No. 12 UCFが木曜夜のESPNの全国放送に登場。マイナーカンファレンス所属校として初のプレーオフ進出へのアピールに失敗しています。数少ない全国のファンやランク投票者などにアピールできる機会だったのに。最終スコアはUCF 52−40 Temple。
UCFオフェンスの方にはさほど文句はないんですが、たぶん大半の人が見た前半戦はほぼ常に相手のTempleがリードする展開。やっと第2Q終盤に逆転してやれやれと思ったのもつかの間、ハーフタイム直前の時間のないドライブでTempleに逆転TDを許して34−28とTempleリードで前半終了。Temple相手にこれではよしんばプレーオフに第4シードで潜り込んだところでNo. 1 AlabamaのTua Tagovailoa率いるオフェンスにズタズタにされてしまいます。まあ今年のAlabama相手ではUCFだけでなくランク上位校が臨んでもズタズタかもしれませんが、ひょっとしたらUCFはものすごく強いのではないのか、という期待を抱かせる試合でもなかったように思います。

UCF QB McKenzie Miltonは余裕を感じさせるソフトタッチのパスをきれいに決めるなどこなれ具合はさほど悪くなかったのですが、いかんせんチームとしてTempleを仕留めるのに手間がかかり過ぎました。

UCFのスタジアムには誇らしく「2017 National Champions」の文字が掲げられていたのはなかなか良かったです。