Hideki MatsuyamaのゴルフMasters制覇の試合。4打差のトップだったためティーオフ前からCBSが完全フォロー全打生中継となりました。私も全編見てしまいました。途中日本のTBS(Tokyo Broadcastingと紹介していました)の中継音声も何度か流して日本での盛り上がりを伝える努力をしていた放送でした。1番でいきなり曲げて、4打差リードがいきなり1打差になってうわーという出だしでしたが、なかなか楽しめました。メジャー大会の中でもMastersはゴルフでは別格のイベントなので(少なくとも米国視点ではそうです)そこでの勝利はまた格別のものとなったかと思います。
スポーツメディアでMasters報道がトップ扱いなのは問題なくそうなのですが、意外にも同日に行われたWWEのWrestle Mania 37の報道量がMastersに劣らないぐらいメジャースポーツマスコミサイトがいくつもあるのが目立ちました。WWE報道が一般スポーツマスコミでこれだけ多くなっているのかと感心。
アメスポ報道最大手のESPNはMastersの木曜日金曜日の放映権を持っており、土日もメインの地上波CBS(=別系列)とは別のアングルの放送を有料ストリーミングのESPN+で同時中継するなど力が入っている。1956年以来60年以上にわたってMastersを放映しているCBSに対して、ESPNは2008年から木金の放映権を確保。いわばMastersはESPNにとっても準手持コンテンツ。
対してWrestle Maniaは今年はNBC系列の新しい有料ストリーミングであるPeacockでの独占放送。ESPNからすれば完全に他系列のコンテンツです。それでもこんなに扱いが手厚いのかと感心するような試合レポート記事が載ってます。記事内容もESPNの他のジャンルの記事と遜色のないトーンのもので、WWEのスポーツ扱いが相当に定着してきたのだなと思えるものです。
以前にも書いたことがありますが、大手スポーツ報道サイトでWWE報道に先鞭をつけたのはCBS Sportsでした。現行のWWEの定時放送はMonday Night RAWがUSA Network(=NBC系列)で、Smackdownが地上波FOXでなのでCBS Sportsにとっては系列でもなんでもないのですが、なぜかCBS Sportsが先行。
その後ESPNもWWE報道に参入したので、それはたぶんアクセス解析でCBS SportsのWWE報道が奏功していたからなんでしょうね。ちょうどあの頃ってESPN.comがコマーシャルだらけになってとても見にくいサイトになっていた時期でもあり、私もさらっとスコアを見たいときにESPN.comを避けるようになった時期にも一致します。
そんなこんなもあってESPNも他系列のWWE報道に本格参入せざるを得なくなったということのように見えます。
格式高いMastersと、色物WWE Wrestle Mania。視聴者層はあまり重ならないと思いますが、この混在というのもアメリカらしいところではあるんでしょう。
スポーツメディアでMasters報道がトップ扱いなのは問題なくそうなのですが、意外にも同日に行われたWWEのWrestle Mania 37の報道量がMastersに劣らないぐらいメジャースポーツマスコミサイトがいくつもあるのが目立ちました。WWE報道が一般スポーツマスコミでこれだけ多くなっているのかと感心。
アメスポ報道最大手のESPNはMastersの木曜日金曜日の放映権を持っており、土日もメインの地上波CBS(=別系列)とは別のアングルの放送を有料ストリーミングのESPN+で同時中継するなど力が入っている。1956年以来60年以上にわたってMastersを放映しているCBSに対して、ESPNは2008年から木金の放映権を確保。いわばMastersはESPNにとっても準手持コンテンツ。
対してWrestle Maniaは今年はNBC系列の新しい有料ストリーミングであるPeacockでの独占放送。ESPNからすれば完全に他系列のコンテンツです。それでもこんなに扱いが手厚いのかと感心するような試合レポート記事が載ってます。記事内容もESPNの他のジャンルの記事と遜色のないトーンのもので、WWEのスポーツ扱いが相当に定着してきたのだなと思えるものです。
以前にも書いたことがありますが、大手スポーツ報道サイトでWWE報道に先鞭をつけたのはCBS Sportsでした。現行のWWEの定時放送はMonday Night RAWがUSA Network(=NBC系列)で、Smackdownが地上波FOXでなのでCBS Sportsにとっては系列でもなんでもないのですが、なぜかCBS Sportsが先行。
その後ESPNもWWE報道に参入したので、それはたぶんアクセス解析でCBS SportsのWWE報道が奏功していたからなんでしょうね。ちょうどあの頃ってESPN.comがコマーシャルだらけになってとても見にくいサイトになっていた時期でもあり、私もさらっとスコアを見たいときにESPN.comを避けるようになった時期にも一致します。
そんなこんなもあってESPNも他系列のWWE報道に本格参入せざるを得なくなったということのように見えます。
格式高いMastersと、色物WWE Wrestle Mania。視聴者層はあまり重ならないと思いますが、この混在というのもアメリカらしいところではあるんでしょう。
最後パットを決めると、実況は何も語らず、松山選手が関係者とハグしていくシーンが拍手の音声だけの中で流れていくのは本当に感動的でした。マスターズに限らず、MLBやNBAもそうですが、大きな勝利の後の無言実況はアメリカのお約束ですよね。日本の中継だとここぞとばかりにアナウンサーがツバ飛ばしてしゃべりまくるんで、逆に引いてしまいます。
それで後で日本の放送を見たのですが、何とTBSのアナウンサーが1分近くダンマリ。「おー、アメリカ並みになってきたなー、空気の読めるアナウンサーがやっと出てきたか」と感心しました。ところが翌日の報道で実は実況アナが感激のあまり涙ぐんで、単にしゃべれなくなっていただけだったと知りました。本人がが「放送事故」だったと振り返っているのを見てずっこけました。
アメリカと日本ではまだまだ価値観が違うなーと実感。
ネットでは無言実況を讃えるコメントがとても多かったので、日本のテレビ局と視聴者の価値観の違いと言えるかもしれませんが。
drbcs
がしました