NBAプレーオフがいよいよ開幕します。昨季のプレーオフはつまらないと各所から散々な酷評を受けたのですが、今年は昨季の本命が弱体化(その当否はまた後で議論)したため様々な展開が予想でき、昨季よりはずっと楽しいのではないかと期待しています。

まず先にFinalsの予想を。Houton Rockets 4-1 Philadelphia 76ers。

NBAの歴史を紐解くと若いチームが一気にFinalsまで駆け上がるようなチームはほとんどない。Shaq & PennyのOrlando Magicぐらいですか。Ben SimmonsとJoel Embiidの76ersがあのMagicのように東を制してNBAのプレミアプレーヤーにのし上がるプレーオフになる、というかなったら良いなという願望込みで東は76ers。MagicもJordanのBullsに一度は跳ね返されてますから76ersに期待するのは一年早いとも思いますが、まあそのへんは期待込みで。
調子の上がらないディフェンディングチャンピオンGolden State Warriorsと西のレギュラーシーズンを首位で勝ち抜いたHouston Rocketsの西優勝戦は熱い戦いの末、Rocketsと予想。

過去のシーズンを鑑みればプレーオフになれば東西の当初の本命 Warriors、そしてLeBron Jamesともにギアを一気にあげてレギュラーシーズン中とはまるで違う試合ぶりに変貌することも当然予想しうるところですが、さすがに今年は厳しいのではないか。
Warriorsに関してはまた今年もプレーオフ序盤はStephen Curry抜き。Curry抜きでも一回戦の相手はKawhi Leonard抜きのSan Antonio Spurs。結局は勝ち抜くのでしょうが昨年のようになで斬りでFinalsまで行けるほど甘くないようにも思われます。先日も指摘した通りフレイグラントファールや退場が嵩んでいるのもWarriorsの潜在的な問題点。力の差がある相手のシリーズではそれは重大な問題にはならないでしょうが西決勝でのHouston戦ではそれが顕在化する可能性がある。ただでさえHoustonのエースJames Hardenはファール取りの名人。審判のコールがHoustonに有利と見える試合は必ず数試合は発生するでしょうから、そこでDraymond GreenやKevin Durantの暴発やらなにやらでWarriorsが自滅というパターンはいかがでしょうか。

東の方はLeBron Jamesの8年連続Finals登場がなるかどうかが焦点。一回戦のIndiana Pacersはともかく、二回戦のトップシードToronto Raptorsの抵抗がどの程度になるか。レギュラーシーズンシーズン終盤での直接対決でRaptorsを蹴散らしたあの試合を見ると本気のLeBronを止める術がRaptorsにはない、と悲観的になるのもわかるんですが、Clevelandの方にも7戦制シリーズをスイープする火力が足りない可能性もある。意外と苦戦のシリーズになるのではと思います。
Boston Celtics x Philadelphia 76ersの二回戦は激戦になりそう。Kyrie Irvingを欠いたことでさすがに今季はNBA優勝を目指す陣容ではなくなったとは言え、スター選手のいないBostonを昨季まで何度も勝たせてきた名将Brad Stevens率いるCelticsを侮ることはできません。但し勢いに乗る若い76ersとのマラソンシリーズとは相性が悪いか。Ben Simmonsの出世シリーズとなって激戦の末76ersという展開だと楽しそう。
Cleveland Cavaliers x Philadelphia 76ersの東優勝戦はCavs優勢との下馬評でシリーズ開始になることでしょう。先日の直接対決では76ersが一時点で30点差をつけながらLeBronも猛スパートを受けて最小得点差でやっと逃げ切り。プレーオフとなればLeBronのスパートももっと早い時間帯からかかるでしょうから、想像するとCavsが勝つ姿しか想像できません。しかしながら76ersの粘りがこのシリーズをもつれさせるのではないのか。シリーズがもつれたときにLeBronにサポートキャストがいないのがどう響くか。76ersの大アップセットと予想してみたいです。