NFLが2019年シーズンのスケジュールを発表してます。Baker Mayfieldを得たCleveland Brownsがプライムタイムの全国放送に4試合も登場するという厚遇を受けたりしてますね。

西ではOakland Raidersが現在のホームでの最後のシーズンを迎えます。今季を最後にLas Vegasへ移転することになってます。そのスケジュールがまたなんとも。AFC西地区に所属するRaidersですが、同地区との対戦3試合のうち開幕週にDenver Broncos、第2週にKansas City Chiefsをホームに迎えてシーズンをスタート。@Oaklandでの最後の地区ライバル戦は11月7日にLos Angeles Chargersを迎えての木曜夜の全国放送。このChargers戦を終わると残りのホームゲームは対Bengals、対Titans、対Jaguarsと人気チームとは言い難い相手と戦ってOaklandでの歴史を閉じるということになりました。これはものすごいガラガラのスタジアムでお別れになりそうです。

なんとも寂しいスケジュールかなあと思いました。移転が確定した状態でのシーズンがガラガラになるのは過去にも例があります。Los Angeles RamsがSt. Louis移転したときもそうでしたし、Houston OilersがTennesseeに移転するとなったときの最後のHoustonでのシーズンもひどかった。そういう過去の例があるので近年のNFLの移転は転居先のスタジアムができあがっていなくても無理にでも移転先に近いところでカレッジやMLSのスタジアムを間借りしてでもさっさと移転してしまうことが多いです。Houston Oilersのときなどはあまりの入りのひどさにもう一年Houstonに居残るのを避けて確かギリギリになってから(移転先でもない、同州内ですが新本拠から全然遠い)Memphisに行って1シーズン過ごしたと思います。そこまでしてでも元の地元で無関心にさらされるよりマシということだったかと。
Raidersもカレッジのスタジアムを間借りしてLas Vegasに1年前倒しして移転という選択肢もあったはずですがそうはならず。現在建設中の新美麗ドームスタジアムの新スタ効果とともに新都市に登場して新しい地元のファンをあっと言わせたいのでしょうか。

その上今回発表されたスケジュールだと馴染みの地区ライバル戦はシーズン序盤に消化して、その後はどうせ不人気チーム相手だしレイムダックシーズンでガラガラなんだからという投げやりなホームスケジュールにも見えます。
他方AFC西地区内のアウェイでの試合は3試合とも12月に集中しているといういびつな形にもなってます。これ、大丈夫なんですかね?Raidersの背広組の心は既に2020年シーズンの新天地でのシーズンに飛んでいるのは仕方ないとして、選手たちやコーチ陣は試合はまともにできるんでしょうか。3試合も地区優勝争いに関わるであろう試合をシーズン終盤にもってきて、Raidersが全然やる気ない状態だったら酷い地区優勝争いになったりしないんでしょうか。

たぶん今季のRaidersのホーム@Oakland–Alameda County Coliseumでの試合はNFLが野球場で公式戦をする最後の機会になると思われます。9月はまだMLBもシーズン中なので例の芝生がMLB仕様になった状態の上で試合をする、あの風景になるわけです。ああいうのは少し前ならいくつか各地で例があったんですが移転や新スタジアムの建設で姿を消しつつあり、今年の9月序盤の2試合(もしOakland Athleticsがポストシーズンを勝ち進めば10月のBears戦も、かな)で見納めになるかと思います。
追記。10月のChicago Bears戦は昨季Raidersが放出して彼の地で大活躍となったKhalil Mackの凱旋試合ということになるんですね。つまり最初のホーム3試合に比較的話題性の高い試合を集中。その後はもうグダグダでも良い、バランスなんて知ったこっちゃないという感じですか。