言えば、これはもうNFL Green Bay Packersのホームゲームが名物です。同州内でもMilwaukeeとMadison(州都でありWisconsin大の所在地)は緯度はほぼ同じ。Green Bayはそれよりかなり北に位置します。なのでGreen Bayが他の2都市よりも寒いのは道理。かつNFLシーズン(翌年1月まで)はカレッジシーズン(Wisconsinでの試合は11月末まで)よりも後ろに長いので極寒・豪雪の試合のイメージが遥かに強いわけです。
しかし今はまだ10月。ハロウィンにもなっていない時期にこの猛吹雪はちょっとめずらしいような。手もかじかみ、ボールも硬いのでしょう、ボールのぽろりも多く選手たちも苦戦してました。

ついでなので関係ない話を少し。ウィスコンシン州最大の人気スポーツチームPackersの不動のエースQB Aaron Rodgersが元NASCAR/IndyCarレーサーだったDanica Patrickと交際中だとか。Danicaは昨季を最後にNASCARから引退してます。成績が伸びず長年のメインスポンサーにも降りられて、フェードアウト気味のNASCARからの引退だったようにも見えましたが、なんとドライバーなんかやっているよりも割の良いポジションを見つけたのかも。Rodgersとの交際は少なくとも今年1月ごろからは確認されていたようです。アメスポシーンに出てきた頃は美人ドライバーとしてもてはやされたDanicaですが、現在36歳。NFLのスターRodgers34歳の立場なら他にいくらでもよりどりみどりであろうにDanicaなんですね。へーという感じです。
DanicaはNASCAR時代には同じくNASCARドライバーだったRicky Stenhouse Jr.と交際していたことで知られます。StenhouseはDanicaの5歳下で交際当時はまだ20代。NASCARの中ではStenhouseはトップカテゴリへフル参戦6シーズンで2勝。あまりいい成績とは言えないドライバーです。StenhouseからRodgersに乗り換えだと、アメスポ序列第5ジャンル(序列には諸説あるでしょうが)のNASCARの並のドライバーからアメスポ序列1位NFLのトップスター選手へと大幅なアップグレードになりますね。ご本人のDanicaもStenhouse以下の成績だったわけです。

NBAの土曜日侵攻

たぶん今年が初めてだと思うのですが、明日土曜日夜にESPNでNBA Houston Rockets@Los Angeles Lakers戦の放送があります。例年この時期の土曜日はESPN系列の各局はカレッジフットボールで埋め尽くされるようなスケジュールを組んでくるものですが、そこへポツンとNBA放送が入っているんですね。LeBron Jamesのホームデビュー戦。優勝候補の一角Rocketsを迎え撃つという好カードです。これを土曜日夜にESPNが放送するのか、というのはちょっとしたショックですね。長年土曜日のESPN系列はカレッジフットボールの牙城だったはずなのに、NBAにその放映枠を明け渡したか、と。
西の試合なので東部時間帯で言うとプライムタイムではなく遅い時刻の枠ですが、それにしても。

NBAがシーズン開幕を早めて意図的にMLBのポストシーズンにスケジュールをかぶせてきたという話題は既に何度か当ブログでは取り上げていますが、NBAが侵攻しようとしているのはMLBポストシーズンの時期だけでなく、アメスポ第2位ジャンルであるカレッジフットボールの本拠・土曜のESPNの枠にも挑戦というわけでしょうか。とても意欲的な話だと思います。NBAは本気でアメスポ単独第2の座を狙っている感じがします。

これ、カレッジフットボールの側にも問題があるんですよね。4校参加のプレーオフ制を導入したせいでレギュラーシーズンの緊張感が大きく損なわれている。有力校同士の試合があっても、負けたチームもランクがあまり下がらないということにしたため、好カードは増えたものの、その勝ち負けにファンはさほど興奮する必要がなくなってしまいました。負けても1敗2敗ならまだプレーオフ進出できるから。
BCS時代(2校での優勝戦)なら1敗したらそれがどういう形でももう全米優勝争いからは大きく後退だったのとは様変わりしてます。好調を維持していたのにある週に弱小校に足下をすくわれて全米制覇の夢が潰えた学校は過去数知れずだったのが、昨今は1つぐらい弱いところにポカ負けしても楽々プレーオフに到達してしまう学校が出ている(昨季のClemsonが例)。毎週毎週一つも負けられない、というあのカレッジフットボールの特殊な緊張感が失われてしまった。プレーオフ制との引き換えでレギュラーシーズンの価値が低下したのは明らかです。
それが今回のNBAの土曜日侵攻を許してしまった遠因だと思われるんですがどうでしょうか。

Nick BosaがOhio Stateを退校

Ohio StateのDEで来年のNFLドラフトで全体1位指名の可能性もあるNick Bosaがシーズン途中で学校を去ることになりました。ケガで欠場中だったのですが、そこからのカレッジでの現役復帰は目指さず、NFLドラフトに向けて集中ということなのでしょう。もう残り試合を出場しないとかチームから去るというだけでなく、授業からも離脱して退校ということです。
Nickの兄はJoey Bosa。同じOhio Stateで活躍後2016年のドラフト全体3位で当時のSan Diego Chargersに指名されています。兄が現役のNFL選手であり普通の選手とは入ってくる情報や人脈が違う。他の一般有望選手ならエージェントを雇わないと知ることのできない細かな事情を十分に知っていての判断でしょうから、その判断自体はたぶん間違っていないのでしょう。カレッジの選手としては能力は既に証明済みであり、復帰しても試合出場してケガをすることのデメリットの方が大きいということなのでしょう。

以前にも似たようなことがありました。South CarolinaからHouston Texansへ行ったJadeveon Clowneyがカレッジの最終年となる3年生のシーズンを前にシーズン全休を画策しているという話が出たことありました。実力は2年生のシーズンで十分以上に証明済みであり、NFLドラフトのルールであと1年エントリーを待たなくてはいけないけれど出場してケガをするリスクを負うのをどう考えるかと葛藤したという話でした。結局は3年生でも出場。名前が売れたせいで相手校からの徹底マークを受けて最終シーズンのスタッツは伸びませんでしたがプロからの評価は変わらず、2014年ドラフトの全体1位指名を受けました。
Nick Bosaもこのルートに行けるのか。Clowneyとは違い実際にケガをしてしまったわけで、これをさいわい、シーズン中に間に合わせるために復帰スケジュールを決めるよりも、NFLドラフトをゴールにするべく退校の判断となったと。
ClowneyのSouth Carolinaは当時は学校の歴史上ピークの戦力で、BCSボウルには届かないもののBCSランク上位を賑わしていた頃でした。いまのNick BosaのOhio Stateはそれよりも数段上でほぼ毎年のように優勝候補でBCS時代・現行のプレーオフ制度下でも優勝戦線に顔を出す強豪です。

ただ今年のOhio Stateは怪我人が続出。強豪とは言えカレッジは制度上選手層が薄いので怪我人がかさむとさすがに苦しい。なんとか現在もAPランクでNo. 2につけており全勝ではありますが、心もとない感じ。今週末の@Purdue戦は実は危ないのではと思っているのですがどうでしょうか。
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