以前にも触れましたがスポーツニュースという形態の番組がアメリカでは消えつつあります。総合型だと長年アメスポ情報発信のデファクトスタンダードだったESPNのSports Centerが生き残っていますが、スポーツニュース専門局だったESPNEWSですらいまとなってはニュース番組をほとんど流していないほど。速報性ではもうネット・アプリにかなう可能性はなくTVからは撤退に近い状態です。その代わり番組放送中の画面下の速報試合情報などは充実してきてます。こちらはネット情報よりもある意味速いかもで重要性が増しているかも。
その最後の砦Sports Centerは今週はテニスUSオープンの試合終了後の放送というスケジュールで、毎晩長時間の試合が放映されるので放送開始は午前1時2時というぐあいで、東部時間の一般視聴者には見られない状態です。
なにをぐだぐだと説明しているかというと、興味があって今日のスポーツニュースで例のShohei Ohtaniの肘の手術の話題と同夜の2本塁打を含む打者としての活躍という異常なニュースがどの順番で取り上げられるのか知りたったのですが、スポーツニュース自体を見ることが困難ということがわかっただけでした。画面下の情報では昼間からOhtaniのトミー・ジョン手術が推奨される新しい靭帯の傷が見つかったというニュースはトップクラスの扱いなのは確認できました。

先日の登板のときの球速の異常低下は既に当ブログでも触れました。MRIの結果新たな傷発生で今季の投手としての登板はもうなくなったと。それが速報で知らされた数時間後にバカバカ2本のホームランを含む4の4、3打点4得点1盗塁。元気いっぱいです。この人何者?という感じです。投手の肘の靭帯が手術が必要なほどの状態でもホームランは打てるんだなあというのはほぼすべてのスポーツファンはこの日知ったことでしょう。

これ、本当にメスを入れるんでしょうか。トミー・ジョン手術をするとほぼ1年半後の本格復帰となります。そうなるとこの秋に手術をしたとして2020年の開幕時に投手としては本格復帰を目指すことになります。現在のOhtaniの契約はその話題性・実力と比して極端に安い年$500,000程度。お金のことを考えれば格安の今のうちに手術で1年棒に振っても次期契約の時期までに万全の状態に持っていく方が得。

ただ過去の経緯を踏まえるとOhtaniはお金を判断基準にしているとは思えない。MLBの若手選手への契約ルールがあるので2年後にMLBにやってくれば金額は10倍規模またはそれ以上に跳ね上がるのがわかっていたのにあっさりMLB移籍を決めたのを見てもそれは確実。なので彼本人が何を基準に手術を受けると判断するか、1年間打者としても活動不能となる選択をするのかは予測不能でしょう。特に打つ方で当夜にこれだけ派手に打ってしまうと。常識が通用しない選手なのは確実です。今の打撃成績が続くのであればDHでも通用する。投手さえ諦めてしまえば外野手でもできることでしょう。MLBの投手は100マイルの球を投げたいでしょうが、外野手は90マイルの送球でも別にかまわないのですから。実際は外野手は助走をつけて投げるので送球は100マイル級になるので、それはそれで患部に影響が出るかもしれませんが。常識外なのでよくわからない点、過去例ない話が多いのもおもしろいところです。