MLBの開幕の週末、カレッジバスケットボールFinal Fourの準決勝二試合が行われる土曜日にサッカーMLSの話をしてみたいと思います。
今週になって急遽Los Angeles Galaxyに元スウェーデン代表Zlatan Ibrahimovicが加入。土曜日のGalaxyと今季リーグ参入したばかりのLos Angeles FCによる新LAダービーでIbrahimovicがデビューするかもという展開になってます。混み合うアメスポの週末にMLSも他のジャンルに負けじと話題をぶつけてきているということなのでしょう。
MLSへ新加入となったLos Angeles FC(LAFC)はここまで2試合を消化して2勝。Galaxyは3試合を消化して1勝1敗1分。LAFCは先日ご紹介した記事でも対比したNHLの新チームVegas Golden Knightsばりに意外な連勝でスタートしたところです。まだLAFCのホームスタジアムは開場になっておらず今週末のGalaxyとの試合を含めすべてアウェイの試合となってます。LAFCのホーム初戦となるのはリーグ戦7試合目となる4月末の対Seattle Sounders戦の予定です。

Los Anglesには以前にChivas USAが所在して両チームによるLAダービーが行われていたんですが、Chivas USAは失敗で撤退。新チームのLAFCとMLSの老舗名門といえるLA Galaxyが新しいライバルとして新たにLAダービーを戦うことになるわけです。アメスポで徐々にその存在感を増してきているMLSがスポーツビジネスの競争の激しいLos Angelesでどう露出していけるのか。その最初の試練がこの新LAダービーということになるんでしょう。現時点の実力を考えれば全国区のスポーツメディアではFinal FourやMLBに敵うわけもありませんが、それでもそれらメジャーに真正面から勝負しようという意欲的なスケジュールとその意気は買いたいと思います。
たぶんIbrahimovicとの契約は以前から固まっていたのに発表をこのダービー戦に向けての盛り上げに使おうと発表を遅らせたのかなとも思います。あのIbrahimovicが名門Galaxyの復活にどう寄与してくれるか、楽しみにしたいです。

MLSのビジネス基盤は過去7年ほどで大きく改善。もはやリーグが潰れる心配はないところまで来ました。サッカーというスポーツのアメスポシーンでの存在感もそれなりに増しました。同時にMLSはいまもEnglish Premier LeagueやLiga MXに視聴率でかなり遅れをとっておりまだこれからやるべきことは多いのです。特にメキシコリーグLiga MXの視聴率は2位のEPL、3位のMLSを含めて2位以下全ての各国リーグの放送を足してもLiga MXの視聴率の方が倍以上とされる一強状態。基本的にスペイン語放送しかないLiga MXがこれだけ人気があるのは英語放送しか見ない一般のアメリカ人には感知しえないのですが、それはそれとしてMLSも徐々に地歩を固めつつあります。