Little League World Seriesは今日日曜日に決勝。米優勝チームとなったハワイと韓国の間で争われます。土曜日に全米決勝と国際決勝が行われ、国際側の決勝では韓国が2-1で日本を抑えきって優勝してます。変則ダブルエリミネーション方式のトーナメントで、この両国は既に一度対戦。そのときはなんと韓国が10−0で4回コールド勝ち。過去LLWSで日本チームのコールド負けは記憶にありません。
その後、日本はプエルトリコとの一戦を1-0で制して再び韓国との対戦にこぎつけたのですが、惜敗となりました。最終回の日本の追う攻撃は1アウト1塁からピッチャー返しの強い打球が投手の懐に直接入ってピッチャーライナー、1塁へ転送ダブルプレーで試合終了となってます。日本の先発投手はリトルリーグの試合では珍しく内角特にインハイを突く投球で健闘しましたが序盤に浴びたホームランやレアな守備の乱れで失った得点差をはね返せず。
コールド負けした(準決勝と呼ばれていた)試合での韓国の先発投手が再びこの日の国際決勝戦にも先発。LLWSでは早熟の大型選手の能力が試合を左右することが多いわけですが、この韓国の投手もそのタイプ。なんとか試合終了前に投球数制限でマウンドから下ろしたものの日本は苦戦を強いられました。
前回対戦のときも完封され、またその試合では大量得点差が着いたこともあって韓国側が余裕でその投手を途中交代、投球数を抑えたままで降板したため三日後のこの国際決勝でも登板できています。つまりはあのコールド負け大敗が国際決勝戦にも大きく影響したということになります。
日曜日に日本チームは3位決定戦に臨みます。

LLWSの現行の制度では日本は常にチームを送り込めますが、韓国はアジア太平洋地区代表戦を勝ち抜かねばならず、実質的には台湾との枠争いに勝たないとWilliamsportには来られない。そこを勝ち抜いて出場してくる韓国チームの近年の成績は良いです。2014年にはLLWS優勝も果たしています。
韓国チームは2014年の優勝チームもそうでしたが身体の大きい子を多く揃えている場合が多いです。日本チームはどのクラブが出てきてもきっちり鍛え込まれた技術の高さ、判断の良さ、粒ぞろいぶりが毎回好評ですが、韓国に劣るとするとそのサイズということになりそうです。背が高いとか成長カーブのポイントの違いもあるのでしょうが、がっちりした子が韓国チームには多い印象です。日本の子は毎年細い子が多い。同じ東アジア人で遺伝子的にはさほど違わない両国のはずですが、はっきり体格に差が出るのはなんなんでしょうね。他のスポーツでも韓国や中国と比較して日本選手が細いように見えるのは偶然なのでしょうか、それとも私の印象が間違っているのでしょうか。

ちょっと話が逸れますが、日本の料理レシピサイトを見ているとヘルシーメニューと称するローカロリー食のレシピが多いです。子供の頃からガッツリ食べてない子が日本には多いのかなあとも想像危惧したりもします。