なにせ元々が格安契約なのでAngelsとしても損とは言えないのでしょうが、Shohei Ohtaniが残りシーズンをまた打者専門で過ごすことになるようです。今季2度目の先発での2回途中降板後、MRIを受けた結果、本人が訴えたという違和感は肘ではなく上腕筋肉の問題ということで、まずはひと安心ということでしょう。二度目のトミージョン手術を受ける選手もありますが好ましいことではありませんから、そういう方向に行かずに済んだのですから良しとしなくてはいけません。

今回の問題ですが、登板当日のTV解説者が腰の開きを指摘して、それがコントロールが定まらない原因だと言っていたことは当日も書きました。解説がぱっと見てわかるならAngelsのコーチ陣もわかっているべきこと。ストライクが入らなかったのは最初の登板での1回一死も取れず四球連発KO、そして2度目の登板の2回に同じことが起こってる。初回登板後に内々にその点は指摘して修正したものと思いたいわけですが、2イニング目にまた同じことが起こった。どうも今回の問題となった筋肉の問題は思い通りにならないコントロールを、腕でこじって普段使わないレベルで同じ筋肉を酷使したせいではないかという見立てが出てます。

そうなるとこれは避けられたケガであると言うことができそうです。2回にコントロールが乱れ四球を連発したところで投手コーチがマウンドに行ってますが、その時点で腰の開きの問題が再び出ていることを指摘したのかどうか。その点を本人も自覚できず、コーチ陣も指摘できずだとしたら避けられたケガを呼んだことにならないでしょうか。
今季デビュー戦でのふがいない結果を受けた2度目の登板。Ohtaniはあまり表立って意気を発言するタイプではないようですが、そこは一流スポーツ選手、強い決意で臨んだ2度目の登板だったはずです。それが2イニング目で前回と同じような乱れ方でさすがに焦りはあったはずで、思い通りに行ってくれないボールを無理に押さえつけにいった‥という展開かなあと想像するんですがどうでしょうか。

監督のJoe MaddonはOhtaniの二刀流は中期的には続行のようなことを言ってますが、それはMaddonのいつものこと。選手の操縦術に長けた方ですからマスコミ向けの発言は常に選手擁護、でも腹の中は違うはず。Angelsの監督を受けた時点でOhtaniの現状での二刀流は球団の意思での既定路線でそれは後から来たMaddonにとっては口を挟まない事案でもありそうです。少なくともその問題でMaddonの地位が揺らぐ話ではない。

ただOhtaniは目立つ存在なのでなぜ今回のケガが起こったのかという点について議論は長引きそうで、避けられたケガだったというのがもし定説としてマスコミにも上がってくるようだとMaddonはともかく投手コーチ辺りでクビになる人が出てくる可能性はあるのかもしれません。

で、打者専門でまた打つと打者に専念しろというまた同じ話が繰り返されそうで、あんまりその辺は聞きたくないような。