7月4日は独立記念日でアメリカの祝日。この日行われていたMLBの試合では各球団がさまざまな形でこの日の特注ユニフォームを着用してプレー。国旗の三色や星をモチーフにしています。あまりかっこいいとは言い難いモノもありましたが、まあそれは良いとしましょう。

アメリカにおける国民最大の休日は11月の感謝祭。次いで独立記念日、クリスマス。ちなみにビールの消費量が一年で多い週末は9月初旬のLabor Day(訳すなら勤労者の日でしょうか。基本月曜日)の週末です。

アメスポでは祝日のうち感謝祭と言えばNFLがその担当。Dallas CowboysとDetroit Lionsが伝統的に感謝祭にホームゲームを開催。その伝統のおかげでその時期にシーズン中のNBAもNHLも全チームがお休みで選手たちは家族団らんで過ごせるわけです。
同じようにクリスマスはNBAの担当。NBAが現在は毎年5試合を展開。このおかげでシーズン中ですがNFLやNHLの選手は家で子どもたちとクリスマスを楽しめる。NFLはクリスマスが日曜日と重なっていなければ、ですが。

そういう担当でいうと7月の独立記念日はMLBの担当の祝日と言えます。メジャースポーツでこの時期にシーズン中なのはMLBだけですので担当でなくてもNFL/NBA/NHLの選手たちはオフを楽しんでいるので感謝祭やクリスマスのアメスポ内分担とは意味が違いますが、それでも独立記念日でスポーツといえばMLB、あとは例のホットドッグ早食い競争というのがアメスポ定番のイメージでしょう。今年は新たにCornholeの大会をもう一つの定番にしようとしてかスポーツニュースが報道してたりしますが。
NASCARはシーズン中ですが週末開催。独立記念日は他のアメリカの祝日と違って日付で固定(他は週末にくっつけて金曜日か月曜日が休みになります)なのでNASCARやゴルフなど週末型のスポーツでは合わせられないですね。サッカーMLSは今年は独立記念日にあわせて5試合を開催してました。

独立記念日でサッカーというとW杯の1994年アメリカ大会のときにノックアウトラウンドの一回戦アメリカ対ブラジルの試合が独立記念日に行われたことがありました。結果は1-0でブラジルの順当勝ちだったんですが、あれは一応狙ってあの日に設定されたと言われてます。もしまかり間違って勝てばアメリカサッカーの記念碑的な勝利になったかもしれないから、ということで。
当時のW杯は24カ国参加でGLは3位でも進出できる形だったので今の32カ国制のようにノックアウトラウンドの組み合わせを事前に想定しにくく、狙ったとしてもそう簡単にいかなかったはずですが、とにかくうまく想定がハマって当時最強のブラジル(その後同大会優勝)に実力の遥かに劣るサッカー不毛の地の地元アメリカが果敢に臨むという、サッカー版「Miracle on Ice」を狙った設定で、そこに独立記念日という愛国の日を重ねたという演出だったわけです。
2026年に再びサッカーW杯がまたアメリカに戻ってきます。48カ国参加になる予定でまた違う大会形式になりますが独立記念日に狙いで米代表の試合が入るように調整してくるような気がします。