まだ4月だというのにすごい試合があったようです。MLB NL西地区 Los Angeles Dodgers@San Diego Padresの今季初顔合わせがプレーオフ本番さながらの大激闘になったようです。結果は延長12回、Dodgersが突き放して11−6で勝利していますが、そこへ至るまでの過程が並の試合ではない。大量消費が基本のMLBではこういうすごい試合が多くのMLBファンに届かない共有できないところがもったいないのかもしれませんが、たまたまこの試合を見てしまった方は堪能されて野球という競技の良さを感じることになるんじゃないでしょうか。

この両チームは昨季のプレーオフでも顔をあわせていたわけです。そのときも期待感のあったカードでしたが結果はDodgers快勝。そのままWorld Seriesも制してひとつ区切りをつけたところ。コロナ疫禍下での短縮シーズンではあったものの本命Dodgersが数年の足踏み後やっと優勝してひとつ大きなストーリーが完結したかなという感じでした。

迎えたオフにSan Diegoが積極補強をしたことで、王者Dodgers対地区挑戦者Padresという図式は2021年にさらに加速。その地区内ライバルの今季初戦がいきなりこんなプレーオフみたいな試合。投手起用なんかを見ていてもお互いに意識しまくっての結果がこの激戦になったと。DodgersはエースのWalker Buehlerが6イニング2失点とPadresをなんとかしのぎきったのですが、後続が捉まる。7回裏から9回裏まで両軍が毎回得点しての熱戦。延長戦に入ってからもデッドボールで両軍がベンチを飛び出してもめたり、負傷リストから復帰したばかりのFernando Tatís Jr.に2死満塁のサヨナラのチャンスが来たり、とめったにお目にかかれないほどの大激戦だったようです。見たかったです。

公式の試合時間は4時間57分。試合終了時には現地で夜半過ぎ。西海岸の試合なので人口の多くが(そして私も)住む東部時間帯だと午前3時過ぎの決着だったので、私は見られませんでしたし金曜の夜とは言え多くの人が見られた試合ではないですが、ダイジェストを見、経過を後追いで知るだけでもこれは凄かったはずと言える試合になってます。
今季初対戦からこの熱の入り様。レギュラーシーズン中にまだあと18試合の対戦が予定されており、さらにはプレーオフで再び激突することも期待されるこの両チーム、秋が楽しみですね。お互いを意識しあってるのもプレーオフ時には良い方に作用するでしょうし。
勝ったDodgersはこれで12勝2敗。San Diegoは9勝6敗。