野球の独立マイナーリーグAtlantic Leagueのオールスター戦でボール・ストライクを機械判定するという実験が行われました。技術的には以前から既に使える状態であったと聞いていたものが遂に現場で使われる日が来たというわけですね。
マイナーリーグの、それも非公式戦であるオールスター戦での採用とまだまだMLBでの採用までの道のりは遠そうですが、それでも一歩ということなんでしょう。このストライクゾーン判定のシステムの名前は「TrackMan」というそうです。
これで使われるレーダー技術はここ数年で新車の多くに装備されており、私も日頃からお世話になっている既に身近となってきている技術。その技術でストライクゾーンの試合中のブレや、審判ごとの癖などを排除していけることになるわけですね。

この件は技術の問題よりも大きい障害は、審判の労働組合であるMajor League Umpires Associationが職域を侵されまいと踏ん張っているため前に進みにくいというものです。今回の実験では主審はいつもの場所に立っており、人員削減ひいてはコストカットには貢献しないということになっており、その意味では審判組合も受け入れやすい改革方向であるのかもしれません。

ストライクゾーンで審判と打者、捕手と審判がモメて口論になるというおなじみのシーンは過去のものとなって消えていくことになるんでしょうか。