MLS Seattle SoundersのClint Dempseyが現役引退を発表してます。クラブ、代表からともに引退ということのようです。昨年からすっかり元気なかったですからね。まあ仕方ないのでしょう。Soundersの今季の25試合中で出場したのはわずか14試合で1ゴール。

代表では史上最多タイの57ゴールを記録。代表としては功労者でもあるのでたぶん引退試合がセットされるのでもう一度、代表のジャージーを着ての試合出場があろうと思われますのでひょっとしたら引退試合で単独史上最多ゴールゲットとなるかも。
タイで並んでいるのはLandon Donovan。二人は長く代表でともに活躍してアメリカサッカーの地位向上に大きく貢献したのですが、仲が悪いという話が以前からあります。同じ場にいても顔も見ない、話なんてまるでしないという。米代表サッカーをアメスポシーンで一般スポーツファンに見えるところまで引き上げた功労者同士ではありますが険悪なライバルでもあった二人。最後の決着をDempseyが引退試合で決めることができるか。それともDempseyにとっては不本意ながら嫌いな二人がタイで米代表の良き時代が終わるのか。仲良く最多ゴールタイで終わって、次の米サッカーのスターが二人を抜き去ってくれるのを待つ方がなんとなく象徴的で良いかな。

Dempseyなどベテラン組は昨年のCONCACAFからのW杯出場失敗の戦犯でもあり、風当たりは強かった。現在は代表は完全に若返りモードですし、35歳のDempseyではもう声がかかることはなかった。というかちょっと強い国の選手なら出場失敗した時点で代表引退を表明したでしょう。が、ここまで代表引退を言い出さなかったということはDonovanの記録を抜き去りたいという意欲が心の中に残っていたからでしょうか。W杯出場に成功さえしていれば、W杯本戦最低3試合以外にも大会前のフレンドリー壮行試合でも出場して通算ゴール記録は塗り替える機会が何度もあったはずなんですが、そうはならず。