NFL Cleveland BrownsのHCを始め5名のコロナ感染者が確認され、HCは週末のNFLプレーオフで現地で指揮を執ることが不可能になったようです。Brownsは先週の段階で3度に渡って施設が閉鎖になるなど感染者を抑え込めていない。先週のレギュラーシーズン最終週でも選手が足りなくなるポジションが発生するなどぎりぎりの対応で乗り切って、主力選手を休ませたPittsburgh Steelersを2ポイントコンバージョン失敗で振り切ってプレーオフに乗り込み。プレーオフ一回戦で二週連続でSteelersと対戦予定。
Steelersの方は先週末休んだスターターが皆帰ってくる予定でパワーアップするはずですが、Brownsの方はHC欠場が確定、これからもどうなるかわかりません。せっかく18年ぶりにプレーオフに到達したBrownsですが不完全燃焼なプレーオフ初戦になるのかもしれません。


それと軌を一にするようにカレッジフットボールの全米優勝戦を前にしてOhio Stateでコロナ感染が広がっているという情報が出ています。それを受けて1月11日月曜日の全米優勝戦を延期する可能性が取り沙汰され、関係者が延期を否定するコメントを出しています。否定コメントを出さねばならないということはそれだけ延期観測・不安が急激に広がっていたということです。


Cleveland市とOhio Stateのホーム州都Columbus市はともに中西部オハイオ州の大都市。車で2時間強の距離です。すわ、これはオハイオ州でコロナ激増中か?と同地のローカル情報を読み込んでみたのですが、米国内の数字と比較して飛び抜けて増えているということはないようで、BrownsとBuckeyesがほぼ同時に感染の問題を抱えたのは州レベルの問題ということではないようです。
一般的な話としては今はまさにクリスマス休暇の時期の旅行者の増加がコロナ感染の数字として上がってくる時期ではあります。