一部に先週末のWrestleMania後に無期限休止に入るのではと噂もあったWWEですがWrestleMania後も順調にRAW、Smackdownも放映を終えています。次の伏線を張るような内容からしても近いうちに休止に入る気があるようにはまったく見えません。

WrestleMania 36はWrestleMania史上最大の視聴者を集めたとの報道もあります。過去の数字と比較しやすいTVのみの数字はどうも発表されていないようなのですが、WWEはすべての視聴方法を合わせた視聴者は9億6700万人だったと主張しています。とてつもない数字と言えましょう。ほぼ全世界でライブスポーツイベントが消え去っている中、WrestleManiaの一人勝ちか。
製作は自社のスタジオで撮影しているだけなのですから制作費もしれているものがそんなに売れてしまう。Cena x The Fiendの試合などスタジオ撮影であることのメリットを極大化したとすら言えるでしょう。

WWE Smackdownを放送するFOXはその系列のスポーツ専門局FS1でWWE Network製作の番組を定時放送、また毎週水曜日には好評のeNASCARのスピンオフとも言うべきレーシングシミュレーション番組の定時放送を決定するなどコロナ疫禍下で健闘する自系列のスポーツ番組を生かして、スポーツが消えた世界のスポーツ放送で生き残りをはかっています。

対してアメスポ放送の最大手だったESPN系列は手持ちのコンテンツがことごとく活動を停止。唯一可能性のあったUFC 249も遂に開催を断念したことでこれも消滅。
現在進行中のNBA選手によるNBA 2K20トーナメントが終わると、次はNBA・WNBA選手によるH-O-R-S-E大会が次のライブイベントになります。ちょっと前にH-O-R-S-EならSocial distancingを保ったままできるとつぶやいたのですが、本当にそれがESPNの番組になっちゃうんだなあという。


WWEの一人勝ちに心穏やかでないのはUFCか。次週のUFC 249の開催は断念したもののFight Islandというアイデアが浮上して、離島に選手関係者を隔離しての定時放送を早期に模索しているようです。前回UFCの活動に触れたときに検討されていたのは米国内の先住民族居住特区での試合開催でしたが、Fight Island構想は私有の島だと言います。
格闘技で島と言われると日本だと巌流島を思い起こしてしまうのでは。アメリカ的にはリアリティ番組のSurvivor辺りを連想する人が多いのかな。

前回開催場所を検討してたときも先住民族居住区の中は治外法権的な特権も様々ありますが、地続きで検問があるわけでもない場所ですし、本当に中に隔離したり必要な人員が法に触れずに出入りできるのかが疑問でした。
Fight Island構想ではそれが米国内のなのかどうかは言及されていないので私のセンスだとそれは米国外の島を想定してるんじゃないかと想像してしまいます。米国内である限りはどうしても各州の法律や現在発令されている様々な緊急命令に左右される可能性が高いからです。米国内ならビジネス活動を最優先する傾向の強い知事の地元州でないと。カリフォルニアはそうではない、と私には思えます。