コロナ疫禍の環境下でのスポーツ関連の様々な事象について4月6~8日にSeton Hall大が世論調査を行なった結果を発表しています。サンプル数が少なくαが高めなので細かい数字を気にしてはいけない調査ですが、アメリカ人の現在のスポーツに対する視線が感じられてなかなかに楽しめるものとなっています。

元資料へのリンクで詳細なところは見ていただくとして、いくつか結果抜き出して書くと
Q アメスポが活動停止をしたタイミングは時期尚早でしたかそれとも? 76%が適切だったと回答
Q IOCが東京五輪を2021年に延期した決定は早すぎましたか? 84%がNo
Q Social distancingが継続していたらNFLは予定どおりにシーズンを開始すべきか? 70%が選手の安全を確認後にと回答
Q スポーツが今年後半・ワクチン開発前に再開したとして、あなたは試合会場に行くのを安全と感じますか? 72%が安全でないと回答 (注←これは原文設問が複雑で悪い設問と思います)
Q 無観客試合でスポーツが再開されたらあなたのTVを見る興味のレベルは? 76%が以前と変わらず見る
Q ライブスポーツが見られなくてさびしいですか? 29%がとってもさびしいと回答

といったところ。最後の質問で回答者をスポーツファンであるかないかを特定してスポーツファン内での内訳もわかるようになっています(ここでは非公開)。自身をスポーツを熱心に追っていると回答したのは17%に過ぎません。スポーツの熱心なファンっていうのはマイノリティなんです。知ってましたけど。


上でも注意書きをしておきましたが、こういう世論調査での質問で「今年後半で」「ワクチン開発前で」と複数の条件づけをした上に、選択肢が複雑な質問をしてはいけません。きっと調査側はぜひこの質問についての大衆の答がすごーく知りたかったのだろうなぁとは思うものの、こういう質問をするのは調査としてはダメです。考えてもみてください。突然電話をかけてこられた上でよく考えないといけないめんどくさい質問だといいかげんな回答がされる可能性が高まります。
なので安全でないと感じる72%という大多数の回答の数字はあまり重要視できませんが、それでも今現在の気分ではとても安全とは回答し難いのもまた事実なのでしょう。


米国内では感染が広がり始めた当初の2月からワクチン開発には12~18ヶ月かかるというのは何度も情報発信されている。スポーツ観戦でワクチン開発前では大多数がスタジアムに行くのが危険だ行かないと言い出したら向こう一年以上スポーツは観客ありで開催し難いし、コンサートもできないし礼拝にも行けないしBlack Fridayもナシ、11月の大統領選にも大いに影響が出そうです。選挙運動も様変わりとなります。そんなに待てるのかな。スポーツで言えば今季だけでなく来季も観客がフルに戻ることはないということになりかねない結果になってます。

日本での感染がなぜか全然広がらない謎を巡ってBCGのオフターゲット効果について言及されるようになりました。私も例のハンコの跡が腕にあります。最近は話のネタにみせびらかしたりしてます。これ、もしBCGが有効だと判明したらどうなるんですかね。アメリカ人の老若男女が判明から半年ぐらいで片っ端からBCGハンコをポンポン押されてしまうんでしょうか。NFL選手やNBA選手の腕にも皆ハンコ跡、かさぶたで痒そうでもかいちゃダメだよ、とかになったらけっこうおもしろいような気もします。あーそういえばKobeはハンコないままで死んでいったんだなぁとか。
BCGってハンコ型である必要性がなんらかあるんでしょうが、他の予防接種ではハンコ型じゃないのになぜBCGだけあのスタイルなんですかね(って疑問に思ったらすぐ検索。理解しました。)

自分で書いてから思いましたが、いまアメリカの製薬会社が競ってワクチン開発に全力投入、一攫千金を狙ってるんですから誰の儲けにもならないBCGが効くとなってもアメリカの医薬業界はそれを全力で無視するのかもしれませんね。効くという検証自体を忌避するかも。