2月末。March Madnessの68校の絞り込みが激しくなってくるタイミングです。Bubble Watchと呼ばれる68校の足切り近辺校の成績ウォッチが日々更新されています。

名門Dukeが苦戦中ながら直近4連勝で11勝8敗。カレッジバスケのエリート校Dukeの成績としては信じられないほどみすぼらしい成績ではありますが、ACC内で4位に着けています。例年ならカレッジバスケの最上位カンファレンスであるACCからは6校以上がMarch Madnessに参加できるのですが、今年はどうなるのか。
あくまで予想なので各メディアの予想が一致しているわけではないですが、大方の見方によれば現時点で選ぶならDukeは落選見込み、落選組の5位近辺。かなり苦しいものの自力で残りのACCレギュラーシーズンの3試合とACCトーナメントで勝ち星を積み重ねられれば最下位近くで当選の可能性も十分残ってます。
Dukeのレギュラーシーズンの残る相手はLouisville、Georgia Tech、North Carolina。Louisvilleは現時点でギリギリ当選圏内でDukeから見れば直接対決で引きずり下ろせば道が開ける相手です。この試合が明日土曜日。Georgia TechもほぼDukeと同じ位置で、Duke x Georgia Tech戦は敗戦した方がMarch Madnessの望みを大きく損ねるエリミネーション戦の様相。そして恒例のレギュラーシーズン最終戦でライバルNorth Carolina戦ですが、North CarolinaもMarch Madness当選がまだ決まらない。現時点の予想だとシード順は10位。メジャーカンファレンスからの当選校としては最下層で、安閑としている場合ではない。つまりDukeの残り試合は皆相手も必死という試合ばかりというわけです。

全米制覇歴のあるACCの常勝校と考えられていたDuke、North Carolina、Louisvilleが揃ってBubble Watchの対象になってしまっているという異常なシーズンになってます。なんとか当選圏に辿り着いてもFirst Four(4校のみ1回戦の前にワンラウンド余計に戦わないといけない位置)に登場なんてことになりかねません。First FourにDukeが出場なんてそれは予想だにされなかった展開と言えましょう。

Dukeの4連勝は同校の1-and-done候補の1年生Jalen JohnsonがNBAドラフトに備えてDukeでの活動から離脱した後のこと。NBA選手になるためのステップとしてDukeにやってきた1-and-doneの選手にとっては離脱前の時点でのDukeの大不振は思い描いていた夢のルートとは違う苦難の道になっていたのは確かで、Johnsonはカレッジでの活動に見切りをつけて離脱しています。
その後残された選手たちの結束が強まったのかなんなのか4連勝。そのうちには対戦当時No. 7だったVirginia戦も含み、Dukeの名誉をかけてのシーズン終盤となってます。


もう1校のエリート校で現時点で落選予想がされているのがMichigan Stateです。現在13勝9敗。所属先のBig Tenは今季全米でもベストカンファレンスと目されておりその面では有利ですが、現時点の予想ではMichigan Stateは落選の位置。Dukeより1−2校分有利なポジションと目されています。
コロナ疫禍の影響による変則スケジュールのためMichigan Stateは来週No. 3 Michiganと2連戦を戦う予定になっています。今季のMichiganはしぶとい全米での最有力校。HCに元Fab FiveのJuwan Howardを迎えての2シーズン目で全米制覇を目指すシーズン。その州内ライバル校に1勝1敗でもMichigan Stateにとっては大きいですが、Michiganの方もMarch Madnessの1位シードがかかっているので手抜きはない。

Michigan StateとDukeはシーズン序盤に恒例のChampions Classicで対戦済みのためもし両校ともFirst Fourに出場となった場合でも直接対決は避けられるではないかと予想できます。

Champions Classic出場校4校ではKentuckyはボロボロ8勝13敗でSECトーナメントを勝ち抜く以外にはNCAAトーナメントに到達する可能性は消滅。もう1校のKansasはさすがに当確なのですが、現時点の予想ではシード順は4位。KansasがHC Bill Selfの時代になって18シーズン目でシード4位は過去最低タイ。エリート校が軒並み苦戦でシーズン最終盤を迎えています。

ただ成績は悪くてもこれらの学校の選手の素材は侮れないので本番のトーナメントでDukeだMichigan Stateだのと一回戦で当たるのは対戦校にとっては決して嬉しいものではないことになるはずです。特にMichigan Stateですね。Michigan Stateは過去にもシーズン中は成績が伸びなくてもトーナメントに入ると強かったシーズンが何度もありました。