当時の在籍選手から実名での暴露がされたMLB Houston Astrosの2017年のポストシーズンの成績を並べてみます。Yankeesファンが今回の問題勃発でめちゃめちゃ怒っています。
先にAstros x YankeesのALCSの戦績から。このシリーズは7戦まで行って全試合ホームチームが勝ってます。第1戦をHoustonがホームで2-1で勝利。第2戦もHoustonがホームで2-1で勝利。第3−5戦ではYankeesのホームで8-1, 6-4, 5-0でYankees3連勝。今回の件でサイン盗みが行われていたのであれば、もしそれがなければ第1第2戦の最小得点差での決着のどちらかはひっくり返っていたかもしれない、我々は勝っていたはずだ、というわけですね。現実は第6戦第7戦はAstrosのホームで7-1, 4-0でAstrosが4勝3敗で勝ってWorld Seriesに駒を進めています。
その前段のALDS、対Boston Red Sox戦はAstrosがホームで8-2, 8-2と連勝、@Red Soxでの第3戦はRed Soxが10−3で一矢報いましたが第4戦はAstrosが5-4で勝って3勝1敗で決着。
World Seriesでの対Los Angeles Dodgersは7試合で、Astrosはホーム3戦で2勝1敗、アウェイで2勝2敗、通算4勝3敗でWorld Series制覇となってます。
この年のポストシーズン通算で、Astrosはホームで8勝1敗、アウェイで3勝6敗。
今回の疑惑が出てきてしまうとこの戦績は疑惑を加速させてしまうものと言えるのでしょう。
気の早いファンは「2017 World Champions Los Angeles Dodgers」というバナーを作ってネット上に拡散させていたりします。
ちなみに昨日コメント欄で少し触れたカレッジスポーツの場合ですが、重大な違反行為があった場合に当該時期の勝利を剥奪するという措置がしばしばとられます。例はかなり多いです。MLBでそんな措置が可能かどうか存じませんが、こういう例もアメスポではあるということで。
優勝チームの勝利剥奪のケースとしては2004年のカレッジフットボールのUSCが当時BCS全米優勝戦も勝って13戦全勝で優勝したのを後年に違反をとがめられて最終的には7年後にポストシーズンの2勝を剥奪され、全米優勝も記録から削除されています。
このシーズンのBCS全米優勝戦はUSC対Oklahomaの試合で、55−19でUSCが圧勝した試合でした。USCの優勝が剥奪された後、他校の繰り上がりはなく、同シーズンはBCS優勝校なし、というのが公式記録になっています。
なおこのシーズンはBCS優勝戦のカードを決める前の段階でメジャーカンファレンスには3チームの全勝校があり、USCとOklahomaが選ばれて決勝を戦いました。SECの全勝だったAuburnは3位とされて出場できなかったという、SECの天下が続くいまのカレッジフットボール界からすれば考えられない措置で全米優勝の途が閉ざされています。その上後年頭ハネされたUSCに違反行為があったなんて言われたわけでAuburnにとっては残念至極であろう話です。
先にAstros x YankeesのALCSの戦績から。このシリーズは7戦まで行って全試合ホームチームが勝ってます。第1戦をHoustonがホームで2-1で勝利。第2戦もHoustonがホームで2-1で勝利。第3−5戦ではYankeesのホームで8-1, 6-4, 5-0でYankees3連勝。今回の件でサイン盗みが行われていたのであれば、もしそれがなければ第1第2戦の最小得点差での決着のどちらかはひっくり返っていたかもしれない、我々は勝っていたはずだ、というわけですね。現実は第6戦第7戦はAstrosのホームで7-1, 4-0でAstrosが4勝3敗で勝ってWorld Seriesに駒を進めています。
その前段のALDS、対Boston Red Sox戦はAstrosがホームで8-2, 8-2と連勝、@Red Soxでの第3戦はRed Soxが10−3で一矢報いましたが第4戦はAstrosが5-4で勝って3勝1敗で決着。
World Seriesでの対Los Angeles Dodgersは7試合で、Astrosはホーム3戦で2勝1敗、アウェイで2勝2敗、通算4勝3敗でWorld Series制覇となってます。
この年のポストシーズン通算で、Astrosはホームで8勝1敗、アウェイで3勝6敗。
今回の疑惑が出てきてしまうとこの戦績は疑惑を加速させてしまうものと言えるのでしょう。
気の早いファンは「2017 World Champions Los Angeles Dodgers」というバナーを作ってネット上に拡散させていたりします。
ちなみに昨日コメント欄で少し触れたカレッジスポーツの場合ですが、重大な違反行為があった場合に当該時期の勝利を剥奪するという措置がしばしばとられます。例はかなり多いです。MLBでそんな措置が可能かどうか存じませんが、こういう例もアメスポではあるということで。
優勝チームの勝利剥奪のケースとしては2004年のカレッジフットボールのUSCが当時BCS全米優勝戦も勝って13戦全勝で優勝したのを後年に違反をとがめられて最終的には7年後にポストシーズンの2勝を剥奪され、全米優勝も記録から削除されています。
このシーズンのBCS全米優勝戦はUSC対Oklahomaの試合で、55−19でUSCが圧勝した試合でした。USCの優勝が剥奪された後、他校の繰り上がりはなく、同シーズンはBCS優勝校なし、というのが公式記録になっています。
なおこのシーズンはBCS優勝戦のカードを決める前の段階でメジャーカンファレンスには3チームの全勝校があり、USCとOklahomaが選ばれて決勝を戦いました。SECの全勝だったAuburnは3位とされて出場できなかったという、SECの天下が続くいまのカレッジフットボール界からすれば考えられない措置で全米優勝の途が閉ざされています。その上後年頭ハネされたUSCに違反行為があったなんて言われたわけでAuburnにとっては残念至極であろう話です。
こうなるとアストロズのブレグマンのMVP争いにも影響出るんでしょうか?
drbcs
がしました