ここまで粘ったのですから実際に開催するのでしょう。予定日まで10日と迫ったUFC 249は開催場所は未だに明かさないものの、準備は進んでいるらしい情報がいろいろ漏れてきています。カリフォルニア州内にある先住民族の居住地内でやるらしいという観測も飛んでます。

先住民族の居住地というのはアメリカの建国の歴史とからんで先住民族の自治権が認められており法律が普通の場所とかなり違うなどいろいろな違いがあります。今でこそ一般の地域でも増えましたが昔は先住民族居住地のみカジノが合法とか、法律上の違いはかなりあります。
居住区内でのイベント開催で州のスポーツ管理当局の開催許可が要るかどうかというと場所によっても違うようですがどうか。ここまで突き進んできたのですから許可は出る見込み、または許可が要らない、のどちらかなのでしょう。


コロナ感染への対応としては、既に選手やセコンド全員に既に検査キットを送りつけ、さらに現地試合前にも再び検査をするとしています。予定されていた試合の出場者が今日になって一人削られたのですが、それが事前に送った検査で陽性が出たからなのかは公表されていませんが、あり得る話。関係者の人数分の検査キットは確保済みで、その上で「我々が検査キットを確保したことで医療機関の検査キットが足りなくなるということはない。別ルートで確保している」とわざわざ声明も出しています。イベントを強行することで検査キット不足を助長するとの批判を受ける可能性を感じたんでしょう。そして海外から買ったってことなんでしょうね。
でも海外から買ったとしたらその検査結果の信頼性はどう担保できるんでしょうか?米公衆衛生当局が海外産の検査キットの導入を拒否したとかいう事例が1ヶ月ぐらい前にあったはずですが。

またUFCの公式戦をやるにあたってドーピング検査はするのか、と問われて社長のDana WhiteによればUSADAによる通常通りの検査をやると。ということはこの試合都市へUSADAの人員が派遣される必要があります。USADAは対応する気があるようなのですが、その移動は違法でなくできるのかな、というのは気になります。上でも説明したとおり先住民族居住区は自治権があり、ある程度の治外法権的な取り扱いが可能であることはありうるのですが、それは居住区内の話。USADAの人員が外出禁止令の出ているカリフォルニア州内を移動して同居住区に入るまでは州の命令に服すことになるはずですが、大丈夫なのか。

現在でもまだ外出禁止令の出ていない州は全米で10前後あります。前回この件を書いたときにノースダコタ州の田舎とかは、という予想を書いたのですが、ノースダコタ州も外出禁止令の出ていない州の一つのはずです。同州内にも先住民族居住区はあったはず。だったらそういう州で開催すれば移動中に州からの横槍が入って居住区までたどりつけないという問題は起きないのでは。
んーでもノースダコタ州では先住民族居住区もろくな施設がないかもですね。過疎州で周りに人口の多い都市がないからカジノを経営しても人がさほど来なかったでしょうし。