NHL Stanley Cup FInal第5戦、Washington Capitalsが4-3でVegas Golden Knightsを下して4連勝、4勝1敗で初の王座につきました。チーム創設以来43年目の初戴冠。プレーオフMVPにもなったAlex OvechkinはNHLキャリア13年目、32歳で遂に頂点に届きました。おめでとうございます。

試合は第2ピリオドが過去のプレーオフを思い出しても屈指の大変な攻防となり大熱戦。オフェンスの形の作れず苦戦するVGKが粘って粘って1-1の同点ゴール。しかしその直後、まだVGKのゴール選手のアナウンスをしている真っ最中にOvechkinの華麗なスーパー技ありゴール。相手に押し倒されたVGKオフェンスの選手がはまったゴールに飛び込むVGKの同点ゴール、などなど双方が持ち味を出して奮戦。これは興奮させてもらいました。
VGKの1点リードで突入した第3ピリオドにはCapitalsのDevante Smith-Pellyの横っ飛びゴールで三度同点。全体としてはVGKのガス欠が感じられ、Capitalsに分のある試合展開。
Finalのフィナーレにふさわしい好試合だったこの決着戦、惜しかったのは最後の決勝点が事実上、VGKの自軍ゴール裏でのアンフォーストエラーからのターンオーバーから発生したところか。あの場面のアレは痛い。あの辺にもVGK側のガス欠ぶりが感じられたように思います。それをきっちり咎めて仕留めたCapitalsの快勝と言っておきましょう。

Stanley Cupを高々と掲げた順がOvechkin、Backstrom、Orpikと意外な順でしたね。プレーオフMVP候補の一角だったEvgeny KuznetsovはTVが映している間には順番が廻ってすらきませんでした。