Big Ten所属のMichigan Stateのフットボール部員全員が2週間の隔離措置となったようです。いま7月末。ここから2週間というと8月上旬に隔離措置が終了することになります。Michigan Stateの所属するBig Tenは既にnon-conference戦の全面キャンセルを発表済、その後のスケジュールは未定となっているためMichigan Stateの今季初戦の予定もまだわかりませんが、ぼつぼつ危険な状況が発生してきたことになりそうです。

2週間の隔離措置が成功すれば9月上旬からのフットボールには十分間に合うタイミングですが、なにせ年齢が子供にほど近いカレッジアスリート。体力も余っていて、まだ学校の授業も始まっていないわけで、このタイミングで隔離となったら暇で暇で必ずなにかしでかすんじゃないんでしょうか。おとなしく全員が2週間閉じこもってるとはとても想像しにくいです。
症状が悪化した選手が出れば危機感もあるかもしれませんが、この年齢層だと症状が極軽いまたは無症状の場合も多く、どうなるか予断を許さないように思われます。

ついでに指摘しておくとミシガン州は大麻の娯楽使用が合法化されているため、暇を持て余した選手から使用者が出る可能性なんてのも心配しておく必要もあるのでしょう。

この手の問題が同校だけにとどまると考えるのはなかなか難しい。同様のケースはこれからも増えると想像した方がよく、そこへさらに一般学生も大挙キャンパスに戻ってくる時期になったら収拾がつかない事態も想定すべきでしょう。