試合後の記者会見のLeBron Jamesが穏やかでした。冒頭に手の故障があったことを表明。Finals第1戦@Golden State Warriors戦、あの痛恨の取り逃がしの試合の終了後にロッカーでLeBronが怒りで黒板を拳で叩き割って痛めたとか。骨折なのでしょうか。自身Finals最多の51得点を獲得、LeBronにとってできることを全部やったのに第1戦を逃したその落胆とぶつけ所のない怒りはわかるような気がします。その原因はJR Smithのボーンヘッド得点勘違い、チームメイトに当たるわけにもいかず黒板破壊。つらいところです。その痛めた手で第2戦以降も毎試合チーム最多得点。最後の第4戦はFGA13というLeBronにとっては極端に少ないシュート回数でClevelandでの最後の試合を終えました。

この日の試合がClevelandの選手としての最後の試合だと言い切っていいと思います。あの穏やかな話しぶりではClevelandにもう戻ることはないでしょう。やりきった感がとても強い笑みと話しぶりだったような気がします。とてもいい会見だったとも思います。寂しいけれどLeBronの第二次Cleveland時代はこれで終わりで良いように思いました。会見中は今季後の身の振り方への質問も当然あり、それはさらっとかわして言葉では移籍を匂わせるところはなかったですが、ここからもう一度自分を奮い立たせてCavsでというのはないのでしょう。

次の身の振り方について家族を大事にして決めると言い添えたのがキーワードでしょうね。一説にはLeBronは13歳の息子がバスケで有望で、彼がNBA入りする頃まで現役でいたい、そして対戦するなりチームメイトになるなりしたいという希望を持っているとも言われます。あと5年6年先のことになります。そうなると子供のバスケの英才教育が可能になる土地へ移動するのかもしれませんね。となるとやはりLakersか。(でもLakersでWarriorsに対抗できるチームが作れるのか‥という話題はまた後日)

いずれにせよ今回出ていくときはClevelandのファンは温かく見送って欲しいものだなと思いました。