NBAのシーズン開幕も間近、プレシーズンの試合が各地で行われています。Los Angeles LakersとGolden State Warriorsという人気チーム同士のプレミアムカードがLas Vegasで行われ、ESPNで放映になっていました。西の試合なので東部時間帯のスポーツファンには少々見にくい時刻の試合開始でしたが。
プレシーズンということで試合内容は特に語るべきところはありません。ガーベージタイムになってもLance Stephensが出場していて(させられていて?)Stephensの今季の起用法が少し気になったぐらい。レギュラーローテに見込まれていないのかな?と。

Warriorsは先週も@Seattleの試合(対Sacramento Kings)に駆り出されてました。NBAがSeattleに再進出したい意向を持っているのは確実で、試合会場では旧Seattle Supersonicsのドラフト指名選手としてSeattleで1年プレーした経験を持つKevin Durantがマイクで観客に語りかけてSeattleへのNBAの帰還を煽りました。Durant本人にはさして意味のある行為とは言えないなかわざわざマイクを握ったのはNBA本体からの有償での依頼でもあったんでしょうね。
Seattleでは既に決定しているNHLの新チームのためにSonicsの旧ホームでもあったこの日の会場でもあったKey Arenaを解体・同地に新アリーナを建設することが決まっています。Sacramento KingsはSeattleまたはLas VegasにNBAがチームを移転する場合の候補チームでもあります。NBAの経営陣による無駄のない非NBA都市へのプロモーション活動と言えましょう。

VegasもNBAにとっては有力な拡張先。以前からオールスター戦を開催。最近はSummer LeagueもLas Vegas開催として存在感を発揮。
NBA側から見て誤算があったとすると昨年から同市に進出したNHL Vegas Golden Knightsの大成功でしょう。同市初のメジャースポーツチームとして進出、立ち上げのプロモーションに成功した上に、氷上でもシーズン開幕から勝ちまくったGolden Knights。初年度にStanley Cup Finalまで到達するという期待を遥かに超えた成績を残して、プレーオフの最中のパブリックビューイングなどでも市内を大いに賑わせました。プロチームがなかった街にとっては大きな変化です。がっちり顧客を掴んで5月の時点で既に2018-19年シーズンのシーズンチケットが完売したとか。
同市には2019年シーズンからNFL Oakland Raidersが転入してくることが決定してます。リーグの人気の差で言えばNFLとNHLの差は大きく、先行してVegas進出したNHLにとってはNFLがやってくる前になんとか人気を確立しておきたかったわけですが、見事に初年度に達成したとこになります。

NBA視点で言うとオールスター戦をVegas開催するなど唾つけはNHLよりも早く始めたものの、リーグ拡張をためらっている間にNHLはさっさと新チーム結成・参入して人気を固め、続いてRaidersもVegasにやってくる、と後手に回ったことに。
NBAが拡張に慎重だったのは現在あまりにもNBAのビジネスが好調で既存のオーナーが新規オーナーを募ることに消極的だったせいでもあります。それぞれのオーナーは現存のチームの資産価値が増えることの方が拡張して新チームを作るよりも儲かると判断できてしまったからでしょうね。
現在のNBAの勢いなら各地でNHLの後追いになっても十分集客・ファンの支持は獲得はできるとも想像できますが、どうなるか。