今日も好試合が各地で続いています。No. 3 Clemson、苦しい展開の試合をなんとか逆転でものにしてSyracuseを下してます。例の5試合目出場問題に絡んで先週までの先発QBKelly Bryantが転校を宣言し、1年生QBのTrevor Lawrenceが先発したまでは良かったのですが、Lawrenceがランプレーでハードヒットを喰って脳震盪退場。なんと今週の前半の頃には第3のQBで出番の見込みのなかった新1年生QB Chase Briceが緊急出場。その時点でSyracuseにリードされておりClemson大ピンチ。
これが劇画ならハーフタイムにBryantが突然ロッカールームに現れて「コーチ。俺、出るよ」とかっちゃって感動の復活劇になったりするんですが、現実にはそんなことは起こらず。Bryantはフットボール選手としては転校は宣言したものの、現在はまだ秋学期中。学業の方も最上級生で卒業単位を取得してしまえば転校後院生としてどこででも来季すぐにプレーできる特典付きとなるので学生としては離脱していないのではと想像されます。なのでキャンパス内宿舎にはいた可能性は高いですが、スタジアムには来ていたのか来ていなかったのか。

表題の件です。このSyracuse@Clemson戦、序盤からSyracuseディフェンスがClemsonのラインを突破して何度もTrevor Lawrenceをきれいにサックで仕留めていたのですが、これ、ここNFLで話題の新ラフィングの基準だったとしたらこれらのサックは反則扱いだよな〜‥と見ていて唸ってしまいました。やっぱりこれが反則っておかしいと改めて思わざるを得ない。
NFLはこの件で判断基準を変えるつもりはまったくないと改めて強気のアナウンスしてるので、NFLのディフェンスの選手たちはそれに合わせてQBへのアタックをぬるくするしかない。日曜日のNFLの試合がそんな改変を受けている間に、土曜日のカレッジフットボールではこの鮮やかなサックが会場のファン、TVの前のファンを沸かしていることになります。
カレッジフットボールにはNFLチームのオーナーたちのように試合を改変してまでQBを守りたいというようなステークホルダーが存在しないので、現在のところNFLのラフィングのルールに倣おうなんていう話はまったくないわけです。そうなるとアメスポNo.1ジャンルであるNFLではぬるいサックしか許されない中、アメスポ第2の人気ジャンルであるカレッジフットボールではこれが見られる。意外な形でカレッジフットボールに魅力が加わったことになります。