フットボールチーム創設10年目のOld Dominion Monarchsが同校史上最大のアップセット勝利をあげてます。49-35でNo. 13 Virginia Techを堂々倒しての勝利。この試合前まででNo. 13 Virgina Techは2戦2勝、Old Dominionは0勝3敗。昨年もこのカードは組まれておりそのときはVirginia Techがホームで38−0の完勝。今年はOld Dominionのホームでの試合ですが、戦前の予想はVirginia Techの楽勝とされていました。ベガスのオッズは28.5点差でVirginia Tech。
それが結果は、第4QだけでOld Dominionが28点を取ってVirginia Techを突き放すという大波乱の試合となってます。私は運良くこの試合をVirginia Techの21−14でリードの場面以降を通しで見られました。今季の最大のアップセットなのはもちろん、カレッジフットボール史上の有数のアップセットに数えられるような試合でしょう。

この試合、Old Dominionの先発QBが序盤に負傷退場。バックアップQBは公称5"11'(もっと小さいのでは)常人サイズの元Walk-onの選手。この小柄なQBをOld Dominionのオフェンスラインがよく守り切りました。メジャーカンファレンスの中でも上位と目されるVirginia Techのディフェンスの圧力がほとんどQBにかからない。Old Dominionの今季これ以前の試合の内容はまったく知らないですが、FBS昇格移行期間中のLibertyに今季開幕戦で10-52と惨敗したのを含めて3戦全敗。その開幕戦の敗戦から三週間後にNo. 13 Virginia Techに激勝。こんなことが起こるのがカレッジスポーツの楽しさですし、だから試合はやってみないとわからないというわけですね。

第3Qからは両校がTDを次々取るんですけど、Old Dominionのドライブがすごく冴えていました。その小柄なバックアップQBが絶妙に良いところにレシーバーを見つけて投げ込むと難しいボールをレシーバー陣がサイドライン際などで取ってくれる。パスが通ってしまうのでVirginia Techが対策でライン近辺のディフェンスの枚数を減らしたところへOld Dominionの大型のRBが真正面からVirginia Techディフェンスを突破するという具合で、堂々のドライブで次々とTDを量産しての勝利です。開幕戦でFlorida Stateを24-3と完封したVirginia Techディフェンスがここまでやられてしまうんですね。こういうのはカレッジならではです。
第4Qの点の取り合いとなった時間帯にVirginia Techの主戦QBが自身のランプレーで足首を捻って退場、バックアップQBに頼ることになった。バックアップQBなりに奮戦したんですが、Old Dominionの得点ラッシュに応戦しきれませんでした。勝負どころでの主戦QBの退場は不運ですが、相手のOld Dominionの方もバックアップQBがプレーしているのですから。