木曜日。Amazon Prime Videoでの放送のNFL Thursday Night Footballの日です。今日のカードはIndianapois Colts@Denver Broncos。今終盤に入って6-9。私はどちらのファンでもないのもあって楽しめない展開となってます。

先々週のPrime Videoでの木曜日の放送の試合もしんどかったです。未来のない第2QBのJacoby BrissettのCleveland Brownsと、翌週試合中にダメ出しされる運命のMitch TrubiskyのPittsburgh Steelersの一戦。地味っていうか失礼ながらカスのようなカードを木曜日に回されてるなという試合でした。Thusday Night Footballが始まった当初は毎週の一番ダメそうなカードが木曜日に回されていたもんでしたがその頃を彷彿とさせます。

今季のThusday Night Footballの初回放送となった第2週のLos Angeles Chargers@Kansas City Chiefsや、先週のMiami Dolphins@Cincinnati Bengalsはそれよりは少しはマシなカードのようにも思えました。Prime Videoの毎週の放映カード選択権は基本的には優先順位が低いはずで、しかしChiefsの試合が放送できるということは毎週ではないけれどPrime Videoが優先順位をアップできる権利を年に何週か持ってるってことなのかなと想像します。

さてそれでPrime Videoという新しい視聴方法にファンはついてきているのかですが、想像以上に順調のようです。Chargers@Chiefs戦がPrime Video放映分ではやはり最大の視聴者を集めて1300万人が視聴。今季の全NFL放送のトップ20位だとか。Prime会員しか見られない、従来のTVチャンネルでは映らない放送という足かせがあってこの成績は立派と言えるのでしょう。

しかしそれ以上に驚かれているのが18歳から34歳の年代での視聴がThusday Night Footballで好成績を上げていることです。第2週から第4週のThusday Night Footballの3試合がこの年代の視聴者数では今季のトップ10に含まれているというのです。上であげつらったBrowns x Steelers戦も含まれているらしい。

このヤングアダルトと俗に言われるこの年代はあまりテレビを見ないとされていました。特に3時間もTVの前に座ってスポーツ番組なんて見ないと。
それがその仮説がAmazon Prime VideoのThusday Night Footballでいきなりひっくり返されたという話なんですね。若い人も彼らに合った視聴環境ならスポーツだって見るという証明になったとその界隈ではちょっとした騒ぎになっています。
広告業界ではヤングアダルト層に訴えかけたくてもどこで宣伝を打つのが効果的なのか見いだせていなかったのが、なんとAmazon PrimeのThusday Night Footballがそれになるとはと驚きをもって迎えられています。

Colts@Broncos、今延長戦をやってますが、12−9、FGだけ。さあこの激地味試合もヤングアダルト層は見てくれているのでしょうか。