この冬にスポーツ局でカレッジ女子の体操競技の放送がかなり多かったのが目に付きました。ここ数年のトレンドですが今年はさらに増えたんじゃないかと思います。なぜそうなったかは見当がつきます。例の五輪での米代表女子チームの活躍をうけて体操競技の競技人口が増加した。さらに各種スポーツジャンル別の人気度調査でも体操競技の人気がアップしているのが顕在化しているからですね。

ただカレッジの体操と五輪はまったくつながらないわけです。バスケやフットボールならカレッジでの活躍がプロへの扉を開きスポーツ界のスターへの道につながるわけです。カレッジのゴルフやテニスも僅かながらプロへの道がある。Tiger WoodsやJordan Spiethはカレッジゴルフ出身ですね。水泳や陸上ならプロというと微妙ですが五輪への道はまあある。
でも体操競技にはそれはまずないでしょう。早熟型のスポーツである体操ではカレッジを経ていたんでは年齢的に五輪なんてありえない。体型を見てもがっちりしたカレッジの体操選手のそれは五輪選手たちとはまるで違う。そういうカレッジの体操が観戦スポーツとして成立しうるのか疑問視していますが、とにかく増えたのは確か。

こういうのってトレンドがあります。10年ちょっと前には多チャンネル化に乗ってカレッジベースボールの放送がとても増えたことがありました。その後ベースボールはCollege World Seriesとその前段の戦いに収束縮小されて、代わって春スポーツで男子のラクロスの放送が増えたり。他にもカレッジホッケーの放映試合も近年増えた。ラクロスとホッケーはBig Tenでの正式競技化が後押しした面がある。女子だとバレーボールが6-8年ぐらい前に増え始めてまずまずの放映規模で定着したようにも見えます。それに加えて女子の体操が最近増えたって感じでしょうか。