昨夜すごい試合があったようなので再放送になっていたのを観戦。NHLプレーオフ一回戦第7戦 Vegas Golden Knighs@San Jose Sharksの一戦。第3ピリオドVegasの3−0リードの場面で、リードしていたVegasがフェイスオフの際に二人がかりで相手のフェイスオフの選手をクロスチェック+死に体の選手をさらに押し倒して肩口および頭部から氷上に落下して気を失った模様で、これがメジャーペナルティと判定されて5分間のパワープレー。メジャーペナルティは通常のパワープレーと異なり得点が入ってもパワープレーは継続します。
パワープレーが始まって6秒でSan Joseがゴール、3−1。そこから続けざまに約4分半の間に4ゴールが突き刺さって大逆転San Jose 4-3。

というところまではダイジェストで知っていたんですが、よくわからなかったのがなぜフェイスオフでVGKの選手が二人がかりであんな勢いで突っかかって行ってペナルティを喰ったのかです。きっと前段になにかあったはず。フェイスオフ開始前からクロスチェックに行くつもりだったのはビデオで何度見てもそう見えるし、さらに二人目が襲いかかるタイミングも間髪入れず早いのであの二人は前もって相手を潰しにいくと打ち合わせていたはず。対してやられた側は完全に不意を突かれている。
で、再放送でその場面を見てみたんですが、その二人の間でなにもないんですよね。さっぱりわかりません。翌日=今日のNHL Networkなどの報道を見てもなぜ襲いかかったのかを問うた話はまるで出てこない。僅かに触れていたのはこのシリーズ7戦全体がハードヒットの多い試合だったから、というものですが、なぜあのタイミングであんな派手なことをやったのかはわからない。

また試合当日の延長戦前のスタジオ解説は5分のメジャーペナルティは妥当という意見でしたが、試合後VGKのHCや主力選手は記者会見で「あれは2分のマイナーペナルティ相当だろ。マイナーペナルティだったら1点取り返されてもまだ3−1だったはず」と不満を表明。翌日になってのNHL Networkの解説者たちの多くは5分メジャーペナルティは過剰ではないかと疑問を呈してました。
うーむ。こういうのを聞いてると、ホッケーの過去の基準と今は基準が変わってきているわけですが、どうもそういう意識改革はまだ進んでいない感じがします。特に解説者を含む年長OBは重症かも。ハードヒッティングなのはホッケーの魅力でしょうからそれは結構なんですが不意打ちはマズいというコンセンサスがまだ形成できてないってことですか。

5分が過剰かどうはともかく、ほぼ5分間攻められまくりで逆転されたVGKは言い訳が効かないとも言えます。4ゴールを喰っただけでなく良いところないままSan Joseに攻められっぱなし。5人対4人でこれほど一方的に攻められ続けるというのはなにかおかしいはず。それが何かを指摘できるほど観戦眼がないのでお伝えできることがなくもどかしいですが、大変な5分間になりました。試合のスタジオ解説の方は「NHL史上最高の大逆転劇ではないか」と興奮されてました。いやー生で見たかった。

とは言えこの試合、東部時間だと午後10時試合開始。とても見られなかったでしょう。こんな展開になるとは事前には想像不可能ですし。
その上Vegasが試合残り45秒で執念の同点ゴールで延長戦へ。NHLプレーオフの延長戦はサドンデスで決勝ゴールまで永遠に続くルールなので、私は延長戦になったらだいたい見るのを諦めます。いつ終わるかわからないからですね。
レギュラーシーズンの延長戦は5分間で第3ピリオド終了後すぐに始まりますが、プレーオフではルールが違い第3ピリオドと延長戦までの間に製氷タイムもあって20分後に試合再開+サドンデスでいつ決着が付くか予想ができないので、よほど気になる場合以外、時間が許す場合以外は私は観戦を諦めます。

なのでこの史上に残るのであろう劇的な大逆転4連続ゴールを堪能できた方はかなり少ないはずです。