カレッジフットボールプレーオフ準決勝2試合が行われ、ClemsonとAlabamaが勝ってまたもこの2校の激突がプレーオフで実現です。
ClemsonはNotre Dameを寄せ付けず30−3快勝。
Alabamaはスタートダッシュで28−0としたものの、Oklahomaが食い下がり、Alabamaのボーンヘッドな反則が嵩んでつけ入る隙を提供、最少11点差まで詰め寄られましたが結果は動かず45−34。

試合放送中に紹介されていたのですが、Nick Saban指揮下のチームが21点差を付けた試合で敗戦をしたのは過去1試合しかなかったとのこと。その試合見てました。AlabamaがCam Newton率いるAuburnを24−0とリードしながらCamのスーパーカムバックで大逆転勝ちした試合ですね。そのシーズンは文句なしでNewtonがハイズマン賞を獲得したわけですが、今年のハイズマン賞受賞者のKyler Murray率いるOklahomaもリードされてからなんとか味を出して追いかけたんですが、ハイズマン次点だったTua Tagovailoaが一枚上手でした。
今年のハイズマン賞は私の個人的な事前の意見ではTuaが圧勝すべきだと思いこんでいたのがMurrayの逆転受賞。TuaのチームメイトたちもTuaのハイズマン賞が盗まれたと試合前からいきり立ってMurrayを仕留めるぞと意気込んでいたそうです。結果は敗戦はしましたがMurrayもハイズマン受賞者として恥ずかしくない試合をやってのけたといえると思います。これでMurrayはフットボールをプレーするのは最後となるはず。来春は野球のプロとしてシングルAクラスからそのキャリアを始める予定になってます。この日のフットボール選手として最後の試合で50ヤード級の飛距離のTDパスを投げるなど肩の良さは確か。外野手となっては持ち腐れっぽくなるかもですが、いつかMLBで本塁へ返球刺殺なんて場面が見られたらきっとしあわせな気持ちになることでしょう。頑張っていただきたいです。

Alabama HC Nick Sabanさんは今日は試合中何度もブチギレてましたね。相手陣深くに攻め込みながらFalse start2回、イリーガルフォーメーション1回を立て続けに犯した自軍のオフェンスに激怒。その後もプレーと関係のないところで相手を突き飛ばしたり、ヘルメットを脱いだりなど無意味な反則の連続。怒るのはムリないなというAlabamaの試合ぶりでした。28−0とあっという間に大量リードしてたがが緩んだのだとしてもちょっとひどい。
それでも今日のSabanさんは若々しかったです。一時期ずいぶん老け込んだなと思わせることが何度かあった時期からしたらずっと元気そうで、インタビューでの発声も良かったし、若いものを怒鳴り散らす迫力もあったし。「fouled three fxxking times! goddamnit!」と声はTVには乗りませんでしがが、唇の動きが誰にも読める状態で映っていてTVを見ていて笑ってしまいました。