今年は楽しい、変化の多いドラフトになってます。全体3位の49ersがTrey Lance指名に行ったところから大きく動き始め、Chcago BearsがJustin Fields指名のためトレードアップ。Mac JonesがNew England Patriotsの15位まで滑り落ち。Patriotsからすればトレードアップで将来のドラフト資産を消費することなくトップクラスのQBプロスペクトを確保できたことに。

LSUの全米制覇QB-WRコンビ復活でBengalsがJa'Marr Chase、Alabamaの元QB-WRコンビでWR Jaylen Waddleを指名したのは予想通りでしたが、もうひとりのAlabamaのWRDevonta SmithがPhiladelphia Eaglesに行ったのが意外。これ、EaglesのQB Jalen Hurtsは最終学歴はOklahomaになってますが、転校前にAlabamaのエースQBだった頃にSmithとチームメイトなんですよね。Mississippi State戦で逆転TDを投げた相手がSmithだったんですね。ということで今ドラフト3組目のカレッジ時代の旧チームメイトのホットライン復活ってことになってます。盲点でした。

さらにJacksonville Jaguarsが25位でRB Travis Etienneを指名したことで、JaguarsはClemsonのQB-RBのコンビをそのまま指名したことに。QB-WRの上記3組とともにカレッジ時代のコンビネーション相性をNFLチームが重視したという意味で新しいドラフトの方法論・傾向になったと言えそうです。
カレッジファンからするとお馴染みの選手たちのカレッジを席巻したのあのコンビネーションプレーをNFLでまた見られるというのは楽しみでもあります。

Super BowlチャンプのTampa Bay Buccaneersが誰を指名するのか気になったので夜ふかしして最後の指名まで見てしまいました。

あとはドラフト当日になってAaron RodgersがPackersに戻りたくないと発言したというニュースが伝わってます。前もって言ってれくればGreen Bayのドラフト戦略も多少変わったかもしれません。
これはRodgersによる昨年の意趣返しなのかなという感じもしますね。昨年Green Bayが予想外のQB Jordan Loveの指名でRodgersを驚かせたわけですが、その仕返しでドラフト当日になってPackersに戻る気がないと言ってみて、どうだドラフト当日のサプライズは?というような。
とは言ってもサラリーキャップが縮小している来季、現実的にどこがこのタイミングでRodgersを獲得する余裕があるのかなという。