いよいよNFLのシーズン本格開幕ですね。まだ夜の部やMonday Night Footballもあるので開幕の総括ではないのですが、ちょっとすごいなというのを見せられたのでひとこと。
Baltimore Ravensの二年生QB Lamar Jacksonのパス精度が昨季から急に上がったか、やりたい放題で59-10でMiami Dolphinsを完全粉砕。NFLでこのスコアは珍しい。ずいぶんと狭いところに投げ込んだり、ノンステップで鉄砲肩を披露の絶妙のロングTDパスを出したりと全編ハイライト映像のような大変な試合となりました。この日のデキを研究してくる二週目以降の相手がどれほど対応できるものか楽しみになってます。Ravensの次週の相手はルーキーQB Kyler MurrayのArizona Cardinalsです。Oklahoma時代並のウルトラハイスコアの試合になったりするんでしょうか。

あとは開幕戦で気になったのはKansas City Chiefs QB Patrick Mahomesがちょっと倒され過ぎだったことでしょう。試合の方は対戦相手のJacksonville Jaguarsの先発QB Nick Folesが試合開始早々に負傷退場。鎖骨骨折とのこと。代わって出てきた無名のGardner Minshewが奮戦してJaguarsが踏みとどまるも、MahomesのKansas Cityが40-26で勝ってます。相手のQBを早々に退場に追い込んだ今季の優勝候補筆頭チームの試合としては点差が近すぎるし、Mahomesもリスクを取り過ぎ。記録上はサックはなかったのですが。今季は各チームからマークを受けてのシーズンとなりますから毎週毎週こんな試合をやっていたらシーズン中に故障してしまうのは必定です。危険の匂いのする勝利と言えそうです。

Jaguarsのリリーフで登場して奮戦したGardner Minshewというのはカレッジ時代をコミカレ、日本だと短大相当の学校で始めてそこからDiv-Iのマイナーカンファレンス所属のEast Carolinaに移籍、さらにWashington Stateに再移籍したのち、ドラフト6巡目指名でプロ入りという異色の経歴の持ち主。コミカレに行ったということは高校時代にはメジャーカレッジからどころかマイナー校からもお声がかからなかった選手のはずです。そういう選手が地道に遠回りをしながらプロになり、こんなめぐり合わせでNFL開幕戦にほぼフル出場して優勝候補のChiefsを相手に22/25, 275ヤード, 2TDで恥ずかしくない試合に持ち込みました。こういうのはおもしろいなあと思います。