ポストシーズンの鬼 Madison BumgarnerをNew York Yankees、Houston Astrosなどコンテンダーの複数チームがトレード期限前に獲得しようと画策中とされます。交換条件は各チームのプロスペクト選手との交換。正直言ってそれらの交換相手の選手のことがさっぱりわかりませんのでどこがBumgarnerを獲得できそうなのかは予想もできませんが、Bumgarnerは既にGiantsでWorld Series制覇も達成していることから他のリングに飢えているベテラン投手とは若干違う尺度で行き先を考えている可能性がありそうです。

それはともかく現在のNational Leagueの順位表を見ているとGiantsはまだポストシーズンを諦める位置ではないというところが気になります。本日試合の始まる前の段階でSan Francisco GiantsはNL15チーム中の11位なのですが、しかしながらワイルドカード2チーム目までわずか3ゲーム差。数日前は15チーム中13位だったんですが3連勝して順位が上がりました。NLは大混戦で、ポストシーズン脱落と確実に言えるのは15位最下位のMiami Marlinsだけ。14位のNew York Metsをトレード期限の草刈場のように表現しているMLBマスコミもあってMetsのエース格Noah Syndergaardを放出するという憶測も飛んでいるんですけれど、Metsにしてもプレーオフ圏内まで5.5ゲーム差。まだ2ヶ月半もシーズンが残っている段階で5.5ゲーム差は諦めるような位置ではありません。確かにチーム状態は万全から程遠いにしてもです。
Metsのすぐ上のNL13位のCincinnati Redsなどはシーズン開幕当初ボロボロだったはずと思っていたらこのオールスター後の時点でワイルドカードまで3.5ゲーム差まで知らぬうちに浮上しているという具合です。

こうなってくるとNLの方はトレード期限での売り手が少ないことになります。もちろん選手契約の都合上今季Bumgarnerを売ってしまった方が得といった判断はそれはそれで正しいのでしょうが、そういうパターン以外はNLの各チームからの出物は少なさそうです。
出物が少ないだけに今年に賭けようというチームによる争いは激しくならざるを得ない。そしてBumgarnerの過去のポストシーズンでの鬼神の活躍ぶりはMLBファンなら誰もが覚えていることでしょうから今年勝ちきりたいチームにとってはプロスペクトの2枚や3枚叩き売っても欲しいと思うのはわかるところです。

Yankeesが悪の帝国と呼ばれてFAに大枚をはたいて有名選手を集めていた時代からはかなり経ったわけですが、今年のYankeesのここまでの戦いっぷりを見ると今年は無理をしても勝ちたいと思っても不思議ではないところ。これから月末にかけてプロスペクトだけでなく現有戦力を放出してでも補強に来る可能性があるのかないのか。