オフにトレードで出ていったKawhi LeonardがSan Antonioに初の帰還の試合となったToronto Raptors@San Antonio Spurs戦がありました。
現在TorontoにはLeonardの他にSpursで長年3ポイントシューターとして活躍したDanny Greenも所属。Spurs側はLeonardとGreenの所属当時の活躍を収めたショートビデオを準備していたのですが、試合当日になってそのビデオを会場では流さないかも、という情報が流れていました。LeonardもGreenもSpursにとっては功労者。特にLeonardはFinals MVPも獲得したスター選手。しかしながらLeonardは昨季ケガを理由にしてプレーせず、そしてトレード要求してSpursを去ってます。多くの地元ファンは仮病でゴネて試合出場を放棄したと解釈していた模様(確かに私にもそう見えました)で、ビデオを流してもウケが悪いのではないか、ということでビデオ上映をためらった模様でした。
結局は試合前のビジターチームの選手紹介の前に同ビデオは上映されて、そのまま選手紹介へ。先に紹介されたDanny Greenへは大歓声だったのですが、その次のLeonardにはブーイング。試合が始まってもKawhiがボールに触るたびに大ブーイング。試合開始前にDanny GreenはSpursベンチ側へ駆け寄ってHC Gregg Popovichと笑顔でハグするなど幸せムードなのに、Kawhiの方は堅い表情のままでプレーすることに。

試合の方は試合開始と同時にSpursがスパート。あっという間に点差が開き、大差のまま最後まで試合が進んでSpursの快勝。久しぶりにLaMarcus Aldridgeが元気そうな姿が見られて良かったです。Spurs自体もここ最近好調で地区首位のHouston Rocketsに1ゲーム差でプレーオフ圏内維持。

試合後にはKawhiがSpurs HC Popovichに挨拶に出向き、笑顔は少々足りないもののまずまずの和解ムードをかもしだしてました。選手・スタッフはファンほどには気にしていない感じですかね。

Kawhiと入れ替わりでSpursにやってきたDeMar DeRozanは元のTorontoでのチームメイトたちと楽しそうにコソコソ話をしていたり。DeRozanはこの試合でキャリア初のトリプル・ダブルも記録でご機嫌。DeRozanのTorontoへの帰還試合は2月末に予定されています。