日曜夜。次週からはNFLが開幕して日曜夜はそちらが賑やかになります。Labor Day三連休の中日となった昨夜はカレッジフットボールではNo. 8 Miami-FLが大敗、No. 25 LSUに前半に大差をつけられて最終スコアは33-17。最終スコアこそ第4Qに得点を重ねて見られる状態になりましたが前半終了時点で27-3。惨敗ですね。事前に予想していた通りQBが弱点の両校、前半に大量得点をしたLSU側も含めてパスプレーはレベルが低かった。LSUのQBはOhio Stateで二年間バックアップをしていた転校生。敗戦したMiami-FLは昨季開幕から10連勝して全米優勝戦線を賑わしましたが、シーズン末に3連敗。そしてこの日の大敗で4連敗となってます。
現在のカレッジフットボールの仕組みでは1敗することは全米優勝を目指す上で許容範囲内なのですが、それでもこの試合での1敗はただの1敗ではないような。他に試合がない日の連休中日のプライムタイム地上波全国放送での前半にボコボコにされての惨敗はあまりにもイメージが悪いです。それをカレッジフットボールファンがみんな目撃してしまったわけですから。プレーオフ出場の4校を選ぶのは以前のような投票やコンピュータランキングではなく、人の手で選ぶのですから印象点は大事。実質上この惨敗ではMiami-FLの全米優勝の可能性は消えたと言って良いのでは。まああのゆるいボールしか投げられないQBで昨年勝ちこんだのが奇跡だったという方が事実に近いか。

この試合の裏でESPNで放送になっていたのがMLBのLos Angeles Angels@Houston Astrosの4連戦の最終戦。Shohei Ohtaniの投手復帰戦でもありました。AL西でOakland Athleticsと首位を争う昨年覇者のAstrosにのぞむ二刀流ルーキーOhtaniという構図。事前にOhtaniは50球程度がめどとされていたので、先発するも個人に勝ち星が付く可能性はない先発登場でした。既にペナントからは遠く脱落しているAngels。来季へ向けての実戦復帰テスト登板という面が強かったですが、話題のルーキーであるOhtaniがAL新人王争いにとどまれるかどうかの復帰登板、そしてその全国お披露目でもありました。
結果は3回にGeorge Springerにスライダー(だと思いますが)をすくわれてレフトスタンドへ2ランホームランを打たれて2失点で3回途中降板。結果的に負け投手となってます。試合は4-2でAstrosの勝利。
結果としての敗戦投手になったことや、3回もたずに降板というのは問題ではないような。終始コントロールが定まらず球数が嵩んだのも復帰戦ということで割引しても良いでしょう。
それより遥かに問題だったのはホームラン被弾したSpringerへの攻め方、およびその誘因となった球速の急速低下の方でしょう。変化球が得意で多くの投手が速球で勝負するSpringerに対して変化球を連続多投して、最後は軽く合わせられてMinute Maid Parkの短いレフトスタンド(96m)に運ばれました。ではなぜ速球で押さなかったのかというと、直球の球速が1回の98マイル辺りから、このイニングには90マイル程度に大幅に下がっていたからでしょう。打者にとってもはっきり体感でわかる速度低下がほんの40球ほどで起こっていた。たぶんバッテリーもわかっていて変化球に頼ったという感じでは。球速の低下がこの球数で起こるのはまずい。Angelsとしても原因が知りたいはずで、本格復帰プランの変更は必至でしょう。

この先発登板での敗戦、MLBファンの目線で言うとかなり目立つ試合だっただけに、内容に疑念の湧く内容。新人王争いでも脱落に近い悪い印象の試合になったようにも思われます。レベルの低い年ならともかく今年はGleyber Torres、Miguel Andujarと強い候補がいますからちょっとキツそうです。