とても良いのではないでしょうか。W杯ロシア大会でのゴールラインテクノロジーが威力を発揮してます。米東部時間の早朝からのフランス x オーストラリア戦の終盤のフランスのゴールがゴールラインテクノロジーの迅速な判定で認められています。生で見ると微妙な感じのゴールでしたが主審はゴールラインテクノロジーからの連絡をしばし待ってゴール認定。その間、どうでしょう数秒程度。この迅速さは素晴らしいかと。
アメスポ各ジャンルではビデオ判定が新旧さまざま採用されていますが、ビデオレビューで延々試合が止まってしまうのは困りものなのですが、それとは異なりこのサッカーのゴールラインテクノロジーの結果の迅速さは新鮮なレベルでの速さでした。大いに喝采したいかと思います。

またPK判定のためのビデオ判定もあり。他にも今大会は序盤の試合でオフサイド判定についても微妙なものは流している。もしゴールとなった場合にビデオ判定で事後的にオフサイドでゴール取り消しがあるという前提で、100%間違いのないオフサイド以外は流すということになったからですね。こちらはビデオ判定になりますから実際にその場面となれば少々時間はかかりますが、ゴールラインテクノロジーと合わせて過去数限りなくあった疑惑の判定・誤審が大幅に排除されるという意味で素晴らしい進歩と言えましょう。
まあやろうと思えばオフサイドを流す措置+ビデオぐらいなら20年前でもできたわけでしょうから遅きに失したと言えなくもないですが、進歩は認め褒めるべきかと思います。

ゴールラインテクノロジーなんかはアメスポだと例えばアイスホッケーでも使えるよなあやればいいのになんて思います。仕組みは違いますがNHLでは20年近く前にレーダー技術でパック位置を捉えてリアルタイムでTVに表示することは実施していたわけです。最近になってからもNHLは新たに別のパックのトラッキングテクノロジーを採用しているらしいのですが、見る側にとっての恩恵はないままになってます。革新に一番腰の重かったサッカーもいよいよここまで変わったのですから、アメスポももっと変わっていってもいいように思います。